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アメリカ人の90%、塩分(ナトリウム)摂り過ぎ=米CDC調査




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by Dubravko Sorić(画像:Creative Commons)

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米国人の90%、塩分摂り過ぎ=米政府調査

(2010/6/25、ロイター)

米疾病対策センター(CDC)の調査で、米国人の9割が塩分(ナトリウム)を摂り過ぎていることが分かった。

それによると、米国人のほとんどが政府当局による推奨量の倍以上となる1日3466ミリグラムのナトリウムを摂取。

超過分の大半をピザやクッキーなどから摂っていた。

CDCの調査によれば、アメリカ人の90%が塩分を摂り過ぎているそうです。

塩分の摂取量は1日約34gで、その多くをピザやクッキーなどから摂っていたそうです。

アメリカでは、最近塩分に関するニュースが多いように思います。

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米国では、高血圧や心疾患の一因にもなる塩が過剰に使われることも多く、塩分の75%─80%は加工食品から摂取されている。

米国人男性の1日あたりの平均摂取量は10.4グラムで、女性は7.3グラムとなっており、増加傾向にある。

この記事で紹介されている塩分摂取量と米疾病対策センター(CDC)の調査の塩分摂取量とには大きな違いがあるのですが、どちらの数字が正しいのでしょうか。(※同じロイターの記事です)

気になります。

 

ところで、アメリカでは、推奨される塩分の摂取量はどのくらいなのでしょうか。

2005年版の「米国人の食事に関する指針」では、ナトリウム摂取の推奨量を1日当たり2300ミリグラム未満と定めており、2010年版ではそれを1500ミリグラムにまで下げる案が検討されている。

アメリカで推奨されている塩分の摂取量は2005年版では、1日23g未満、そして2010年版では15gに下げる案が検討されているそうです。

日本人に推奨されている一日の塩分摂取量が1日10g未満よりもかなり多い数字ですね。

この違いはどのようにして起きているのか、気になるところです。

高血圧|高血圧の症状・高血圧を防ぐ食事 についてはこちら







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妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も|デンマークのオーフス大学




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by José Morcillo Valenciano(画像:Creative Commons)

妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も=研究

(2010/6/30、ロイター)

デンマークのオーフス大学の研究チームは29日、母親が男児を妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる子供の生殖能力に悪影響を及ぼす可能性があると指摘した。ローマで開催された欧州ヒト生殖学会議で発表した。

デンマークのオーフス大学の研究チームによれば、母親が妊娠中にアルコールを摂取すると、生まれてくる子供(男児)の精子に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

妊娠中の喫煙が子供の健康に影響する恐れがあるということは取り上げてきましたが、アルコール摂取によって、生まれてくる子供の生殖能力に影響する恐れがあるとは驚きです。







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弱視の少年の視力がゲーム(マリオカートDS)で回復

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弱視の少年の視力が『マリオカートDS』プレイで回復

(2010/6/29、Kotaku Japan)

イギリスの弱視の少年が、医者からニンテンドーDSの『マリオカート』をプレイすることを日常の治療とアドバイスされ、ほぼ盲目だった状態から視力が250%も回復したそうです。

しかも、プレイし始めて最初の一週間で効果があらわれたと、少年の母親は話しています。信じられない結果に、少年は『マリオカート』を薦めてくれた医者にとても感謝しているそうです。

弱視の少年がゲームをすることで、視力が回復したそうです。

なぜ、医師はゲームをすることをすすめたのでしょうか。

6歳のベン・マイケルズ君の右目は、医師から弱視と診断されました。弱視とは、眼球や視神経に顕著な障害があるわけではないにも関わらず視力が極めて弱くなってしまうことで、治療等を施さなければ彼の右目は永久に見えなくなってしまいます。

そこで、彼のお医者さんは「見えている方の左目にアイパッチをして、DSの『マリオカート』をプレイしなさい。」と言いました。左目にアイパッチをするのは、弱視の方の目を強化、改善させるためだそうです。

とは言え、何時間も没頭して遊ぶことを薦めているわけではなく、1日2時間プレイするようにと指示したそうです。その日から、ベン君は双子の兄弟であるジェイク君と一緒に『マリオカート』でしっかり一日2時間遊びました。

ちなみに、ベン君のお医者さんが説明するによると、ゲームを使用したこの治療は、目の動きを促進、焦点をきちんと合せる訓練になるんだそうです。

Boy’s Eyesight Saved After He is Prescribed Daily Dose of Nintendo Super Mario Game [The Daily Mail, U.K. via Game Politics. Image by The Daily Mail.]

ゲームをすることを薦めたのは、目の動きを改善し、焦点を合わせる訓練に役立つからのようです。

今後、こうしたやり方が注目されるかもしれませんね。







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<妊娠糖尿病>発症防ぐ仕組み解明 インスリンの機能低下改善 順天堂大など

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by Robin Salman(画像:Creative Commons)

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<妊娠糖尿病>発症防ぐ仕組み解明 インスリンの機能低下改善 順天堂大など

(2010/6/30、毎日新聞)

妊娠糖尿病を起こすインスリンの機能低下を防ぐ仕組みを、綿田裕孝・順天堂大教授(内科・代謝内分泌学)らの研究チームが発見した。

米医学誌ネイチャー・メディシン(電子版)に発表した。

妊娠糖尿病の発症を防ぐ仕組みが解明されたそうです。

妊娠中は血糖値を下げるインスリンの働きが低下。

膵臓(すいぞう)のインスリン分泌細胞が増え、インスリンを分泌して機能低下を補う。

しかし、10人に1人の割合で機能改善ができず、その仕組みは謎だった。

妊娠糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンの働きが低下してしまう症状が、妊娠中に起きるか、初めて発見される病気です。

しかし、その仕組はこれまで謎だったそうです。

チームは、妊娠中のマウスの膵臓からインスリン分泌細胞を取り出し、妊娠していないマウスと比べた。

その結果、妊娠中に限って、同細胞内で「セロトニン」という物質の合成酵素が大量に作られているのを発見。

培養した同細胞にセロトニンを投与すると増殖。

逆に、機能を抑える薬を妊娠マウスに投与すると、増殖が抑えられた。

妊娠中に、すい臓のインスリン分泌細胞内で「セロトニン」が大量に作られていることが発見され、このセロトニンによって、インスリン分泌細胞が増殖しているようです。

つまり、妊娠糖尿病の場合は、セロトニンの量が少ないため、インスリンの分泌細胞が増えず、機能低下を補うことができないために起きているようです。

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「医療ツーリズム(医療観光)」拡大へ、官民で支援会社

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by A of DooM(画像:Creative Commons)




「医療ツーリズム」拡大へ、官民で支援会社

(2010/6/29、読売新聞)

経済産業省は、国内の医療機関が外国人患者に高度な医療サービスを提供する「医療ツーリズム」の拡大に向け、患者受け入れを支援する新会社を2011年に官民出資で設立する方針を固めた。
12年度にも本格的な事業を始める。外国人患者の受け入れ拡大は、国内の医療産業を活性化させるため、政府が18日に発表した新成長戦略に盛り込んだ施策だ。

国内の医療機関が外国人患者に高度な医療サービスを提供する医療ツーリズム(医療観光)を国が支援していくようです。

新会社は、中国やロシア、中東などの医療機関と提携してPRを行い、国内の病院との橋渡し役を担う。政府系機関による出資を検討しているほか、民間からは医療機関や旅行会社などの出資を募る方向だ。

<中略>

医療ツーリズムに熱心なシンガポールやタイは、中東などから年間数十万~100万人の患者を受け入れ、旅行、ホテル業界の収益拡大にも貢献している。経産省は、昨年秋に有識者らによる「医療産業研究会」を設置し、日本での医療ツーリズムの拡大に向けた具体策を検討してきた。

医療ツーリズムは日本の切り札的存在になるとこのブログでは何度も取り上げてきました。

ぜひ成功させていきたいですね。