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#松下由樹 さんが「#温活」でむくみ改善・ダイエット・美肌に!その方法とは?

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【目次】

■松下由樹さんが「温活」でむくみ改善・ダイエット・美肌に!その方法とは?

Bubble bath

by Endre Majoros(画像:Creative Commons)

松下由樹『ナースのお仕事』で話題となった“激やせの秘訣”

(2014/11/10、女性自身)

「久しぶりにお会いした方はそう思ったかもしれませんが、激やせだなんてとんでもない。たしかに最近まわりからも『やせた』と言われます。でもダイエットをしたわけではないんです。今年の初めから取り組んでいる“温活”が効いているのではないでしょうか」

「以前からむくみなどがヒドかったのですが、今年に入って温活を始めたら改善されたんです。特別なことはしていなくて、バスタイム中に足先や指先などをマッサージしたり、夏場でもエアコンが効きすぎているところでレッグウォーマーを使っていたんです」

「ほかにも生姜湯を飲んだり、朝にスープを飲んだりしています。あとは、なるべく早寝するように心がけています。そうするとお肌の調子もいいんです。

松下由樹さんは「温活」を始めたそうで、むくみが改善されたり、周りから痩せたといわれたり、肌の調子が良くなっているそうです。

具体的な温活の内容をまとめます。




●バスタイム中に足先や指先などをマッサージ

お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。

また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。

さらには、冷え性・低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。

「寒くなってきた」と思ったあなたに♥️2016年最新冷え対策特集でも紹介したのは「マッサージ」です。

冬場になると、気になるのが、冷えと乾燥による肌荒れ。

冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。

冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。

また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。

冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。

特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。

ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。

●夏場でもエアコンが効きすぎているところでレッグウォーマーを使っていた

体の表面の熱を逃がしやすいように通気性のよいものを着て、厚手のタイツや靴下をはき、熱を逃がさないようにしたほうがよいようです。

ひざ掛けなどもいいと思います。

●生姜湯を飲む・朝にスープを飲む

乾燥しょうがで体を温める!乾燥しょうがの作り方|ためしてガッテン 8月25日によれば、乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。

体温を上げる方法・温活の方法についてはこちら。

⇒ 冷え性改善方法(食べ物・食事・運動・サプリ・ツボ)についてはこちら。

低体温|低体温の改善・原因・症状についてはこちら。







【温活 関連記事】
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なぜ熱中症になると、「熱疲労(めまい・頭痛・吐き気・嘔吐)」の症状を起こすのか?

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熱中症の症状には、熱疲労(「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」)という症状がありますが、なぜ熱中症になると、「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」という症状を起こしてしまうのでしょうか?




【目次】

■なぜ熱中症になると熱疲労(めまい・頭痛・吐き気・嘔吐)の症状を起こすのか?

Tardes

by Palmira Van(画像:Creative Commons)

熱中症の症状は重症度で3段階に分かれており、熱疲労の症状である「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」はⅡ度(病院搬送が必要な中等症)に当てはまります。

大量に汗をかくことによって、水分と電解質が失われ、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり、「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」という症状を起こします。

その他にも、下痢や寒気、集中力や判断力の低下という症状が現れます。




■熱中症対策(応急処置)

それでは、熱中症になったら、どうすればよいのでしょうか?

(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる

建物が近くにない場合には日陰で休ませましょう。

建物が近くにあればエアコンの効いた部屋で休ませましょう。

(2)首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡ることで、クールダウンします。

(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる

(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる

水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

(7)意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

ただし、熱疲労(めまい・頭痛・吐き気・嘔吐)の症状が現れている場合には、病院への搬送が必要なレベルになっています。

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長によれば、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えるとよいそうです。

ただし、行う順番はつづりとは逆の順番で行なうそうです。

E(Emergency call:救急車を呼ぶ)

→R(Rest:涼しい場所に運んで安静にする)

→I(Icing:首筋、脇の下、脚の付け根など血管が皮膚に近い場所を冷やす)

→F(Fluid:水分補給)

■まとめ

大量に汗をかくことによって、水分と電解質が失われ、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり、「めまい」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」「虚脱感」という症状を起こします。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら







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🍅夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?|梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト|#その原因Xにあり

健康・美容チェック > 糖尿病 > 血糖値 > 夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?|梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅

2017年6月9日放送の「その原因、Xにあり」のテーマは「食生活を見直して血糖値改善SP」です。




■夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?

Tardes

by Palmira Van(画像:Creative Commons)

●糖尿病

2型糖尿病が疑われる人は、平成27年厚生労働省う国民健康・栄養調査を基にすると、約2367万人いるそうです。

高血糖とは、血液中の糖の濃度が高いこと。

血糖値(空腹時)の基準(出典:日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2016-2017」)

高血糖 110mg/dL以上

糖尿病 126mg/dL以上

2型糖尿病は10代や20代でも発症する病気です。

また、40代以上の女性が特に注意が必要で、血糖値の上昇を抑える働きがある女性ホルモンが加齢による減少で高血糖になる可能性があるそうです。

【参考リンク】

  • エストロゲンと糖代謝|JSTAGE

    エストロゲンは糖代謝にも関与し,エストロゲンが増加する妊娠後期や低下する閉経期では糖代謝に悪影響をおよぼすことが知られている.

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

●なぜ、糖尿病になると体重減少や疲労感といった症状が現れるの?

里見浩太朗さんのケースは「体重減少」。

假屋崎省吾さんのケースは「疲労感」。

インスリンは血中の糖を筋肉などに運ぶ物質で、この働きにより糖は体のエネルギーになるのですが、高血糖の状態になると、インスリンの働きが悪くなり、血中の糖が運ばれなくなるため、体重減少や疲労感が現れるようになります。

●なぜ、糖尿病になると体重減少や疲労感といった症状が現れるの?

森永卓郎さんのケースは「脚のかゆみ」。

病院で診てもらったところ、森永さんの空腹時血糖値は600mg/dLだったそうです。

森永さんに起こった脚のかゆみのような違和感は、高血糖により起こった神経障害と考えられ、神経障害があると感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなり、ひどい時には壊死を起こしてしまい、脚を切断しなければならない場合もあるそうです。

→ 糖尿病性神経障害 について詳しくはこちら

一口だけならいいかとつまんだお菓子がちりつも食いとなって高血糖の引き金になってしまったと考えられます。

理想的な血糖値の幅は空腹時70mg/dL~満腹時140mg/dLなのだそうですが、つまみ食いをしたときの血糖値の変化は血糖値が下がらないことで、常に高血糖の状態が続き、膵臓が疲弊し、インスリンの分泌や働きが悪くなるそうです。

●食間と高血糖の関係

食事の時間があきすぎると体はエネルギー不足を感じ糖を欲するようになります。

糖を急いで吸収しようとするため、インスリンを大量分泌した膵臓は疲弊してしまうそうです。

膵臓に負担をかけないためにも、食事と食事の間は6時間以上あけない方がよいそうです。

高血糖になりにくい食事の仕方

  1. 食事の間は6時間以上あけない
  2. おやつは200kcal以下
  3. 甘いものは食事の一環として食べる

●熱中症

熱中症とは、体に熱がこもることで起こり、頭痛やめまいなどの体調不良が起こる症状を言います。

熱中症で救急搬送された人は、総務省平成28年5月から9月の熱中症による救急搬送状況によれば、約5万人いるそうで、総務省による5月1日から28日までの速報値によれば2613人が救急搬送されているそうです。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

熱中症と高血糖の関係とは?

熱中症の原因といえば、高温多湿で起こるといわれ、高血糖とは関係がないように思えますが、実は、熱中症の原因は高血糖にもあるそうです。

ご飯などの食べ物だけではなく、ジュースやビールなどの飲み物に含まれる糖によっても高血糖になる恐れがあるのです。

ビール(430ml)角砂糖約3個分

炭酸飲料(500ml)角砂糖約18個分

スポーツドリンク(500ml)角砂糖約8個分

※熱中症予防の水分補給としては、即効性としてスポーツドリンクを飲むのはいいのですが、ペットボトル症候群という清涼飲料水や炭酸飲料の飲み過ぎで起こる高血糖もあるので注意が必要!

→ ペットボトル症候群に注意|大量に清涼飲料水を摂取すると、急性の糖尿病のような症状が出ることがある!? について詳しくはこちら

高血糖が続くと、体が脱水症状を起こしてしまう恐れがあるそうです。

血液中の糖が増えると、濃度を下げるため、水分が送られます。

高血糖が続くと、常に水分を送り続けることになり、体の水分が血中に送られ、脱水状態になってしまうのです。

そうなると、温度調節が上手くいかずに、熱中症になってしまう恐れがあります。




■梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅

tomatoes

by Vladimir Morozov(画像:Creative Commons)

番組に出演していた泰江慎太郎院長(銀座泰江内科クリニック)でおすすめしていたのは、トマトを一日一個摂取すること。

なぜトマトを摂ることで、高血糖・熱中症予防になるのでしょうか?

トマトに含まれるリコピンには血糖値の上昇を抑える効果が期待できるそうです。

リコピンは、インスリンの働きを促進するそうで、トマトジュースを飲んで血糖値が緩やかになったという結果もあるそうです。

【参考リンク】

リコピンは熱に強い性質を持っているため、火を入れて「ミネストローネ」や「ガスパチョ」といった料理にすると、トマトを多く摂取することができます。

【補足】

トマトから脂肪肝、中性脂肪改善に有効な成分を発見―京大で紹介した京都大大学院の河田照雄教授らの研究グループの研究によれば、トマトには、血液中の中性脂肪量を抑制する成分が含まれており、脂肪肝メタボリックシンドロームの予防に効果が期待されるそうです。

また、この物質(トマトジュース中には脂肪燃焼作用を有する13-oxo-ODAという成分が含まれる)は、血液と肝臓の中性脂肪の減少だけでなく、脂肪燃焼に関わるたんぱく質の増加、エネルギー代謝の向上、血糖値の低下などに役立ちそうです。

→ 血糖値とは|血糖値を下げる食品・正常値・空腹時血糖値・食後血糖値 について詳しくはこちら

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【スッキリ】「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴|脱水を見極める方法「ツルゴールの低下」|夏血栓を予防する食生活

> 健康・美容チェック > 動脈硬化 > 血栓 > 【スッキリ】「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴|夏血栓を予防する食生活|7月17日

2018年7月17日放送の「スッキリ」では「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴について取り上げました。




【目次】

■夏血栓の症状と熱中症の初期症状は似ている!

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by Simon Clancy(画像:Creative Commons)

夏は、大量の汗をかくことにより、体内の水分量が減少して、血液の粘度が上昇し、血栓ができやすくなると考えられます。

夏血栓の初期症状は、めまいや倦怠感、頭痛など熱中症と同じで間違えやすいのですが、血栓ができると、心筋梗塞(胸が痛い)、肺塞栓症(呼吸困難)、脳梗塞(片方の手足のしびれ・麻痺、ろれつが回らない)といった症状が現れるので注意が必要です。

解説をされていた大谷院長によれば、夏血栓により「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを招くと死亡率は最大30%にもなるそうです。

■夏血栓による「脳梗塞」と「熱中症」を見分けるドロップハンド試験

夏血栓による「脳梗塞」と「熱中症」を見分けるドロップハンド試験というものがあります。

  1. 仰向けに寝そべらせ、真上に両腕を引き上げる。
  2. まっすぐ伸ばしたまま同時に放す。
  3. 左右の腕の落ち方に極端な差が出たら要注意

■夏血栓の原因になる生活習慣

■脱水を見極める方法「ツルゴールの低下」

脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」
脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」(手の甲の皮膚をつまみ上げ、戻るのに2秒以上かかるようなら脱水の恐れ)

脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」(手の甲の皮膚をつまみ上げ、戻るのに2秒以上かかるようなら脱水の恐れ)を紹介していました。

■夏血栓を予防する食生活

また予防する食生活として、こまめな水分補給(1時間100リットル程度)、青魚、納豆、たまねぎ、ココアミルクを紹介していました。

●青魚

さんまを焼き、ほぐします。
さんまを焼き、ほぐします。

青魚の脂 EPA摂取で脂質改善 動脈硬化を防ぎ、血液サラサラによれば、EPAには、血小板の凝固を抑えることから、血液の抗凝固(血栓防止)作用があると考えられるそうです。

EPAはイワシやサンマに多く含まれています。

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

●納豆

納豆(Natto)
納豆(Natto)

→ 納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!? について詳しくはこちら

●たまねぎ

玉ねぎ(onion)
玉ねぎ(onion)

たまねぎのケルセチンで動脈硬化改善・対策|ケルセチンで血管年齢若返りによれば、玉ねぎに含まれるケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。

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→ 血栓とは|血栓の症状・原因|血栓を溶かす食べ物・飲み物・運動 について詳しくはこちら







なぜ日本人の平均体温が下がったのか?その理由とは?

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■なぜ日本人の平均体温が下がったのか?その理由とは?

Arrow Down

by AKZOphoto(画像:Creative Commons)

夏におすすめ!ショウガでダイエット

(2011/7/22、読売新聞)

からだを温め代謝を上げる

約50年前、日本人の平均体温は36.8度あったとされるのに、いまや高い人でも36.2~36.3度、ほとんどが35度台の低体温に陥っているそうです。

1度の体温低下で、代謝は約12%、免疫力は30%以上低下するともいいますから、これは放ってはおけません。

「漢方では、『冷えは万病の元』といって、あらゆる病気や不調の根底には冷えが潜んでいると考えられています。冷えると血の巡りが悪くなり、全身に栄養や酵素、白血球などを運んでいる血液の流れが滞るのですから、からだの働きが低下して病気にかかりやすくなるのは当然。からだを温めることがいかに大切か、おわかりになるでしょう」

こう話すのは、内科医の石原新菜先生。自然医学の泰斗で「生姜力」(主婦と生活社)の著書がある父、石原結實(ゆうみ)氏のもとで学び、クリニックでは、漢方医学や食事療法を取り入れた指導を行っています。

低体温になると、代謝が落ち、免疫力が低下するといわれています。

記事によれば、日本人の平均体温は36.8度あったとされるのに、いまや高い人でも36.2~36.3度、ほとんどが35度台の低体温に陥っているそうです。

この部分を読んで、ふと以前の記事を思い出しました。

半袖外国人の謎|日本人より欧米人は体温が高い?「ミトコンドリア」「筋肉量」がキーワード

なぜ日本人より欧米人のほうが体温が高いのでしょうか。

それは、熱を発生させる筋肉量の違いです。

細胞の中にあるミトコンドリアが熱を発生させているのですが、筋肉量が多ければ、ミトコンドリアの数も多くなり、それにともなって体温が上昇すると考えられるそうです。

つまり、欧米人は、筋肉量が多いため、恒常的に高い体温を維持しているため、寒い日本でも半袖の人が多いというわけなんです。

反対に、日本人の平均体温は低体温化しているようです。

筋肉量が多い欧米人のほうが日本人よりも体温が高いということは、もしかすると、50年前に比べて日本人の筋肉量が少なくなっているということは考えられないでしょうか。

もちろん50年の間に食事の内容も変わっているので、食事と日本人の低体温化と関係は深いと思います。

【関連記事】

日本人の体温が下がった理由とは

石原結實さん著書「体温力」によれば、日本人が低体温になった(体温が低下した)理由として、次のことを挙げています。

運動不足

塩分の控えすぎ

水分の摂りすぎ

食べ過ぎ

体を冷やす食べ物のとりすぎ

ストレス

化学薬品、化学調味料、食品添加物の摂取

シャワーで済ませる入浴習慣

夏のクーラー

 

日本人の低体温化についてさらに理解を深めるには、以下のような点を知る必要がありそうです。

  • 海外でも低体温化している傾向はないか
    ※日本人だけが低体温化しているのか
  • 50年間でどんな生活習慣の変化(日本人特有のものがあればさらによい)があったのか
    ※日本人が低体温化するに当たる大きな理由のヒント

体温を上げる方法 についてはこちら

低体温の改善・原因・症状 についてはこちら

冷え性改善方法 についてはこちら

■まとめ

熱を作り出すために必要な栄養をしっかりと摂って、運動をして筋肉を増やして、体温を上げましょう!