腎臓の病気で注目されている病気が慢性腎臓病です。
慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。
国民のほぼ1割、1,100万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、 “新たな国民病”として注目されています。
腎機能が低下すると、むくみ・だるさ・疲れ・多尿・頻尿・おしっこの泡立ちがなかなか消えないなどの症状が現れますが、慢性腎臓病は、早期では、症状はありません。
慢性腎臓病がさらに重症化した状態を慢性腎不全といい、慢性腎不全とは、腎臓の機能が低下し、血中の老廃物が排泄できなくなる状態です。
また、「慢性腎臓病」が悪化すると、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、脳卒中、心筋梗塞など血管の病気になるリスクが高くなります。
生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けてしまうと、さらに腎臓機能が低下して、慢性腎臓病から慢性腎不全・脳卒中・心筋梗塞を引き起こす可能性があります。
腎臓の病気を予防するためにも、ぜひ生活習慣を改善して腎臓の病気を予防しましょう。
腎臓病の症状
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