慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック

慢性腎臓病(CKD)の症状・原因

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慢性腎臓病(CKD)とは|慢性腎臓病の症状・原因・チェック

腎臓の病気で注目されている病気が慢性腎臓病です。


慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。


国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。


腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。


「慢性腎臓病」が悪化すると、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、脳卒中心筋梗塞など血管の病気になるリスクが高くなります。


生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けてしまうと、さらに腎臓機能が低下して、慢性腎臓病から慢性腎不全・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす可能性があります。



→ 腎臓の機能・働き について詳しくはこちら



【目次】



慢性腎臓病の症状

腎機能が低下すると、次のような症状が現れます。



→ むくみ|なぜ腎機能が低下すると体がむくんでしまうのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら

→ 倦怠感|なぜ腎機能が低下すると疲れやすく、体がだるくなるのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら

→ 多尿|なぜ腎機能が低下すると尿(おしっこ)の量が増えるのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら

→ 頻尿|なぜ腎機能が低下すると尿(おしっこ)の回数が増えるのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら

→ 尿が泡立つ|なぜ腎機能が低下するとおしっこの泡立ちがなかなか消えなくなるのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら

→ なぜ腎機能が低下すると血尿が出るのか?|腎臓病の症状 について詳しくはこちら


しかし、慢性腎臓病は、早期では症状がないため、定期的に腎臓の機能の検査を受けることが重要になります。



慢性腎臓病の早期発見のサイン

夜にトイレに行きたくなり頻繁に目が覚める(頻尿)

一般的な人の尿の回数は、昼5回、夜が0から1回なのだそうです。

しかし、腎臓からSOSが出ている場合、昼夜逆転現象が起きてしまうそうです。

昼間は、腎臓の処理能力が追い付かないため、尿の量が減り、夜(睡眠)になると、腎臓の処理能力が回復し、尿の量が増えてしまうということが起きてしまうそうです。


朝のむくみ

通常は睡眠中に尿に処理されるため、むくみというのはあまり起きません。

前の晩に水分を過剰に飲んでいないにも関わらず、朝起きたらむくみがある、あるいは毎朝むくんでいるという人は、腎機能が低下している可能性があるそうです。


尿が濁っている(例:血が混じってコーラのような赤茶色)


尿が泡立つ(または泡立ちがなかなか消えない)

腎臓のフィルター機能がうまく機能していないため、泡立つ性質を持つたんぱく質が出ている可能性があります。


汗があまり出ない季節なのに、尿の量が少ない


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慢性腎臓病の原因

メタボを放っておくと、慢性腎臓病になる恐れがあるそうです。


メタボ→高血圧高血糖動脈硬化→糸球体のろ過機能低下→腎臓機能低下


メタボリックシンドロームになると、高血圧、高血糖などが原因で全身の血管が動脈硬化を起こします。


腎臓の血管でも動脈硬化が起こり、腎臓にある糸球体(血液をろ過する腎臓の血管)が動脈硬化を起こすことで、濾過する能力が低下します。


その結果、腎機能の低下が起こります。


また、脂肪肝(非アルコール性脂肪肝)によって慢性腎臓病のリスクが高くなる!?によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患により慢性腎臓病となるリスクが1.55倍になるそうです。

脂肪肝の原因の主なものとして、カロリーオーバーな食事が挙げられますが、同様に腎臓に負担がかかる原因に、糖分の多い食事や高脂肪の多い食事があります。

糖分の多い食事や高脂肪の多い食事が続くと、血液中に「糖」や「脂肪」が増加し、それによってろ過する穴を広げてしまうため、糸球体のろ過する機能がうまく働かなくなってしまうからです。




慢性腎臓病(CKD)の定義

米国腎臓財団が提唱したCKDの定義は次の通り。


(1)尿や血液検査、画像診断で腎障害の存在が明らか。特に尿蛋白(たんぱく)の存在が重要


(2)腎臓の働きを表す、糸球体濾過(ろか)量が60ミリリットル/分/1・73平方メートル未満。


(1)(2)のいずれか、または両方が3カ月以上持続する状態を慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)と定義するそうです。


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慢性腎臓病(CKD)の治療

CKDは原因となる病気を問わず慢性的に腎臓の機能が60%未満に低下した状態を指しているため、治療に当たっては、腎機能低下の原因を明らかにすることがまずは重要です。


腎臓のろ過能力によって重症度が5段階のステージに分けられます。


さらに、尿蛋白量によって重症度が変わります。


例えば、糖尿病が原因で腎機能が低下している場合には、血糖値のコントロールを行ない、そのうえで、腎機能の低下を抑えるように治療していくそうです。


ステージが進行すれば腎臓の機能低下に伴う合併症の治療を行なっていきます。


そして、末期腎不全になれば、透析療法や腎移植が必要な状態となります。


透析療法

透析療法には腹膜透析と血液透析があります。


糖尿病や腎炎、高血圧などで腎臓の働きが低下すると、血液中の老廃物や余分な水分を尿として体外に排出しにくくなります。


放置すれば生命の危険もあり、健康時の1割程度になると、腎臓の働きを代行する人工透析が必要になります。


人工透析は身体的にも、経済的にも、時間的にも、患者に負担がかかってきます。


できるだけ人工透析を避けられるように生活習慣を改善していきたいですね。


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慢性腎臓病(CKD)は検査による早期発見と生活習慣改善が予防のカギ



慢性腎臓病によい生活習慣

●腎臓を守るためは、腎臓に負担となる原因を解消することです。

腎臓に負担をかける原因は、メタボ肥満糖尿病などです。

腎臓に負担をかける原因のメタボ・肥満を解消するには、食生活の改善と運動によるダイエットが必要となってきます。

●飲みすぎ・食べ過ぎなどを予防


●肉料理・塩分の高い食事を控える。

*塩分の取りすぎ→高血圧→糸球体が傷つく→腎機能低下

*1日の推奨塩分量は10g以下だといわれています。


●肥満の人は腎臓疾患を抱えていることが多いのですが、不適切な方法でダイエットを行うと、さらに悪化するようです。

腎臓病を抱えている人のダイエットは、低たんぱく・低カロリー食+適度な運動が最適。


●健診でしっかりと自分の体の状態を知り、食生活の改善を行なう。

腎臓の数値|尿たんぱく・クレアチニン・糸球体ろ過量(eGFR)について詳しくはこちら


腎臓の病気になる前にきちんとした食事・生活習慣を心がけましょう。



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