脂肪燃焼体質を作るには寒さの感知とエピゲノムの変化が重要|ベージュ脂肪細胞に誘導することで肥満や2型糖尿病、生活習慣病の治療や予防につながる期待【論文・エビデンス】




■脂肪燃焼体質を作るには寒さの感知とエピゲノムの変化が重要|ベージュ脂肪細胞に誘導することで肥満や2型糖尿病、生活習慣病の治療や予防につながる期待

恒温動物には、寒冷環境に適応するしくみ(持続的な寒さに対し、体には脂肪を燃焼し、熱を産生し、体温を維持するしくみ)が備わっています。

急激に環境の温度が低下すると交感神経系が活性化し、褐色脂肪細胞で脂肪が燃焼され、熱が産生されます。

白色脂肪組織は、エネルギーを脂肪として貯める役割を持っていますが、熱産生能を有しておらず、熱産生に関与する遺伝子も発現していないそうです。

しかし、寒冷環境が長期に持続すると、白色脂肪組織でも、脂肪燃焼と熱産生に関わる遺伝子が誘導され、寒冷環境に個体が耐えられるよう適応していくそうです。

細胞には、「エピゲノム」というゲノムの後天的な調節機構が備わっており、エピゲノムのしくみにより細胞の種類ごとに働く遺伝子(活動中)と働かない遺伝子(休止中)が明確に決められています。

エピゲノムとは、後天的なゲノム(生命の設計図)への化学修飾のことで、すべてのゲノム遺伝情報のうち、実際に働く領域(活動中)と働かない領域(休止中)、すなわち RNA として転写される領域と転写されない領域があり、これらは後天的にゲノムにほどこされる化学修飾によって決められています。

環境の変化に個体が適応するために、エピゲノムは環境によって様々に変化し、遺伝子の発現を調節し、細胞の形質を変化させているのです。

つまり、さまざまな環境の変化に適応できるのは「エピゲノム」のおかげというわけです。

→ エピジェネティクスとは?意味|簡単にわかりやすくまとめました【入門編】 について詳しくはこちら

それでは、恒温動物が長期の寒冷刺激を受けると、どのようにして遺伝子に寒冷環境に適応した体質への変化を促すのでしょうか?

脂肪燃焼体質を作るには、寒さの感知とエピゲノムの変化が重要 エピゲノム(遺伝子の後天的修飾)を介した寒冷環境への適応機構の解明

(2018/4/20、東北大学プレスリリース)

今回の研究から、寒冷環境への適応のしくみについて、(1)恒温動物が寒さに直面すると、褐色脂肪組織の JMJD1A が寒さを感知することで急速な熱産生を行い、(2)寒さが長期に持続すると白色脂肪組織の JMJD1A が寒さをエピゲノムに伝え、脂肪を燃焼し熱を産生する「誘導型」のベージュ脂肪細胞を新たにつくる、ということがわかりました。

また、白色脂肪組織のベージュ化では、寒さの感知による JMJD1A のリン酸化(第一段階)、ヒストン脱メチル化によるエピゲノムの変化(第二段階)、という機構を介して、「休止中」の脂肪燃焼と熱産生に関わる遺伝子を「活動中」にし、慢性的な寒さに適応することが初めて明らかとなりました。

東京大学先端科学技術研究センター/東北大学大学院医学系研究科の酒井寿郎教授、群馬大学生体調節研究所の稲垣毅教授、学術振興会特別研究員の阿部陽平、東京大学大学院薬学系研究科大学院生の藤原庸佑および東京大学大学院医学系研究科大学院生の高橋宙大らの研究グループは、遺伝子がエピゲノムによって通常は「休止中」となっている「白色脂肪組織(脂肪の蓄積を行なう)」に着目し、慢性の寒冷刺激による脂肪組織のベージュ化過程におけるエピゲノム解析を行なったところ、寒冷刺激を受けるとアドレナリン作用によってヒストン脱メチル化酵素 JMJD1A(エネルギー消費、性決定、腫瘍形成、低酸素による応答など、環境変化に多様に応答して機能する)がリン酸化され、寒冷刺激が持続すると必要な機能を獲得した JMJD1A がエピゲノム変化を介して「休止中」だった脂肪燃焼と熱産生に関わる遺伝子群を「活動中」にし、遺伝子を発現させて、ベージュ化を誘導し、寒冷環境に慢性的に適応する仕組みがあることが分かりました。

■エピゲノム変化と細胞の質の変化がもたらす寒い環境への慢性的な適応のしくみ

図:エピゲノム変化と細胞の質の変化がもたらす寒い環境への慢性的な適応のしくみ|東北大学
図:エピゲノム変化と細胞の質の変化がもたらす寒い環境への慢性的な適応のしくみ|東北大学

参考画像:脂肪燃焼体質を作るには、寒さの感知とエピゲノムの変化が重要 エピゲノム(遺伝子の後天的修飾)を介した寒冷環境への適応機構の解明(2018/4/20、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

個体が急激に寒さにさらされると、褐色脂肪細胞で熱産生遺伝子の発現が急上昇し、熱産生容量が急速に増加する。

→ この寒さが慢性的に持続すると、白色脂肪組織に熱産生遺伝子が発現し、熱産生能を獲得し、慢性的な寒さに適応する。

急性の寒冷刺激では、褐色脂肪組織の JMJD1A がリン酸化され、「ほどけたクロマチン構造」を持つ「活動中」の状態にある熱産生遺伝子の高次構造を変化させ、転写を 急速に誘導します。

クロマチン:ゲノム DNA はヒストンに巻き付いて存在する。クロマチンとはこのヌクレオソームと呼ばれる最小単位は繊維状につながった構造体。クロマチンは何重にも巻いた複雑な構造をとってクロモソーム(染色体)として核内にとして収まっている。クロマチン繊維が構造的にほどけている領域は遺伝子が活発にはたらく領域(活動中)で、凝集している領域は遺伝子がはたらかない領域(休止中)となる。クロマチンの一部にメチル化酵素によって「休止中を示すメチル化標識」がつけられると、凝集したクロマチン繊維となり遺伝子がはたらかない領域になる。一方、この「休止中を示すメチル化標識」が脱メチル化酵素によってはずされますと、ほどけたクロマチン繊維となり、遺伝子が活発にはたらく領域となる。

エピジェネティクスとは?意味|簡単にわかりやすくまとめました【入門編】によれば、人間の体には50兆個ほどの細胞が体にあり、その全部に1.8メートルのDNAが「ヒストン(Histone)」と呼ばれるタンパク質の集合に巻き付ける方法で、40万分の1サイズの細胞の核に納められているいるそうです。

ヒストンは「分子の糸巻き」に例えられ、細胞の中にはヒストンが約3千万個入っているそうです。

ヒストンにDNAが巻き付いたものは「クロマチン(Chromatin)」と呼ばれるそうです。

遺伝子がクロマチン構造の中に固くぎゅっとしまっているときには遺伝子がそこにあるにもかかわらず遺伝子は解読できない状態にあるのですが、ここでエピジェネティクスが関係します。

エピジェネティック・マーク(Epigenetic Marks)はクロマチン上に存在する小さな科学的符号で構造を締めるか緩めるかというクロマチンへの命令を補助するもので、それらの命令は細胞がどのようにDNAに書かれた細胞の働きや分化に関する情報である遺伝コードを読み取るかに影響します。

例えば、クロマチンの凝縮を促進するエピジェネティック・マークがあると、潜在的遺伝子は妨害され、細胞は遺伝情報の解読ができない、つまり、遺伝子をオフにするのです。

クロマチンの脱凝縮(緩めること)を促進するエピジェネティック・マークがあると、細胞内で遺伝子への到達しやすさが増す、つまり、遺伝子読解をオンにするのです。

「凝集」した「休止中」の状態にある皮下白色脂肪組織の熱産生遺伝子が JMJD1A のリン酸化とヒストン脱メチル化活性によって「休止中」のヘテロクロマチンから、「活動中」のほどけた構造をもつユークロマチンへと変化し、これによって白色脂肪組織がベージュ脂肪細胞へと形質が変えることで、個体が慢性的な寒冷環境に適応するします。

■まとめ

今回の研究結果により、ベージュ脂肪細胞は、熱産生のために糖や脂肪を活発に消費することから、肥満2型糖尿病などの生活習慣病に対する治療法や予防法への応用が期待されます。

→ 痩せる脂肪!褐色脂肪組織BAT(褐色脂肪細胞・ベージュ脂肪細胞)を活性化させる方法・食べ物【美と若さの新常識~カラダのヒミツ~】【たけしの家庭の医学】 について詳しくはこちら







【参考リンク(論文・エビデンス)】

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糖尿病予備軍に電話で予防のアドバイスを続けることで発症率が4割下がる|国立病院機構京都医療センター

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■糖尿病予備軍に電話で予防のアドバイスを続けることで発症率が4割下がる

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by We have moved! Please visit /highwaysengland(画像:Creative Commons)

糖尿病「予備軍」に電話作戦、発症率が4割下がる

(2015/11/3、読売新聞)

保健師らは最初の1年間、電話を1回あたり15~20分間かけて、減量が順調でなければ励ましたり、長続きする運動法を一緒に考えたりした。「野菜を1日350グラム以上食べる」など数値を示して食生活の改善も勧めた。

その結果、1年間に10回電話を受けたグループの糖尿病の発症率は年平均1・6%で、体重は同2キロ減った。自主グループの発症率は同2・8%、体重は同0・9キロ減だった。

国立病院機構京都医療センターによれば、糖尿病予備軍の人に電話で予防のアドバイスを続けることで、発症率が4割下がったそうです。

糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、糖尿病の合併症を予防するには、医師と相談しながら、治療を継続していく必要があり、患者の大半もその治療方針を理解し、治療の重要性を認識しているのですが、治療を継続していくことができない人が半数もいるそうです。

その理由としては、治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないないことが主な理由でしたが、その他の理由としては、継続するのが面倒という人もいるのではないでしょうか。

今回の研究のように、励ましたり、長続きする運動法を一緒に考えるなど寄り添って治療を行うことが治療を継続に導く方法なのかもしれません。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

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井上和香さん、ウエスト15.3cm減、体重9.7kgのダイエットに成功!ポイントは「脱はみ肉(おなかのたるみ)」!




井上和香さん、ウエスト15.3cm減、体重9.7kgのダイエットに成功!ポイントは「脱はみ肉(おなかのたるみ)」!
#田中みな実美容論

unsplash-logoChristopher Campbell

井上和香、減量は娘のプールのため 9.7キロも肌感変わらず「触ったらムチムチしてます」(2019/7/4、Oricon)によれば、井上和香さんがRIZAPの新CM発表会に登場し、3か月のトレーニングで、体重58.8kg→49.1kg(マイナス9.7kg)、ウエスト80cm→64.7cm(マイナス15.3cm)、体脂肪率31.9%→20.2%とダイエットに成功したと報告しています。

RIZAP(ライザップ)「井上和香 グラビア」篇 15秒

井上和香がRIZAPでダイエットに成功 小学生以来の40kg台に(2019/7/4、NEWSポストセブン)によれば、トレーニング前は一日3,000歩も歩かず、お肉中心の生活をしていたそうですが、トレーニング中は一日1万5000歩ほど歩くようになり、食事は積極的に魚を食べたり糖質制限を行っていたそうです。

以前のダイエットに関するニュースであれば、痩せて凄いとなるところですが、現在の状況の中で見ると、ちょっと目線が違ってきます。

井上和香さんの身長は166cmと紹介されていて、ダイエット前の体重と合わせてBMIを計算してみると、ほぼ適正体重の範囲内に入っています。

つまり、体重自体には問題がなく、鍛えることによって、おなか周りのたるみ対策をするようにしてもよかったのかもしれませんね。

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目の下のクマを隠すためにNGメイクしてない?黒クマ・茶クマ・青クマを上手に消すための3つのメイクテクニック

健康・美容チェック > 目の病気 > 目の下のクマを取る方法 原因と解消方法 > コンシーラーで目の下のくまを消す方法 > 目の下のクマを隠すためにNGメイクしてない?上手に消すための3つのポイント

今日はどうしても明るい顔で勝負したいという時があると思います。

でも目の下にクマがあると暗い顔に見えてしまいますよね。

→ 目の下のクマを取る方法 原因と解消方法 について詳しくはこちら

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

そんな時にはメイクで目の下のクマを隠すという人もいると思いますが、間違ったメイクをするとかえって目の下のクマが目立ってしまうということがあります。

今回は目の下のクマを隠すメイクのテクニックや目の下のクマが目立つNGメイクについて紹介したいと思います。




【目次】

■目の下のクマが目立つNGメイクとは?

the bride...

by kate hiscock(画像:Creative Commons)

目の下のクマをコンシーラーなどを使ったメイクで隠すというアイデアを活用している人もいると思います。

→ コンシーラーで目の下のくまを消す方法 について詳しくはこちら

でも、NGメイクをしてしまうとかえって目の下のクマが目立つことになってしまいます。

隠すほど目立つ!? 目の下のクマを上手に消すメイクテク3つ

(2015/4/15、excite)

(1)合わない色を使っている

すっぴん風メイクで一番難しいのは、「クマが消えない」ことによれば、青クマにはオレンジ系、茶クマにはイエロー系のコンシーラーで薄塗りする目立たなくなると紹介しました。

しかし、今回の記事のアドバイスによれば、元々の肌の色と違う色をつけるとかえって目立つことになりがちなので、本来の肌に近い色または一段階暗い色をつけるとよいようです。

(2)黒クマをコンシーラーで隠そうとする

目の下のクマを隠そうと思って厚塗りをしてしまうとかえって目立つ結果になってしまいます。




■目の下のクマを隠すメイクテクニック

(a)カバー力の高い「固形タイプ」を選ぶ

リキッドタイプを避けたほうが良い理由は2つ。

1.厚塗りになりやすい

2.時間とともに崩れやすい

固形タイプだと少量でもカバー力が高く、薄塗りにすることで自然な仕上がりとなりやすいそうです。

固形コンシーラーを指の腹にとり、目のクマ部分にトントンとなじませるように隠します。

仕上げにはファンデーションではなく、フェイスパウダーを顔全体にはたくこともポイント。

フェイスパウダーを使ったほうが良い理由は、ファンデーションを重ねるとコンシーラーで隠した部分が厚塗りとなってしまうためなのだそうです。

(b)コンシーラーはごく少量使う

少量使う理由は、時間とともに皮脂によるメイク崩れが起こりやすいためです。

(c)黒クマには「ポイントメイク誘導テク」を!

人が騙されてしまうときは、注意力が奪われたとき!?詐欺師は「視線を盗む」ことで騙すでは、マジシャンが使うミスディレクションという方法を紹介しました。

ミスディレクションとは、錯覚・錯視・先入観・既成概念・常識・思い込みを使って、人を誤った見当違いの方向に導くというテクニックです。

目の下のクマの場合は、気になる箇所を厚塗りしてしまうとかえって目立つことになってしまいます。

そこで、目の下のクマを隠すメイクにもこのミスディレクションを活用するのです。

アイラインをしっかりと入れる、ふんわりチークを入れる、リップを明るい色にする。という風に、目のクマ以外のパーツに視線が集まるように誘導すると、目のクマが目立たなくなります。

目の下のクマ以外の部分に視線が集まるようにすることで、目の下のクマに視線が集まらないようにできるというわけですね。

■まとめ

最後にポイントをおさらいしましょう。

1.肌の色にあったコンシーラーを使う

2.隠そうと思って厚塗りをしない=薄塗りを心掛ける

3.視線誘導テクニックを使う

しっかりとポイントを押さえてメイクをすれば、明るい顔になること間違いなしです。

【参考ツイート】

Inspired by this tweet.

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→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

→ コンシーラーで目の下のくまを消す方法 について詳しくはこちら




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目のクマにはカシス|世界一受けたい授業 4月28日によれば、カシスポリフェノールで目の下のくまの黒さが90分後に約5%改善するそうです。

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8割以上の女性が「小顔になりたい」!小顔にする方法(小顔体操)とは?顔が大きく見える原因はほおの張り!?




【目次】

 

■小顔になる方法とは?

8割以上の女性が「小顔になりたい」!小顔にする方法(小顔体操)とは?顔が大きく見える原因はほおの張り!?
8割以上の女性が「小顔になりたい」!小顔にする方法(小顔体操)とは?顔が大きく見える原因はほおの張り!?

unsplash-logoChristopher Campbell

「小顔矯正」「小顔マッサージ」とかいろいろ聞くけど、顔の骨がそう簡単に動くとは考えられないし。

でも受けた人の中では「小顔になった!」みたいなことを聞くしで、実際のところどうなんだろう?と思って調べてみました。

まずは「小顔」をどういう風な言葉の使い方をしてるかが大事ですよね。

「小顔」を「顔を小さく見せる方法」という考え方で見ていきたいと思います。

例えば、顔のむくみを解消する方法や錯覚を使って顔が小さくなったように見せる方法も「小顔になる方法」だということです。

 

■8割以上の女性が「小顔になりたい」!

20代女性350人に聞く、“小顔”に関するアンケート調査 女性の8割以上が憧れる“小顔”、でも眉で小顔対策は、十分でないことが明らかに!(2016/6/6、資生堂)によれば、小顔は女性の憧れと言われますが、どの程度の女性が憧れているのかを調べたところ、84.8%の女性が「小顔になりたい」と回答しました。

 

■顔の大きさの判断基準は脳の中の「平均顔」!?

顔が大きいのは錯覚!?(2018/7/3、美と若さの新常識)で紹介された大阪大学の森川和則教授によれば、人間には美しさの基準となるいろんな人の顔をまとめて作り上げた「平均顔」があり、相対的に顔が大きさを比較していて、その平均顔は常に更新されているそうです。

面白いのは、小顔の人、例えば女優さんやモデルさんのデータを見ると、脳の中の平均顔もどんどん小顔になるという点です。

実際には、顔が大きくないにもかかわらず、脳の中の平均顔が小さい人ほど、自分の顔が大きく感じてしまうということが起こるのはそれが理由だったんですね。




 

■片方の歯で噛む癖がある人はほおが張りやすい!?

筋トレで顔が大きくなる(2018/7/3、美と若さの新常識)で紹介されている大阪大学の森川和則教授によれば、頭の大きさが同じでも、顔下半分のえらやほおが張っていたり太っていると、顔の上半分も太っているように見えるそうです。

慶應義塾大学 非常勤講師 和嶋浩一によれば、食べ物をかむときに顎を動かすために使う咬筋(こうきん)がありますが、片方の歯で噛む癖がある人はほおの張りにつながっているそうです。

 

■筋膜が厚くなると、顔が大きく見える!?

ストレスで顔が大きくなる!?(2018/7/3、美と若さの新常識)で紹介された日本歯科大学附属病院顎関節症診療センター長 原節宏さんによれば、筋膜が厚くなることが、こわばりや顔のふくらみを作る原因になっているのではないかと考えられるそうです。

ネズミの脚をギプスに固定したの実験によれば、筋膜が引っ張られなくなり、線維芽細胞の働きが悪くなると、古いコラーゲン繊維が分解されず、たまっていくことで、筋膜が厚くなり、リンパの流れが悪くなるそうです。

このことが人間にも当てはまるとすれば、身体をじっとして動かさなかったり、強いストレスがかかることで線維芽細胞の働きが悪くなると、筋膜が厚くなり、顔が大きくなってしまう可能性があると考えられます。

 

■「小顔にする方法」

先ほど紹介したものをまとめると、頬が張る原因には2つあります。

1.筋肉の使い過ぎ
2.筋膜が厚くなる

2つの原因を解消する対策は共通しています。

それは、緩めること(伸ばすこと)であり、つまりはストレッチです。

頬の筋肉「咬筋」は僧帽筋や胸鎖乳突筋という首の筋肉と連動しているので、この2つの筋肉をストレッチによって緩める、伸ばすことにより、小顔になれることが期待されます。

番組では、他にも、顔のむくみ解消法や錯視を使って小顔に見せるメイク術、小顔を意識したむくみ解消レシピ(ビタミンB1とカリウム)を紹介していました。

 

■まとめ

1)ほおのこわばりチェック
2)噛み癖チェック
3)筋膜が厚くなっていないかチェック(運動不足・ストレス)
4)首の筋肉を緩めるストレッチ(小顔体操)
5)顔のむくみ解消(リンパの流れをよくする)
6)錯視を使った小顔に見せるメイク術
7)浮腫み解消レシピ

今回調べたものでは、骨を動かして小顔矯正や老廃物・毒素を出して小顔になるといった即効性のある劇的な方法ではなくて残念だと思う人もいるかもしれません。

まずは顔が大きく見える原因の一つであるほおのこわばりをチェックし、それが何が原因なのかを確認し、それぞれの原因に合わせて、ストレッチやリンパの流れをよくしたり、メイク、むくみを意識したレシピで小顔になりましょう!

→ 【美と若さの新常識】ストレッチ効果を高める「膜はがし」のやり方!ハムストリング&背中のストレッチの方法!小顔&顔のたるみに!リガメントほぐしのやり方 について詳しくはこちら

みんなが読んでる! → 目の下のたるみをなくす方法 について詳しくはこちら







このブログは、 テレビやニュースの健康情報を “ばあちゃんの台所レベル”まで落とし込み、 実際の料理と生活にどう使うかをまとめた記録です。本サイトでは、 栄養学・食事指導・健康情報を、 家庭料理の実践・調理工程・生活習慣という観点から再構成し、 再現可能な生活知として整理・記録しています。