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更年期になると睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなる!?睡眠障害対策には腸内環境を整えるために○○を食べるといい!




更年期は睡眠時無呼吸症候群のリスクも 睡眠障害対策には腸内環境を整えることも有効(2024年12月27日、女性セブンプラス)

プロゲステロンには眠りを促す作用があるため、分泌量が減ることで寝つきが悪くなります。

プロゲステロンには呼吸中枢を刺激して気道を広げ、呼吸を促す作用もあるため、分泌量が減少すると、睡眠時無呼吸症候群が起こりやすくなります。

これまで更年期の眠気の原因としては、エストロゲンの分泌量の低下に伴う症状として、自律神経の乱れが起きて、ほてりや発汗といったホットフラッシュの症状が現れ、それが寝つきの悪さや発汗によって目が覚めたりといった睡眠を妨げる要因について取り上げてきました。

しかし、今回の記事によれば、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌量の低下による睡眠障害も紹介されており、プロゲステロンの低下で寝つきが悪くなり、また呼吸中枢を刺激して気道を広げ、呼吸を促す作用もあるプロゲステロンの分泌量の減少で睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなったりするそうです。

更年期症状だと思っていたら実は睡眠時無呼吸症候群だった!睡眠時無呼吸症候群とは?では夜中になると1時間に1回トイレで目が覚める、息苦しさや激しい動悸で突然目が覚める、朝は起きられない、疲れがとれない、非常にだるい、日中は気がつくと寝ていることが多いという症状から更年期による体調不良だと思っていた40代の女性が病院で診てもらったところ、睡眠時無呼吸症候群と診断されたケースが紹介されていましたが、更年期症状と睡眠時無呼吸症候群を分けて考えるのではなく、更年期になると睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなると考えた方がよいようですね。

そして、今回更年期の睡眠障害対策として、脳腸相関という脳と腸は密接に関係しており、腸内環境の乱れが自律神経にも影響するという考えをもとに、睡眠の質を高めるためには、腸内環境を整えることをアドバイスしていました。

腸内環境を整えるためには、乳酸菌やビフィズス菌の増殖を助ける食物繊維や、オリゴ糖が豊富な食品がいいですね。

例えば、むくみ腸を改善して便秘解消!ヨーグルト+ハチミツ+大根(水溶性食物繊維)|あのニュースで得する人損する人 1月15日で紹介したヨーグルト+はちみつ+大根の組み合わせなんておすすめですね。

○ヨーグルト(善玉菌であるビフィズス菌の増殖を助ける)
○はちみつ(ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖)
○大根(水溶性食物繊維でビフィズス菌の育つ環境を作る)

【レシピ】

ヨーグルト 200g
大根おろし 大さじ2
はちみつ 大さじ2

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

→ 食物繊維の多い食品|水溶性食物繊維・不溶性食物繊維 について詳しくはこちら







筋肉を増やすなら朝食にたんぱく質を摂ろう!ダイエット・美容・フレイル対策・サルコペニア対策に!|早稲田大学




perfect breakfast

by keico taguchi(画像:Creative Commons)

体内時計に合わせた朝のタンパク質摂取タイミングが筋量増加に効果的(2021/7/7、早稲田大学)によれば、タンパク質の摂取タイミングが、筋量増加効果に影響があることがわかったそうです。

●タンパク質摂取による筋量増加効果は、量だけでなくタイミングも影響することを明らかにした。

●筋量増加は体内時計を介して引き起こされ、それが正常に機能していることが重要である。

●朝食時のタンパク質摂取による筋量増加には、筋肉の合成を高める作用が強い分岐鎖アミノ酸が関わっている。

つまり、今回の研究のポイントは、たんぱく質は筋量の維持・増加に欠かせない栄養素であることはわかっていましたが、接種のタイミングによってもその効果が変わってくることがわかり、それは筋肉の体内時計によるもので、体内時計に合わせた摂取をすることにより、効率よく筋力・筋量を維持・増進することができるのではないかと考えられます。

■フレイル対策・サルコペニア対策とたんぱく質

最近ではたんぱく質とフレイルとの関係がよく取り上げられています。

サルコペニアとは?定義・予防・対策のやり方(運動・栄養)!

●たんぱく質でサルコペニア対策

たんぱく質摂取と骨格筋|たんぱく質の関与|フレイルティ及びサルコペニアと栄養の関連|高齢者|厚生労働省によれば、最近のコホート調査でも、たんぱく質摂取量が少ないことは3年後の筋力の低下と関連し、さらに高齢女性の3年間の観察で、たんぱく質摂取量が少ないとフレイルティの出現のリスクが増加することが確認されているそうです。

また、日本人の高齢女性の横断研究でもフレイルティの存在とたんぱく質摂取量との関連が明らかにされています。

これまでにも要介護者の中にはたんぱく質が不足する低栄養の人が多いということを紹介してきました。

適切な食物摂取ができず、栄養状態が悪化していることを「低栄養」と呼びます。

低栄養になると、免疫が低下したり、筋肉が減少したり、骨が弱くなったりすることで、感染症に掛かりやすくなったり、骨折するおそれが高くなるようです。

今回紹介した厚生労働省のまとめによれば、高齢者はたんぱく質の摂取量が少ないと、フレイルティの出現リスクが増加するそうです。

たんぱく質並びにアミノ酸の介入研究|たんぱく質の関与|フレイルティ及びサルコペニアと栄養の関連|高齢者|厚生労働省では、サルコペニア予防および改善の観点から、高たんぱく質食品、プロテインやアミノ酸などのサプリメント、β─ ヒドロキシ─β─ メチル酪酸(beta-hydroxy-beta-methylbutyrate:HMB)を単独もしくはアミノ酸と配合したサプリメントを補給する介入研究が紹介されています。

朝食でのタンパク質摂取による筋量増加には分岐鎖アミノ酸が大きな役割を果たしていることを示唆しています。

分岐鎖アミノ酸は筋肉の合成を高める作用が強いアミノ酸であることが知られていますが、今回の研究によれば、朝食でのタンパク質摂取による筋量増加には分岐鎖アミノ酸が大きな役割を果たしていることを示唆されており、また、高齢女性を対象にした3食のタンパク質の摂取量と骨格筋機能との関係性の調査によれば、1日のタンパク質摂取量に対する朝食でのタンパク質摂取量の比率と骨格筋指数は正の相関を示すことがわかっていますので、ぜひフレイル対策のためにも朝食にたんぱく質を摂取していきたいですね!

【関連記事】

■美容・ダイエットとたんぱく質

筋肉量が多い人ほど顔のシミやシワ、毛穴の目立ちが少ない!マイオネクチンがメラニンの生成を抑えている!|ポーラ化成によれば、ポーラ化成工業が行ったゲノム研究(GWAS)によれば、シミができない体質の人は、生まれつき筋肉の性質が異なる可能性があること、また、体重当りの体幹と下半身の総筋肉量が多い人ほど、顔のシミが少ないことが分かったそうです。

また、筋肉で作られる「マイオネクチン」が血液成分として皮膚に運ばれ、シミのもとであるメラニンの生成を抑えていることが示唆され、さらには、体の筋肉量が多いほど、シワ、毛穴の目立ち、色ムラなどが少ないことも明らかになったことから、美肌体質の秘密は、筋肉がカギを握っている可能性があるようです。

美容にはたんぱく質がかかせないとはご存じの方も多いはず。

【関連記事】

今回の研究によって、朝食にたんぱく質を摂取することがより効果的に筋肉をつけることにつながるということですので、ぜひ朝食にたんぱく質を摂りましょう!

→ アミノ酸の効果・効能・種類・アミノ酸を含む食べ物 について詳しくはこちら

→ なぜ筋肉をつけるにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が必要なの?【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら







【参考リンク】

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おのののかさんがマイナス5キロの産後ダイエットに成功した方法とは?




おのののかさんのインスタによれば、おのののかさん(168cm)は2ヶ月弱で54kg→49kgと5キロ痩せに成功し、自身の産後ダイエットについてまとめています。

詳しい方法についてはおのののかさんのインスタを見ていただくことにして、気になるポイントについて考えてみたいと思います。

■ダイエットの目標を立てる

産後はダイエットする気にもならないくらい忙しいし、やせにくい

モルディブ旅行前にもう一度かわいい水着が着たい

ダイエットにおいて一番難しいのはそのモチベーションを維持すること。

おのののかさんの場合は、旅行先でかわいい水着を着たいという明確な目標があり、そのことがモチベーション維持ができたコツと言えそうです。

【関連記事】

■筋膜リリース

月3回ペースで育児でごっつごっつになった二の腕やら背中だるんだるんのお腹垂れ下がったお尻をもみほぐし、YouTubeを見て運動する。

体をもみほぐすことを筋膜リリースと捉えて考えてみます。

筋膜とは、筋肉の束を包んでいる膜のことです。

筋肉が長時間同じ姿勢でいると、筋肉の表面にある「筋膜」にシワが寄り、筋肉が硬くなって、筋肉の動きが制限されて、痛みやコリができてしまいます。

筋肉のコリはすぐにほぐれますが、コリとほぐしを繰り返す間に、筋肉の表面にある「筋膜」にシワができ、そのシワに引っ張られるように筋肉がコリ固まってしまうそうです。

筋膜にしわができると、筋肉が硬くなり、体のズレや歪みができてしまいます。

糖尿病の運動療法に「筋膜リリース」 身体活動量の増加、体重の減少、HbA1c値の改善によれば、糖尿病患者は筋膜が糖化されてしまい、関節や筋肉が動きづらくなってしまっているのですが、筋膜リリースによって、筋膜のシワがのばされたことにより、筋肉の動きが解放されて、筋肉が動きやすくなり、活動量が増えた結果、体重の減少、HbA1c値の改善したと考えられるそうです。

つまり、やせたいからといっていきなり運動するよりも、筋膜のしわを伸ばして筋肉が動きやすい状態を作って運動するほうがより効果的にダイエットできると考えられます。

■食事は腹8分目。食べ過ぎたら2食分はプロテイン

冨永愛さんの食事の考え方/おばあちゃんから教えてもらった「まごわやさしい」によれば、冨永愛さんは基本は腹八分目におさめ、時にはお腹いっぱい好きなモノを食べるようにしているそうです。

食事の量のコントロールを1週間をベースに考えて、食べ過ぎた日の翌日は減らすというくらいに考えた方が健康的と言えるのではないでしょうか?

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梅仕事まとめ/梅のはちみつ漬け/梅シロップ(梅ジュース)/梅酒/はちみつ梅味噌/ばあちゃんの料理教室




そろそろ「梅仕事」の季節ですね。

「梅のはちみつ漬け」や「梅シロップ(梅ジュース」への視聴回数が増えてきました。

そこで、梅仕事に関する記事・動画をまとめました。

梅酒&梅シロップ作りに欠かせない!梅の下ごしらえ【梅仕事】【ばあちゃんの料理教室】(2020年5月23日)/HOW TO PREPARE PICKLED PLUMS

簡単!おいしい自家製梅酒の作り方【ばあちゃんの料理教室】(2020年5月24日)/HOW TO MAKE HOMEMADE JAPANESE PLUM WINE

はちみつ梅シロップ(梅ジュース&梅シロップマリネ)の作り方・レシピ【ばあちゃんの料理教室】/HOW TO MAKE HOMEMADE JAPANESE PLUM SYRUP

おばあちゃん流!はちみつ梅シロップの使い方(梅ジュース&梅シロップマリネ)【ばあちゃんの料理教室】

自家製はちみつ梅味噌の作り方・レシピ【ばあちゃんの料理教室】(2020年5月31日)/HOW TO MAKE HOMEMADE UME MISO

梅のはちみつ漬けの作り方・レシピ🍯|疲れた時のドリンクに!

【あさイチ】時短!30分でできる自家製梅ジュース(レンチン梅)の作り方・レシピ|6月19日

梅ジャムの作り方・レシピ|パン(トースト)に塗ったり、ヨーグルトと一緒に食べたり♪







魚油に含まれるオメガ3がインスリン抵抗性を改善し糖尿病の予防・治療に役立つ可能性




科学誌『Nutrients』に掲載された最新の研究によれば、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸が、非肥満者におけるインスリン抵抗性を改善し、糖尿病リスクを下げる可能性があることがわかりました。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ オメガ3の効果・効能・食べ物 について詳しくはこちら

【参考リンク】

今回の研究では、2型糖尿病に似た症状を持つ非肥満のラットを対象に週3回8週間魚油を経口投与し、魚油に含まれるオメガ3脂肪酸(EPAとDHA)が、血糖代謝や免疫応答にどう影響するかを調べました。

【今回の研究のポイント1!】

肥満ではない患者でも、日本では2型糖尿病患者が多く、太っていないのに高血糖やインスリン抵抗性を示すラットの研究は日本人の2型糖尿病の研究にとって重要な研究と言えます。

【参考リンク】

  • Kashima, S.; Inoue, K.; Matsumoto, M.; Akimoto, K. Prevalence and Characteristics of Non-Obese Diabetes in Japanese Men and Women: The Yuport Medical Checkup Center Study: Characteristics of Non-Obese Diabetes. J. Diabetes 2015, 7, 523–530.

実験結果】

1)血糖値が下がり、インスリンが効きやすくなった(インスリン抵抗性が減った)、つまり血糖コントロールがよくなった

2)炎症が減った

・炎症を引き起こすリンパ球(Th1やTh17)が減って、逆に炎症を抑えるリンパ球(Treg)が増えた。

・炎症を起こす物質(TNF-αやIL-17)が減って、炎症を抑える物質(IL-10)が増えた。

3)脂質が改善した

血清脂質(総コレステロールLDLコレステロール中性脂肪)が減少した。

【なぜ?そのメカニズムとは?】

1)オメガ3による抗炎症作用

2)炎症を起こすTh1やTh17が減って、炎症を抑えるリンパ球(Treg)が増えることで、炎症を抑えてインスリン感受性を高める

3)魚油が血糖や脂質を下げることで代謝の改善

2型糖尿病の身体は炎症を起こすスイッチが入りっぱなしで血糖値コントロールも乱れてしまっている状態なのですが、オメガ3はそのスイッチをオフにして、免疫システムを落ち着かせて、なおかつ血糖や脂質を整えてくれます。

■まとめ

今回の研究では2型糖尿病に似た症状を持つ非肥満のラットにおいて魚油のオメガ3が血糖値を下げ、インスリン抵抗性を改善し、炎症を抑える効果があることを示し、また免疫のバランスを整えることがわかりました。

今回はラットの実験であり、人間では同じ効果があるかどうかはわかりませんが、今後魚油に含まれるオメガ2が2型糖尿病の治療や予防に役立つ可能性が期待されます。

魚介類を多く食べる男性は糖尿病になるリスクが低い!最大でリスク3割減|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターなどによる追跡調査によれば、魚を多く食べる男性は糖尿病になるリスクが低いという調査結果が出ていましたが、この研究に近い結果が出ています。

→ オメガ3の効果・効能・食べ物 について詳しくはこちら







【関連記事】

オメガ3を毎日飲むと老化を遅らせる効果があることが判明!