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■目の病気から守ってくれる6つの食べ物とは?
by Maegan Tintari(画像:Creative Commons)
(2009/4/12、GIGAZINE)
視力を保つためにはサングラスで紫外線から目を保護したり、定期的に視力検査を受け、目の状態に合った眼鏡やコンタクトレンズを使用することはもちろん大切ですが、目の健康に対するもっと積極的なアプローチとして、食生活を見直すことが提案されています。
毎日の食事により視力を向上させることも夢ではないとのことで、眼病を予防し視力を保つカギとなる6つの食品をご紹介します。
詳細は以下から。
Sight-savers – We list the foods that can keep your eyes healthy | Mail Online
ビタミンCやω-3脂肪酸(オメガスリーしぼうさん)、植物にふくまれる色素などのいくつかの化合物は目の健康にとって非常に重要で、食によって視力を向上させることも可能だと、リバプール大学の眼科学長Ian Grierson教授は提唱しています。
「白内障や緑内障、失明の原因として多い加齢黄斑変性などの疾患は、すべて食生活の影響を受けています。
毎日の食事に果物や野菜をちょっと増やすだけで、将来の目の病気にかかる確率を劇的に低くすることができます」と語るGrieson教授。
食事の改善によって、目の病気から守ることができるそうです。
では、その目の病気から守る6つの食べ物とは何なのでしょうか。
1.緑色野菜
by eren {sea+prairie}(画像:Creative Commons)
ほうれん草、フダンソウ、ケール、ブロッコリー、芽キャベツなどの濃い緑の野菜にはLutein(ルテイン)とZeaxanthin(ゼアキサンチン)という2種のカロテノイドが含まれています。
ルテインとゼアキサンチンは異性体で、ヒトの網膜に存在し、はっきりとした像を結ぶには不可欠です。
光にさらされることによって年とともに失われるルテインとゼアキサンチンを食品で補うことは、加齢による失明の予防につながるとのこと。
摂取の目安は1日100gの緑の葉物野菜をサラダや加熱調理して食べるとよいそうです。
青汁で有名になったケールにはルテインが豊富に含まれています。
→ ルテイン|ルテインの効能・効果・食品・飛蚊症・緑内障 について詳しくはこちら
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2.卵
by Matthew Murdoch(画像:Creative Commons)
ルテインとゼアキサンチンは卵黄にも多く含まれています。
3.ブルーベリー
by Oregon State University(画像:Creative Commons)
夜間の視力に関係あるとされ、第二次世界大戦中は夜間任務のパイロットの視力向上のため取り入れられていました。
ブルーベリーやブラックベリーなどの濃い色のベリー類はアントシアニンが豊富で、白内障や加齢黄斑変性による失明を予防し、進行を遅らせることができるそうです。
目に血液や栄養を送り込む毛細血管を強くする働きも研究により示唆されています。
つい先日のニュース記事でもブルーベリーが目に良いことを実証したとの記事をご紹介しました。
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4.脂ののった魚(オメガ3脂肪酸の油)
by Stuart Webster(画像:Creative Commons)
魚の脂肪に含まれるω-3脂肪酸は緑内障や加齢黄斑変性のリスク低減に役立つそうです。
ドライアイにも有効で、ある研究ではドライアイ症候群の女性に1週間に5食缶詰でないマグロを食べてもらったところ、症状が68%緩和されたそうです。
摂取の目安は1週間に2~3皿魚料理を食べることがホルモンバランスや脳・肌・目の健康のために推奨されています。
オメガ3脂肪酸は脂質濃度を下げるといわれています。
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5.木の実、種子類
by alt-n-anela ∗ dewframe(画像:Creative Commons)
ナッツ類に豊富に含まれるビタミンEには目を紫外線から守る働きがあり、白内障などさまざまな目の疾患の予防につながります。
また、ナッツ類のくるみにはオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら
6.新鮮な果物
by Andrew Malone(画像:Creative Commons)
ビタミン類、特にビタミンCは白内障・緑内障・加齢黄斑変性を含むほとんどの目の病気に対し、予防効果があることが研究により明らかになっています。
Grierson教授は新鮮な果物と野菜の摂取量を増やすだけでも視力を守る効果があるだろうとしています。
目の病気から守るためにも、緑黄色野菜・卵・ブルーベリー・脂ののった魚・木の実(種子類)・新鮮な果物という6つの食べ物を積極的に摂っていきたいですね。
また、こうした栄養素が摂れない場合には、サプリメントなどを利用しましょう。
→ 目の病気 について詳しくはこちら