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新型インフルの重症化予防には、早期に抗ウイルス薬治療を‐WHO

早期に抗ウイルス薬治療を=新型インフルの重症化予防で-WHO

(2009/11/12、時事通信)

世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子医務官は12日の電話会見で、新型インフルエンザ感染者が重症の肺炎などにかかるのを予防するため、早期にタミフルをはじめとした抗ウイルス薬による治療を行うよう呼び掛けた。

新型インフルエンザの重症化予防には、早期に抗ウイルス薬治療を行ったほうがよいそうです。

同医務官は、妊婦と2歳未満の乳幼児、呼吸器疾患などの既往症がある新型インフルエンザ感染者には「できる限り早急に抗ウイルス薬による治療を行う必要がある」と指摘。

通常の風邪と同程度の軽症なら抗ウイルス薬治療は必要ないとする一方、症状悪化の兆候が見られた場合は抗ウイルス薬などを投与するよう求めた。 

新型インフルエンザの症状 はこちら。

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1日数杯のコーヒーは、肝疾患の進行を妨げる可能性がある|米国立がん研究所

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■1日数杯のコーヒーは、肝疾患の進行を妨げる可能性がある|米国立がん研究所

Love Coffee

by Ahmed Rabea(画像:Creative Commons)

1日数杯のコーヒーは、肝疾患の進行を妨げる 米研究

(2009/10/23、AFPBB)

1日数杯のコーヒーが、肝疾患の進行を食い止めてくれる可能性がある――。

米国立がん研究所(US National Cancer Institute)が21日、このような研究結果を発表した。

詳細は医学誌「Hepatology(肝臓病学)」11月号に掲載された。

米国立がん研究所によれば、1日数杯のコーヒーが、肝疾患の進行を食い止めてくれる可能性があるとする研究結果が発表されたそうです。

コーヒーがなぜ肝臓の病気の進行を妨げるのか、気になるところです。




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糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

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by Alan Levine(画像:Creative Commons)

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■糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

(2009/11/2、毎日新聞)

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は1日、東京都内で開かれたシンポジウムで、糖尿病の新しい診断基準案を発表した。

従来の診断で使ってきた血糖値に、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」を加える。

現在の診断基準が作られた99年以来の大幅改定となる。

血糖値は食事や運動の影響を受けやすく、検査直前の生活習慣で大きく変動するため、HbA1cの導入によって、より確実な診断を目指す。

糖尿病の診断基準に血糖値に加えて、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」を加える基準案が出されたそうです。

これまでもこのブログでは、糖尿病の診断基準に関するニュースを取り上げてきましたが、いよいよ糖尿病の診断基準にヘモグロビンA1cが加わることになりそうです。

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■新しい糖尿病の診断基準

今回の新しい糖尿病の診断基準とは一体どのようなものになるのでしょうか。

新基準案では、血液検査の血糖値かHbA1cが基準値を超えた場合、糖尿病を疑う。

血糖値の基準値は現在と変えず、HbA1cは6・1%以上とする。

さらに、別の日にもう一度血液検査を受け、再び基準値を超えた場合、正式に糖尿病と診断する。

ただし、正確を期すため、2度の血液検査ともHbA1cだけで診断することは認めず、1度は血糖値を確認することを求める。

また、1度目の検査で基準値を超えた際、のどの渇き、体重減少など糖尿病に典型的な症状がある場合、糖尿病による網膜症がある場合は、その場で糖尿病と診断される。

血糖値は、食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制をすることで数値が変わってしまい、より適正な診断ができない可能性がありますが、HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できることで、より適切な判断ができるようになるといわれています。

糖尿病の症状 についてはこちら。

糖尿病の診断基準についてはこちら。







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大腸がん検診5割が受けず|内閣府調査

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大腸がん検診5割が受けず=改善わずか、認識と格差-内閣府調査

(2009/10/31、時事通信)

内閣府は31日、「がん対策に関する世論調査」を発表した。それによると、100%に近い人が検診の重要性を認識し、がん検診の受診率は調査対象の部位すべてでわずかながら改善した。ただ大腸がんの5割をはじめ、未受診率は依然として高く、認識との間で大きな格差があることが浮き彫りになった。

内閣府の「がん対策に関する世論調査」によれば、胃がん肺がんの検診を受けている人は少なく、その中でも、大腸がん検診は5割が受けていないことがわかったそうです。

大腸がんの早期発見・早期治療には、がん検診が有効ですので、ぜひ受けるようにしてください。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

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■最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙-WHO報告

(2009/10/28、時事通信)

世界保健機関(WHO)は27日、健康を害するリスク要因を分析した報告書を公表した。2004年時点の分析で、死に至るリスクが最も高かったのは高血圧で死者全体の12.8%を占め、喫煙(8.7%)、高血糖値(5.8%)などが続いた。

先進国では喫煙がトップで、高血圧、肥満など心臓疾患やがんにつながる要因が上位を占めた。 

WHOの報告書によると、高血圧が最大の健康リスクだったそうです。

ただし、先進国では、喫煙が最大の健康リスクだったのだそうです。

高血圧対策・禁煙がまず健康を維持する一番の方法といえるかもしれません。

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