「ダイエット」カテゴリーアーカイブ

自動車を利用せずに徒歩や自転車で移動すると肥満の予防になる

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by Kamyar Adl(画像:Creative Commons)




自動車偏重と肥満の関係:17カ国で比較調査

(WIRED VISION、2009/1/5)

定期的な運動が健康に良いことを示す証拠はすでに十分にあるが、新しい研究から、自動車を利用せずに徒歩や自転車、公共交通機関で移動すると肥満の予防になることが明らかになった。

<中略>

米国ほどこれが顕著な国はない。

米国では、徒歩や自転車、公共交通機関で移動するのは人口のわずか12%で、3人に1人が肥満だ。

「なんだそんなこと当然じゃないか」という方もいらっしゃるでしょう。

自動車を利用せずに、徒歩や自転車で移動すると肥満の予防になるというのは、やはり運動することが肥満の予防にとって重要だということを証明していると考えられます。

アメリカとヨーロッパは食事でカロリーを多く摂っている国々が多いと思います。

しかし、肥満率においては、徒歩や自転車で移動することが多いヨーロッパの国々のほうがアメリカなど自動車を多く利用する国々より低いのです。

*ただし、アメリカとヨーロッパでは、カロリーが高いという部分が共通していますが、食事の仕方や食事の内容が違うので、一概に運動する機会が多いから肥満率が低いということはできません。

この研究から、全体的に見ると、欧州人は米国人の3倍の距離を歩き、5倍の距離を自転車で移動していることがわかった。

欧州人は年平均約381キロメートル歩き、約187キロメートル自転車で移動しているのに対し、米国人の徒歩での移動距離は年平均約140キロメートル、自転車での移動距離は約39キロメートルだ。

こうした運動量の差を体重に換算すると、欧州人は、米国人よりも約2.3〜4.1キログラム分余計にカロリーを消費していることになる。

意外とヨーロッパの人が徒歩や自転車を利用しているということがわかります。

これは、この記事にも書かれているように、ヨーロッパの人が徒歩や自転車を利用する理由としては、欧州とアメリカの都市計画の違いがあるのかもしれません。

ヨーロッパの都市は、

欧州の都市は建物や施設が密集し、交通網が高度に発達していることが多い。

アメリカの都市は、

米国の都市はスプロール化[都市が無秩序に拡大していくこと]が進み(アトランタやダラス、フェニックスに行かれたことがあるだろうか?)、公共交通機関のインフラは一般にそれほど整備されていないので、車を使わずに徒歩や自転車で移動するのが難しい場合がある。

つまり、アメリカの肥満を予防するには、車をあまり利用しなくてもいいように、建物や施設を密集し、交通網を発達させることが良い方法なのかもしれません。







骨粗鬆症の患者数は約1000万人!閉経後の女性や高齢者に多い

La Osteoporosis afecta a hombres y mujeres http://t.co/O38Vnv6jYz

by German Tenorio(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 骨粗しょう症 > 骨粗鬆症とは




骨粗鬆症ってな~に? (2008/11/6、大手小町・読売新聞)

骨の量が減って骨がもろくなる(スカスカになる)病気が骨粗鬆(そしょう)症です。

閉経後の女性や高齢者に多くみられ、現在日本では高齢化社会にともない、その患者数は約1000万人ともいわれています。

骨粗しょう症はたびたびニュース等で紹介されているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

しかし、骨粗鬆症の患者数が約1000万人とは驚きです。

骨粗鬆症は高齢者に多い病気だと思っていましたが、今、若い人にも骨粗鬆症が起こっているそうなのです。

偏った食事や無理なダイエットをすることで十分なミネラルの摂取ができず、また日光にあたることもなく運動もあまりしない生活を続けていると、骨の形成に大切なビタミンDが活性化されず骨粗鬆症になってしまうのです!

偏った食事や無理なダイエットによって栄養バランスが崩れてしまい、また、運動もあまりしないような生活を続けていると、骨粗鬆症になってしまうそうです。

では、骨粗鬆症の予防のためにはどのようなことをする必要があるのでしょうか。

骨粗鬆症の予防に大事なことは、食事と運動です。

  • 食事:カルシウムを多く含む食品を摂ること
  • 運動:適度な運動をすること

バランスよい食事と適度な運動が骨粗鬆症の予防に欠かせません。

バランスよい食事と適度な運動を行なって、骨粗鬆症を予防しましょう。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら







フィットネストレーナーが45kgの体重増加からのダイエットに挑戦

「痩せてたらデブの気持ちがわからない!」ジムのトレーナーが45kgの体重増加に挑戦

(2009/2/27、らばQ)

フィットネスのトレーナーであるポール・ジェームスさん(32歳)は、東京やミラノでモデルをしたことがある見事なプロポーションの持ち主でしたが、ジムで太っている人の気持ちがわからず、肥満を体験してみようと思い立ちました。

80キロほどだった体は、現在100キロまで増えたそうで、目標の127キロになるまで止めないそうです。

<中略>

目標の体重127kgに達したらそれを6月まで持続させ、今度はそこから10月までに痩せるつもりとのことです。

元記事にこの記事で紹介されているフィットネストレーナーの過去と現在の写真があるので、是非ご覧になってみてください。(驚きました。)

このフィットネストレーナーが今回、45kgの体重増加に挑戦しているのは、1つは、太っている人の気持ちを理解するため、もうひとつは、体重を減らすことは難しくないということを証明するためにあるようです。

太っている人の心理を身をもって実感し、そしてダイエットができることを身をもって証明するというこの挑戦にぜひ成功してほしいですね。

ただし、この実験は自身の健康に大変な危険が伴うようです。

ジェームスさんは健康診断を毎週受けていますが、糖尿病の専門家は、このようの急激な体重の増加は高血圧糖尿病になる危険があると警告しています。

興味深い試みですが、病気にはならないよう注意してほしいですね。

【関連リンク】

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筋肉の活動を可視化する技術「マジックミラー」|健康管理、リハビリ、トレーニングの効果計測、介護教育支援|東大




参考画像:マジックミラー : デイリーヘルスケアをめざすロボット技術(2009/2/27、東京大学IRT研究機構)|スクリーンショット

マジックミラー : デイリーヘルスケアをめざすロボット技術

(2009/2/27、東京大学IRT研究機構)

鏡の前で運動フォームを確認するかのように、カメラ内蔵の大型フラットテレビ(マジックミラー) の前で運動すると、「魔法の鏡」に自分の姿を透かして見るかのようにリアルタイムで筋肉の活動 の様子を見ることがでるようになります。

毎日、筋肉の使い方の変化が起きているかどうか、特定 の筋肉や全ての筋肉を使う運動ができているかどうかなどの確認をすることができます。

また、腕、 胸、腹、腿など身体の各部の質量分布を、同じようにマジックミラーの前で運動することによって 計測することができます。

東京大学IRT研究機構は、筋肉の活動を可視化し、体の各部位の質量分布を可視化する技術を統合した「マジックミラー」と呼ぶアプリケーションを開発しました。

この技術は、どのような分野での活躍が期待されるのでしょうか?

これによって、家庭の居間で手軽にデイリーヘルスケアを行えるほか、リハビリテーションセンタ ー、スポーツジムなどでのトレーニング効果の簡便な評価、医療機関などでの医療効果の診断を支 援する基盤技術の一つとなります。また介護の環境でこれらの情報を提供することで、介護や介護 教育を支援することができます。

この技術によって、健康管理への応用やリハビリ、スポーツジムでのトレーニングの効果評価、介護教育支援などに生かされることが期待されます。

また、この技術はロボット技術にも利用されるそうです。

このリアルタイム技術は、ロボットが人を観察する目として将来のロボットに実装され、人の行動の理解や人に手を差し伸べるきっかけを見つける知能的人支援技術へも展開されます。

あなたは歩き方から感情を読み取ることができますか?(2014/7/20)で紹介した東京農工大大学院のベンチャー・ジェンチャン准教授と筑波大サイバニクス研究センターの門根秀樹助教らの研究チームによれば、「喜怒哀楽」と「恐怖」の5つの感情の歩行パターンをデータ化することにより、歩く速度や頭、胴体の姿勢など動作の一部から約70%の確率で感情を読み取れることに成功したそうで、近い将来、人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待されているそうです。

人間の行動を理解するための技術はこうして作られているんですね。

【参考リンク】







ダイエット・減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK|米国立衛生研究所(NIH)

Foody Goodness, Part Two

by Jocelyn Kelly(画像:Creative Commons)




減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK…米研究所

(2009/2/26、読売新聞)

米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが、「豊富な食物繊維など心臓に良い食事ならば、体重の減量は摂取カロリー次第で、炭水化物が多くても脂肪が多くても変わらない」という実験結果を、26日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。

国立衛生研究所(NIH)の研究チームが行なった実験は、食物繊維が多く、心臓に悪い飽和脂肪酸とコレステロールが少ない食事で、脂肪、たんぱく質、炭水化物の3大栄養素の割合を変えたもので行ない、その実験結果として、減量効果は、3要素の割合には関係なく、カロリーの摂取量と消費量の差に左右されることがわかったそうです。







【関連リンク】