2015年8月11日放送のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学のテーマは「冷え症&夏バテ解消法」です。
■夏の冷え性
by Tuan Le(画像:Creative Commons)
●夏の冷え症の原因は、「身体の中で起きる異常な温度差」
「身体の中で起きる異常な温度差」とは、身体の上半身と下半身で、大きく温度差が生じることです。
この身体の中で起きる温度差のことを「冷えのぼせ」と言うそうで、「冷えのぼせ」が「夏の冷え症」の原因なのだそうです。
【関連記事】
●冷えのぼせの症状・原因・改善・対処法・やってはいけないこと
「下半身型冷え症(足や腰のあたりが冷える)」は、下半身の血管が収縮し、腰から足先に血液が行き届かなくなることで起こりますが、この時、血液が下半身にはいかなくなるため、その行き場を失った血液は上半身へ流れます。
そうなると、上半身の血流が増加してしまい、下半身は冷たく、上半身は温かいという温度差が発生してしまうのだそうです。
●夏の冷え症(下半身型冷え症)に効くツボ
●築賓(ちくひん):ふくらはぎの内側の脛骨(すね)の中間あたりにあるツボです。
1.ふくらはぎの筋肉全体をつかむようにして、膝とくるぶしの中間あたりの骨の下を親指で押します。
(くるぶしと膝の関節を線で結んだ時、下から3分の1ほどの場所にあります。頸骨という骨の下側あたり。)
※親指の腹で足の中心に向かって強めに5秒間押して離します。
※片足ずつ5セット。
【参考記事】
●足の冷え解消のツボ:築賓(ちくひん)|たけしの本当は怖い家庭の医学
●臀中(でんちゅう):左右のお尻の少し上側にあるツボです。
1.あお向けになり、両膝を立てる。
2.ボール(軟球やソフトボールなど)を臀中の近くにセットする。
3.反対側の腰を浮かし、腰を動かしながらボールでツボを押す。
※左右それぞれ30秒ずつ。
※下半身に向かうお尻の血管の血流の回復が期待できるそうです。
●八風(はちふう):足の指の付け根、左右それぞれ4か所に存在しているツボです。
1.手で足の指を足の裏側に向けて強く曲げるだけ。
※5秒キープして緩めるを1セットとして、左右5セットずつ
※足先の末梢血管の血流の回復が期待できるそうです。