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病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!




病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!
病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!

カレブウッズ

病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた人のツイートを見かけたんですが、これこそが健康的なライフスタイルへの行動変容を促す方法なんじゃないかなと思います。

■行動変容を促すには?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、

デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の人の行動の、じつに40%がその場の決定ではなく習慣

なのだそうです。

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また、「スイッチ 変われないを変える方法」(著:チップ・ハース ダン・ハース)によれば、セルフ・コントロールは消耗資源であり、例が挙げられています。

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例:ウェディングレジストリ(アメリカで結婚時に新郎新婦が作る結婚祝儀のほしいものリスト)の作成やコンピュータの購入など複雑な選択や検討をさせられた人々はさせられていない人々よりも集中力や問題解決能力が落ちる事が分かっている。

例:ある研究によると、感情を抑えるように支持された被験者は、自由に涙を流した被験者と比べて、その後の身体持久力が低下することがわかった。

私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。

つまり、反対に考えると、変化を起こしたいときには、自動化された行動=習慣を変えなくてはならないのです。

では、どのようにすれば習慣を変えることができるのでしょうか?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、人間の心理には、2つの基本原則があるそうです。

1.シンプルでわかりやすいきっかけを見つけること

2.具体的な報酬を設定すること

新しい習慣作りには、「きっかけ」と「報酬」が重要です。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)では、「きっかけ」と「報酬」についての具体的な例が紹介されています。

新しい運動習慣を身につけるのに成功した人々の研究では、職場から帰宅した直後にジョギングに行くといった特定のきっかけと、罪悪感から解放された夜のテレビ鑑賞やビールといった具体的な報酬を設定した人のほうが続きやすいことがわかっている。

食餌療法についての研究では、挫折せずに新しい食習慣をつくり上げるのには、前もってメニューを作成しておくなど、事前にきっかけを決め、シンプルな報酬を設定する必要が有ることも判明した。

あるグループでは、92%の人が、気持ちが良いから習慣的に運動すると話している。運動で分泌されるエンドルフィン等の神経伝達物質を期待し、求めるようになるのだ。

毎朝、走りたければ、シンプルなきっかけと明確な報酬を選ぶ必要がある。

ゲームはまさに「きっかけ」と「報酬」が明確ですよね。

例えば、任天堂スイッチ&リングフィットが目の前にあることが「きっかけ」となり、人気声優を起用したインストラクターとの楽しいエクササイズが「報酬」となる感じです。

また、なぜSNS上で変な絡み方の人に反応することが『報酬』になるのか?|世の中は「報酬系」で回ってる!?で紹介した「『無意識』があなたの一生を決める 人生の科学」(著:デイヴィッド・ブルックス)では「報酬系」について取り上げました。

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報酬系とは、欲求が満たされた時に活性化し、快感をもたらす神経系のことである。快感が得られるのは、ドーパミンという物質が放出されるためだ。報酬系の働きにより、私たちは何か一つのことに集中することもあるし、何かに強く憧れ、それをひたすら追い求めることもある。強く、狂おしいまでの欲望に駆られることもある。報酬を獲得し、欲望が満たされれば、ドーパミンが放出されて快感が得られるため、私たちは報酬を求めて行動するようになるのだ。報酬が特定の行動を促すわけである。

以前スマホゲームを試しにやってみたことがあるのですが、実に「報酬系(≒ご褒美)」について考えられている印象を受けました。

ゲーム初心者向けに、経験値を多くくれたり、カードをくれたり、グッズをくれたり、ゲーム内で達成した感覚を与えてくれたりと、快感になりそうなことがたくさん与えてくれることにより、ハマってしまう人がでてくるのもわかる気がしました。

その記事では、スマホゲームの手法を健康のための行動変容に活かすことができればよいのかもしれないと書きましたが、ゲームというのは、「きっかけ」と「報酬」がはっきりしていて、ゲームをすることが「きっかけ」となり、ゲームを遊ぶことで「報酬」が得られる、健康的な習慣に変えることができる2つの要素が入っているものになります。

それに加えて、フィットボクシングには、「デュエットモード」「バーサスモード」は協力&競争というダイエットを継続させるために重要な要素も含まれています。

●協力

女性の場合は一緒にダイエットをしてくれる仲間を探すことがダイエット成功の近道なのだそうです。

女性の脳の特徴を活かしてダイエット|ためしてガッテン(NHK)によれば、友達と一緒に運動をしたり、ダイエット情報(体重グラフ分析)の交換をすると、楽しくダイエットが出来るそうです。

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また、女同士のウラの顔|ホンマでっかTV 4月25日によれば、女子にはグループで目標を立てて皆で協力した方が成績が伸びやすいそうです。

NASAの男女混成チームを見ると、成功の要因はチームのコミュニケーションがとれていること。

コミュニケーションを円滑にする女性特有の能力。

そして、目標を達成しようという男性が得意な能力。

それらがうまく組み合わさるとき、最強の力を発揮するチームが生まれるのではないか。

男性だけだと、競争が優先されるため、より遠くまで探査できるが、人命救助がおろそかに。

女性だけだと、お互いを気遣うあまり、探査が思うように進まない。

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一緒の目標を持って互いに協力して励まし合いながら行うことがダイエット成功の秘訣と言えそうです。

また、自撮り(SELFIE)を活用してダイエットの成功率を上げる!?では、社会的絆がダイエットを成功に導く鍵であると紹介しました。

近くに住んでいる人よりも社会的な絆が強い人の影響を人は受けやすいので、ダイエットを一緒に努力しているメンバーが時にはライバルとして、時には応援する人として、社会的絆が強くなればそれだけダイエットへの影響を強く与えることができるということですね。

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●競争

米マサチューセッツ工科大(MIT)のチームがネイチャー・コミュニケーションズに発表した論文によれば、人はSNS上で共有されているウェアラブルデバイスで記録したジョギングの距離や速さのデータを見ると、走る距離やスピードが増すということが分かりました。

今回の研究によれば、男性は男性・女性の両方から影響を受けるのに対して、女性は他の女性から影響を受けるということがわかったということです。

男性の方が競争を意識しやすいということなのではないでしょうか。

薬指の長さと男性ホルモンの関係とは?によれば、男性ホルモンのテストステロンにさらされると、男性的で、強い警戒心または注意力と素早い反応、高い自信、リスクを好む行動、積極性または攻撃性、迅速な意思決定といった特性をもつ傾向があるそうです。

今回の研究結果を合わせると、男性ほどワークアウトのデータを共有したほうが競争意識がかきたてられることによって、運動する機会が増えると考えられます。

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■まとめ

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)

しかし、その後の無数の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はないとわかった。脳が報酬を期待するようになってはじめて、つまりエンドルフィンや達成感を求めるようになってはじめて、毎朝、ジョギングシューズのヒモを無意識のうちに結ぶようになるのだ。きっかけはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはならない。

「きっかけ」と「報酬」は新しい習慣を作るうえで欠かせないものですが、「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となるのです。

一番の課題はゲームに飽きたら、健康的なライフスタイルが終わってしまうということ。

つまり、長続きするためにはゲーム以外に「変わりたい!」という感情をいかに生み出すのか=「動機づけ」をいかに行うかがポイントになってくるのではないでしょうか?







「筋肉がつきやすい体質」はある?|どうすれば筋肉はつくの?




Low key male model

by Liam Somerville(画像:Creative Commons)

筋肉がつきやすい体質ってあるの?

(2012/8/14、Web25)

「たしかに、遺伝的に筋肉がつきやすい人というのはいます。たとえば、もともと寒い地域にいたアングロサクソンは、熱を発生する筋肉が多いほど有利であったため、自然と筋肉の多い人たちの遺伝子が受け継がれてきました。概して私たちモンゴロイドよりも筋肉がつきやすい体質といえます」

NSCA公認パーソナルトレーナー、坂詰真二さんによれば、遺伝的に筋肉がつきやすい体質というのがあるそうです。

アングロサクソンはモンゴロイドよりも筋肉がつきやすい体質みたいですね。

また、同じ日本人であっても、その体質には差があるようです。

坂詰氏によれば、同じ日本人であっても、筋線維の数や成長ホルモンの分泌量には、先天的な差が存在するという。

順天堂大学のDempoらが行なった分析によれば、筋力に対する遺伝的要因と環境的要因の影響が同等であることが分かったそうです。

つまり、筋力は遺伝だけで決まるわけでなく、適切な筋トレや栄養摂取による環境的要因も大きく影響しているのです。

また、この研究では、環境要因の役割は年齢とともに増加していることから、年齢を重ねるにつれて、トレーニングのやり方や量、栄養の摂り方が影響してくるということです。

Moore DRらの論文によれば、骨格筋量を維持するには、筋原繊維タンパク質合成(MPS)の適切なタンパク質摂取媒介刺激が必要なのですが、加齢によってたんぱく質への感受性が低くなってくるため、筋肉量を維持・増強するためには、たんぱく質の摂取量を増やす必要があるそうです。

→ なぜ筋肉をつけるにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が必要なの?【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら

まとめると、筋肉のつきやすさに遺伝による差はあるものの、適切な筋トレをして、適切な栄養と休養をとれば、しっかりと筋肉はつくようです。

ただ、同じ運動を行なっても、状態によっては同じ効果が得られないという研究もあります。

肝臓から分泌されるホルモン「ヘパトカイン」であるセレノプロテインPが運動の効果を無効にする|運動効果に個人差がある原因の一つを解明|金沢大学【論文・エビデンス】によれば、肝臓から分泌されるホルモン「ヘパトカイン」であるセレノプロテインPが骨格筋に作用することで、運動を行なってもその効果を無効にしてしまうことがわかりました。

セレノプロテインPの血中濃度は、2型糖尿病や脂肪肝の患者、高齢者で上昇していることが報告されており、このような方たちは、セレノプロテインPが過剰にあるため、運動を行ったにもかかわらず、その効果が起こらないという病態が身体の中で生じている可能性があります。







P.S.
続きを読む 「筋肉がつきやすい体質」はある?|どうすれば筋肉はつくの?

なぜフィットネストラッカーがダイエットの妨げになってしまうのか?|ピッツバーグ大学




【目次】

■なぜフィットネストラッカーがダイエットの妨げになってしまうのか?|ピッツバーグ大学

Cicret  Wearable Projection Band

by yagisu(画像:Creative Commons)

フィットネストラッカーはダイエットに逆効果、という研究結果

(2016/9/27、WIRED)

ピッツバーグ大学ジョン・ジャキシク教授が行なったフィットネストラッカーに関する行なった実験は2つ。

【参考リンク】

1.低カロリーの食事+フィットネス+ダイエット日記を行なう実験

最初に、彼らは研究対象として痩せたいと思っている肥満体の若い成人471人(18歳~35歳、平均体重約95kg)を選抜した。被験者たちは最初の6カ月間、低カロリーの食事を摂取して決められたフィットネスプランをこなし、ダイエット日記に進捗状況を記録し、毎週グループカウンセリングに参加した。6カ月後、全員が平均して約7.7kg~8.6kgの減量に成功した。

ダイエットをしたいと考えている肥満体のグループに6か月間低カロリーの食事と運動、ダイエット日記に記録し、カウンセリングに参加してもらったところ、平均して約7.7kg~8.6kgの減量に成功したそうです。

2.フィットネストラッカーで記録するグループとウェブサイトに活動記録を残すグループを比較

次に、被験者はふたつのグループに分けられた。一方のグループはフィットネストラッカーを18カ月装着し、もう一方のグループは、ウェブサイトに活動の記録を残すという一般的なダイエットを行った。

24カ月経つまでに、グループにかかわらず被験者の多くが最初の6カ月で減らした体重から増量していた。最終的に、一般的な方法でダイエットをしたグループは、研究開始時と比べて平均5.9kgの減量に成功したが、フィットネストラッカーを使った方のグループは、平均3.6kgしか減量できなかった。

この文章を正確に読み解くと、6か月間低カロリーの食事と運動、ダイエット日記に記録し、カウンセリングに参加したグループは平均して約7.7kg~8.6kgの減量に成功しましたが、その後の18か月でウェブサイトに活動記録を残すダイエットを行なったグループもフィットネストラッカーを装着したグループも両方ともリバウンドしているという結果が出ています。

ただフィットネストラッカーを装着したグループのほうが体重が増えていることから、フィットネストラッカーを使ったからといって減量を助けることにはつながるわけではない、ということではないでしょうか。

■【仮説】なぜフィットネストラッカーが被験者の減量の妨げになってしまったのか?

今回の研究では、なぜフィットネストラッカーが被験者の減量の妨げになってしまったのか、その理由については答えが出ていませんでした。

記事ではその理由としていくつかその理由が挙げられています。

フィットネストラッカーをつけると、体を動かすようにはなるが、お腹がすくので食べすぎてしまうのだろうか。あるいは、毎日フィットネスの記録が自動的に行われる状態であった結果、毎日目標を達成するのは大変だと感じて、早々に諦めてしまったのかもしれない。




■運動によるダイエットは太る原因にもなる!?

運動はダイエットに向いてない?|運動することで以前よりも多くの食事をしてしまう人がいる!?によれば、運動によるダイエットは太る原因にもなると考えられています。

1.代償作用(運動したご褒美として食べる、動かなくなる)

運動を始めたことによって、たくさんの人が実験前より多くの食事をとるようになった、もしくは運動したご褒美として実験前より家で動かなくなったということだ。チャーチ博士はこの現象を「compensation(代償作用)」と呼んでいる。

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2.運動によって自制心が弱くなり、我慢できなくなるから

2000年に心理学者のマーク・ムレイブン氏とロイ・バウマイスター氏が発表した論文によると、人の自制心は筋肉に似ているらしい。なぜなら自制心も使った後は弱くなるから。

よって、ダイエットのために自分を奮い立たせて1時間ジョギングをしても、その後自制心は低下し、お昼はサラダではなく自分の好きな脂っこい食べ物や甘い食べ物をついつい食べてしまうのだ。

リツイートはあなたの決断力を疲労させ、誤った決定を行なってしまう原因になる!?によれば、「筋肉を使えば疲れるように、自制心を働かせれば、その後の自制心に短期的な機能障害が起きる」そうで、研究者たちはこれを「自我消耗」と呼んだそうです。

認知的疲労とは、精神的に疲れる作業をしてエネルギーを使い果たした時に、認知力(特に注意力)が減少した状態であり、私たちの持つ認知力(特に注意力)は筋肉を使えば疲れるように、使えば使うほど消耗してしまうのです。

決断疲労によって行なう行動は2つ考えられます。

1.決断疲労によって疲れた脳は考え抜く力がないため、「どうにでもなれ」という決断をしてしまう。

2.潜在的にリスクの高い行動を嫌い、決断することをやめてしまう。

そのため、ダイエットのために自制心を使うと疲れてしまうことで、ついつい「どうにでもなれ」という行動をしてしまうと考えられます。

3.運動によって筋肉が増えれば基礎代謝が上がると考えられているが、そう簡単には基礎代謝は増えない

確かに、筋肉の増加によって基礎代謝量は増えるのだが、2001年にコロンビア大学が割り出した数値によると、1パウンド(約0.45キログラム)の筋肉は1日に6キロカロリー、1パウンドの脂肪は1日に2キロカロリーを基礎代謝として消費している。

つまり、頑張って10パウンド(約4.5キログラム)の脂肪を筋肉に変えたとしても、1日の基礎代謝量は40キロカロリー(バター小さじ一杯分)しか増えないのだ。

“基礎代謝を上げてダイエットにつなげる”ことは理論としては正しいのですが、現実的には難しいことなのだそうです。

つまり、フィットネストラッカーをつけたことで運動する習慣を持ったものの、かえって太ってしまう結果となったのかもしれません。

■「計るだけダイエット(レコーディングダイエット)」は女性に向かない!?

以前「計るだけダイエット」という朝と晩、自分の体重を計ってグラフにつけるだけで、いつの間にかやる気が出てくるという超簡単なダイエット法がためしてガッテン(NHK)で紹介されていましたが、「計るだけダイエット」は男性の成功率が高い反面、特に女性から「長続きしない」「リバウンドした」という声が挙がっていたそうです。

その理由としては、女性は男性に比べて分析が苦手である傾向があるため、計るだけダイエットに失敗してしまうそうです。

女性がダイエットを成功させるには、女性ホルモンの周期をうまく活用することが必要なのだそうです。

挫折なし!失敗なし!女性の最強ダイエット|ためしてガッテン(NHK)

■エストロゲン

  • エストロゲンは内臓脂肪を小さくしてくれる。
  • エストロゲンの多い時期は、生理後~約10日間。
  • エストロゲンは内臓脂肪を小さくしてくれるので、この時期はダイエットしやすい時期と言えます。
  • エストロゲンの多い時期は、生理後~約10日間。エストロゲンは内臓脂肪を小さくしてくれるので、この時期はダイエットしやすい時期と言えます。
  • エストロゲンの多い時期に有酸素運動を行う。

■プロゲステロン

  • プロゲステロンは、エネルギーを脂肪(主に皮下脂肪)として蓄える。
  • プロゲステロンの多い時期は、生理前の約10日間。
  • プロゲステロンが多いと皮下脂肪になりやすいので、食べ過ぎに注意する時期と考えましょう。
  • プロゲステロンの多い時期は食べ過ぎに注意する。

もしかすると、リバウンドしてしまったのはフィットネストラッカーによる分析が苦手なタイプの人がいて、リバウンドしてしまったのかもしれません。







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【年代別ダイエット関連記事】
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自宅で簡単にできるサーキットトレーニングのやり方・方法とは?

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■サーキットトレーニングの方法

Aviva Sinay

by Keith Allison(画像:Creative Commons)

サーキットトレーニング(サーキットエクササイズ)とは、無酸素運動と有酸素運動を交互に行うトレーニング(エクササイズ)のことをいいます。

筋力トレーニングなどの無酸素運動(レジスタンス運動)とウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせた、サーキットトレーニングを行うことで、効率よく体の脂肪を燃焼させることができるそうです。

  • 無酸素運動:筋力トレーニング(腹筋・腕立て伏せ・背筋・スクワットなど)・スロートレーニング
  • 有酸素運動:ウォーキング・ジョギング・スローステップ運動・スロージョギングなど

※外でジョギングをしたり、ウォーキングしたりする時間がないという人には、室内でも行える有酸素運動として、足踏み運動やもも上げ運動があります。

足踏み運動:その場で膝を高く上げて、腕を大きく振るのが良い。

もも上げ運動:ひじを曲げて、膝を上げて、肘と膝をつける運動。

無酸素運動と有酸素運動を交互に行うサーキットトレーニングで理想のボディに近づけましょう。

■なぜサーキットトレーニングは、効果的に脂肪燃焼できるのか?

サーキットトレーニングとは|サーキットトレーニングでダイエットによれば、体脂肪を効果的に燃やす心拍数は、個人差はあるものの、大体1分間に約130拍とされているそうです。

ウォーキングだけでは、心拍数は1分間に110拍程度までしか上がらないことが多く、筋トレだけでは心拍数が上がりすぎて、脂肪より筋肉の方が燃えやすくなる可能性があります。

サーキットトレーニングの場合は、ちょうどよいくらいの心拍数を維持しやすいため、サーキットトレーニングは脂肪燃焼に効果的だと考えられます。







【サーキットトレーニング関連記事】
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糖尿病は「過食(食べ過ぎ)」「運動不足」が原因で加速する!

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【目次】

■糖尿病とは?

Steak

by Taryn(画像:Creative Commons)

糖尿病加速は「過食」「運動不足」が原因

(2012/6/24、産経新聞)

高血圧、脂質異常症とともに虚血性心疾患の原因となり、網膜症、腎症、神経障害の3大合併症をもたらす糖尿病。疑いも入れると患者は全国で2200万人を超すといわれ、日本の代表的な生活習慣病となっている。

糖尿病は、高血圧脂質異常症高脂血症と呼ばれていた病気です)などの病気と同様に、虚血性心疾患の原因となります。

虚血性心疾患とは、糖尿病や高血圧、脂質異常症などから動脈硬化を起こし、栄養分や酸素を運ぶ冠動脈の内側が狭くなったり、血液の流れが悪くなっている病気のことです。

そのため、この記事の中では丁寧に、

糖尿病は尿の病気ではありません。血液でもなく、血管の病気です。

と紹介されています。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

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■糖尿病の3大合併症

糖尿病は治療をせずに放っておくと、糖尿病網膜症糖尿病性腎症糖尿病性神経障害といった3大合併症を引き起こします。

記事によれば、糖尿病予備軍(糖尿病の疑いのある人)も含めると患者は全国で2200万人を超すそうで、国民病といえるのではないでしょうか。

血管が悪くなると神経や目、腎臓などの細小血管がやられ、しびれや失明などの合併症につながり、心臓や脳、足などの大血管がやられると心筋梗塞、脳梗塞、足壊疽(えそ)といった命や生活にかかわる重大な病気をもたらします。

さらに、糖尿病の状態が進行してしまうと、心筋梗塞脳梗塞、足が壊疽してしまうといった重大な病気になってしまいます。

→ 糖尿病の合併症  について詳しくはこちら

【糖尿病の合併症関連記事】

糖尿病の診断基準として使われる血糖値について

血液中のブドウ糖の濃度のことで、ブドウ糖は体や脳を動かすエネルギーです。健常な若い人の血糖変動は、食べたり食べなかったりに関係なくほとんど一定で、1デシリットル当たり80~120ミリグラム程度に保たれています。

血糖値が常時、1デシリットル当たり200ミリグラム以上になると糖尿病です。

血糖値は通常1dl当たり80~120mg程度に保たれているのですが、常時、1dl当たり200mg以上になると糖尿病が疑われます。

血糖値が高くなると、身体の中ではどのようなことが起こるのでしょうか?

血糖が高くなると、血管の内皮が障害を受け壊れてきます。血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進み、心筋梗塞が増加することが分かってきました。高血糖が続き、目や腎臓が悪くなる糖尿病に先行して、心筋梗塞を発症することも多いのです。

血糖値が高くなると、血管の内皮が壊れてきて、血糖の変動幅が大きいほど血管の障害が進むそうです。

→ 糖尿病の診断基準 について詳しくはこちら




■血糖が変化するメカニズム

血糖は食事をすれば上がります。しかし血糖は食物と膵臓(すいぞう)のβ細胞から分泌されるインスリンだけでコントロールされているのではなく、筋肉へ取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込みと放出をするなど、複雑に微調整しています。断食しても、血糖が下がりすぎて倒れないのはそのためです。

食事をすると血糖が上がります。

血糖はインスリンだけでコントロールされるのではなく、筋肉に取り込んで消費したり、脂肪細胞へ取り込み蓄積したり、肝臓で糖の取り込み・放出をするなど身体の中で微調整されているそうです。

人間の体のメカニズムというのはよくできているというのがわかります。

しかし、食べ過ぎや運動不足をするとこの体の中の血糖コントロールするメカニズムが崩れてしまうようです。

一方、過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

■血糖値を下げるには?

筋肉を使うことです。特に大きい筋肉、最大のものは大腿筋です。つまり歩けばいいということになります。実際には30分で3キロ歩く速さ、やや速く歩くのがいいでしょう。1日の摂取カロリーの10~15%を消費できれば十分と考えます。

一つは、食べ過ぎをやめて、適量の食事に切り替えること(=食事制限)。

そして、もうひとつは、運動をして筋肉を使うこと。

記事によれば、やや速く歩く(30分で3キロ歩く速さ)のがいいそうです。

しかし、それでも血糖値が下がらない場合には、病院で指導を受けて、投薬治療などが必要となってきます。

そうならないためにも、食事の見直しと運動不足を解消することで糖尿病を予防していきましょう。

→ 糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動 について詳しくはこちら

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら







【血糖値・糖尿病の診断基準関連記事】
続きを読む 糖尿病は「過食(食べ過ぎ)」「運動不足」が原因で加速する!