「花粉症」カテゴリーアーカイブ

子どもを花粉症にしないための9か条|理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センター

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by Ryan and Sarah Deeds(画像:Creative Commons)

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子どもを花粉症にしないための9か条

(2009/2/23、医療介護CBニュース)

将来、子どもが花粉症で苦しまないようにするためにはどうすればよいか―。

理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介した。

<中略>

この中で、

▽生後早期にBCGを接種させる

▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる

▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない

▽猫、犬を家の中で飼育する

▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす

▽適度に不衛生な環境を維持する

▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる

▽農家で育てる

▽手や顔を洗う回数を少なくする

―の9か条を紹介した。

理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」によれば、ある程度不衛生な環境で育つと花粉症を発症しにくくなるということのようです。

谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。

逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明した。

<中略>

谷口センター長は、「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。

花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」と指摘。

現在の子どもは、昔に比べて、大変衛生的な環境で育っており、細菌などに触れる機会が減ってしまっているために、花粉症などのアレルギー性疾患が起こっているのではないかということなのでしょう。

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花粉症で苦労することランキング

Day 38

by Chris Costes(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 花粉症 > 花粉症で苦労することランキング




gooランキングで花粉症で苦労することランキングが紹介されていました。

このランキングによると、やはり花粉症の症状である「鼻づまり」「鼻水」「目のかゆみ」「くしゃみ」に関係したアンケート項目が上位を占めています。

花粉症の症状と苦労することをまとめてみました。

■鼻の花粉症の症状

  • 鼻づまりで苦しい
  • 鼻のかみすぎで鼻の皮がむける
  • くしゃみが止まらない
  • 鼻づまりで眠れない
  • 鼻のかみすぎで頭が痛くなる

■目の花粉症の症状

  • 目のかゆみ
  • コンタクトがつけられない

■花粉症対策のために苦労すること

  • 花粉症の薬代がかかる
  • 薬で眠くなる
  • 常にマスクが必要になる

花粉症の症状・原因 について詳しくはこちら

花粉症対策 について詳しくはこちら

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goo ランキング

花粉症で苦労することランキング
1 鼻づまりで苦しい
2 目をかかずにいられない
3 鼻のかみすぎで鼻の皮がむける
4 集中力が落ちる
5 くしゃみが止まらない
6 鼻づまりで眠れない
7 薬代がかかる
8 鼻のかみすぎで頭が痛くなる
9 薬で眠くなる
10 薬で喉が渇く

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子供の花粉症|小児花粉症

gooキーワードセンターの注目ワード(2009/2/17)に「小児花粉症」というキーワードがあり、興味がありましたので、調べてみました。

そこで、小児花粉症(子供の花粉症)について、わかりやすいページを見つけましたので、ご紹介します。

意外に多い、子供の花粉症 - サプリメントクチコミランキングより

これまでは小児の花粉症はないと言われてきましたが、ここ数年で小児花粉症が増加傾向にあると報告されています。

日本アレルギー学会によると、花粉シーズンを2度経験すると乳児の花粉症患者が増えると報告されています。

そのため、2歳以上になると花粉症になる可能性があると言えます。

報告数はまだごくわずかですが、1歳~2歳の幼児の花粉症もすでに確認されています。

なお、小児の花粉症の場合、男子のほうが若干多いことが分かっています。

小児のうちから花粉症になると、花粉そのものの減少や自然治癒は期待できないため、長期にわたって症状に苦しむことが予想されます。

花粉症であるかないか、花粉の飛散が多い地域か否かは別にしても、花粉症にならないように予防策を講じるのが賢明でしょう。

子供の花粉症は増加傾向にあるようです。

子供のうちから花粉症になると、長い間花粉症の症状に悩まされることが予想されるので、花粉症にならないよう、花粉症対策・予防を行う必要がありそうです。

→ 花粉症|花粉症の症状・対策 についてはこちら。

→ 花粉症ニュース|花粉症の症状・花粉症対策・花粉症薬・花粉症予防 についてはこちら。

花粉症とほくろの関係アンケート

ほくろと花粉症の関係 (注目ワードコラム)

(2009/2/17、gooキーワードセンター)

顔などにほくろが多い人は花粉症にかかりにくく、逆にない人はかかりやすい、そんなユニークな傾向があることを、2002年に科学技術振興事業団の技術参事、粟屋昭氏が日本免疫学会で発表しています。

顔などのほくろが多い人は花粉症にかかりやすく、反対にほくろがない人はかかりやすいのではないかということを発表した方がいるそうです。

これは、2002年の5、6月、栗屋氏が通勤途中に東京近郊で出会った17~60歳の115人を対象に、花粉症の症状の有無を調査したもの。

顔、首、腕などにほくろが目立つ人、ほくろがない人に分けたところ、ほくろがあった85人のうち、花粉症にかかっていたのはたったの5人。

これに対し、ほくろがない30人は全員が花粉症だったとのこと。

ちなみに、アトピー性皮膚炎の小児のほくろの数が、健常児に比べ少ないというスウェーデンの報告もあるのだとか。

偶然なのか、それとも本当に花粉症とほくろには何らかの関係があるのでしょうか。

興味深いので、「花粉症とほくろに関係があるのか」についてアンケートしてみたいと思います。

是非参加してみてください。

よろしくお願いします。

【追記(2009/4/2)】

このアンケート結果ですが、このブログ記事を検索した方は「花粉症」に興味がある方が多いと考えられますので、その点を考慮していただければと思っております。

【関連リンク】

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【花粉症薬の落とし穴】知らず知らずに集中力や判断力、作業能率が低下してしまう「インペアード・パフォーマンス」とは?

Sneeze

by Hermann Kaser(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 花粉症 > 【花粉症薬の落とし穴】知らず知らずに集中力や判断力、作業能率が低下してしまう「インペアード・パフォーマンス」とは?




花粉症薬の落とし穴 眠気だけでなかった… 思わぬ“脳力”低下

(2009/2/10、東京新聞)

花粉症のシーズンがやってきた。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり。

アレルギー症状に苦しむ人は多く、ドラッグストアの店頭には花粉症対策の薬が並ぶ。

だが、よく使われる抗ヒスタミン薬は効果が高い一方、眠気だけでなく気付かぬうちに集中力や判断力の低下をまねき、仕事や勉強に影響することがある。

花粉症治療の落とし穴とは-。

花粉症対策薬に使われる抗ヒスタミン薬は、眠気だけでなく気付かぬうちに集中力や判断力の低下をまねき、仕事や勉強に影響することがあるそうです。

ではまず、なぜ、抗ヒスタミン薬がよくつかわれるのでしょうか。

花粉症などのアレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜にアレルギーの原因になる異物が接触、ヒスタミンが過剰に分泌されることで起きる。

ヒスタミンの働きを抑えるために抗ヒスタミン薬が使用されるというわけですね。

抗ヒスタミン薬の副作用とはいったんどういうものなのでしょうか。

東北大大学院教授(医学系研究科機能薬理学分野)の谷内一彦さんは「抗ヒスタミン薬は一九四〇年代につくられたが、いい薬で即効性が高い。

ただ、鼻の粘膜だけでなく脳の方にも効いてしまう。

脳を活発にする脳内ヒスタミンの働きを抑制し、脳の働きを低下させる」と話す。

抗ヒスタミン薬には効果が高い一方、鼻の粘膜だけでなく、脳にも効果があるため、脳の働きが低下してしまうというわけです。

そのために、眠くなったり、だるさを感じたりするというわけですね。

しかし、気をつけたいのはそれだけではないようなのです。

だが、気を付けたいのは、こうした自覚症状がなく知らず知らずに集中力や判断力、作業能率が低下する「インペアード・パフォーマンス」だと、谷内さんは指摘する。

インペアードは「正常な機能が損なわれた」の意味で、インペアード・パフォーマンスは「気付きにくい能力ダウン」。

本人だけでなく周囲も気付きにくい。

知らず知らずのうちに、集中力や判断力、作業能率が低下する「インペアード・パフォーマンス」という言葉があるそうですが、抗ヒスタミン薬による「インペアード・パフォーマンス」によって、車や飛行機の運転、仕事、スポーツ、勉強などに影響をもたらす恐れがあるようです。

また、花粉症による労働生産性への影響は大きいそうです。

プロジェクトメンバーで、花粉症治療と労働生産性への影響について研究した小林慎さんは「スギ花粉症に悩む人の割合はこの十年で一・六倍に増え、三・七人に一人が花粉症患者。

労働生産性低下による損失額は約二千四百億円になる」と説明。

「抗ヒスタミン薬服用による労働災害発生のリスクは、抗うつ薬や麻酔性の成分を含む薬より高い」と指摘する。

花粉症が国の経済に与える影響が大きくなっており、今後は国家プロジェクトとして花粉症対策を行う必要がありそうですね。

適切な花粉症対策を行うためにも、ぜひ専門医に診てもらうようにしましょう。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど)・対策 について詳しくはこちら

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