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「健康になりたければ病院を減らせ」の因果関係について考えてみた|#AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン|#NHKスペシャル

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by Strelka Institute for Media, Architecture and Design(画像:Creative Commons)




■AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン

2017年7月22日放送のNHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』では、公的な統計データや民間のデータ、大学や研究機関の調査など700万を超えるデータを「パターン認識」や「機械学習」という手法を用いて、社会に関する5000種類の情報の「つながり」や「近さ」をネットワークとして描き出した図を作成したそうです。

AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン|NHK

学習させたのは、経済産業省や総務省などの公的な統計データから、ハンバーガー店やラーメン店の数といった民間のデータ、さらには20代から80代までの個人を10年以上追跡している大学や研究機関の調査など700万を超えるデータです。
番組で紹介する”社会構造のネットワーク”は、膨大なデータの中から特徴を見つけ出すことができる「パターン認識」や「機械学習」という手法を用い、さらに、WikipediaやNHKのニュース原稿など、100万本を超える記事を「ディープラーニング」によって学習させることで、社会に関する5000もの情報の「近さ」や「つながり」を描き出した図です。数値的な振る舞いがただ「似ている」だけなく、現実世界で私たちが共に語る”近しい関係”といった概念もネットワークには色濃く反映されています。そのため、明らかに相関のないものがつながることもあります。

ここでまず行われる議論の一つとして、「AIに聞いてみた」とあるが「人工知能(AI)の定義とは何か?」がわかっていないため、本当にAIに聞いてみたことになるのか、単なるビッグデータでは?という意見です。

人工知能の定義について調べてみると、総務省によれば、『知性』や『知能』自体の定義がないことから、人工知能を定義することは難しいそうです。

【参考リンク】

最初の時点で言葉の定義がはっきりしていないことにより、計算能力が高いものをAIと呼んでしまっていることも多く、そのため、AIとAIもどきの区別がつかないと思って、AIもどきの製品が商品化されている状況にあるくらいなのだそうです。

AIもどきではなく本当のAIを作るために重要なことは、1.世界に共通した人工知能(AI)の定義を作ること、2.学習用データ(現実世界の情報)を持っていることをを示すこと、だと思います。

今回NHKが開発した「社会問題解決型AI」は、公的な統計データ、民間のデータ、大学や研究機関の調査など700万を超えるデータが入っているということでしたので、加工されていないリアルな世界の一次情報ではないものの、一般の研究者ができる範囲を超えたデータ量・種類であると感じます。

参考画像:AIが学習したデータ|「NHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』」|NHKスクリーンショット

Twitterのハッシュタグ「#AIに聞いてみた」を見てみると、相関関係と因果関係が混同しているという意見が目立ちました。

データとデータを糸でつなぎ、ある一点をつまむと、全く関係のないと思っていた項目が引きずられて出てきたというのが今回の番組の印象だったのですが、相関関係と因果関係が混同しているという意見が出てきたのは、学習用データの質・量に問題があるのか、開発したAI・製作者側に問題があるのか、どういうものであれば相関関係と因果関係が混同していないものができたのか、についてはわかりません。

ただ、そうしたもの全部含めて、いったん棚上げして(専門家に任せるしかわからない)、番組で出てきた提言について考えてみました。




■健康になりたければ病院を減らせ

前置きが長くなりましたが、「健康になりたければ病院を減らせ」という提言について考えてみたいと思います。

参考画像:健康になりたければ病院を減らせ|NHKスペシャル|スクリーンショット

病院の数が多い(医師の数が多い)というのは安心材料の一つでもあり、病院に近いところを選ぶというのは不動産選びの材料の一つになっているものだと思っていました。

しかし、今回NHKが開発したAIは、「健康になりたければ病院を減らせ」という提言をしています。

その理由について想像してみました。

※因果関係がないといわれているものに勝手に因果関係をつけて考えるとどうなるかという実験ともいえるかもしれません。

●病院の数が減ることで優秀な医師が残るようになるから

年齢が若い医師のほうが患者の死亡率が低い!|年長の医師のほうが経験年数の少ない医師に比べて医学的知識が少なく、ガイドラインに合わせた治療を行わない!?で紹介したBMJ(英国医師会雑誌)に掲載された研究によれば、年齢が若い医師のほうが患者の死亡率が低いということが分かったそうです。

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医者と、遊びでテニスをしている人たちとのこうした類似点を指摘したのは2005年にハーバードメディカルスクールの研究チームが発表した論考だ。彼らは医師が提供する治療の質が時間とともにどのように変化するかに関する研究を幅広く調べている。医者としての活動年数が長いほど能力が高まるのであれば治療の質も経験が豊富になるほど高まるはずである。しかし結果まさにその逆だった。論考の対象となった60あまりの研究のほぼ全てにおいて医師の技能は時間とともに劣化するか良くても同じレベルにとどまっていた。年長の医師のほうがはるかに経験年数の少ない医師と比べて知識も乏しく適切な治療の提供能力も低く研究チームは年長の医師の患者はこのために不利益を被っている可能性が高いと結論づけている。p184

簡単にまとめると、長年経験を積んだ医師のほうが知識も技能が蓄積されていると期待している人が多いと思いますが、60ほどの研究によれば、医師の技能は時間とともに劣化してしまうものであり、また年長の医師のほうが経験年数の少ない医師に比べて医学的知識が少なく、ガイドラインに合わせた治療を行わない傾向になるため、年長の医師の患者は質の低い医療を受けている可能性があるというものです。

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特に複雑な症例の診断を下す医師は患者の状態について膨大な情報集めそれを吸収し適切な医学知識と結びつけて結論を導き出さなければならない。その過程では少なくとも3つの異なる作業が必要になる。それは患者についての情報を集めること、関連する医学知識を思い出すこと、そして情報と医学知識を総合して「おそらくこれだろう」と思われる症例を絞り込み想定される診断を特定して適切なものを選ぶことである。p108

病気を診断するにあたって、患者のデータと医学知識を組み合わせて適切なものを選択する必要がありますが、医師は、常に新しい知識をアップデートしていかなければ、患者にとって質の低い治療を行なってしまう恐れがあるのです。

C型肝炎の治療薬は劇的に進歩し、今では90%近くの患者が治る!によれば、C型肝炎治療薬は劇的に進歩し、今では90%近くの患者が治るようになっているそうですが、その一方で、10年20年以上前の知識を持った医師たちによって、治療が勧められないというケースもあるそうです。

病院の数を減らすということは、優秀な医師が残りやすくなるということによって、健康になるということは考えられないでしょうか?

●病院の数が減る=病院が集約されることにより、システム投資が進む

また、病院数が減るというとネガティブなイメージがありますが、病院が集約されると考えると、システムに投資ができるとも考えられます。

病院のネットワークシステムを改善することによる医療者と患者のメリットとは?|群馬大病院とNECネッツエスアイのケースによれば、従来とのシステムと比べて高速化したことにより、患者・医療者にとっての負担軽減につながり、また、データの確認がすぐにできることにより安全性もアップすることが期待されるそうです。

また、患者と医療者がコミュニケーションをとる時間も多く取れるようになるとも考えられます。

女性医師の治療を受けた患者は生存率が高い!?|医師の患者に対する共感・コミュニケーションが重要な役割を果たしている?によれば、医療における医師と患者のコミュニケーションの重要性は高まっています。

コミュニケーションの重要性が高まっているのには以下のような理由があります。

  • 主たる病気が生活習慣病へ移行したことで、ケア(care)やマネジメント(management)が大きな位置を占めるようになった
  • 患者が医療情報に触れる機会が増えたが、その情報に混乱している患者も増加
  • 医学の進歩により市民の一部は医学を万能と考えるようになり、医療への過度の期待を生んでいる

患者に対して適切な医療を行うためには、医師が患者の言葉に耳を傾け(傾聴)、気持ちを受け入れ(受容)、そのうえで医師として適切な情報を患者にわかりやすい言葉で伝えることが重要になります。

また、患者が持っている間違った医学的知識を訂正することは重要ですが、そのやり方が重要だということですよね。

まずは、患者がどのような悩み・苦労を抱えているのか、患者の声に耳を傾け、それを受け入れることによって、医師と患者間での信頼関係が生まれ、その後のケアやマネジメントが良好になると考えられます。

しかし、従来のシステムではそうした患者とのコミュニケーションにかけられる時間が少なくなってしまったり、コミュニケーションにかける時間を増やそうとすると、労働時間が増えることにより、医療者の心身の負担が増加してしまっていたのではないでしょうか。

そこで、病院が集約され、ネットワークシステムに投資することができれば、患者と医療者のコミュニケーションが増え、より良いケアができるようになることになり、健康になると考えられるのではないでしょうか?

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●病院の数が減ることにより、予防医療に重点がおかれるようになる

国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができることで取り上げた日本経済新聞社などが実施したアンケート調査によれば、医師の半数が高齢化や医療技術の進歩で治療費が高額になっていることにより国民皆保険による医療が「持続不能」と答えているそうです。

病院数が減ることを前提に考えると、できるだけ病気にならないようにすることが重視され、予防医療・予防医学・予測医療が進められていくのではないでしょうか?

がん検診といった予防医療・予防医学に取り組んでいくことは医療費の削減するためにも今後重要になっていくと考えられますし、また、QOL(生活の質)の向上といった間接的なコスト削減も期待できると考えられます。

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積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

つまり、定期検診などの予防医学・予防医療を導入するということは、病気による死亡リスクが減少し、医療費の削減にもつながるということです。

今後は、医療とテクノロジーを組み合わせて、深刻な病気になる一歩前の段階、未病の段階で治療を行なっていくかがカギになっていくと思います。

今回のテーマと併せて考えると、病院の数を減らすと、病気にならないように予防医療への関心が高まり、病気になる一歩前の段階の未病の段階で治療が行われるようになって、病気による死亡リスクが低下し、健康になると考えられないでしょうか?

■まとめ

今回の提言は因果関係がわからないというのがポイントで、これからの時代はこうした形になっていくような予感もあります。

つまり、コンピュータが出した答えに対して、人間が後付けで理論や因果関係を考えていくという形です。

Twitterのハッシュタグ「#AIに聞いてみた」を見てみると、みなさんさまざまな感想を持っているようです。

ただ、例えば、病院の診断支援システムにAIが導入されたとして、「因果関係はわからないけど、あなたはこういう病気の可能性が高い」といわれたときに、医師や患者はどう判断するのでしょうか。

どんなに医療にAIを活用しようとしても、医師や治療を受ける患者がその判断に疑いを持てば、利用することはできません。

つまり、AIに対する信用度を高めていく必要があるわけです。

そういう意味でも、今回の「AIに聞いてみた」という番組には価値があったのではないでしょうか?







【芸能人健康診断】脂肪肝・NASH予防にはタウリンが豊富な牡蠣(カキ)|#ヒルナンデス

Steamed Oysters

by Alpha(画像:Creative Commons)

病気・症状 > 肝臓 > 肝臓の病気 > 脂肪肝 > 脂肪肝の改善方法 > 牡蠣(カキ)の栄養 > 【芸能人健康診断】脂肪肝・NASH予防にはタウリンが豊富な牡蠣(カキ)|ヒルナンデス




2016年1月27日放送のヒルナンデスは「芸能人健康診断」。

三成会新百合ヶ丘総合病院で健康診断を受けたのは、つるの剛士さん、ダレノガレ明美さん、シャ乱Q・まことさん、富永美樹さん。

■脂肪肝

食事で摂った脂肪は、小腸で脂肪酸に分解され、肝臓に送られます。

しかし、糖分や脂質を摂りすぎて、肝臓に送られる脂肪酸が増えると、肝臓で脂肪酸から作られる中性脂肪が肝臓にたまります。

また、アルコールの飲みすぎでも肝臓に中性脂肪がたまります。

つまり、脂肪肝とは、食べ過ぎや飲みすぎによって肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった肝臓の肥満症とも言える状態です。

肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった脂肪肝は、動脈硬化を始めとするさまざまな生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

脂肪肝の原因の多くは、肥満、糖尿病、アルコールの飲みすぎです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

■NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)とは

NASH(=nonalcoholic steatohepatitisの略)は、非アルコール性とあるように、アルコールなしで発症する肝炎のことをいいます。

NASHは、実は肝硬変肝臓がんにもなる恐れのある怖い病気です。

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら

■脂肪肝の効果的な予防法

脂肪肝の効果的な予防法にはタウリンが豊富な牡蠣がおすすめなのだそうです。

→ タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物 について詳しくはこちら

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隠れ糖尿病の原因は脂肪肝と脂肪筋|#ためしてガッテン(#NHK)

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病気・症状 > 糖尿病 > 隠れ糖尿病の原因は脂肪肝と脂肪筋|ためしてガッテン(NHK)




2009年9月23日放送のためしてガッテン(NHK)では、「最新情報!隠れ糖尿病 一発解決法」がテーマでした。

■隠れ糖尿病とは

隠れ糖尿病とは、空腹時は正常な血糖値であっても、食後は基準値以上の血糖値=高血糖になってしまう状態のことをいいます。

■脂肪肝が糖尿病の原因?

隠れ糖尿病を引き起こす原因の一つは、「脂肪肝」だったのです。

肝臓は糖のタンクであり、食事の後に血液中にある必要以上の糖を保管しているそうです。

そして、血液中に糖が足りなくなったときには、肝臓から糖を出して、血糖値を保っているそうです。

しかし、脂肪肝になると、糖を取り込んでくれなくなってしまいます。

■なぜ脂肪肝になると、糖を取り込んでくれなくなってしまうの?

すい臓で作られる「インスリン」には、肝臓に糖を取り込んだり出したりという指令をする働きがあります。

食事をすると、血液中から肝臓に糖を取りこむのですが、食べる量が多くなると、肝臓は糖がいっぱいの状態になってしまいます。

そうすると、インスリンは、糖を取り込むスペースを作りだすために、糖から脂肪にかえるよう命令を出します。

この状態が続くと、肝臓は脂肪肝になってしまいます。

脂肪肝になると、糖を取り込めなくなってしまい、糖尿病の原因となってしまうのです。

■もう一つの糖のタンクとは?

体の中には、肝臓と同じように糖を取り込んでくれるものがあります。

それは「筋肉」です。

筋肉は、体を動かすために必要なエネルギーとして糖や脂肪を取り込んでいるのですが、脂肪が多くなりすぎると、脂肪筋となってしまいます。

脂肪筋も脂肪肝と同じで、糖を取り込むスペースがなくなってしまい、高血糖の原因、つまり糖尿病の原因となります。

■糖尿病は3日でもなる?!

糖尿病は、長い間悪い生活習慣を続けているとおこると思っていましたが、そうではないようです。

番組の実験によれば、高脂肪食を3日間続けただけで、糖尿病と同じレベルにまでなるそうです。

■脂肪肝・脂肪筋の簡単改善法とは?

脂肪肝や脂肪筋はどのようにすれば改善できるのでしょうか。

脂肪肝は、数日間低脂肪食にするだけでも改善することがわかってきているそうです。

また、脂肪筋は、以前番組で紹介したスロージョギングを1時間行うだけでも改善できるそうです。

つまり、脂肪肝・脂肪筋はなりやすいけれども、改善しやすいとも言えます。

また、番組に出演した専門家によれば、初期の糖尿病であれば、簡単に元の状態に戻すことも可能であり、多少食べすぎても、数日単位・週単位で体をリセットすることを考えればよいそうです。

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■糖尿病予防法とは

番組で紹介した糖尿病予防法としては、「休日に趣味で運動をする」ことなのだそうです。

緊張・ストレスによって血糖値が上昇することがあるので、休日にストレスのない状態で運動することが糖尿病予防に効果的なのだそうです。

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隠れ糖尿病とは、空腹時の血糖値は正常だが、食後は、血糖値が上昇してもインスリンがあまり分泌されず高血糖のままの状態が続く人をいうそうです。

隠れ糖尿病と普通の糖尿病との違いは、普通の糖尿病は空腹時の血糖値が高いのですが、隠れ糖尿病は、空腹時の血糖値は正常であるため、通常の健康診断では見つけるのが難しいということ。







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【#ガッテン】1時間座り続けると22分寿命が縮む!?耳石が動かないと自律神経や筋肉の働きが衰えてしまう!30分ごとに立ち上がってアンチエイジング!

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by Holly Lay(画像:Creative Commons)




2016年11月16日の「ガッテン」(NHK)のテーマは「NASA直伝!魅惑のアンチエイジング術」でした。

■老化のスイッチは「耳石」

宇宙(無重力状態)にいると、筋力の低下や骨密度の低下、認知機能の低下、脂質・糖代謝異常、循環機能の低下などが起こるといわれています。

若田光一宇宙飛行士の健康リスクとは?リハビリ内容は?によれば、毎日2時間の運動をこなしても、筋力は約2割落ちて一気に20歳も年をとった状態になり、骨量も骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者の約10倍の速さで減るそうです。

宇宙飛行士が無重力状態で運動していてもなぜか筋力が低下してしまう理由には、耳の中の内耳(ないじ)にある「耳石(じせき)」が関係していることが分かったそうです。

耳石は「重力を感知する装置」のようなもので、体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、信号が脳に送られ、身体の傾きを知ることができるという仕組みになっているそうです。

なぜ「耳石」が老化のスピードを左右する原因の一つとなっているのでしょうか?

■耳石が動かないと自律神経や筋肉の働きが衰えてしまう!

耳石は、全身の筋肉や内臓・血管をコントロールしている自律神経とつながっています。

耳石が動いている状態だと、全身の筋肉や自律神経の働きが良くなることによって、心臓などの働きが良くなって血流がよくなったり、コレステロールや糖の代謝も良くなるそうです。

しかし、耳石があまり動かないと状態だと、全身の筋肉や自律神経の働きが衰え、免疫力低下、筋力の低下、循環機能低下、代謝の異常などが起きてしまうそうです。

無重力状態では耳石も浮いている状態となっているため、全身の筋肉や自律神経の働きが衰えてしまうそうです。

■1時間座り続けると22分寿命が縮む!?

とはいっても、私たちのほとんどは無重力状態の中で生活しているわけではないので、耳石が浮いた状態になることはないですよね。

しかし、近年の研究によれば、無重力状態と同じような悪影響を及ぼす「ある習慣」が明らかになってきました。

それが、「長時間座り続けること」

今回のポイントは、無重力状態にあるわけではなくて、「耳石が活発に動かないこと」にあります。

無重力状態では、耳石は浮かんでいるような状態で動かないのですが、長時間座り続けているときも、耳石はあまり動いていないそうです。

【補足】長時間座るとどのくらい健康に悪いのか?

長時間座ることはどのくらい健康に悪いのか?によれば、長時間座ることの健康への影響は次のようなものが挙げられています。

  • 脂肪を分解する酵素が90%減少
  • インスリン値は下がる
  • 善玉コレステロール減少
  • 血圧は上がる(高血圧
  • 脚の筋肉で支えていた体重は首と背骨にかかり、座ることで脳の血栓ができやすくなる
  • 肥満糖尿病、心循環系の病のリスクも高まり、心臓病のリスクも2倍になる
  • 乳がんにも悪影響を与える

長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、座っているときは、体の代謝に必要な仕組みがストップされているそうです。

普段からよく歩く人達に歩く量を減らしてもらう実験を行うと、糖分や脂肪の代謝機能が低下し、体脂肪率が増加したそうです。

定期的に運動していれば、「座る」と「立つ」に健康リスクへの差はない!?で紹介したエクセター大スポーツ健康科学部のメルビン・ヒルズドン(Melvyn Hillsdon)さんによれば、「座っていようが立っていようが、同じ姿勢で動かないことは、エネルギー消費が低く、健康に有害である可能性がある」そうです。

つまり、座る姿勢に問題があるということではなく、同じ姿勢で動かないことが健康にとっては良くないということなのです。

長時間座り続けることがなぜ健康に良くないのかということについて、これまでは体を動かす時間が少なくなることでエネルギー消費が減ってしまうためとか、座ることによって代謝に必要な仕組みがストップしてしまうためなどと考えていましたが、今回の放送で「耳石があまり動かないこと」が全身の筋肉や自律神経の働きが衰え、筋力の低下、循環機能低下、代謝の異常などが起こしてしまうということがわかりました。

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■耳石を動かすポイントは「立ち上がること」!

耳石を効率よく動かす方法は「立ち上がること」なのだそうです。

立ち上がるという動作は、頭が前後左右上下に動くため、耳石を効率よく動かすことができるそうです。

研究によれば、32回立ち上がる動作をするとよいそうで、それを一日の中で計算をすると、30分ごとに立ち上がるとよいそうです。

※(一日(24時間)-睡眠時間(8時間))÷32回=30分

今回番組では、座る時間が長い方に30分に1度立ち上がることを2週間続ける実験を行なったところ、中性脂肪が15%減少・悪玉コレステロールが5%減少、善玉コレステロールが11%増加するという結果が出たそうです。

■まとめ

20-20-20ルール|目の疲れから守る方法や座り過ぎを防ぐ方法まばたきで「疲れ目」解消!?眼精疲労回復エクササイズでも紹介した、米テキサス大学サウスウェスタン・メディカルセンターのEdward Mendelson医師が発案したのが、「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをするという方法を以前紹介しましたが、座り仕事をしている人はパソコンでの作業をしている人も多いかと思います。

定期的に離れた場所を見ながらまばたきをするということに加えて、「立ち上がる」という動作を加えると、目のリフレッシュと同時に、身体のリフレッシュにもつながりそうですので、試してみてはいかがでしょうか。







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心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯|血管の回復に良い食事・運動|#林修の今でしょ講座

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by NEC Corporation of America(画像:Creative Commons)

> 病気・症状 > 心筋梗塞 > 心筋梗塞・脳卒中|林修の今でしょ講座




■心筋梗塞・脳卒中|#林修の今でしょ講座

2016年1月19日放送の林修の今でしょ!講座では「心筋梗塞・脳卒中」を取り上げます。

監修:池谷敏郎先生

1.心筋梗塞・脳卒中はどちらも血管の病気である

2.心筋梗塞・脳卒中はどちらも血管に血栓が詰まることで起こる病気

3.血管を全てつなぐと長さは約10万kmで(地球2週半分)

4.心筋梗塞・脳卒中は自覚症状がない

5.心筋梗塞・脳卒中は冬に多い理由は、「寒さで血管が縮むから」

寒さによって、血管が収縮すると、血液が通りづらくなる。

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6.服を着た状態で湯船のお湯を洗い場にひとかけすると良い

洗い場の室温を上げることで急激な寒暖差の発生を防ぐことが大切なのだそうです。

また、脱衣所も温めておくとよいそうです。

7.湯船には息を吐きながら入る

息を止めると血圧が急上昇しやすいため。

8.就寝時にいびきをかく人は心筋梗塞・脳卒中の危険がある

9.いびきをかく人が危ない理由は、血圧が上昇と降下を繰り返す危険があるため

頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性がある。

いびきが止まると、血圧がさがり、いびきをかくと、血圧が上がる。

10.寒い朝にすると特に危ない習慣は、トイレ、洗顔、ゴミ出し、犬の散歩、ジョギングなど

血圧が上昇しやすいため

11.血栓はコブが傷つくできる

コブに傷がつくと血小板が血の塊を作ることで血管を詰まらせるため。

偏った食生活をすると血栓が生まれやすくなる。

偏った食生活を続けると血管にコブができてしまい、血栓が生まれやすくなる。

12.ボロボロになってしまった血管は回復させることができる

ある程度ですが、内側の層は生活習慣の改善で回復が可能なのだそうです。

■心筋梗塞・脳卒中が発症しやすい時間帯

1.お風呂の時間

家の中の温度差や熱い風呂で心筋梗塞|たけしのみんなの家庭の医学 1月25日によれば、温度の高い場所では熱を放出しようと広がり、温度の低い場所に移動すると、今度は熱を逃がさぬよう収縮するため、血圧が急激に上昇し、この温度差が大きいほど血圧は上がり、危険度が増してしまうのです。

お風呂に入る時は、寒暖差が多いため、血圧上昇しやすく、また、長風呂は脳に血栓ができやすいため、リスクが高くなるそうです。

2.寝ている時間

3.朝

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■血管の回復に良い食事

池谷先生によれば、血管の回復には、バランスの良い食事と「味噌・チーズ・玉ねぎ」を摂取することが理想なのだそうです。

味噌とチーズにはLTP(ラクトトリペプチド)が含まれており、また玉ねぎにはケルセチンという血管に効果をもたらす成分が含まれています。

LTPはアミノ酸の一種で血圧降下、動脈硬化予防が期待できるそうです。

たまねぎのケルセチンで動脈硬化対策|ケルセチンで血管年齢若返りによれば、ケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。

■血管の回復に良い運動:桃太郎運動

1.イスに座り、足を手で抱える

2.15秒間キープした後、両手両足を開き、手足を震わせる

一酸化窒素が出ることで血管を回復させるそうです。

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 血管年齢を若くする方法|血管年齢を下げるために効果的な食べ物・運動 について詳しくはこちら







【予習編】

Yahoo!テレビ番組予告

(1)「名医の『心筋梗塞・脳卒中』検定」 1月、2月は心筋梗塞や脳梗塞などの血管疾患が急増!そこで問題を解けば解くほど予防法や対策が身に付く『心筋梗塞・脳卒中検定』に林修が挑戦!皆さんも問題を解きながら学びましょう! Q脳卒中に自覚症状はある? Q1日のうちで一番発症しやすい時間は? 更に発症リスクが高い入浴中の予防法や名医がすすめる予防に効果的な食材を紹介

心筋梗塞脳卒中脳梗塞)に共通するリスク要因はいくつか挙げられます。

動脈硬化

動脈硬化が進行することや血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができてしまうことにあります。

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。

コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。

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HbA1cの値が高いこと

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高いと、心筋梗塞や脳卒中の危険性が強まるそうです。

HbA1cが高いと、動脈硬化が進んでしまうため脳卒中の発症リスクが高くなると考えられます。

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 心筋梗塞・脳卒中を予防する方法

生活習慣の改善に取り組む

厚生労働省研究班の大規模調査によれば、2型糖尿病患者が積極的な生活習慣改善に取り組むと、従来の治療だけを受けた患者に比べ、脳卒中の発症が少なくなることがわかったそうです。

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入浴法に気を付ける

なぜ、42度以上の熱いお湯への入浴は避けたほうがよいのか?|ためしてガッテンによれば、42℃以上の熱い湯に入った直後に、体が熱さにびっくりして(驚愕反応)、末梢の血管が収縮、血圧が上がり、これが引き金となって、脳卒中や心筋梗塞が起こることがあるそうです。

●入浴時に気を付けてほしい人

  • 熱い風呂が大好きな人(驚がく反応等の結果、血圧低下を起こしやすい)
  • 動脈硬化のある人(血管にしなやかさがないため、血圧が急上昇・急降下しやすい)
  • 高血圧の人(元々血圧が高い人ほど、下がるときの幅も大きい)
  • 65歳以上(動脈硬化、高血圧になっている割合が高い)
  • 飲酒後に入浴する人(飲酒や食事のあとは、血圧が下がっている)

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