腎臓に良い食べ物・食事
腎臓を守るためは、腎臓に負担となる原因を解消することです。
腎臓に負担をかける原因は、メタボ、肥満、糖尿病などです。
例えば、メタボを放っておくと、慢性腎臓病(CKD)になる恐れがあるそうです。
メタボ→高血圧・高血糖→動脈硬化→糸球体のろ過機能低下→腎臓機能低下
メタボリックシンドロームになると、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管が動脈硬化を起こします。
腎臓の血管でも動脈硬化が起こり、腎臓にある糸球体(血液をろ過する腎臓の血管)が動脈硬化を起こすことで、濾過する能力が低下してしまい、腎機能が低下してしまいます。
そこで、腎臓に負担をかける原因のメタボ・肥満を解消するには、食生活の改善と運動によるダイエットが必要となってくるわけです。
飲みすぎ・食べ過ぎなどを予防
バランスの良い食事をして、食べ過ぎの方は、食事量を減らすことが重要です。
脂肪肝(非アルコール性脂肪肝)によって慢性腎臓病のリスクが高くなる!?によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患により慢性腎臓病となるリスクが1.55倍なるそうです。
脂肪肝の原因の主なものとして、カロリーオーバーな食事が挙げられますが、同様に腎臓に負担がかかる原因に、糖分の多い食事や高脂肪の多い食事があります。
糖分の多い食事や高脂肪の多い食事が続くと、血液中に「糖」や「脂肪」が増加し、それによってろ過する穴を広げてしまうため、糸球体のろ過する機能がうまく働かなくなってしまうからです。
肉料理・塩分の高い食事を控える。
*塩分の取りすぎ→高血圧→糸球体が傷つく→腎機能低下
*1日の推奨塩分量は10g以下だといわれています。
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腎臓に良い食べ物というよりは、腎臓に負担をかけない食事(塩分を低くする食事など)を心がけることが重要です。
腎臓の病気になる前にきちんとした食事・生活習慣を心がけましょう。
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