【#BostonDynamics #Atlas】ロボット開発では、複雑な動きをシンプルな動きに分解し、それぞれを組み合わせて複雑な動きを再現する

参考画像:What’s new, Atlas?|YouTubeスクリーンショット




■【#BostonDynamics #Atlas】ロボット開発では、複雑な動きをシンプルな動きに分解し、それぞれを組み合わせて複雑な動きを再現する

What’s new, Atlas?

BostonDynamics(ボストンダイナミクス)の「Atlas(アトラス)」がまるで「パルクール(Parkour)」のような動きでバク宙をしている動画が公開されるのを見て、驚かれた方も多いのではないでしょうか?

The New SpotMini

このAtlasを開発しているボストン・ダイナミクスのCEO マーク・レイバート氏が「SoftBank Robot World 2017」で行なった講演でのコメントが興味深いので取り上げてみたいと思います。

「ボストン・ダイナミクス」CEOが語る、ロボット開発に大切な3つのこと。未公開映像も披露

(2017/11/22、ロボスタ)

多くの人たちは、コンピュータが指令を出せば、ハードウェアが思うまま動くと思っているかもしれません。人間も脳が指令を出すと指示通りに動くと考えている人も多いと思います。しかしそれは間違った考え方で、実際の世界ではあらゆるものがロボットに影響を与えているのです。

例えば、何かに触れば空気の流動の問題も起きます。重力もあります。内部と外部の両方から影響を受けているのです。

大谷翔平投手がボール(剛速球)を投げる際の感覚を話していたのですが、コントロール良く投げるにはキャッチボールのような感覚で投げるとよいのですが、速球を投げようとすると、自分の身体を制御すればよいわけではなく、遠心力のような周りの影響を受けてしまい、コントロールがズレてしまうそうです。(記憶を頼りにしていますので、大体のニュアンスで読んでいただけると幸いです)

【参考リンク】

つまり、ロボットの動きも同じでコンピュータでどんなに指示を出しても、思い通りの複雑な動きをできるとは限らないということであり、ボストンダイナミクスは一つ一つの動きをシンプルに分解し、シンプルなモデルを組み合わせて高度な振る舞いを実現しようと考えているそうです。

ここで気になったのは、複雑な動きを複雑なままに再現することと、複雑な動きをシンプルな動きに分解し、シンプルな動きを組み合わせて複雑な動きを再現することという考え方の違いがあり、実に東洋的な考えと西洋的な考えがわかりやすく現れていると感じました。

「頭のでき」(著:リチャード・E・ニスベット)を参考にそれぞれの考え方の違いを紹介します。

頭のでき―決めるのは遺伝か、環境か

中古価格
¥1,967から
(2017/3/30 11:12時点)

【関連記事】

■西洋人=分析的

西洋人の知覚や志向は分析的で、身の回りのうち比較的小さな部分、何らかの方法で影響を与えたいと思う物事や人に意識を集中させる。

そして、その小さな部分の属性に注意を向け、それを分類したりその振る舞いをモデル化しようとしたりする。

また、形式的な論理規則を使って推論することが多い。

【参考リンク】

「人工知能と黒魔術」(視点・論点)

(2017/6/16、NHK)

私たちが普段の教育で触れる科学は、基本的に還元主義という考え方でできています。還元主義は「物事を分解し、細部の構造を理解していけば、全体を理解できる」という考え方です。

■東洋人=包括的

東洋人は幅広い物事や出来事に注意を払い、物事や出来事同士の関係や類似性に関心を持つ。

また、対立する考え方の「中庸」を探すなど、弁証法的な考え方を使って思考する。

東洋人は他者に注意をはらう必要があるため、外部の幅広い社会環境に目を向け、その結果として物理的環境にも意識を注ぐ。

■日本人とアメリカ人に見せて何が見えたかを報告してもらった、カラーアニメーションの一場面

masuda&nisbett(2001)

masuda&nisbett(2001)

  • アメリカ人はおもに、最も目立つもの-例えば大きく機敏な魚-に注目した。
  • 日本人は、もっと周囲の状況-岩、海藻、貝のような動かない生き物-に目を向けた。
  • 日本人は、背景に注意を払うだけでなく、背景とその中にある特定のものとの関係にも気づいた。
  • 日本人は、背景の細部についてアメリカ人よりも60%多く語った。

東アジア人は背景により注意をはらうため、関係性や因果関係を正しく判断できると考えられる。




■まとめ

なぜ複雑な動きを複雑なままに再現することと、複雑な動きをシンプルな動きに分解し、シンプルな動きを組み合わせて複雑な動きを再現することという考え方の違いに興味があるかといえば、ヒトの生理学反応を生体外で再現する試験法の開発が求められている中で注目されている「Organ on a Chip」の課題に重なるところがあるのではないかと思ったからです。

抗がん剤の副作用を生体外で再現するデバイス「ボディ・オン・チップ」の開発に成功

(2017/7/25、京都大学プレスリリース)

単一臓器モデルであるため、例えば、組織が放出する物質(代謝産物※5や成長因子※6など)が血管を通して他の臓器に与える影響(臓器間相互作用)を再現できません。近年では、数種類の単一組織チップを細いチューブで連結したモデルも報告されていますが、その連結法に課題があり正確な実験・測定が困難とされています。

そこで、考えられたのが、複数の組織を単一チップに搭載した生体外ヒトモデル「BODY ON A CHIP(ボディ・オン・ チップ)」の開発に成功|京大で紹介した複数の組織を単一チップに搭載した生体外ヒトモデル「Body on a Chip(ボディ・オン・チップ)」であり、従来の単一組織モデル「Organ on a Chip 」とは違い、生体内における組織間相互作用を生体外で再現できるチップであるので、薬剤開発や化学物質全般の有害性・毒性試験などへの応用が期待されています。

人間や動物の動きにも同じようなつながりがあるのではないかと思い、複雑なものを複雑なまま、関連性がないのかを認識しながら開発する必要はないのかという点が気になるところです。







【関連記事】

【関連記事】

#ライフスタイル認証|IDやパスワードに頼らず #IoT #ビッグデータ を活用し個人の生活習慣で認証する技術|#東京大学

coffee shop-8020001

by jseliger2(画像:Creative Commons)




■ライフスタイル認証|IDやパスワードに頼らずIoT・ビッグデータを活用し個人の生活習慣で認証する技術|東京大学

東京大学、次世代個人認証技術の大規模実証実験を開始 ビッグデータ、IoT 社会に適用するライフスタイル認証の実証が目的

(2017/1/19、東京大学 ソーシャルICT研究センター)

2017年1月から、次世代個人認証技術の実用性を検証するため、複数の民間企業からの協力を得て、被験者50,000人規模の大規模な実証実験を開始いたします。凸版印刷 Shufoo! 及び、小学館マンガワンなど各企業の人気商用サービスにて、次世代認証技術を利用する形で実験を行います。

東京大学大学院情報理工学系研究科 ソーシャルICT研究センターでは、ライフスタイル個人認証に関する5万人規模の大規模実証実験を行ないました。

「ライフスタイル認証」とはどのようなものなのでしょうか?

ライフスタイル認証による安全快適な社会の実現|東京大学 ソーシャルICT研究センター

ライフスタイル認証は、ライフログデータを用いて認証を行います。
ライフログとは、スマートフォンなど様々なICT技術を使った個人ごとの利用履歴を指します。
このライフログを活用し、個人の生活習慣で認証することをライフスタイル認証と呼びます。

ライフスタイル認証とは、スマホなどから収集されたデータ(スマホの端末情報、位置情報やWi-Fi情報、買い物履歴、ウェアラブル端末のセンサー情報など)であるライフログを基に個人の生活習慣で認証する個人認証技術です。

例えば、スマホの位置情報を用いて、いつもと違う行動をしていないかを判定することで認証を行うそうです。

これまでにも、指紋認証や虹彩認証、耳の穴の形状(耳の穴で反響した音の違い)で生体認証する技術、歩容認証など個人認証についていくつか取り上げてきました。

【関連記事】

個人認証技術に注目が集まっているのには、現在の認証技術の限界が背景にあるようです。

ライフスタイル認証による安全快適な社会の実現|東京大学 ソーシャルICT研究センター

現状の認証技術の課題として「ほとんどのウェブサイトがIDとパスワードに頼っていること」「ユーザーが同じパスワードを使いがちなこと」があります。
こうした問題に対応するため、ワンタイムパスワードやICカード、SMSによる2段階認証など、多様な認証方法が提案されてきましたが、導入が進んでいないのが現状です。

スマホを多くの人がもつようになった現在でも、新しい認証方法が提案されてきましたが、個人認証技術は主にID・パスワードで支えられており、同じパスワードの使いまわしや推測されやすいパスワードを使用するなどによるリスクを抱えています。

ポイントは「”完全な””完璧な”セキュリティを目指さない」というところにあるのではないでしょうか?

わかりやすいのが、私たちが使っている「クレジットカード」です。

ライフスタイル認証による安全快適な社会の実現|東京大学 ソーシャルICT研究センター

クレジットカードの流れで考えてみると、ユーザに明細を送り後で不正を発見する、という枠組みを利用しています。
不正に対して「後から保証する」ことで、利用時のセキュリティについてはある程度重視するものの、完全なものを求めてはいません。
我々は「不正を完全になくす」というよりは「不正を減らしていく」技術の研究を進めていく必要性があると考えています。

カードが第三者によって不正利用されたという連絡を受けた方もいらっしゃると思いますが、これはクレジットカードも日ごろのお金の使い方(金額・場所)とは違ったときに、つまりお買い物行動というライフスタイルでチェックしているということであり、また不正を予め発見するために強固なセキュリティを用いるというよりも後から保証するというものになっているのがポイントです。

買い物行動からどれくらいのことがわかるのかといえば、例えば、「クレジットカード情報で健康状態を予想するシステム」がアメリカで始まっている!?で紹介した病院の中には、消費者の購買データと予測モデルを使用して健康状態を予測するというやり方が始まっているようです。

また、買い物パターンからお店の方が父親よりも前に娘の妊娠がわかったというケースもあるそうです。

「#Noom」|人工知能(AI)と専門コーチが行動変容をサポートするヘルスケアアプリ|特定保健指導プログラムも開始によれば、私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。

つまり、人間は習慣の生き物なのです。

その性質を利用したのが、「ライフスタイル認証」です。

安全快適な社会を実現させる『ライフスタイル認証』

動画によれば、ライフスタイル認証の特徴は自動的にデータが収集できるため、パスワードや指紋認証のように認証するときにパスワードを入力しなければならないというようなユーザーからのアクションが必要になりますが、ライフスタイル認証ではユーザーは何もしなくても裏では計算されて認証されながらまるで認証されていないような行動をとることができるようになるそうです。

Introducing Amazon Go and the world’s most advanced shopping technology

以前Amazon Goのケースを紹介しましたが、このライフスタイル認証が実用化されれば、Amazon Goのようなお店のスタイルが珍しいものではなく、一般的なものになっていくのではないでしょうか。




■まとめ

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)

「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の⾼いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、⾔語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会。」(第5期科学技術基本計画)

【SoftBank World 2017】特別講演 落合 陽一 氏

「人間社会から計算機自然へ」MOA大学特別講義Vol.2落合陽一先生

(2017/8/27、MOA大学メディア)

つまり、あれだけ多様性があっても、どうやったらコンピューターで、多様性のある人間のままいけるかっていうのが次の時代の勝負なんじゃないかなと僕は思ってます。

それってつまり、一人一人がわりと好きな方向に向いててもまあ社会が成立するようになってきたのかなと。

これまでの社会は、あらゆるものを標準化することによって、人間がその標準化された社会に合わせて生活をすることで問題を解決してきましたが、Society5.0では、多様な違いを持ったままで、必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ提供される社会になっていくことを目指しています。

みんなが自由に行動していても社会が成立するようになるようなテクノロジーが生まれてきており、ライフスタイル認証のような認証されていないようで裏では認証されているような個人認証技術の向上はこの分野に役立てられるようになるのではないでしょうか。







【関連記事】

深層学習を用いた高精度歩容認証技術によって、個人認証・個人識別が可能になり、未来科学捜査やゲートのない世界の実現の可能性がある|#大阪大学




■深層学習を用いた高精度歩容認証技術によって、個人認証・個人識別が可能になり、未来科学捜査やゲートのない世界の実現の可能性がある|#大阪大学

「未来科学捜査」歩容鑑定

(2017/11/7、大阪大学)

歩く向きの差が小さい場合、見た目が比較的近くなるため、画像同士の同じ位置での差を特徴として比較することが有効です。一方、歩く向きの差が大きい場合、見た目が大きく異なるため、手の振り方や脚の振り幅等の抽象的な特徴の差を比較することが有効です。

本開発技術では、独自の深層学習モデルを提案し、これらの特徴を適切に使い分けることで、歩く向きが異なる人物映像からの高精度な歩容認証を可能にしました。

大阪大学産業科学研究所の八木康史教授らの研究グループでは、深層学習を用いた高精度歩容認証技術を開発しました。

今回のポイントはこちら。

参考画像:歩く向きの違いに応じた深層学習モデル|「未来科学捜査」歩容鑑定(2017/11/7、大阪大学)|スクリーンショット

その結果、歩く向きが大きく異なる場合、従来技術では本人認証の誤り率が約40%であったのに対し、本開発技術では約4%(世界最高精度)まで低減できました。

これにより、今まで適用が困難であった歩く向きが異なる場合についても個人認証が可能になり、「未来科学捜査」歩容鑑定の適用範囲を大きく広げます。

歩く向きが異なる人物映像からの高精度(本人認証の誤り率約4%)な歩容認証ができるようになったことから、歩く向きが異なる場合においての個人認証が可能になり、カメラに映った複数の人物から特定の一人を探すといった個人識別が可能になったことから、「未来科学捜査」歩容鑑定の適用範囲を広げることができます。

■まとめ

歩く向きが異なる場合についても個人認証が可能になり、また、カメラに映った複数の人物から特定の一人を探すといった個人識別が可能になったことで「未来科学捜査」歩容鑑定や店舗・商業施設などでの同一人物の移動経路の解析に利用し、顧客に応じたサービス提供等のマーケティング応用も期待されるそうです。

つまり、現在起きているテロや犯罪などに対する安全対策だけでなく、個人認証と個人識別によって、ゲートが必要のない世界の実現にも活用ができるかもしれません。

世界から「重力、ゲート、繋ぎ目」はなくなる。メディアアーティスト落合陽一さん2

(2015/11/3、東大新聞オンライン)

2つ目、ゲートをなくすこと。

この世界にはゲートが多すぎる。大体が人の労働コストに縛られた改札構造だと思う。都市の特徴。

本当は電車から降りた瞬間に、改札なんかに集まらずに自由な方向に向かって行ったっていいわけじゃん?
なのになんで改札があるかというときっとホワイトカラー時代の名残で、誰かが観察して、警備して、管理する必要があったから。つまりそれって、マンパワーの労働力を基準にして人間の行動が束縛されてきた訳で。

でもそんな束縛はコンピュータ時代には不要だと思っていて、人間は自由な方に自由に行っていいはずだし、ゲートが一個もない地下鉄とか、レジがないコンビニとかがあってもいいよね。

こういった都市構造自体の再定義をデジタルネイチャー時代にどうやっていくかには、すごい興味がある。

「黒川紀章ノート」にこのように書かれています。

黒川紀章ノート―思索と創造の軌跡

中古価格
¥648から
(2017/3/30 17:23時点)

農業化社会は実は工業化社会に非常に近いということに気づいたのである。

両方共、人は、決まった時間に決まったことをやっていればいい。農業は、月が出たらどうするとか、何月にはこうすると、季節によってきちんとすべきことが決まっている。

それは、工業も同じだ。工場も、屋内の畑のようなもので手順がきちんと決められていて、それにしたがって作業が行われている。

だが、情報化社会は違う。ここでは決まったやり方というものはない。人々は、常に情報を集め、それによってアドホックに動く。

※アドホック:「特定の目的のための」という意味

現在存在する都市は、決まった時間に決まったことをやる、人々はそれを実行し、管理していくという農業化社会・工業化社会の考えに基づいて作られて都市が作られているのではないかということ。

情報化社会といわれて久しいですが、実際の私たちの都市は情報化社会に合わせた都市づくりにはなっていないのかもしれません。

情報化社会では、生きるために必要な情報をより早く仕入れ、それに基づいてすばやく動いていくという遊牧民(ノマド)のような人が生き残る社会です。

そういう人たちにとっては、「ゲート」というものは行動を制限してしまうかもしれません。

メタボリズムの方法論では、都市の遊びの空間について、こう展開している。

「高度に秩序化された都市は、同時に魚釣りを楽しみ、虫の音を聞き、スポーツを楽しむ都市でなくてはならない。高度に機能化されたオフィスや工場は同時に、自由な思索の場であり、遊びの場でなくてはならない。しかしこの両端を妥協的に調和させるのではなく、それを対立的に劇的に共生させることが都市の中にドラマティックな緊張感を作り出す」

(「黒川紀章ノート」より)

今は働く場所と生活する場所、遊ぶ場所は分かれています。

これは、ある種「ゲート」で管理されているともいえるのではないでしょうか。

新しい都市の発想から考えれば、新しい都市では、働きながら(働くということも将来はどうなるのかわかりませんが)、遊びながら、生活しながらということをひと続きに行なえるようになっていくでしょう。

■Amazon Go の例

アマゾンの「レジなしでの買い物」は実現間近!Amazon Goの仕組みをYouTube動画から考える|#Bloomberg

Introducing Amazon Go and the world’s most advanced shopping technology

■スマホアプリでチェックイン

●Amazonアカウント(クレカ情報や個人情報をあらかじめ登録)

●Beacon(店舗内でのユーザーの滞在証明)

PayPal、iBeacon、Hands Free、Origami Payもすでに利用

■棚から商品をとる

●カメラとセンサーで商品位置と顧客の動きを読み取る

●一度とったものを戻すというような動作もディープラーニングで学習

●リアルタイムでオンライン上の仮想ショッピングカートに加える

●電子タグ(RFID)は使わない

■レジを通らずに決済→Just walk out

●入り口付近のセンサーでアプリを認識し、顧客を識別

●データを転送してAmazonアカウントで決済

●#uber のように降りるときに支払う作業がいらない

【Amazon Goの先の未来】

●アプリを起動する必要もない

ライブや万引き防止用の顔認識システムや生体認証、歩く姿で個人がわかる「歩容認証」を活用する

http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/22_letter/data/news_2014_vol2/p12.pdf

但し、それではBeaconが使えないので滞在証明を別の方法でする必要がある。

●「これからの世界をつくる仲間たちへ」(著:落合陽一)には、テラヘルツ電波と画像認識技術を組み合わせて一人ひとりをスキャニングして検札を済ませ「どこからでも出入りできるシステム」というアイデアがありました。

■「CUBIC」|”ゲートなしの改札機”というコンセプト

[vimeo]https://vimeo.com/236719488[/vimeo]

facial recognition to be your future ticket on the london underground

ロンドンの地下鉄が顔認証でチケットやカードいらずに?

(2017/10/6、Fashionsnap.com)

「CUBIC」がデザインしたそんな画期的なシステムは、現在ユーザーテスト中ではあるが、”ゲートなしの改札機”というコンセプトを掲げ、物理的な改札ゲートの代わりに、毎分およそ65〜75人が通ることができる長めのコースを設計。そこを通過すると顔がスキャンされ、支払いはスマートフォンに同期されるという時間と手間を省く効率的な仕組みになっている。

これからの社会のキーワードとして注目しているのが「Society5.0」です。

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)

「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の⾼いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、⾔語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会。」(第5期科学技術基本計画)

「人間社会から計算機自然へ」MOA大学特別講義Vol.2落合陽一先生

(2017/8/27、MOA大学メディア)

つまり、あれだけ多様性があっても、どうやったらコンピューターで、多様性のある人間のままいけるかっていうのが次の時代の勝負なんじゃないかなと僕は思ってます。

それってつまり、一人一人がわりと好きな方向に向いててもまあ社会が成立するようになってきたのかなと。

これまでの社会は、あらゆるものを標準化することによって、人間がその標準化された社会に合わせて生活をすることで問題を解決してきましたが、Society5.0では、多様な違いを持ったままで、必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ提供される社会になっていくことを目指しています。

みんなが自由に行動していても社会が成立するようになるようなテクノロジーが生まれてきており、歩容認証技術の向上はこの分野に役立てられるようになるのではないでしょうか。







【参考リンク】
続きを読む 深層学習を用いた高精度歩容認証技術によって、個人認証・個人識別が可能になり、未来科学捜査やゲートのない世界の実現の可能性がある|#大阪大学

「Society5.0」というコンセプトをアップデートしよう!|キーワードは「超主観空間」「計算機自然(デジタルネイチャー)」「無限概念」「東洋的」「融け合う」

参考画像:Flower and Corpse City and Noble|YouTubeスクリーンショット




なぜバスキアの作品は高額で落札されたのか?

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するスタートトゥデイ代表前澤友作さんがジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の作品を約62億と約123億で落札したというニュースを聞いたことがある人も多いと思います。

【参考リンク】

ただ、ふと疑問に思った人もいるのではないでしょうか、なぜバスキアの作品はこんなに高額なのだろうか?、と。

堀江貴文さんがこの疑問をチームラボ代表の猪子さんがぶつけて解説をしてくれています。

【対談】堀江貴文×チームラボ代表・猪子寿之が語る「アートが変える未来」

(2017/8/29、スタディサプリ進路)

猪子:結局世紀を語る時に、大量消費社会がきて、マスメディアが出てきて、人類の価値観がどう変わっていったかをちゃんと説明しようと思ったら、ウォーホル抜きには説明できないんですよ。現代の工業製品をニュートン抜きには語れないのと同じように。

<中略>

猪子:ウォーホルにとって、バスキアは影響の大きな人物だったんです。共同制作もしていました。ウォーホルのある時代を説明するには、バスキアも外せないわけです。

産業革命が起き、物を大量生産できるようになり、いいものを安く手に入れられるようになりました。

アンディ・ウォーホルが出てきたことによって、「みんなが知っているものがかっこいい」という概念が生まれ、それ以降ラグジュアリーブランドが生まれ、巨大な産業が生まれていきました。

歴史において、ウォーホル抜きでは美の価値観が変わったことを説明することができず、また、すでに亡くなっているため作品が増えることがないので、価値が下がることはないそうです。

バスキアはそのウォーホルにとって影響力のある人物であり、ウォーホルを語るうえで欠かせない人物でもあるため、バスキアの作品は高額で取引されているのだそうです。




■「Society5.0」というコンセプトをアップデートしよう!|キーワードは「超主観空間」「計算機自然(デジタルネイチャー)」「無限概念」「東洋的」「融け合う」

ところで、Society5.0という考え方をご存知ですか?

Society5.0とは、「狩猟社会(Society1.0)」「農耕社会(Society2.0)」「工業社会(Society3.0)」「情報社会(Society4.0)」に続く、AI(人工知能)や IoT といったテクノロジーによる未来社会として掲げられた「超スマート社会」というコンセプトです。

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

参考画像:Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

Society5.0・Connected Industriesを実現する「新産業構造ビジョン」(2017/5/30、経済産業省)

「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の⾼いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、⾔語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会。」(第5期科学技術基本計画)

これまでの社会は、あらゆるものを標準化することによって、人間がその標準化された社会に合わせて生活をすることで問題を解決してきましたが、Society5.0では、多様な違いを持ったままで、必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ提供される社会になっていくことを目指しています。

今後もし「Society5.0」というコンセプトをもとにした社会が出てくるとすれば、先ほどの産業革命後に現れたアンディ・ウォーホルによって美の価値観が変わったように、人々の価値観を変えたアート作品にも注目が集まると考えられないでしょうか?

アート作品について知らないことが多いので、現時点で知っている作品から考えると、「Society5.0」の考え方はチームラボの超主観空間という考え方が最も近いように感じます。

Flower and Corpse City and Noble

ただ、気になる点が一つあるとすれば、Society 5.0|内閣府によれば、Society5.0とは、

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)

とあり、「人間中心の社会」を目指しているのですが、超主観空間の考え方は「我々自身も、自然の一部である」というものであり、世界は観察する対象ではなく、自分と世界との境界はないと考えている点です。

むかしの日本の人々にとって、自然とは観察の対象ではなく「我々自身も、自然の一部である」と考えているようなふるまいをしていた。
それは、何かの考えや思想によって、自然の一部であるようなふるまいをしたのではなく、単に、むかしの日本の人々は、自分が見えている世界の中にいるモノたちになりきったり、自分が見えている世界の中に自分がいるような感覚を感じやすかったから、そうしたのではないかと思うのだ。つまり「超主観空間」で世界を見ていたから、自分と世界との境界がないような感覚になりやすく、そのようなふるまいになったのではないだろうかと考えている。

西洋の遠近法や写真のように世界を見ているならば、自分と、自分が見えている世界が完全に切り分かれ、はっきりとした境界ができ、自分が見えている世界に自分は存在できません。つまり、世界は、観察の対象となる。だからこそ西洋では、サイエンスが発展したのかもしれない。

この考え方に近いと思ったのが、落合陽一さんのラボが考えている「計算機自然(デジタルネイチャー)」というものです。

「人間社会から計算機自然へ」MOA大学特別講義Vol.2落合陽一先生

(2017/8/27、MOA大学メディア)

つまり、16世紀以前に我々は人間と自然というものを対比して、人間は人間社会を作って自然を克服するというのをテーマにしたんだけど、そうじゃなくてもう1回自然になっていくんじゃないかなと僕は思います。

つまり、あれだけ多様性があっても、どうやったらコンピューターで、多様性のある人間のままいけるかっていうのが次の時代の勝負なんじゃないかなと僕は思ってます。

それってつまり、一人一人がわりと好きな方向に向いててもまあ社会が成立するようになってきたのかなと。

自然と人間とを対比した関係に置くのではなく、世界と自分が溶けあっていくような考え方だと思います。

Flutter of Butterflies Beyond Borders / 境界のない群蝶 beta ver.

Flutter of Butterflies Beyond Borders / 境界のない群蝶

『群蝶図』。この群蝶は、羽の模様を変容させながら空間の中を舞う。また、同じ空間に展示された他の作品の中も舞う。他のインスタレーション作品の空間の中も、他のディスプレイの作品の中もシームレスに飛ぶことによって、作品のフレームという概念を解き放ち、作品間の境界をなくし、あいまいにしていく。

チームラボの作品に「Flutter of Butterflies Beyond Borders / 境界のない群蝶」という作品があり、これを見ると、人と人、人と世界の間にある境界をなくし、自分と世界が溶けあっていくことで新しいものが生まれてくるのではないかと考えさせてくれる作品です。

もう一つ付け加えるとすれば、「Society5.0」に東洋的な考え方を加えていくことです。

西洋と東洋は何が違うんですか?|坂部三樹郎×猪子寿之|Qonversations

例えば、昔は木材が最大の資源でしたよね。西洋の場合は、木は有限だと考えるから奪い合いになるんだけど、日本は切ったら植えればいいじゃんという考え方だった。つまり無限ですよね。

なぜ社員が300人もいるんですか?|坂部三樹郎×猪子寿之|Qonversations

戦争のインセンティブになるのは、客観思想と有限概念だけなんですよ。資源や土地の奪い合い、もしくは客観的な神についての諍いが戦争になる。

チームラボの猪子さんの話を自分なりに解釈すれば、西洋の考え方には「客観思想」と「有限概念」がベースとなっていて、東洋(今回でいえば日本)の考え方は「主観的な思想」と「無限概念」がベースとなっていたと考えられます。

西洋の考え方から脱却して、東洋的な考え方を取り入れていくことにより、また違った新しい社会になっていくのではないでしょうか?

【関連記事】

だからこそ、「Society5.0」という考え方をさらにアップデートして、人間中心の社会を目指すのではなく、人間も自然の一部であるという視点から世界を見ることで、人間と世界の境界線があいまいな、ある種東洋的な発想を持った社会を目指すことが大事になってくるのではないかと思うのです。

■まとめ

歴史が変わるときに、人類の価値観をアップデートしたモノ(アートや人など)は重要な価値を持つでしょう。

今回挙げたものは私が例として挙げたものであり、全く別のものが人々の価値観を変えるようなモノ(アートやヒト、物、サービス)として表れているかもしれません。

あなたにとって価値観を変えた作品を覚えておいてくださいね。







【関連記事】

正月太りを防ぐコツ/おもちは2切れまで

Day 132 / うーん、名前なんだっけ?

by [puamelia](画像:Creative Commons)




東北福祉大学で栄養科学を教える畠山英子教授が教える正月太りを防ぐコツに関する記事です。

餅は2切れまでに/正月太りを防ぐコツ

(2009/12/28、朝日新聞)

正月料理は味付けが濃いため、基本的に高カロリーのものが多い。

「おせちのきんとんや煮豆は要注意。酢の物や煮物、数の子などは比較的低カロリーです」。

気を付けたいのは餅だ。

1切れでごはん1杯分と同じカロリーになる。

「2切れ(300キロカロリー)くらいでがまんしましょう」。

炭水化物の代謝を助ける、大豆やゴマなどとうまく組み合わせて食べよう。

正月料理は味付けが濃いため、比較的高カロリーのものが多いので注意が必要ですね。

カロリーを考えると、おもちは2切れほどで我慢した方が良いようです。

正月太りを防ぐコツとして、食事以外のアドバイスもありました。

食べてゴロゴロする、いわゆる「寝正月」は必ず太る。

ゆるいズボンなどで一日中過ごさず、ウエストぴったりのものを短時間でもはいてみる。

「初詣でや近所への買い物には歩いたり、羽子板など正月らしい遊びを楽しみながら、体を動かす機会を増やしましょう」。

そして1日1回、体重計に乗ってチェックする。

これだけでもだいぶ変わるという。

一日中ゴロゴロするなどの寝正月は避け、外にでかけるなど体を動かす機会を作り、1日一回体重計に乗って体重をチェックすると良いようです。

最後に、ダイエット全般についてのアドバイスも有りましたのでご紹介。

ダイエットといって食事を抜く人も多いが、「規則的な食事が一番。すきっ腹に『ドカ食い』は肥満のもと」と警告する。

料理ごとに小皿に盛りつけると見た目の満足感も得られ、食べ過ぎを抑えられる。

だらだら食べないように、食卓にいつまでも食べ物を置かないなどの工夫も必要だ。

お正月は何時までも食べ物が置いてある状態が続きやすいですよね。

食べたら一度片付けるというのも良い方法かもしれません。

【関連記事】

ダイエット方法の選び方 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング

 

【関連リンク】







このブログは、 テレビやニュースの健康情報を “ばあちゃんの台所レベル”まで落とし込み、 実際の料理と生活にどう使うかをまとめた記録です。本サイトでは、 栄養学・食事指導・健康情報を、 家庭料理の実践・調理工程・生活習慣という観点から再構成し、 再現可能な生活知として整理・記録しています。