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糖尿病患者の喫煙はリスクをより高める

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糖尿病患者の喫煙はリスクをより高める

(2009/2/5、健康美容海外ニュース)

喫煙は誰にとっても有害だが、すでに心血管疾患などの合併症リスクがある糖尿病患者には、特に危険である。

喫煙している糖尿病患者は、喫煙期間の長さに関係なく、禁煙することで健康状態が改善する。

米国糖尿病協会(ADA)は、糖尿病患者の喫煙に伴う危険性を下記のように述べている:

・喫煙は、組織内の酸素量を減少させ、心臓発作や脳梗塞を引き起こす。
コレステロールや血圧を上昇させ、心臓発作リスクを高める。
・血管を収縮、損傷させ、足の潰瘍を悪化させる。
・神経や腎臓の損傷リスクを上昇させる。
・風邪などの呼吸器疾患リスクを上昇させる。
・血糖値を上昇させる。
・喫煙者では非喫煙者に比べ、心血管疾患による死亡リスクが3倍高い。

(HealthDay News 1月22日)

喫煙はどんな人にとっても健康を害する恐れのあるリスク要因ですが、記事によると、糖尿病患者の喫煙はリスクをより高めるとのことです。

糖尿病患者の方が喫煙すると、心臓発作や脳梗塞、コレステロールや血圧の上昇、血糖値の上昇などのリスクが高まるようです。

禁煙することで改善するということですので、ぜひ禁煙するようにようにしましょう。

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ワンコイン健診で健康診断

Coin

by Peter Lindberg(画像:Creative Commons)




ワンコインで健康診断 フリーターらに人気

(2009/1/9、MSN産経)

「ワンコイン健診」と呼ばれる気軽に受けられる健康診断が好評だ。

低額なうえ、数分で結果が分かる手早さが魅力で、定期的に受けることが望ましい健康診断から遠ざかりがちなフリーターや自営業者に加え、職場の定期健診では物足りない会社員らの支持を得ている。

ワンコイン健診が注目を集めているそうです。

記事で紹介されているケアプロでは、血糖値や総コレステロール、中性脂肪、身長・体重・骨密度・血圧などの4つの検査がそれぞれワンコイン(500円)で受けられるそうです。

また、他にもワンコイン健診をスタートしたところもあるそうです。

健康・医療関連の情報誌を制作、発行する横浜市のウェブ制作会社「ホットスタッフ」は昨年、医療機関と協力してワンコイン健診(500円)を始めた。

昨年1月から半年間は、皮膚科のクリニックと協力し、皮膚がんの可能性があるかどうかを診る「お肌検診」を、別のクリニックでは糖尿病検診を行った。

また、4~9月には肺検診を実施。

6~10月には1000円(ツーコイン)で緑内障検診も行った。

いずれも普通に受診すると利用者負担は1000円以上かかるが、各医療機関の理解を得て割安で実現に至った。

これからますます健診の重要性が高まってくると思いますので、ワンコイン健診は人気が高まってくるかもしれません。







【追記(2017/1/17)】

ワンコインという考え方が理解できる間はキャッシュレス時代にはならないかもしれませんね。

低カロリー食はアンチエイジングに効果的|米ワシントン大学

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by Seika(画像:Creative Commons)




低カロリー食はアンチエイジングに効果的、米大研究報告

(2008/11/5、AFPBB)

食事の摂取カロリーを制限すると体力が増し、寿命が30%以上伸びることが動物実験の結果、明らかになった。

これに触発された米国のカロリー制限協会(Calorie Restriction Society)のメンバーたちは、老化予防のための低カロリー食を心がけているという。

低カロリー食は、アンチエイジング・老化予防に効果的なようです。

低カロリー食は、アンチエイジングのために続けている人や糖尿病などの生活習慣病のために続けている人もいるとのこと。

現代人はあまりにもカロリーの摂りすぎなのかもしれません。

ところで、低カロリー食はどうカラダに影響するのでしょうか。

記事の中で、ワシントン大学による低カロリー食の体に及ぼす影響を調べる実験が紹介されていました。

ワシントン大学(Washington University)のLuigi Fontana教授は、低カロリー食が人体に及ぼす長期的な影響を調べるため、成人約50人に10年以上低カロリー食を続けてもらう実験を行った。

その結果、被験者の大半は中年だったが、心臓血管は10代なみにまで若返り、血圧、コレステロール、血糖値、インスリン値はすべて低くなり、善玉コレステロール値は高いままだったことがわかった。

糖尿病やがんになるリスクも下がったという。

この長期間の実験によると、血管が若返り、糖尿病やがんになるリスクも下がったそうです。

低カロリー食に今後注目が集まりそうです。







ミネラル豆乳ダイエット|ドリームプレス社

ミネラル豆乳ダイエット|ドリームプレス社

12月19日放送のTBS系ドリームプレス社では、「ミネラル豆乳ダイエット」を紹介していました。

ミネラル豆乳ダイエットとは、野菜ジュース+豆乳200mlを朝食の代わりに飲むだけのダイエット方法です。

ミネラル豆乳ダイエットは、赤星たみこさんが紹介するダイエット方法として注目を集めているそうです。

野菜のビタミン+豆乳のミネラルを摂ることでダイエットに効果的なようです。

野菜ジュース+豆乳を飲むと小食になるそうです。
それは、満腹感を得られるには、血中のブドウ糖が増えることが必要なのですが、野菜ジュース+豆乳を飲むことで、満腹感が得られ、小食になるそうなのです。

■ミネラル豆乳ダイエットがダイエットに効果的な理由

  • 豆乳に含まれる大豆たんぱくが炭水化物・糖質の燃焼に役立つから
  • 豆乳に含まれるサポニンが脂肪燃焼を促進してくれるから。
  • 野菜に含まれる水溶性食物繊維がコレステロールの吸収を抑えるから。

【関連ページ】

様々なメタボ指標を改善するアスタキサンチン

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■様々なメタボ指標を改善するアスタキサンチン

Salmon nigiri sushi - Shira Nui AUD18 special lunch set

2008年4月から始まった特定健診・保健指導(メタボ健診)からメタボリックが注目されています。

そのメタボリックに対して効果的であるとしてアスタキサンチンが注目されているようでうす。

様々なメタボ指標を改善するアスタキサンチン

(2008/11/6、日経ヘルス)

その結果,アスタキサンチンを摂取したマウスの脂肪量は,高脂肪食を食べたマウスに比べ,内蔵脂肪で30%弱,皮下脂肪で40%程度抑制された(グラフ1)。また,アスタキサンチンを摂取したマウスの血糖値は高脂肪食摂取マウスに比べ低く,普通食を食べたマウスとほぼ同程度。さらに,インスリンの分泌量も,アスタキサンチンをとったマウスでは高脂肪食群に比べて低いことがわかった(グラフ2)。

日本栄養・食糧学会で発表したヤマハ発動機によるマウスの実験によれば、アスタキサンチンが脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)の蓄積を抑え、インスリン抵抗性を抑制する効果があることがわかったそうです。

メタボリックシンドローム予備軍の人16人(男性12人,女性4人)に,3カ月間1日16mgのアスタキサンチンを飲んでもらい,それぞれメタボリックシンドロームの指標であるHbA1c(糖尿病の指標)や,アディポネクチン,TNF-α量も見た。その結果,HbA1cとTNF-αは低下,アディポネクチンは増加することがわかった(グラフ3)。

また、メタボ予備軍にアスタキサンチンを飲んでもらう実験を行ったところ、糖尿病の指標であるHbA1cの値や炎症成分であるTNF-αは低下し、アディポネクチンは増加することが分かったそうです。

→ アスタキサンチン について詳しくはこちら

これまでの研究で、アスタキサンチンは血圧やHDL値や血糖値、中性脂肪値を正常な範囲に調整することが確認されている。

サケやエビに含まれる天然の色素成分「アスタキサンチン」には今後も注目が集まりそうですね。

→ アスタキサンチンの健康効果 について詳しくはこちら







【参考記事】

【参考画像】

  • by Alpha(画像:Creative Commons)