60歳以上の人が現在欲しいものは、「お金」 が 「幸せ」 を上回る|博報堂生活総合研究所




■ 欲しいものは、「お金」 が 「幸せ」 を上回る

Low on funds

by Damian Gadal(画像:Creative Commons)

「シルバー30年変化」 調査結果を発表

(2016/6/24、ひらけ、みらい。生活総研)

- 現在欲しいもの「お金」:1986年 28% → 2016年 41% (+13pt)
- 現在欲しいもの「幸せ」:1986年 31% → 2016年 16% (-15pt)

博報堂生活総合研究所が、1986年から30年間にわたり60歳~74歳を対象に行った調査によれば、現在欲しいものは、「お金」 が 「幸せ」 を上回るという結果が出たそうです。

このような結果が出た理由には、そのほかのアンケート結果が参考になります。

■ 約半数が、「先の見通しは暗い」 と回答

- 「先の見通しは暗いと思う」:1986年 32% → 2016年 47% (+15pt)

貯金を切り崩しつつ、年金で生活する生活を行なうということを考えた上で、先の見通しは暗いと考える人が多くなっているのではないでしょうか。

■ 1カ月のお小遣いも、30年前以下の水準に

- 1カ月のお小遣い(平均)の推移:1986年 28,830円 → 1996年 33,450円 → 2006年 31,620円 → 2016年 26,820円

デフレ傾向が続いていたことも関係するかもしれませんが、1か月に使えるお小遣いは30年前よりも低いそうです。

これは、先の見通しの暗さから、節約していこうという傾向があるのではないでしょうか。




■まとめ💰

『40・50 代の不安と備えに関する調査』

(2014/7/24、第一生命)

お金や就労に関する不安についてたずねたところ、図表4の通り、不安(「非常に不安」+「やや不安」)を感じる割合は、「自分の給与が下がること」(71.5%)や「自分が失業すること」(67.6%)、「子どもの学費が支払えなくなること」(54.4%)といった、現在の生活が営めなくなることへの不安よりも、「老後、生活費用が支払えなくなること」(79.3%)、「老後、生計維持のために必要な就労ができなくなること」(78.7%)といった老後生活について多くの人が不安に感じています。

40・50 代の経済的な不安は、現在の生活に対する不安よりも将来老後に対する不安のほうが大きいことがわかります。これは、年金支給開始年齢の引上げなどから生じる公的年金生活に対する不安や、老後の経済的準備が必要と思うほどには進んでいないという認識から生まれる不安によるところが大きいと考えられます。

第一生命が全国の40代・50代の男女3,376名を対象に行なったアンケート調査によれば、現在の生活に対する不安よりも、老後に対する不安の方が大きいようです。

その理由には、「公的年金だけでは生活できない」(64.7%)と答えていることや老後の資産形成の準備ができていないことがうかがえます。

老後保障と介護保障の十分な準備ができておらず老後生活の不安を抱えている|平成28年度生活保障に関する調査によれば、老後を夫婦2人で暮らしていく上で、「ゆとりある老後生活費」は月額34.9万円となっているのですが、老後保障・介護保障に関しては「充足感なし」と答えた人が7割を超えており、準備手段である個人年金保険の加入率や介護保険・介護特約の加入率をみても低水準であり、十分な準備ができていないことがうかがえます。

また、金融リテラシーが低い人は老後の不安が多い!2つの理由|健康・お金のことを学ぶことが幸せな老後の秘訣|広島大学で紹介した広島大学大学院社会科学研究科の角谷快彦准教授とムスタファ・サイドゥ・ラヒム・カン研究助手が、大阪大学が約4,500人を対象としてアンケート調査から、複利や金利、リスク回避、国債などの質問の正答率で算出される金融リテラシーが、被験者の老後の生活不安の度合いにどのような影響を及ぼしているかを分析したところ、金融に詳しい人は老後に対する心配が少ない傾向があることがわかったそうです。

老後に対する不安は、やはり金融や保険、投資に関する知識不足が原因にあるのではないでしょうか?

「平成28年度 生活保障に関する調査(速報版)」

(2016/9/20、生命保険文化センター)

今回調査では、自分自身の金融や保険に関する知識がどの程度かを尋ねたが、「詳しい」の割合は、「金融に関する知識」で9.3%、「保険に関する知識」で9.2%となっており、いずれの知識についても「詳しくない」が7割強となっている。

金融・保険に関するいずれの知識についても「詳しくない」と答えた人が7割強となっています。

現役世代にとっては、金融・保険・投資に関する知識を若いうちから身につけていくことが自分の身を守る手段となるので、少しずつ勉強していきましょう。







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「日本再興戦略」(落合陽一)レビュー|NewsPicksのLive Picks「Weekly Ochiai」(動画)を合わせて見ると理解が高まる!




「日本再興戦略」(落合陽一)レビュー

by hakuraidou

「日本再興戦略」(著:落合陽一)の目次を参考にまとめてみたいと思います。

日本再興戦略 (NewsPicks Book)

第1章 欧米とは何か

「欧米」というユートピア/「西洋的な個人」の時代不適合性/「わかりやすさ」の対極にある東洋思想 /日本というブロックチェーン的な国家/平成という破壊の時代を超えて 

ここで気になったのは2つで、一つは西洋的と東洋的の違い、もう一つは翻訳語についてです。

●西洋的と東洋的の違い

「魔法の世紀」(#落合陽一)を読んで考えたこと|西洋と東洋の考え方の違いでは「魔法の世紀」(著:落合陽一)を読んだ際に、世界が西洋的な分析する思考習慣から東洋的な包括する思考習慣を取り入れて、バランスよいものになることが必要ではないかと書きました。

「頭のでき」(著:リチャード・E・ニスベット)を参考にそれぞれの考え方の違いを簡単にまとめます。

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●西洋的

西洋人の知覚や志向は分析的で、身の回りのうち比較的小さな部分、何らかの方法で影響を与えたいと思う物事や人に意識を集中させる。

そして、その小さな部分の属性に注意を向け、それを分類したりその振る舞いをモデル化しようとしたりする。

また、形式的な論理規則を使って推論することが多い。

●東洋的

東洋人は幅広い物事や出来事に注意を払い、物事や出来事同士の関係や類似性に関心を持つ。

また、対立する考え方の「中庸」を探すなど、弁証法的な考え方を使って思考する。

東洋人は他者に注意をはらう必要があるため、外部の幅広い社会環境に目を向け、その結果として物理的環境にも意識を注ぐ。

「アースダイバー」(著:中沢新一)では、このように書かれています。

アースダイバー

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人間の心は、本質的に都市的な作られ方をしているのだけれど、そこには「無意識」という釣り堀があって、暗い生命の欲望がへら鮒のように見えない水中を泳ぎまわっている。この「無意識」とコミュニケーションを交わし合うことによって、人間の心は「自然」の豊かさを失わずにすんでいる。

夢を見たり、妄想を抱いたり、ときには今まで現実世界の中には出現していなかった新しいアイディアのイメージを思いついたりするのも僕達が知らず知らずのうちに行なっている「心のへらぶな釣り」のおかげなのである。

アジア人にとって世界はすべての要素が切れ目なく連なりあった複雑な場所である。それを理解するには部分を見るのではなく全体を見なければならない。

2冊の本を私なり解釈によれば、西洋人から見た世界はすべての要素が切れ間があり、隔たりがある世界であり、東洋人から見た世界はすべての要素が切れ間なく連なりあった世界です。

西洋的なものがよい、東洋的なものがよいというのではなく、考え方のバランスがあまりにも西洋的なものにバランスが傾き過ぎていたために起きている現状のひずみを少し東洋的なものにバランスを移行することができれば、世界はもっとバランスよくなるのではないかと思うのです。

●翻訳語

NHK「100分de名著」ブックス 荘子

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『NHK「100分de名著」ブックス 荘子』で翻訳について書かれているのですが、外国語を翻訳する際にはどうしても自国に元々あった言葉で訳す必要があるため、どうしても言葉の意味が入り込んでしまうということがあり、よくよく考えると、外国語と翻訳語とではニュアンスが違う言葉というのが見受けられます。

また、時代が変わっていく中で、ある言葉の意味が変わっているにもかかわらず、同じように使っていることで違和感を感じる言葉もできてきています。

つまり、現代に合わせた言葉のアップデートの必要性です。

私たちは明治以降に作られた明治翻訳語をベースに物事を考えているのですが、この言葉が現代とそぐわなくなってきているのではないかと思うのです。

【参考文献】

近代に生まれた言葉はたくさんあり、その言葉を基に私たちはモノを考えているのですが、例えば自然という言葉には「翻訳語成立事情」(1982、岩波新書、柳父章)を参考にすると、「おのずからそうなっているさま。天然のままで人為の加わらぬさま」とあります。

つまり、自然とは「手つかずのもの」という意味です。

しかし、もし「自然」が人為的なものであってもそれが気付かないものであったら、それは自然であるでしょうし、また、山や森を守るために人の手を入れていることは果たして自然ではないと言い切れるでしょうか。

つまり、自然の意味もとらえようによってはアップデートできるのです。

自然とは観察の対象ではなく「我々自身も、自然の一部である」という考え方をベースに、自然という言葉の意味をアップデートすることができれば、自然のとらえ方もアップデートされます。

これから、「情報社会(Society4.0)」に続く、AI(人工知能)や IoT といったテクノロジーによる未来社会を目指すのであれば、明治以降に生まれた近代語をそのまま使うのではなくて、この時代にあった言葉の意味にアップデートをする必要があるのです。

荘子の胡蝶の夢-物化の構造と意味-(橋本敬司)

万物が我と一体である荘子において、言語によって一だと説くこと自体が、言語によって世界を分断し、世界が一つである世界を破壊してしまう行為であった。つまり、現実世界は、言語的に作り出された幻想にすぎなかったのである。




第2章 日本とは何か

日本の統治構造を考える/イノベーティブな日本の宗教/日本にはカーストが向いている /百姓という「多動力」/中流マスメディアの罪日本は超拝金主義/日本を蝕むトレンディードラマ的世界観/「ものづくり」へのリスペクトを回復せよ 

「アート×テクノロジーの時代」(著:宮津大輔)

アート×テクノロジーの時代 社会を変革するクリエイティブ・ビジネス (光文社新書)

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日本では、古来、神や精霊、霊魂を、身の回りのあらゆるものに見るアニミズム思想が存在し、それらを八百万の神と呼んで敬っています。山や巨木をはじめ、トイレや台所、はては米粒の中にまで神様がいると考えられているのです。また、長い年月を経た道具にも付喪神として神や精霊が宿るといわれています。p269

ただ技術が大きな社会変革を起こすときこそ、世の中全体が同じ方向を目指すのではなく、そこに「他との違いを認め許容・共存する」考え方や「複眼的、多視点」であることが何よりも重要である p278

日本で根付いていた身の回りのものに、神様や精霊などが宿るという考え方が大事にされてきました。

妖怪や幽霊もある種この考えに近く、だからこそ妖怪や幽霊に関するマンガやアニメを受け入れやすかったのではないでしょうか。

そして、この考え方は、ブロックチェーンやIoTというような現在注目されているテクノロジーについて考えるときに役立つと思います。

→ 「アップデート・シティ(更新都市)」|既存の言葉・価値観をアップデートし、シームレス・インタラクティブ・非言語のレイヤーを重ねる について詳しくはこちら

第3章 テクノロジーは世界をどう変えるか

コンビニに行かなくなる日/「人工知能と呼ばれているもの」の本質/最適化・統計・創発/東洋のイメージをブランディングする/人と機械が融合する自然/テクノロジー恐怖症との折り合い 

第三章ではテクノロジーについて取り上げていますが、最も教務深かったのが「5G」でこのブログでもよく取り上げています。

【5G 関連記事】

5Gのようなテクノロジーの恩恵でワクワクするような未来が見れそうだと感じる人がいる一方で、テクノロジー恐怖症ともいえるようにテクノロジーに否定的な人もいます。

大事となってくるのは、新しいテクノロジーが生まれていく中で、例えばスマホネイティブでない世代もスマホを持つようになったように、新しいテクノロジーに適用していくのですが、誰でも使えるようなインターフェースにすることであり、それが新しい自然であるとしていくことです。

「SOCIETY5.0」というコンセプトをアップデートしよう!|キーワードは「超主観空間」「計算機自然(デジタルネイチャー)」「無限概念」「東洋的」「融け合う」

第4章 日本再興のグランドデザイン

人口減少・高齢化がチャンスである3つの理由/ゲートのない世界へ/ブロックチェーンと日本再興/日本はトークンエコノミー先進国/地方自治体によるICOの可能性/シリコンバレーによる搾取の終わり /ビットコインの未来を占う「3つの問い」 

第4章が最も勇気が出る章ですよね。

高齢化社会をイメージする図としてよく紹介されるのがこのような図です。

参考画像: [将来の税はどうなるの?] 少子・高齢化|国税庁スクリーンショット

高齢者が増えて子供が少なくなってしまう少子高齢化になると、その生活を支えることができなくなるとしてよくこのような図が紹介されます。

確かに、高齢者が増えると、税金が使われる医療、年金、介護などに必要なお金が増えます。

このブログでも、医療費が増加傾向にあることや国民皆保険が持続不能だと医師が答えたというニュース、75歳以上同士の「老老介護」初の30%超のニュース、老後のお金に対する不安のニュースなどに高齢化社会のネガティブな面についてこれまで取り上げてきました。

しかし、高齢化社会をチャンスととらえようという動きも出ています。

例えば、大人用紙オムツの売上が子供用オムツの売上を追い抜いた!?|日本の紙おむつが国際規格化|高齢化社会がビジネスチャンスに変わる!?によれば、大人用紙おむつの評価方法に関する規格「ISO15621尿吸収用具―評価に関する一般的指針」が改訂し、欧米の「テープ止め型(体にテープで固定するタイプ)」ではなく、日本が提案する装着車の症状や生活環境に合わせたきめ細かい高齢者介護学科脳になるパンツ型やテープ止め型のおむつに吸着パッドを挿入するタイプなどを規格化されました。

つまり、世界に先行して高齢化社会に突入している日本は、医療費削減のアイデアやよりよい介護の方法を実行できる立場にあり、それらのやり方をスタンダードにすることができるというビジネスチャンスがあるのではないでしょうか?

https://twitter.com/ochyai/status/863280246140698624で落合陽一さんはAIやロボットなど自動化技術によって、高齢化社会で成長する方法を提案しています。

参考画像:新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)

新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)によれば、患者のQOLの最⼤化に向けて、⾼齢となっても⾃分らしく⽣きることの出来る「⽣涯現役社会」の実現に向けて、⾃⽴⽀援に向けた介護や質・⽣産性の⾼い介護の提供の実現が必要であるとして、ケアプラン作成を⽀援するAI(人工知能)や介護現場のニーズに基づいた介護ロボット(センサー含む)を開発・活⽤が必要になるとあります。

高齢化社会をベースにすると発想を転換すると、それに合わせたテクノロジーが生まれることによって、もしかすると、若者にとっても過ごしやすい社会になるかもしれませんし、すでにそうした兆しも見えています。

→ 「少子高齢化による高齢化社会は日本にとってのビジネスチャンス(医療・介護など)になる!」と発想を転換してみない? について詳しくはこちら

仮想通貨・ブロックチェーン・トークンエコノミー・ICOが日本が新しい成長をするための力になってくれるといいですね。

【関連記事】

第5章 政治(国防・外交・民主主義・リーダー)

日本だからこそ持てる機械化自衛軍/インド・中国・北朝鮮/揺らぐ民主主義

第6章 教育

新しい日本で必要な2つの能力/幼稚園には行かなくてもいい/センター試験をやめよ /MBA よりもアート 

第6章では、ポートフォリオマネジメントと金融的投資能力の2つの教育が重要であり、また、アートを学ぶこともすすめています。

アートはなぜ価値が高いのか?|なぜバスキアの作品は高額で落札されたのか?

ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するスタートトゥデイ代表前澤友作さんがジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の作品を約62億と約123億で落札したというニュースを聞いたことがある人も多いと思います。

【参考リンク】

ただ、ふと疑問に思った人もいるのではないでしょうか、なぜバスキアの作品はこんなに高額なのだろうか?、と。

堀江貴文さんがこの疑問をチームラボ代表の猪子さんがぶつけて解説をしてくれています。

【対談】堀江貴文×チームラボ代表・猪子寿之が語る「アートが変える未来」

(2017/8/29、スタディサプリ進路)

猪子:結局世紀を語る時に、大量消費社会がきて、マスメディアが出てきて、人類の価値観がどう変わっていったかをちゃんと説明しようと思ったら、ウォーホル抜きには説明できないんですよ。現代の工業製品をニュートン抜きには語れないのと同じように。

<中略>

猪子:ウォーホルにとって、バスキアは影響の大きな人物だったんです。共同制作もしていました。ウォーホルのある時代を説明するには、バスキアも外せないわけです。

産業革命が起き、物を大量生産できるようになり、いいものを安く手に入れられるようになりました。

アンディ・ウォーホルが出てきたことによって、「みんなが知っているものがかっこいい」という概念が生まれ、それ以降ラグジュアリーブランドが生まれ、巨大な産業が生まれていきました。

歴史において、ウォーホル抜きでは美の価値観が変わったことを説明することができず、また、すでに亡くなっているため作品が増えることがないので、価値が下がることはないそうです。

バスキアはそのウォーホルにとって影響力のある人物であり、ウォーホルを語るうえで欠かせない人物でもあるため、バスキアの作品は高額で取引されているのだそうです。

→ 『#落合陽一「日本人とお金」を語る』まとめ|日本人はお金が大好き(拝金主義)!?|お金ではなく価値を見るとよい!?|研究・リサーチになぜお金が集まるのか?|知名度は価値に変換できる?|金融教育は小学生からやるべき|人間に投資するのが一番価値が高い! について詳しくはこちら

第7章 会社・仕事・コミュニティ

「ワークアズライフ」の時代/兼業解禁と解雇緩和をセットにせよ/士農工商を復活させよ/「ホワイトカラーおじさん」の生かし方/年功序列との決別/「近代的人間」からの卒業/「自分探し」より「自分ができること」から始める/モチベーション格差の時代

なぜ企業はジェンダーダイバーシティ(男女の多様性)を重要視するようになったのか?|AccentureやGoogleは社内男女比「50対50」を目指すによれば、最近のトレンドとしては、企業の社員における男女比を50対50にしましょうというのがトレンドであり、記事を最初に書いた当初は良い考え方だと思っていました。

しかし、落合陽一さんの講演を聞いた後、考え方が変わりました。

【SoftBank World 2017】特別講演 落合 陽一 氏

男女比をフィフティフィフティにしようという考え方は標準化しようという考え方であり、あるところでは男女比が9:1のところがあったほうがよいところもあるはずです。

重要なのは、その時々によってその割合のバランスを変えられるということです。

問題をフィフティフィフティで解決しようとすると、無駄が多い社会になってしまう可能性があるというのが落合陽一さんの意見です。

企業を評価する人たちは「社員の男女比50対50」というような数字はわかりやすくて評価しやすいのだと思いますし、私もそのうちの一人でした。

多様性(ダイバーシティ)を考える際には、何が標準かを決める考え方(この場合には「社員の男女比50対50」)によって多様化を目指すのではなく、その時々によってその割合のバランスを常に変え続けるようにすることで、本来の意味での多様性が実現するのではないでしょうか。

落合陽一×猪瀬直樹 異色対談「激論! 近代の超克」

(2017/5/19、クーリエ・ジャポン)

落合 対して日本には、「適材適所」という考え方があります。聖徳太子の時代からおこなわれていたことで、たとえば会社は必ずしも男女半々じゃなくてもいい、女性が9割の会社があってもいいじゃないかと考える。それを無理やり対等にもっていこうとすると、むしろ多方面に歪みが出てくる。

「平等」にロジカルに対抗しうる唯一の概念が「適材適所」だと僕は考えていて、しかもそれは、日本人の多くが納得できる考え方だと思うんです。だから「適材適所」は一つの突破口になる概念じゃないでしょうか。

恣意的にではなく、”自然と”男女比が50:50になったとしたら、それは問題ないことだと思いますが、男女比が50:50であることが平等だから制度としてやらなければならないというのはゆがみが出てきてしまうのではないでしょうか。

企業側は適材適所でその人を選んだことをしっかりと説明できるようにすることのほうが重要なのかもしれません。

→ AI・ロボットが働く未来ではクリエイティブな仕事が求められる|PUSH型からPULL型への移行とモチベーション(内発的動機づけ)がキーワード について詳しくはこちら

まとめ

NewsPicksのLive Picks「Weekly Ochiai」(毎週水曜22時~)では毎週1つのテーマについて落合陽一さんがトークをしてくれるのですが、「日本再興戦略」をベースにトークテーマが選ばれていたようで、今回の内容は実にわかりやすいものでした。

もし、あなたが「日本再興戦略」が難しいなと思っていたり、もっと理解を深めたいと思っている人はぜひNewsPicksのLive Picks「Weekly Ochiai」の動画を見てみることをおすすめします。







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男性は自分の顔に似た女性に惹かれる?




■男性は自分の顔に似た女性に惹かれる?

Engagement Picture

by Cody McComas(画像:Creative Commons)

男性が恋愛対象として女性を選ぶ時は自分の顔に似ている女性に魅かれることが判明 仏調査

(2012/12/4、IRORIO)

実験ではまず100人の男性に女性の写真の中から魅力的だと感じる人を選ばせた。

次にコンピューターで彼ら自身の顔に似た女性の写真を作成し、その写真を混ぜた4枚の写真の中から好みの女性を選んでもらった。

その結果、37パーセントの男性が自分に最も似た女性を魅力的だと回答した。

フランスのInstitut des Sciences de l’Evolutionの調査によれば、男性は自分の顔に似た女性を魅力的だと考えているそうです。

つまりは、自分の顔が好きということなのでしょうか?

専門家によると、この結果は男性がナルシストというわけではなく、馴染みのあるものに安心感を感じるということのようだ。

自分の顔が大好きということではなく、馴染みのあるものに安心感を感じているようです。

これまでにも、長年連れ添った夫婦は顔が似てくる?という記事や仲の良い夫婦の5人に1人は顔が似ていると感じているという記事を取り上げてきましたが、連れ添う期間が長いから似てくるのではなく、似ているから惹かれ合ったといえるようです。







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社交的な人気者は早死にする・友達の数は150人が限界・男女の友情は成立しない|ホンマでっか

2011年11月30日放送のホンマでっかTVでは「危ない人間関係」がテーマでした。




Friends r Forever .. Boys r Whatever

by banoootah_qtr(画像:Creative Commons)

■社交的な人気者は早死にする!?

スタンフォード大学で1921年から始まった調査で、学校で人気・明るい子は将来早死にするというデータが出たそうです。

学校の人気者→笑わせる為にストレスがある

人に笑われる天然ボケタイプの人→ストレスが無く長生き

 

■真面目で正義感の強い人が長生きする!?

真面目な人は反社会的な事をしない為ストレスがかからない

憎まれっ子→評判を気にしない→ストレスが無く長生きし易い

楽観性が高い人は否定的な情報を受けにくいため長生きし易い

 

■中高年から人付き合いが良いと長生きする!?

幼少期→人気者だと早死に

中高年→孤独な人ほど短命

 

■中高年から孤独になると遺伝子が変化する!?

孤独感で遺伝子の発現パターンが変化→病気になり易く短命に

 

■社会関係が良好な人ほど乳がんになりにくい!?

社会的に繋がりが強い人ほど乳がんになりにくい。

 

■痛みを感じ易い人は孤独になり易い!?

身体の痛みと心の痛みは相関し、孤独になり易いので危険

 

■友達の数は現実&仮想でも150人が限界!?

イギリスの人類学者ダンバー

猿の群れ等が安定したコミュニケーションの関係を保てる数→150匹という個体数が限界

Facebookなど仮想の世界でも友達数は150人が限界と言われている

一つのまとまりとして情報を共有したり、親しくしたりするのは、広げすぎるとダメ。

【かたつむり型】

カタツムリ型の情報伝達体系→情報を途中で間違えやすい(長すぎて)

【枝葉型】

枝葉型の情報伝達体系→指示が行き届く限界=150人

 

■親密な関係の人が多いと友達関係は破綻する!?

親しい人は厚く付き合うから、多いと破綻していしまう。

多く薄く付き合う方が人間関係は上手くいき易い

 

■フラットな関係の人が多いと良いアイデアが浮かばない!?

150人が一緒に話し合いをすると良いアイデアが浮かばない。

=たくさん人がいるからアイデアが浮かばない

 

■集団の中だと個人は勝手に力を抑えてしまう!?

例:拍手

50人→全力で拍手

150人→1人あたりの拍手量が半減

一人ひとりは全力でやっていると思っても、体のほうが抑えてしまう。

例:綱引き

1対1の関係だと力が発揮出来る(98%の筋力を使う)

人数が増えると力が減る(8人対8人の場合、49%の筋力を使う)

=社会的手抜き・集団的怠惰

集団で意見を出し合うと意外とうまくいかない。

一番いいのは一人で考える事。

1人ずつ意見を持った上で会議した方が良い意見が出やすい

 

■Facebookで友達が多いと脳が発達する!?

Facebookの友達数は150人が限界という説は今は崩れていて、300人。

現実の友達関係で使う脳領域とは別の脳領域が発達

現実の親密な関係の友達は数が多いと破綻してしまう

ネットなどでは親密になりにくい→多くの人との関係が保てる

友達を多くする場合は濃い関係にならない方が上手くいき易い

【関連記事】

 

■人間関係ではお世辞が重要!?

他人よりも家族にお世辞を言う事が大事!?

江戸時代ではお世辞は「快く感じる言葉」→人間関係を円滑に運ぶために使用

「あなた様のように魅力のある方はお世辞なんぞお使いにならなくても結構です」

 

■モテるフリが出来るビジネスがある!?

英国ロンドンFake Girlfrend(ニセの女友達)社

指定した時間に女性から電話があり指定した言葉を話してくれる

男友達といる場面で誇らしげに振る舞う事が出来る

見栄がはれ束の間の喜びが得られるためイギリスでは人気

 

■自分探しは1人では出来ない!?

様々な人と出会う事によって自分を知り分かっていくもの

 

■若い時に沢山の人と接するとうつ病になりにくい!?

20代~30代前半までにたくさんの人と接している人は、50歳・60歳になってからのうつ病の率がすごく低い。

自分が分からないまま(アイデンティティが見つからないまま)歳をとり中高年になるとうつ病に

 

■脳科学的に男女の友情は成立しない!?

友情の脳領域と恋愛の脳領域は離れている

特に男性は女友達と思っていても恋愛の脳領域が活性化

※生殖可能年齢までの話。

何もなかった場合は男性の恋愛の脳領域が未発達・理性が強い

 

■女性に30万円使うと真剣に交際を考えてもらえる!?

女性は累計30万円で交際するか関係を断つか結論を出す傾向が

 

■プレゼントに対し女性は男性より2倍満足する!?

女性に2万あげる場合と、男性に2万円あげる場合では、女性の心の負担が倍になる。

女の人は倍だけもらったという意識が強い。

値段は同じでも女性は男性よりプレゼントに2倍価値を持つ

 

■女性は物より旅行など経験を共にする方が喜ぶ!

お金を物に使う人は女性から好意的にみられない

お金を経験に使う人がモテる。







【人間関係 関連記事】
続きを読む 社交的な人気者は早死にする・友達の数は150人が限界・男女の友情は成立しない|ホンマでっか

58%の妻が「夫に隠し事がある」?!その内容とは?




Cheating Couple

by preet_matharoo(画像:Creative Commons)

妻の13%が夫に浮気を隠している!? 夫婦間の隠し事に関する実態調査(国内)

(2012/10/15、IRORIO)

主婦を対象としたソーシャルマーケティング企業のハー・ストーリィは、20代~60代の既婚生活者971人を対象に行った「夫婦間の隠し事の実態調査」の結果を発表した。

調査ではまず、妻が夫に秘密にしている隠し事があるかないかを質問。58%の妻が「夫に隠し事がある」と回答、「夫に隠し事がない」人は42%だった。

58%の妻が「夫に隠し事がある」と回答したそうです。

隠しごとの内容はこちら。

<妻が夫に秘密にしている隠し事ランキング>
1位 54.5% 内緒のへそくり・貯金
2位 29.3% お小遣いの使い道(買い物)
3位 24.9% 過去の恋愛歴
4位 16.3% 自身の体重
5位 10.7% 過去の浮気
6位 10.5% 夫へ愛がない
7位  8.7% 自身の収入額
8位  4.4% ブログやSNSの利用、投稿
9位  3.9% タバコ
10位 2.5% 現在の浮気
(複数回答可/ハー・ストーリィ調べ)

隠し事の内容は、お金に関することと過去の恋愛・浮気に関することでほとんどを占めているようです。

今回の数字からすると、妻の10人に一人が浮気したことがある(または現在もしている)ということですので、旦那さんは心配ですね。







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このブログは、 テレビやニュースの健康情報を “ばあちゃんの台所レベル”まで落とし込み、 実際の料理と生活にどう使うかをまとめた記録です。本サイトでは、 栄養学・食事指導・健康情報を、 家庭料理の実践・調理工程・生活習慣という観点から再構成し、 再現可能な生活知として整理・記録しています。