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一日一回塗るだけで花粉症の目のかゆみの症状が抑えられる!世界初のアレルギー性結膜炎治療剤が話題!




実際に感じている花粉症の症状第1位は「目のかゆみ」で紹介した調査結果によれば、「目のかゆみ」を実際に感じている花粉症の症状1位として挙がったそうです。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど) について詳しくはこちら

→ 目がかゆい|目のかゆみの原因・対策・対処法 について詳しくはこちら

そこで、話題になっているのが一日一回塗るだけで花粉症の症状の目のかゆみに効く世界初のアレルギー性結膜炎の治療のためのクリームです。

アレルギー性結膜炎治療剤「アレジオン®眼瞼クリーム0.5%」を日本で発売―世界初の1日1回上下眼瞼に塗布するクリームタイプのアレルギー性結膜炎治療剤―(2024年5月22日)によれば、世界で初めての1日1回上下眼瞼(眼周囲)へ塗布するクリームタイプのアレルギー性結膜炎治療剤です。

アレルギー性結膜炎患者さんの多くが、目のかゆみや充血といったアレルギー性結膜炎の症状によりQOLの低下を感じていて、それが一日一回塗るだけで目のかゆみが抑えられるのだったらすごいですよね。







大腸がんの発症リスクを下げる食品・栄養素とは?

先日大腸がん予防に役立つ食べ物は乳製品(カルシウム)!で紹介した研究では、他にも大腸がんの発症リスクを増やす食品(栄養素)とを紹介しています。

大腸がんの発症リスクを減らす食品・栄養素は次の通り。

  • 乳製品
  • ヨーグルト
  • リボフラビン(ビタミンB2とも呼ばれる水溶性のビタミン)
  • マグネシウム
  • リン
  • カリウム
  • 朝食用シリアル
  • 果物
  • 全粒穀物
  • 炭水化物
  • 食物繊維
  • 総糖類
  • 葉酸
  • ビタミンC

〇乳製品

→ 大腸がん予防に役立つ食べ物は乳製品(カルシウム)! について詳しくはこちら

〇マグネシウム

がんリスクを下げる抗ガン食材とはどんな食べ物なの?によれば、男性では、マグネシウム摂取量が高いほど大腸がんリスクは、低くなる傾向が見られました。この傾向は結腸のがんでよりはっきりしていました。

→ マグネシウムの多い食品 について詳しくはこちら

〇食物繊維

大腸がんの予防法としては、野菜類、豆類、果物、穀類、海草類、きのこ類、ビタミンC・Eは大腸がんの危険度を下げる効果があるといわれています。

食物繊維摂取と大腸がん罹患との関連について(国立がん研究センター)によれば、食物繊維摂取量の非常に少ない人で大腸がんリスクが高くなる可能性があるそうです。

食物繊維を多く含んだ食事を摂ることは便通を整え、発がん物質と腸粘膜の接触時間を短くし、大腸がんの予防になると考えられるため、積極的に取り入れたいものです。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

〇カルシウム・全粒穀物

全粒穀物とカルシウムの摂取量が増えると、大腸がんの全死亡率が低下するという研究があります。

【参考リンク】

〇葉酸

【関連記事】

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】

MetALDって知ってますか?




飲酒で深刻な肝障害リスクが倍以上に、肥満や糖尿病の場合 新研究(2025年2月10日、CNN)によれば、腹囲の大きい人や糖尿病の人がアルコールを摂取すると、深刻な肝障害のリスクが倍以上になり、高血圧の人の場合はほぼ倍になることがわかったそうです。

【参考リンク】

「飲み過ぎ」減へ数値目標|アルコールによる健康障害とは?では、飲み過ぎにより高血圧、糖尿病やがんのリスクが高くなると紹介しましたが、今回の研究は肥満や糖尿病、高血圧の人がアルコールを摂取すると肝障害のリスクが高まると紹介されています。

今回の研究で気になったのは実は別のポイントにあります。

先日脂肪肝/NAFLD/NASHの名称が脂肪性肝疾患(SLD)/MASLD(マッスルディー)/MASH(マッシュ)に変わっていたの知ってましたか?では、NAFLDがMASLD(マッスルディー)に変わったと紹介しました。

MASLDとは「代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD、Metabolic Dysfunction Associated Steatotic Liver Disease)」のことで、これまでの名称は、”alcohol”や”fatty”という言葉が入った病名が誤解を招きやすく、不適切であるということから名称が変更されています。

代謝機能障害関連脂肪肝疾患 (MASLD) は、高血圧、高血糖、高トリグリセリド血症、高密度リポタンパク質コレステロール (HDL-C) の低値、過体重/肥満を含む5つの心血管代謝リスク因子 (CMRF) のいずれかが診断の前提条件となる、新たに提案された命名法です。

代謝機能不全に関連した脂肪性肝疾患 (MASLD) は、脂肪肝に以下の心臓代謝危険因子 (CMRF;Cardiometabolic risk factors) の少なくとも 1 つが存在する場合に診断されます。

体格指数(BMI):BMI 25 kg/m2 以上、または腹囲が男性 94 cm、女性 80 cm 以上
空腹時血糖値:空腹時血糖値5.6mmol/L以上、または負荷2時間後血糖値7.8mmol/L以上
ヘモグロビンA1c(HbA1c):HbA1c 5.7%以上
血圧:血圧130/85mmHg以上
血漿中トリグリセリド:血漿中トリグリセリド1.70mmol/L以上
血漿高密度リポタンパク質コレステロール(HDL):血漿HDLが男性で1.0mmol/L以下、女性で1.3mmol/L以下

代謝異常が生じている場合とは、過体重や肥満、2型糖尿病がある場合のほかに、体重が基準範囲以下であったとしても、腹部肥満、中性脂肪高値/善玉コレステロール(HDL-C)低値、血圧高値、インスリン抵抗性、全身性炎症などが複数あてはまる場合も該当します。

MASLD以外で1週間あたりのアルコール摂取量が多い(女性:140~350g/週、男性:210~420g/週)場合は『MetALD』(metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease)と呼ばれるようになりました。

【参考リンク】

これからの流れはここがポイントになると思います。

まずはMASLDは代謝異常に着目し、これまでのNAFLDという考え方からアルコールを切り離して考える、そしてMASLDの中にいる、これまでは見過ごされてきた中等量の飲酒を伴う患者さんに対してMetALDと名付けて、そこにどんな治療のアプローチをすべきかを考えていこうとしているのだと思います。

新しい命名法は、これまで見過ごされてきた中等度の飲酒患者群に注目を集め、新しいサブカテゴリーであるMetALD [6]を導入しています。MetALDは、女性で20〜50 g/日、男性で30〜60 g/日の高アルコール消費を示すMASLD患者と定義されています[6]。以前の研究では、アルコール消費と心血管代謝リスク因子の共存は、付加的または相乗的な結果をもたらすことが示されています[7,8]。

別の研究によれば、1)糖尿病または高血圧の存在は、MASLD における全死亡率と有意に関連していること、2)心臓代謝因子が 1 つ増えるごとに、純粋 MASLD および MetALD(metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease:MASLD and increased alcohol intake;代謝機能の障害とアルコール摂取が重なって起こる脂肪肝の病名で、MASLDに分類され、中等量の飲酒を伴う脂肪肝を指します。) における死亡率が上昇すること、3)アルコール摂取量の増加は、特にMetALDにおける全死亡率の上昇と関連している、ということが分かったそうです。

そこで、もう一度「腹囲の大きい人や糖尿病の人がアルコールを摂取すると、深刻な肝障害のリスクが倍以上になり、高血圧の人の場合はほぼ倍になる」という最初の記事に戻って考えてみると、少し見え方が変わってきませんか?

腹囲の大きい人や糖尿病の人というのが、代謝異常の状態にある人であり、その状態にある人でアルコールの摂取量が増加してしまうと、心血管代謝リスク因子 (CMRF) に影響を与えてしまい、肝臓の病気のリスクが高くなるというのはわかりやすいですよね。

代謝異常を抱えている人は、お酒を飲む量が増えるとリスクを抱えてしまうので、気を付けてくださいね。







認知症になる人は発症する10年前にBMI、ウエスト周囲径、HDLコレステロールの低下というサインが現れている!




ある研究によれば、認知症になる人は、認知症と診断される10年前までにBMIとウエスト周囲径が急速に低下したこと、またHDL(善玉コレステロール)は高くなった後、認知症前の4年間でわずかに低下しました。

さらに、追跡期間中、血圧と中性脂肪(トリグリセリド)値が低下し、LDLコレステロール値総コレステロール値が上昇したことが示されました。

これらの知見は、体重減少が認知症リスクの増加と関連していること、および認知症の早期指標である可能性があることを示した以前の研究に追加され、拡張するものである。
These findings add to and extend previous work that has shown that weight loss is associated with increased dementia risk6-8,17 and that it may be an early indicator of dementia.

12の危険因子を知って認知症を予防しよう!では、肥満が認知症のリスク要因として紹介しましたが、体重減少が認知症リスクの増加と関連があり、また早期のサインである可能性もあるようですね。

また、HDLが低下することは、中性脂肪値が低下していることとも関連して、認知症の進行に伴う身体活動や食物摂取量の減少、不適切な食事と栄養状態の低下を反映している可能性があるようです。

この研究を参考にすれば、これらの変化が認知症を予測するサインになるかもしれません。

→ 認知症の症状・改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら

【参考リンク】

  • Wu Z, Cribb L, Wolfe R, et al. Cardiometabolic Trajectories Preceding Dementia in Community-Dwelling Older Individuals. JAMA Netw Open. 2025;8(2):e2458591. doi:10.1001/jamanetworkopen.2024.58591
  • Lai HTM, Chang K, Sharabiani MTA, et al. Twenty-year trajectories of cardio-metabolic factors among people with type 2 diabetes by dementia status in England: a retrospective cohort study.  Eur J Epidemiol. 2023;38(7):733-744. doi:10.1007/s10654-023-00977-7
  • Wagner M, Helmer C, Tzourio C, Berr C, Proust-Lima C, Samieri C. Evaluation of the concurrent trajectories of cardiometabolic risk factors in the 14 years before dementia.  JAMA Psychiatry. 2018;75(10):1033-1042. doi:10.1001/jamapsychiatry.2018.2004
  • Singh-Manoux A, Dugravot A, Shipley M, et al. Obesity trajectories and risk of dementia: 28 years of follow-up in the Whitehall II study.  Alzheimers Dement. 2018;14(2):178-186. doi:10.1016/j.jalz.2017.06.2637
  • Buchman AS, Wilson RS, Bienias JL, Shah RC, Evans DA, Bennett DA. Change in body mass index and risk of incident Alzheimer disease.  Neurology. 2005;65(6):892-897. doi:10.1212/01.wnl.0000176061.33817.90

〇オメガ3

魚介類・オメガ3の摂取量が多いと認知症リスクが低下によれば、魚介類の摂取量が多いほど認知症のリスク低下がみられたそうです。

魚介類の摂取量が多いほど認知症のリスクが低かったのは、DHA、EPA、DPAの摂取量が多い場合にも、認知症のリスク低下と関連がみられたことから、オメガ3が認知症リスクの低下に役立っているのではないかと考えられます。

→ オメガ3脂肪酸の効果・効能・食べ物 について詳しくはこちら

〇EPA

【ガッテン】善玉コレステロールの吸う力をアップする方法!EPAを含む青魚(サバ缶)!ナッツ&緑茶!ウォーキング!によれば、善玉コレステロールの量が重要ではなく、HDLが細胞に過剰に蓄積したコレステロールを引き抜く能力(コレステロール引き込み能・コレステロール取り込み能)が重要だと考えられているそうです。

善玉コレステロールの吸う力をアップする方法としては、EPAを豊富に含む青魚(サバ缶)、ナッツ&緑茶、一日30分のウォーキングを紹介しました。

→ EPAの効果・効能 について詳しくはこちら

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「筋トレで血管が切れることはあるの?」「筋トレを継続すると動脈が硬くなる(動脈硬化が促進する)って本当?」




2025年2月10日放送の徹子の部屋に出演した草野仁さんは80歳になる今でも筋トレをしているそうです。

ただ15年ほど前に石原慎太郎さんから「60歳過ぎたら血管がぷちっといくことがあるから重いのはやめろ」とアドバイスを受け、それからダンベルを軽量化して15キロを中心に筋トレを行っているそうです。

そこで浮かんできたのがこの疑問。

「筋トレで血管が切れることはあるの?」

関西医科大学の市民公開講座に興味深い回答がありました。

 「9.後頭部でプチッと血管が切れるような音がした」。テレビ等で聞いて心配しておっしゃるのかもしれませんが、これも脳卒中の症状ではありません。最初にクモ膜下出血のときには頭がなぐられたような痛みがあると申し上げました。脳血管には神経があって、血管が破れるときには激痛がします。それがクモ膜下出血の頭痛の痛みです。血管がほんとうに切れていたらプチッという音だけではすみません。激烈な痛みが必ずありますので心配することはないと思います。 

この回答を参考にすると、よく血管がプチンと切れるといいますが、これは頭痛の痛みであり、血管が切れた音ではなく、もし血管が切れていたらプチっという音ではすまなくて、激烈な痛みを伴うそうです。

つまり、血管が切れることはありうるということなんですね。

このことを調べているときにもう一つ興味深い研究を見つけたんですが、ある研究によれば、筋トレを継続すると動脈が硬くなる(動脈硬化が促進する)ということがわかっているそうです。

【参考リンク】

血管に優しい筋トレの方法とは?(法政大学)によれば、血管内皮機能が低下すると将来的に血管が硬化するリスクが高いことがわかっており、研究によれば、高強度の筋トレを1回行うと、少なくとも60分間は血管内皮機能が低下し続けることがわかり、また筋トレ後に生じる血管内皮機能の低下が積み重なることで、長期的に動脈硬化を促進させている可能性があるそうです。

そこで最初の疑問に戻ると、長期的に筋トレを続けると血管が硬くなる(動脈硬化のリスクが高くなる)ことがあるというわけなんですね。

筋トレは筋肉を大きくすること(骨格筋の肥大)によって、基礎代謝量の増加や、糖・脂質代謝の改善、骨密度の増加などの効果が期待できるもので健康にとってお勧めする運動だと思っていたのですが、動脈硬化を促進するものだとしたら、心配ですよね。

しかし、実は血管にやさしい筋トレ方法、より具体的に言えば、血管内皮機能を下げずに筋トレをする方法がすでに研究されていました。

その方法とは、筋トレ後に有酸素性運動を行うこと!

筋トレ後に有酸素性運動を(少なくとも)10分間行うことで、低下した血管内皮機能を回復できるそうです。

いろんな番組で動脈硬化には有酸素運動がいいといっていましたが、ここでつながりましたね。

軽いジョギングなどの有酸素運動をすると、血管の内側の内皮細胞が整列して血流が良くなり、血管を広げる作用がある「NO(一酸化窒素)」という物質がより多く出るようになって、血管が広がりやすくなるそうです。

血管が広がりやすくなり、血流が良くなることで、血管を傷つけにくくなり、動脈硬化を予防できるそうです。

【関連記事】

筋トレを継続している人は将来的な動脈硬化リスクを下げるためにも、筋トレした後には有酸素運動をやってくださいね。

P.S.

抗老化タンパク質「DEL-1(デルワン)」の増やし方(食材)とは?/カズレーザーと学ぶ。によれば、DEL-1は主に血管内皮細胞から出てきて体の中をぐるぐると回っており、炎症を抑える役割があることが発見されています。

血管内皮細胞の機能をいかに保つかが若さを保つ秘訣となりそうな予感です!







【関連記事】

P.P.S.

草野仁さんは健康番組で医師がおすすめしていたベジファーストを心掛けているそうです。

→ 【ベジファーストの誤解】糖尿病診療ガイドライン2024や食事摂取基準から削除された!?ベジファーストは本当に意味がないの? について詳しくはこちら