高脂肪の食事を食べると、胆汁が大腸の善玉菌を殺し、腸内細菌のバランスを壊す|北大グループ研究




■高脂肪の食事を食べると、胆汁が大腸の善玉菌を殺し、腸内細菌のバランスを壊す|北大グループ研究

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by Alpha(画像:Creative Commons)

高脂肪の食事が善玉菌殺す…北大グループ研究

(2011/11/18、読売新聞)

脂肪が多い食事を食べると、消化液(胆汁)が大腸の「善玉菌」を殺し、腸内細菌のバランスを壊すことが、北海道大の研究でわかった。

消化液の分泌が引き金となってメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や大腸がんが発症する可能性を示しており、米消化器病学会の専門誌11月号に掲載された。

北海道大の研究によれば、高脂肪の食事を食べると、胆汁が大腸の善玉菌を殺し、腸内細菌のバランスを壊すことがわかったそうです。

消化液の分泌が引き金となって、メタボリックシンドローム大腸がんが発症する可能性があるということで今後の研究が注目されます。

研究したのは同大農学部の横田篤教授(微生物生理学)らのグループ。ラットの普通のえさに、高脂肪食で分泌される濃度に近い胆汁を混ぜて10日間食べさせ、盲腸の細菌の変化を調べた。

通常は、大腸や盲腸で約1000種類の細菌が見つかるが、胆汁を混ぜたえさのラットは「クロストリジウム」に分類される菌が98・6%を占め、菌の8割はたった4種類になった。

この菌が大半を占めるのは、米国の肥満患者の研究と同じ傾向だった。

通常は1割ほどいる乳酸菌などは、ほとんど見つからなかった。

先日テレビで紹介された「腸サビ」とも関連があるのかもしれませんね。

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■腸サビ

腸サビというのは病名ではないのですが、不摂生な食生活・精神的ストレス・運動不足によって便秘が続き、腸内で宿便がたまることで腸の機能がにぶった状態の事です。

たまった便が有害物質を出し、超粘膜に色々な影響を与えてしまいます。

3日以上お通じのない人は腸サビを帯びている可能性があります。

腸サビによって体の免疫機能が低下し、風邪を引きやすくなったり疲れがとれにくくなったりします。

腸サビとは、悪い生活習慣によって、腸内に宿便がたまり、腸の機能が低下した状態を言うそうです。

腸サビの状態になると、免疫力が低下し、風邪を引きやすくなったり、疲れが取れにくくなるそうです。

腸サビを抑えるにはどうしたらいいのでしょうか。

腸サビを抑えるには、ヨーグルトや納豆のような発酵食品を多くとる事がとても大事です。

善玉菌であるビフィズス菌を増やせば、腸内環境がよくなるでしょう。

そして運動をする事も大事です。

便秘の人には運動が嫌いな人が多いですが、今までエレベーターを使っていたところを3階くらいは階段で上るなどすることが大事です。

発酵食品を多く摂ることで、善玉菌であるビフィズス菌を増やすと、腸内環境が改善され、腸サビが抑えられるようです。

また、運動も大事なようです。







1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

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■1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

Sleeping beauty 2009

by Erika Thorsen(画像:Creative Commons)

睡眠不足で高まる心臓病リスク、 自治医大

(2008/11/11、AFPBB)

睡眠不足は心臓病リスクを高めるとする自治医科大学(Jichi Medical University)による研究結果が10日、米国医学会の機関誌「Archives of Internal Medicine」に発表された。 

自治医科大学の研究によれば、高血圧と診断された人で、睡眠時間と心血管疾患の発症頻度を観察したところ、睡眠時間が短いと心臓病が発症しやすい傾向にあるようです。

こうしたことから自治医大の研究論文は、1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まると結論付けている。

一日の睡眠時間が7.5時間を切ると、心血管リスクが33%高まることから、適度な睡眠時間を確保することが健康にとってよいと考えられます。

これまでの研究で、睡眠不足は、肥満糖尿病のほか、心血管疾患の危険因子となる夜間の高血圧、睡眠時無呼吸症などを誘発する傾向があることがわかっている。

睡眠不足が健康に与える影響は大きいようです。

きちんとした睡眠をとって、病気を予防し、健康になりましょう。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら




■睡眠と高血圧の関係

【追記(2016/12/6)】

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を行なうと、ナースコールの回数が減る!?で紹介したトーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

第9回日本心臓財団メディアワークショップ「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」|日本心臓財団

SAS患者は、外来血圧が低くても、夜間や早朝の血圧が高い夜間高血圧あるいは早朝高血圧を呈している可能性がある。

高血圧患者の血圧の日内変動を追った研究結果によると、多くは夜間に最も血圧が低くなるdipperの傾向を有している。しかし、なかには夜間でも血圧が下がらないnon dipperや、逆に夜間に血圧が上昇するriserの患者もみられる。このうち、non dipperとriserはSASと関連していると考えられている。

これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向がある。自治医科大学で行った研究結果では、riserの患者はそれ以外の患者よりも心イベント発生率が約6倍、脳卒中発生率が約2倍になることが示されている(図3)。

日本人男性の心イベント発症は喫煙で3~5倍になる可能性

(2009/3/22、日経メディカル)

心イベントは、死亡または緊急カテーテル検査を実施、4日以上の入院を要した急性冠症候群(ACS)、不安定狭心症、急性心筋梗塞とし、心血管イベントは、心イベントに加え、同じく死亡または4日以上の入院を要したくも膜下出血、脳梗塞、脳卒中、急性下肢動脈閉塞症、解離性大動脈瘤とした。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は夜間高血圧や早朝高血圧である可能性があり、これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向にあるそうです。

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SAS患者に心血管系イベントが起こるメカニズムは、気道閉塞がもたらす低酸素状態による交感神経活性の亢進や、心臓・胸部大動脈への陰圧負荷の増大などが原因となっている。

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?|大阪市立大で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループによれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害がある患者は、頚動脈の内壁が分厚くなって血管が狭まっており、動脈硬化を進行させるリスクが高まっていることも明らかになっているそうです。

大阪市立大学の稲葉教授らはこれまでの研究で、糖尿病患者の睡眠障害が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす早朝の高血圧や血糖値の上昇などにつながることも突き止めていることから、高血圧と診断された人は、心血管疾患リスクを下げるためにも、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことが必要なのかもしれません。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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50歳の時、速足が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞などで死亡する危険性が低くなる!|筑波大

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■50歳の時、速足が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞などで死亡する危険性が低くなる

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by René Schröder(画像:Creative Commons)

50歳体力 死亡率の指標…心筋梗塞などリスク低下

(2009/5/21、毎日新聞)

 研究チームは、日米欧で発表された心筋梗塞など冠動脈疾患の発症のほか、運動や死亡のデータが含まれる論文計1万679本、計10万2980人分のデータを解析。論文での追跡期間は1~26年で、対象者の体力と、期間中の冠動脈疾患による死亡、それ以外の死亡を調べた。

 50歳の男性を体力が普通の群(時速6.4~7.8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通群以下)、高い群(時速7.9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の冠動脈疾患による死亡率は普通群の1.4倍、高い群の1.47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1.7倍、高い群の1.56倍と高くなった。

筑波大の研究チームが米医師会誌(JAMA)に発表した研究によれば、50歳のとき、速足(時速6.4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞など冠動脈疾患で死亡する危険性が低くなることがわかったそうです。

筑波大の児玉暁研究員(内分泌代謝学)によれば、50歳の時の体力の有無が、将来の心筋梗塞などで死亡するリスクを測る指標になるかもしれないそうです。

定期的な運動が大事だということでしょう。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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NAFLD 生活習慣病で肝臓の病気に お酒飲まない人でも注意!

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■NAFLD 生活習慣病で肝臓の病気に お酒飲まない人でも注意

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by Aditya Doshi(画像:Creative Commons)

NAFLD 生活習慣病で肝臓疾患 お酒飲まない人でも注意

(2010/9/21、東京新聞)

肝臓疾患といえば、お酒の飲み過ぎかウイルスが原因というイメージが強いが、最近は飲まない人でも、肥満や糖尿病などが原因で脂肪肝になったり、重症化して肝硬変や肝がんにつながるケースが増えている。

「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD=ナッフルディー)」と呼ばれる。

正しい知識を持って、肝臓の状態を点検しよう。

お酒(アルコール)を飲まない人でも、肥満糖尿病などが原因で脂肪肝になり、そして重症化することで肝硬変肝臓ガンになることがあります。

このことをNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)と呼ぶそうです。

これまでNASH(非アルコール性脂肪肝炎)は比較的多く取り上げられていますが、NAFLDはあまり取り上げられていないので、知らない人も多いのではないでしょうか。

■NAFLDとは

NAFLD=nonalcoholic fatty liver diseaseの略。NASH=nonalcoholic steatohepatitisの略。

「非アルコール性」とは、飲酒習慣がないか、1日1合(ビール大瓶1本)以下しか飲まない人を指す。

NAFLDとは、非アルコール性脂肪性肝疾患のことで、ウイルス性、アルコール性の肝炎以外の要因でかかる肝疾患の総称なのだそうです。

その大半は肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を持っている人。

こうした生活習慣病とNAFLDとの関係は未解明の部分もあり、三年前から厚生労働省の研究班で実態の把握や解明に取り組んでいる。

NAFLDの多くは、単純性脂肪肝と呼ばれるもので、そのまま肝炎や肝がんなどに移行することはないが、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などのリスクが高まるため、脂肪を蓄えない生活を心掛ける必要がある。

しかし、脂肪の過酸化や鉄分の蓄積などの要因が加わると、炎症や組織の線維化が起こるNASHになっていく。

現在二割以上がNASHになっていると考えられる。

生活習慣病以外でも薬の副作用、睡眠時無呼吸症候群がNAFLDの原因になることもある。

NAFLDもNASHもなりやすい体質が遺伝する可能性もあり、遺伝子を特定する研究も進んでいる。

脂肪肝といえば、お酒(アルコール)の飲み過ぎをイメージする人も多いと思いますが、実際は、アルコールが原因でない脂肪肝であるNASHであるケースが多いようです。

「ウイルス性以外の肝がんが、過去十年で倍に増えているが、この間、アルコール消費量は変わらない。NASHからの移行が多いのでは。生活習慣病の増加に伴い、今後確実に増えていくだろう」と岡上院長は分析する。




■NAFLDの治療

治療は原因によって異なる。

糖尿病や肥満、高血圧など原因となった疾患を特定し、それを治療することが基本になる。

肝硬変を防止する必要がある場合は、線維化抑制剤を投与する。

患者の病態により治療法が異なるが、治療効果を挙げるにはいずれも早期発見が重要だ。

NAFLDの治療には、糖尿病や肥満、高血圧などの原因を特定し、治療することが基本となるそうです。

しかし、記事によれば、

まだ内科医の間でもNAFLDの認識は低く、糖尿病や高血圧などの治療で内科に通院していても、それぞれの病気のチェックだけで肝臓は見過ごされることもある

そうです。

まずは、医師の間からNAFLDというものがあるということを知るようになる必要がありますね。

岡上院長は「まずはこの病気の存在を知ってほしい。肥満や高血圧、糖尿病などの人で、特に思い当たる原因がないのに肝機能検査値が悪くなっていたら、NAFLDやNASHの可能性が高い。たかが脂肪肝と侮らず、専門医にかかってほしい」と話している。

思い当たる原因がないにもかかわらず肝臓の数値が悪い場合には、NAFLDやNASHの可能性が高いそうなので、ぜひ専門医にかかるようにしましょう。

 

■NAFLDの予防

NAFLDの予防策は、多くの生活習慣病の予防と同じく栄養バランスの良い食事、適度な運動が基本。

夜遅くに食事をしてすぐに寝るのが最も脂肪を蓄えやすいため、注意が必要だ。

NAFLDの予防には、生活習慣病の予防と同様に、バランスの良い食事と運動が大事なのだそうです。

→ NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因 について詳しくはこちら







肝臓関連ワード

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動脈硬化に新しい指標 悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率「LH比」とは?|日本動脈硬化学会は2007年にLDL値140以上、HDL40未満を動脈硬化の危険因子の1つとして基準値を定める

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動脈硬化コレステロールに関する興味深い記事を見つけましたので、ご紹介します。




■動脈硬化に新しい指標 悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率「LH比」とは

bruschetta

by Stadt Braut(画像:Creative Commons)

動脈硬化に新しい指標
「悪玉と善玉の比率1.5以上」が注意信号

(2009/9/30、日経ビジネスオンライン)

動脈硬化が進んでいいるかどうかの目安になる新しい指標が注目されています。

動脈硬化の目安になる新しい指標が注目を集めているそうです。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 についてはこちら

その新しい指標とは一体どのような指標なのでしょうか。

悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率「LH比」と呼ばれるもので、LH比が高い人ほど動脈硬化が進展しており、心筋梗塞などを起こす危険が高まるといいます。

LH比が1.5以上は動脈硬化の“注意信号”です。

「LH比」と呼ばれる指標が動脈硬化の新しい指標であり、LH比が1.5以上になると動脈硬化のリスクが高いと考えられるようです。

これまではどのような指標を動脈硬化と診断する基準値と定められてきたのでしょうか。

日本動脈硬化学会は2007年に、「LDL値140mg/dl以上、HDL40mg/dl未満」を動脈硬化(脂質異常症)の危険因子の1つとして診断の基準値を定めています。

しかし、最近の研究によれば、この基準値外でも動脈硬化疾患を起こすケースがあることが分かってきたそうです。

ところが最近の研究で、LDLが140未満の人でも急性心筋梗塞で倒れるケースが少なくないことが明らかになり、またHDLが高い人でもまれに動脈硬化疾患を起こすこともわかりました。

つまり、LDL(悪玉コレステロール)値が高いほど動脈硬化になるリスクがあるということや、HDL(善玉コレステロール)値が低いほど動脈硬化になるリスクがあるということはいえなくなったのです。

そこで、提唱されてきたのが「LH比」なのだそうです。

そこで、動脈硬化の新たな指標として専門医の間で提唱されているのが「LH比」なのです。すなわち「LDL(悪玉コレステロール)÷HDL(善玉コレステロール)」で求めた数値です。

これまでの研究では、LH比が1.5を超えると、たとえLDLが100を切る正常と思われた人でも心筋梗塞を起こす危険が高いことが証明されています。

またLH比が2.0以上になると血管内のコレステロールの塊が大きくなり、1.5を下回ると小さくなるということもわかってきました。

専門医は「一般的にLH比が高い人は2.0以下を目標に、ただし、糖尿病高血圧など動脈硬化の危険因子がある人は1.5以下を目標に、食生活や運動など生活習慣を改めるよう」提案しています。

2.5以上になると脂質降下薬などのコレステロールを下げる投薬治療が必要とされています。

LH比を改善するには、悪玉コレステロールを減らすだけでなく、善玉コレステロールを増やす必要があります。

禁煙、バランス良い食生活や運動(有酸素運動など)不足の解消など生活習慣を見直しましょう。

→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは についてはこちら

なお、悪玉コレステロールは、「悪玉」というネーミングから、まったく必要のないものとして扱われがちです。

確かに、悪玉コレステロール(LDL)が多すぎると、血管壁に付着してしまう恐れがあり、それが動脈硬化の原因となり、場合によっては、心筋梗塞・脳卒中などの血管の病気になるといわれています。

しかし、悪玉コレステロール(LDL)は、決して人間の体に悪影響を及ぼすだけの存在ではなく、人間の体の健康・生命を維持する上で欠かせないものなのです。

コレステロールに関する正しい知識を身につけ、健康を維持していきましょう。

→ コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 についてはこちら

【関連リンク】

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

→ HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法 について詳しくはこちら







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