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アスタキサンチンで眼精疲労抑制・アンチエイジング

Cola de salmón

by Boca Dorada(画像:Creative Commons)

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アスタキサンチンで眼精疲労抑制・アンチエイジング

(目の病気ブログ)

アンチエイジング素材として注目を集めているアスタキサンチンは、眼精疲労の抑制効果も期待されているそうです。

アンチエイジング素材としてのアスタキサンチン 抗酸化作用や抗炎症作用で加齢病変を抑制,改善

まず,梶田院長の「アスタキサンチン高齢者の調節機能改善効果」では,眼精疲労や調節機能の低下が起こるメカニズムと,調節機能の測定方法,アスタキサンチンが調節機能に及ぼす効果が発表された。

「人の目は,加齢とともに焦点を合わせる“調節力”が低下する。

特に遠視の人や,眼鏡やコンタクトレンズの過矯正の人,そして老視では,近くの物をみるためにかなりのピント合わせの努力が必要になる」と梶田院長。

こうしたピント合わせを行うのが,レンズの役割をする水晶体の厚みを調節する“毛様体筋”という筋肉だ。

長時間の手元を見る作業やパソコン業務などにより,毛様体筋が酷使されると疲労が蓄積し,眼精疲労を発症することがわかっている。

眼精疲労は,通常の休息では回復しない疲れで,目のみならず肩こりや頭痛といった体の症状も引き起こしてしまう。

<中略>

天然の色素成分「アスタキサンチン」を摂取すると,こうした眼精疲労が抑えられるというデータがある。

梶田院長は,1日6mgのアスタキサンチンを2週間摂取してもらったグループと摂取しないグループに,1時間のVDT(Visual Display Terminal)作業をしてもらい,作業直後と,その後30分の休憩後の調節微動の指標を測定した。

その結果,アスタキサンチンを摂取したグループでは,調節微動の指標が低下したという。

梶田院長は,「アスタキサンチンは,毛様体筋などの疲労を緩和する作用がある。VDT作業をする人だけでなく,エイジングによる老視で目が疲れやすい人にも向くアンチエイジング素材だといえるだろう」と話す。

アスタキサンチンは、眼精疲労対策やアンチエイジングなどで注目を集めている成分です。

今後も注目していきたい素材・成分です。

→ アスタキサンチン について詳しくはこちら







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脂肪を効率よく燃やす有酸素運動のウォーキングを無理なく増やす工夫とは?

2016-07-07 hunting pokémon

by Robert Couse-Baker(画像:Creative Commons)




ウォーキングやジョギングなどを行う人が増えているそうです。

メタボリックシンドロームの早期発見・改善を目的としたメタボ健診がはじまったことやダイエットしたい、運動不足を解消したいと考えている人が増えているためなのかもしれません。

【関連記事】

ただ、ウォーキングを継続するのは難しいもの。

そこで、今回は、ウォーキングを無理なく増やす工夫について紹介します。

【快適生活学】まずは「歩く」ことから 無理なく自分のペースで

(2009/8/20、MSN産経)

脂肪を効率よく燃やす有酸素運動のウオーキングを無理なく増やす工夫として、
(1)歩数を時間で覚える(10分約1000歩)
(2)歩数を生活パターンの中で覚える(通勤で何歩か)
(3)段階的に歩数を増やす
(4)連続しなくていい(1日合計で1万歩目標)
(5)歩く機会を増やす(階段を使う)
(6)歩行に目的を持つ(史跡巡り、買い物)
-などがあります。

歩数を考えず(意識することなく)、徐々に歩く機会を増やすようにすることがポイントとなりそうです。

また、記事の中には、ウォーキングを行う際の注意するポイントも紹介しています。

また、ウオーキング時に欠かせないのが水分補給。体温上昇を防ぎ、発汗で失われた水分を補給するためです。

運動前に250~500ミリリットル、運動中は1時間ごとに500~1000ミリリットルを目安に補給しましょう。

水分補給を忘れることなく、楽しんでウォーキングを行いましょう。

■自然とウォーキングしてしまう方法

ダイエットを継続するためのモチベーションを維持することは自制心を伴うのでとても大変なことです。

INGRESSでダイエット?|ゲームを楽しむことで自然と健康的になれる!?(2015/5/26)では、Ingress(Niantic Labsが開発・運営する、スマホ向けの拡張現実技術を利用したオンライン陣取りゲーム)のようなコンセプトであれば、ゲームを楽しむことが、結果として歩くことにつながり、ダイエットや健康になるというのはこれからの健康×ゲームにおける素晴らしいアイデアであると紹介しました。

ダイエットを目的とするのではなく、ダイエットを手段にし、ゲームを楽しむことを目的とすることで、結果健康的になっているというのが理想的な流れです。

そして、いま注目を集めている『Pokémon GO(ポケモンGO)』は、位置情報を活用したARゲームIngressで有名なNiantic, Inc.と株式会社ポケモン、任天堂がコラボして開発中しているゲームなのですが、「卵の孵化に10km歩く必要ある」というルールがあるそうで、もしかすると、ゲームに熱中している間に、みんな健康になってしまうかもしれないと思わせてくれます。

#ポケモンGO(#PokemonGO)でゲームを楽しんでいる間に健康的にダイエットできるようになるかもしれない!?

Cardiogram_pokemongo

We Have The Receipts: People Exercised Way More After Pokémon Go

(2016/7/14、Buzzfeed)

AppleWatchの心拍数記録アプリCardiogramユーザ3万5千人のエクササイズデータによれば、ポケモンGOリリース後運動量が急増しているそうです。







メタボ健診見直しへ、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象

View from Tokyo Tower which looks like a miniature

by Takashi Hososhima(画像:Creative Commons)

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■メタボ健診見直しへ、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象

<メタボ健診>見直しへ…腹囲以外に血圧など判断 厚労省

(2016/5/10、毎日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防に着目した特定健診・保健指導について、厚生労働省は10日、腹囲を第一条件に指導対象者を選んできた現行制度を見直し、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えれば、指導対象とする方針を決めた。

厚生労働省は特定健診・保健指導(通称メタボ健診)について、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象とするように制度を見直すそうです。

肥満ではない人でも高血圧糖尿病などの生活習慣病になることが科学的なデータで明らかになり、指導を実施することが必要と判断した。

「隠れメタボ」914万人|厚生労働省研究班(2016/3/7)で紹介した厚生労働省研究班(代表=下方浩史・名古屋学芸大教授)によれば、肥満ではない(BMI25未満で腹囲もメタボの基準未満)のにもかかわらず、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上の異常を持つ「隠れメタボリックシンドローム」の患者は全国で914万人に上るとする推計されるそうです。

メタボ健診、非肥満でも危険大 厚労省研究班が大規模調査(2009/4/16)によれば、厚生労働省研究班が全国の40~69歳の男女約3万人を対象に実施した大規模調査で、肥満でなくても血圧や血糖値など血液検査値に異常があれば、死亡の危険性が高まることが明らかになっています。

細身の体型なのに、内臓脂肪が多い?内臓脂肪を減らすには?日本人は欧米人より内臓脂肪がたまりやすい?によれば、日本人は欧米人に比べて内臓脂肪がつきやすい性質があるようです。

日本人はヤセ型でも糖尿病になりやすいといわれていますが、糖尿病“やせ”の人こそ要注意によれば、日本人は、欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいため、たとえやせていたとしても糖尿病になる可能性があるそうです。

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→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら




メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリック症候群の診断基準はウエストが男性85cm以上、女性90cm以上(内臓脂肪の面積が100平方センチ以上になっている目安)またはBMI(25以上)が基準以上で、それに加えて

1.中性脂肪(トリグリセライド)150mg/dl以上かつ/またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)40mg/dl未満、

2.収縮期血圧(上の血圧)130mmHg以上かつ/または拡張期血圧(下の血圧)85mmHg以上

3.空腹時血糖110mg/dl以上

の脂質代謝、血圧、血糖の3項目のうち、2つ以上あてはまればメタボリック症候群だということになっています。

■まとめ

今回の議論は数年前からなされており、腹囲OKの非メタボ、高血圧などあれば保健指導(2012/4/8)によれば、腹囲が基準値未満だと、体格指数(BMI)が25未満なら、高血圧、高血糖、脂質異常の危険因子があっても、特定保健指導の対象外だったのですが、今後は、腹囲が基準値未満のため「メタボ」とみなされない人でも、高血圧や高血糖などの危険因子を持つ場合、特定保健指導の対象となるとお伝えしています。

議論自体はすでに行われていたので、今回は根拠となるデータが集まっていたことで、このこと自体を制度に盛り込むようにようやくできたということなのでしょうか。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







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生活習慣病の予防に保健指導が有効かを調べる研究を中止 データの信頼性に問題|厚生労働省

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by Tod Baker(画像:Creative Commons)




生活習慣病の研究、3年で中止…データ信頼性に問題

(2016/3/9、読売新聞)

厚生労働省は、生活習慣病の重症化を防ぐために、積極的な保健指導が有効かを調べる大規模な戦略研究「J―HARP」(2013~17年度)について、「信頼性のあるデータが集まらない」として今年度で中止することを決めた。

厚労省は、生活習慣病の予防に保健指導が有効かを調べる研究について、対象者への保健指導実施率が低い自治体があるなど、データの信頼性に問題があることが判明し、中止することを決めたそうです。

■保健指導プログラムに効果はあるか?

糖尿病患者の治療継続は半数にとどまる

糖尿病の合併症を予防するには、医師と相談しながら、治療を継続していく必要があり、患者の大半もその治療方針を理解し、治療の重要性を認識しているのですが、糖尿病の治療を継続していくことができない人が半数もいるそうです。

糖尿病予備軍に電話で予防のアドバイスを続けることで発症率が4割下がる

国立病院機構京都医療センターによれば、糖尿病予備軍の人に電話で予防のアドバイスを続けることで、発症率が4割下がったそうです。

保健指導で4人に1人が脱メタボに成功

生活習慣病になりやすいメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と判定され、保健師らによる特定保健指導を受けた人を対象に、厚生労働省が行った大規模な追跡調査で、約4人に1人が1年間でメタボ状態を脱していたことがわかっています。

肥満の人への減量指導効果は2年で失われる!?-筑波大

肥満の人への減量指導効果は2年で失われることがわかったそうです。

■まとめ

以上のことをまとめると、次のようになります。

一人だけの意志で治療継続するのは難しく、生活習慣の改善には何かの手助けが重要であるということ。

そして、保健指導は効果を発揮するものの、その指導効果は2年で失われるため、継続して指導をすることが必要なこと。

生活習慣病の予防に保健指導が有効かを調べる研究が中止されたのは残念ですが、予防医療は今後重要なカギになると思いますので、別の形で研究が進むことを期待したいと思います。







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牛丼を毎日1回3カ月食べ続けても健康リスクは増えない|吉野家ホールディングス

Gyudon revived! / 吉野家の牛丼(並・玉子付き)

by Hajime NAKANO(画像:Creative Commons)




牛丼、3カ月食べ続けたら… 吉野家が研究結果を公表

(2015/12/10、朝日新聞)

20~64歳の男女24人に、吉野家の「冷凍牛丼の具」を使って牛丼を食べてもらい、食べた前後で体重や体脂肪率、血糖値などがどう変わったかを調べた。メタボリックシンドロームにつながる体重の変化は見られず、体脂肪率や血圧、中性脂肪、コレステロール、血糖値などでも統計的に有意な変化は認められなかったとしている。

吉野家ホールディングスの研究によれば、吉野家の牛丼を毎日1回、3カ月食べ続けても、体脂肪率や血圧中性脂肪コレステロール血糖値などに変化はなかったそうです。

【参考リンク】

牛丼は体に良いイメージがありませんでしたが、今回のことでイメージが変わるかも知れません。







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