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NASH(非アルコール性脂肪肝炎)を予防するには?

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■肝硬変の3割にNASHが関連している!?

Fat fight

by Bibay Cordero(画像:Creative Commons)

ウイルス性肝炎に匹敵?非アルコール性脂肪肝炎

(2010/12/20、ダイヤモンド・オンライン)

NASHとは非アルコール性脂肪肝炎のこと。

脂肪肝の重症例と考えればよい。

ひと昔前までは、脂肪肝は良性疾患と片づけられていた。

しかし最近はNASHから、肝硬変や肝がんに進展する危険性が明らかになり、肝硬変の3割を占める「原因不明例」の多くにNASHが関係していると考えられている。

肝硬変の3割にNASHが関係しているそうです。

■NASHから身を守るには?

肝臓は「沈黙の臓器」として知られ、再生能力が高く、多少の損傷は物ともしないで働き続ける。

そのため自覚症状が出たときは、すでに病状が悪化していることが多い。

肝機能検査値を手がかりにして普段から自衛が大切だ。

肝機能は主に、ALT(GPT)とAST(GOT)の2項目で判定される。

これらは血液中に流れ出た肝細胞内の酵素の濃度を意味し、肝細胞の破壊が強いほど上昇する。

NASHの前段階、つまり脂肪肝では、まず、ALTが上昇する。

ASTは正常でも、ALTが基準ギリギリから異常値だったら要注意。

また、メタボ健診で引っかかった人はほとんどが脂肪肝になっている。

検査値の警告を無視し、同じ生活習慣を続けると、次はALT、AST共に異常域に入る。

もしASTのほうが大きくなったら赤信号点滅。

NASHの疑いが強まる。

この段階では肝臓のあちこちで、炎症を修復しようと繊維形成が始まっている。

肝臓の繊維が増えるとさすがの肝細胞の再生力も弱まり、あとは肝硬変へまっしぐらだ。

肝臓を守るには、肝機能検査の数値をしっかりと見ていく必要があるようです。

メタボ健診での検査での数値をきちんとみて判断していくといいかもしれません。

■NASHを予防するには?

アルコール性肝炎の原因は「飲み過ぎ」。

たいていは本人に自覚があり、対策も断酒と明解だ。

一方、NASHでは「肥満」が悪いとわかっていても、対策が「生活習慣全般の見直し」と漠然としているので結局放置されてしまう。

しかし、肝硬変末期の治療は肝臓移植だ。

地道に進行を抑えるしかない。

NASHはアルコール性肝炎の対策と違い、生活習慣の改善と漠然としているため、対策をしないでおくことが多いのかもしれません。

NASH予防の原則は、脂肪肝からNASHへの進展を食い止めること。

肥満や脂肪肝と診断されたら食生活を改善し、運動で体重を落とすことが重要だ。

最近では十分な睡眠も大切とされている。

病院では、脂肪肝に対して、肝臓保護の目的でビタミンEや大豆の成分でもあるリン脂質、糖尿病脂質異常症の治療薬などが処方されるが、基本は生活習慣の改善だ。

ウオツカ大国のロシアの諺に、「若い頃は酒で肝臓を痛めつけ、老いては肝臓に痛めつけられる」というのがある。「酒」を「不健康な生活習慣」に置き換えるとNASHが見えてくる。

NASHを予防するには、肥満や脂肪肝の段階で、食事を改善し、運動をして体重を落とすということが重要なようです。







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お酒を飲まない人でも脂肪肝になる!生活習慣病が原因でNASH(非アルコール性脂肪肝炎)になりやすい!

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■生活習慣病が原因でNASH(非アルコール性脂肪肝炎)になりやすい!?

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by Veronica ML(画像:Creative Commons)

酒飲まないのに…生活習慣病原因で脂肪肝炎400万人

(2013/11/18、読売新聞)

脂肪肝や脂肪肝炎(肝臓に過剰な中性脂肪がたまって起きる肝臓の病気)になる人は、お酒をよく飲む人だとこれまで考えられてきました。

しかし、現在では、お酒をあまり飲まない人でもなることがあり、こうしたお酒を飲まないのに脂肪肝炎となる病気のことをNASH(非アルコール性脂肪肝炎)と呼びます。

NASHの大半は、肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病に起因していることが米国の調査でわかっている。

NASHは、肥満高血圧糖尿病などの生活習慣病と関係していることが分かっています。

大阪府済生会吹田病院では2007~12年のNASHとその予備軍の脂肪肝患者、計550人のデータを解析。

男性は年齢にかかわらず多く、女性は50代後半から急に増える傾向にある。

患者の約8割が脂質異常症を患い、肥満や高血圧、糖尿病といった他の生活習慣病を持つ割合も約4~7割と高かった。

日本人の約2割はNASHになりやすく、進行しやすい体質ということも明らかになっている。

日本人は、糖尿病になりやすいと言われています。

【関連記事】

NASHが糖尿病などの生活習慣病と関連するのであれば、糖尿病になりやすい日本人はNASHに気をつけるべきだと考えられます。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気が発見される頃には病気が進行していることが多いです。

そのため、早期発見をするためにも、定期的に検査(血液検査や超音波検査、肝臓組織の採取)をするように心がけたいですね。

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら







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コレステロールと中性脂肪の違い|コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ)

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健康診断での血液検査でよく話題になるのが、「コレステロール値」と「中性脂肪値」ですが、ところで、コレステロールと中性脂肪との違いとは何なのでしょうか?

コレステロールと中性脂肪のそれぞれの役割、コレステロールと中性脂肪の病気における関係、コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ)についてまとめてみました。

【目次】




■コレステロールとは

コレステロールには次のような役割があります。

●細胞膜を作る

細胞は、細胞膜におおわれていて、細胞膜を通じて物質の出し入れを行なっているのですが、細胞膜は細胞内部を保護しながら、なおかつ細胞外にある物質やエネルギーの出入りをさせなければならないという実に繊細な作業を行う必要があります。

コレステロールはその膜の流動性を調節する働きを果たしています。

●ホルモンの原材料

コレステロールは副腎で作られる副腎皮質ホルモンや睾丸で作られる男性ホルモンのアンドロゲン、卵巣で作られる女性ホルモンのエストロゲン、胎盤で作られる黄体ホルモンのプロゲステロンなどのホルモンの原材料になります。

●栄養分の分解・栄養を吸収する胆汁酸の原材料

栄養分の分解・栄養を吸収する胆汁酸は肝臓でコレステロールから作られています。

コレステロールと聞くと、悪者というイメージがある人も多いと思いますが、コレステロールそのものが悪いわけではありません。

コレステロールにはHDLコレステロール(善玉コレステロール)、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)があり、それぞれが身体にとって重要な役割を果たしています。

ただ、脂肪の多い食事やカロリーの摂りすぎで必要以上に肝臓からコレステロールを作り出してしまったり、またコレステロールの摂りすぎで、コレステロールのバランスが崩れて血中コレステロール値が高くなってしまい、高コレステロール血症や動脈硬化などの病気を引き起こしている方が増えています。

●コレステロール値の基準値

総コレステロール値 240mg/dl以上が治療域

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)値 140mg/dl以上が治療域

HDLコレステロール(善玉コレステロール)値 40mg/dl未満が治療域

■中性脂肪とは

中性脂肪とは、3つの脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできていることから、別名「トリグリセリド(トリグリセライド)」とも呼ばれています。

肝臓のおかげで中性脂肪の量はコントロールされているのですが、中性脂肪の値が高くなることで肝臓に負担がかかったり、肝機能が低下すると、皮下脂肪や肝臓などに過剰に脂肪が蓄積されて、脂肪肝になってしまいます。

そして、脂質異常症(特に高トリグリセリド血症)やメタボリックシンドローム肥満などへとつながっていきます。

また、中性脂肪値が高まると、血管内壁の細胞が傷つき炎症が起こり、動脈硬化を引き起こし、動脈硬化によって様々な病気を引き起こします。

動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳卒中脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

●中性脂肪値の基準値

中性脂肪の基準値は、50~149mg/dlです。

※健康診断の血液検査の項目には、「中性脂肪」「TG」などと書かれている数値をチェックしましょう。




■コレステロールと中性脂肪の関係

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by Commander, U.S. 7th Fleet(画像:Creative Commons)

超悪玉コレステロールを下げる方法|たけしの家庭の医学によれば、悪玉コレステロールを減らすには、肉等の脂肪分や甘いものの摂り過ぎに注意が必要なようです。

バターや生クリーム等にも脂肪分が含まれているので、スイーツの食べ過ぎには要注意。

糖分の過剰摂取で血液中のブドウ糖が増加すると、余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に作り変えられます。

肝臓で作られた中性脂肪とコレステロールは、血液に流されます。

中性脂肪は、エネルギーとして消費され残ったコレステロールが超悪玉コレステロールとなります。

つまり、中性脂肪値が高くなると、超悪玉コレステロールとなってしまうため、超悪玉コレステロールを下げるためにも、中性脂肪の摂り過ぎを注意する必要があります。

■コレステロール値と中性脂肪値が高くなると様々な病気になりやすい

コレステロールや中性脂肪が多くなることで様々な病気を引き起こしやすくなると考えられています。

例えば、「脂肪肝」とは、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態です。

脂肪肝になると、肝硬変肝臓がんへ進行する可能性があり、様々な生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

脂質異常症高脂血症)」とは、血液中に含まれる脂質(コレステロールや中性脂肪)が多すぎる、もしくは不足している状態を指します。

中性脂肪自体は直接動脈硬化の原因にはなりませんが、中性脂肪が多いと、HDLコレステロールが減ってLDLコレステロールが増えやすくなるため、動脈硬化の原因となります。

■LDLコレステロール値を下げる方法

タウリンを含む食べ物

肝臓機能が強くなければ、LDLコレステロールを処理することはできません。

肝臓の機能が低下すると、コレステロールは処理できなくなり、血液中に溜まってしまい、動脈硬化や高コレステロール血症などを引き起こしてしまうのです。

肝臓機能をアップさせる食品は、タウリンを含む食品です。

タウリンとは、カキ・イカ・ホタテなど魚介類に多く含まれる成分です。

肝機能をアップさせ、コレステロール処理能力を高める働きを持っています。

魚介類の食事で肝臓機能をアップさせましょう。

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食物繊維の多い食べ物

食物繊維には、コレステロールの低減に役立つ効果があるので、食物繊維が豊富な食品を摂取しましょう。

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野菜(ブロッコリー・キャベツ)

ブロッコリーやキャベツに含まれる「SMCS」はLDLコレステロールを下げる効果があるによれば、アブラナ科のブロッコリーとキャベツに含まれる天然アミノ酸の「SMCS」が、コレステロールから胆汁酸への変換を促進して血中LDLコレステロールを低下させる効果があることがわかったそうです。

コレステロールは肝臓で酵素によって胆汁酸に変化し排出されますが、SMCSはその酵素の働きを活性化させる働きがあり、肝臓における胆汁酸の合成を促進し、胆汁酸に変化し排出されるコレステロールの量を増やします。



■コレステロールを下げる!【緑でサラナ】の特徴

・日本で唯一、野菜100%のブロッコリー・キャベツ由来の天然アミノ酸(SMCS)がLDL(悪玉)コレステロールを下げる
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■おすすめする方

・LDL(悪玉)コレステロールが高めの方
・LDL(悪玉)コレステロールが気になる方
・野菜の力でコレステロール対策をしたい方(できれば薬に頼りたくいい方)
・野菜不足が気になる方
・コレステロール対策はしたいが、今の食生活は維持したい(変えたくない)方

オメガ3を含む食べ物

悪玉コレステロールを減らす食事として、オメガ3脂肪酸DHA・EPA)の多い食事にしましょう。

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→ LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らすには について詳しくはこちら

■中性脂肪を下げる食事

●青魚(DHA・EPA)

サバダイエットで中性脂肪・コレステロールの数値改善によれば、サバにはDHAやEPAが多く含まれており、DHA・EPAは中性脂肪を下げる効果や血管を柔らかくする効果があることから、動脈硬化や心筋梗塞を予防する働きがあるといわれています。

魚うどん(EPA)で血管若返り|たけしのみんなの家庭の医学によれば、体重が97キロで、血糖値LDLコレステロール(悪玉コレステロール)中性脂肪値が基準値を超えていた人が、魚うどん(青魚のトビウオを原料にした魚のすり身で作られたうどん)を食べたことで、体重が-14キロになり、すべての数値が症状に戻ったそうです。



●ケール

ケールには脂質の吸収抑制(中性脂肪の減少)による肥満抑制効果がある|#あさイチ #NHKで紹介したキューサイ株式会社と高崎健康福祉大学(江口文陽健康福祉学部健康栄養学科教授)との共同研究で行なったラットの実験によれば、緑黄色野菜ケールの抽出物を投与したところ体重増加を顕著に抑制し、中性脂肪が減少したことから、ケールには脂質の吸収抑制による肥満抑制効果があることがわかったそうです。

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■まとめ|コレステロールと中性脂肪との違い

中性脂肪とコレステロールはどちらも脂質の一種ですが、役割が違います。

中性脂肪は、エネルギー源で、余分な中性脂肪は、肝臓などに蓄えられます。

コレステロールは、細胞膜を作ることや筋肉を作るホルモンの原材料となります。

→ コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

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野菜(ビタミン・食物繊維・葉酸・ポリフェノールなど)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条

ハクライドウがこれまで培ってきた約20年の健康情報をまとめた10箇条を紹介します。

あなたの健康的なライフスタイルにこの10箇条を取り入れていきましょう。

【目次】




■野菜(ビタミン・食物繊維・葉酸・ポリフェノールなど)の健康効果

●食道がん

食道がん、野菜と果物で危険半減|アブラナ科のイソチオシアネートで食道がんのリスクが低下|厚労省研究班で紹介した厚生労働省研究班によれば、野菜と果物を多く食べる男性は、あまり食べない男性に比べ、食道がんになる危険性がほぼ半減するということが分かったそうです。

食道がんの再発リスクを禁酒で抑制できる|食道がんの予防には禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取|京都大学で紹介した京都大学の武藤学 医学研究科教授らの研究によれば、飲酒、喫煙をして、緑黄色野菜を食べないと、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生リスクが上昇することが分かったそうです。

つまり、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的であることが分かったということです。

●脳卒中や心臓病などの循環器疾患

野菜や果物を多く摂取する人は死亡リスクが低下する|人間総合科学大で紹介した人間総合科学大の研究グループによれば、野菜や果物を多く摂る人は、脳卒中や心臓病などの循環器疾患で死亡するリスクが低下するそうです。

●加齢黄斑変性

ルテインとゼアキサンチンを含む野菜を摂取すると加齢黄斑変性の発症リスクが低くなる!?によれば、102,046人のデータから加齢黄斑変性とカロテノイド摂取量の関連性を分析したところ、ルテインとゼアキサンチンを最も多く摂取しているグループは最も少ない摂取量のグループの比べて、加齢黄斑変性の発症リスクが約40%低かったそうです。

加齢黄斑変性症には緑黄色野菜(カロテノイド)がよい!?|ためしてガッテン(NHK)によれば、黄斑色素の少ない人がカロテノイドを毎日一定量摂取し続けたところ、半年で約45%も増加することがわかったそうです。

→ 加齢黄斑変性 についてくわしくはこちら

●糖尿病・血糖値上昇の抑制

2型糖尿病予防には緑色の葉もの野菜が有効|英研究によれば、緑色の葉物野菜の摂取量が増えると、糖尿病のリスクを減らすことができるそうです。

緑色の葉物野菜にはβカロチンやビタミンCなどの抗酸化成分があり、それが全身の酸化ストレスの軽減に寄与することが考えられます。

また、最近のメタ分析ではマグネシウム摂取量が2型糖尿病の発生率と逆相関することが判明しており、緑色の葉物野菜にはマグネシウムが含まれていることで2型糖尿病のリスクを低下している可能性があります。

そして、緑色の葉物野菜にはオメガ3脂肪酸のαリノレン酸が含まれていて、脂肪酸のプロファイルはリン脂質二十層の脂肪酸組成を決定する上で重要であると考えられていて、この二重奏の組成は骨格筋内のインスリン感受性に関連します。

食前に野菜ジュースを飲むと、食後の血糖値の上昇を抑える効果-カゴメがヒト試験で確認によれば、食前に野菜ジュースを飲むと、食後の血糖値の上昇を抑えることができることがヒト試験で確認されたそうです。

また、食前に野菜ジュースを飲むことによる食後高血糖抑制効果はベジタブルファーストと同等の効果がある!によれば、食前に野菜ジュースを飲むことは、食前に野菜サラダを摂取した場合と同等の食後血糖値上昇抑制効果があり、また、食後30分前に摂取したほうが最も効果が高いことが分かったそうです。

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック についてくわしくはこちら

→ 空腹時血糖値を下げる食べ物・食事|血糖値が高い原因 についてくわしくはこちら

【関連記事】

●LDLコレステロール

ブロッコリーやキャベツに含まれる「SMCS」はLDLコレステロールを下げる効果があるによれば、アブラナ科のブロッコリーとキャベツに含まれる天然アミノ酸の「SMCS(S-メチルシステインスルホキシド)」が、コレステロールから胆汁酸への変換を促進して血中LDLコレステロールを低下させる効果があることが分かったそうです。

コレステロールは肝臓で酵素によって胆汁酸に変化し排出されますが、SMCSはその酵素の働きを活性化させる働きがあり、肝臓における胆汁酸の合成を促進し、胆汁酸に変化し排出されるコレステロールの量を増やします。

→ 悪玉コレステロールを下げる食事・食べ物|LDLコレステロールが高い原因 についてくわしくはこちら

●メタボリックシンドローム

野菜ジュースにメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防・改善効果を確認|カゴメで紹介したカゴメと財団法人兵庫県健康財団との共同研究によれば、野菜飲料を一定期間飲み続けると、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群) を予防・改善する効果があるそうです。

●アディポネクチンを増やして動脈硬化を予防

大豆や野菜で「アディポネクチン」を増やしてメタボリック対策をしよう!によれば、食物繊維の多い緑黄色野菜を食べると、糖尿病高脂血症高血圧を抑制し、動脈硬化を予防・改善することで注目を集めているホルモン「アディポネクチン」を増やすそうです。

●便秘

【#たけしの家庭の医学】腸内フローラを改善する方法|善玉菌のエサ・助っ人食材・食べ物・食品によれば、腸内フローラを美しく保つには、善玉菌のエサと善玉菌の助っ人の両方を摂る必要があります。

●善玉菌のエサ(食物繊維・オリゴ糖)

善玉菌のエサとは、善玉菌を育て、増やす働きを持つ栄養素で、食物繊維、オリゴ糖など。

食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




■低収入ほど野菜の摂取量が不足している!?

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるもの|厚生労働省調査によれば、男女問わず、年収が高い人ほど野菜摂取量が多い、もしくは、野菜摂取量が多い人ほど年収が高いといえます。

低収入ほど野菜不足-厚労省栄養調査で紹介した厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によれば、低収入ほど野菜の摂取量が不足しているという結果が出たそうです。

また、低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しないという記事によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

#健康格差 とは|所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなる!?#健康格差 は収入・学歴などが要因?|WHO、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるでも取り上げましたが、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるということがWHOでも一つの問題として注目されているようです。

【関連記事】

■野菜の摂取量を増やすには?

野菜の摂取量を増やした方が健康に良いことはわかっていても、低所得であるために野菜を購入しないという選択をしてしまいがちです。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とは?で紹介した元アメリカ大統領夫人のミシェル・オバマ夫人のシカゴ時代のエピソードが興味深いです。

疲れた夜にドライブスルーの誘惑

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

これは実感としてとてもよく理解できることだ、というのです。

健康について関心がある人は、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていると思います。

しかし、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、ファストフードの魅力を感じてしまう人も多いと思います。

そこで、手軽で安いファストフードや冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

また、貧乏な人ほど生活習慣は不健康!?|人は(時間・お金・食べ物など)不足を認識したとき行動が変わる!で紹介した歴史家のルトガー・ブレグマンさんの動画で紹介されているプリンストン大学のエルダー・シャフィア教授によれば、人は不足(時間・お金・食べ物を含む)を認識したとき行動が変わるそうです。

貧困は「人格の欠如」ではなく「金銭の欠乏」である|TED

その人が愚かだから 愚かな選択をしているのではなく どんな人であっても 愚かな選択をしてしまうような 状況に置かれているからです

つまり、低所得者の人たちはわざわざ野菜を摂取しないライフスタイルを選択しているわけではなく、低所得だからこそ野菜を摂取しないライフスタイルを選択してしまうような状況に置かれているということです。

そのように考えると、野菜の摂取不足というのは個人の問題ではなく、社会の問題ということが分かります。

それではどのような対策をしたらよいのでしょうか?

東京との足立区の取り組みが興味深いです。

「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|#NHKスペシャルによれば、東京都足立区の平均年収は23区で最も低い300万円台前半(港区の3分の1程度)で、健康寿命は23区の平均よりも2歳短く、糖尿病の治療件数が最も多いそうです。

そこで足立区は区民が「自然と」健康になるようにする対策として行なったのが、飲食店にはお客のお通しに野菜を提供すること、肉のメニューと野菜のメニューを同時に頼まれても、必ず野菜から出してもらうようにお願いをし、また、区立のすべての保育園で野菜を食べる日を設け、調理は子ども自身が担当することで、楽しみながら野菜を摂取してもらうようにしたそうです。

この取り組みによって、足立区の1人当たりの野菜消費量は年間で5kg増えたそうです。

このように、個人の選択に任せるのではなく、社会全体として自然と野菜を摂ってしまうような社会に変えていくのです。

■野菜嫌いの子供に野菜を食べてもらう方法

もう一つ考えていくことは、野菜嫌いの子供にはどのようにして野菜を食べさせたらよいかという問題です。

よく考えられるのが「アメとムチ」戦略を使い、野菜を食べるとご褒美をあげて、食べないとペナルティを与えるというもの。

しかし、信賞必罰に基づく与えられた動機づけによって子供に野菜を食べさせようとする「アメとムチ」戦略は、内発的な動機づけを失わせてしまうという致命的な欠陥があります。

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人は、他人の意欲をかきたてて行動を促し、そこから利益を得ようとして報酬を用いるが、かえって活動に対する内発的動機づけを失わせるという、意図せぬ隠された代償を払う場合が多い。

野菜が食べたいという気持ちから野菜を食べるのではなく、アメをもらうために行動するというのでは、野菜を食べるという結果は同じであっても、野菜を好きにするということにはつながらなくなってしまいます。

それではどのようにすればよいのでしょうか?

【あさチャン】野菜嫌いの子供が自ら進んで野菜を食べたくなってしまう方法(モチベーション3.0)とは?|子どもたちの好き嫌いをなくす栄養士松丸奨さんの取り組み|8月30日で紹介した2018年8月30日放送の「あさちゃん」のコーナー「あさトク」では子供たちの好き嫌いをなくす方法として、2013年の「全国学校給食甲子園」で優勝した東京都文京区立金富小学校の栄養士 松丸奨さんは、子供たちと一緒に学校で江戸東京野菜を作るという食育を通して、野菜づくりの大変さを知るという取り組みをしていました。

また、子供たちは見た目が重要なので、美味しそうに見える切り方にもこだわりが必要なのだそうです。

このやり方は、「モチベーション3.0」という、自分の内面から湧き出る「やる気」に基づくOSという考えを基に子供に野菜を食べさせる方法の例と同じでした。

  • 野菜を一緒に育てる
    自分が育てることによって野菜に対して愛情がわきますよね。
    野菜に対する関心が高まると、さらに好きになると考えられます。
  • 料理を作る
    自分で手間をかけて作ったものはおいしく感じるものですよね。

大事なことは、野菜のことを自分事として考えるという点です。

野菜嫌いの子供で悩んでいるご両親はぜひいっしょに野菜作りを行なったり、その育てた野菜で料理を作ってみてはいかがでしょうか?







*良い情報が入るたびに今後アップデートしていきます。

【おすすめの健康的ライフスタイル10箇条】
続きを読む 野菜(ビタミン・食物繊維・葉酸・ポリフェノールなど)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条

温泉入浴の習慣のある人は動脈硬化につながる脂質異常症(高脂血症)になりにくい可能性がある

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■温泉入浴の習慣のある人は動脈硬化につながる脂質異常症(高脂血症)になりにくい可能性がある

Snow monkeys in hot spring Japan

by Chi Tranter(画像:Creative Commons)

温泉が動脈硬化を予防?…千人超の健診結果を分析

(2016/6/23、ヨミドクター)

その結果、温泉入浴の習慣のある人はない人に比べ、65歳未満の男性でLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の平均値が低く、65歳以上の女性でHDLコレステロール(善玉コレステロール)の平均値が高かった。

早坂信哉・東京都市大学人間科学部教授の研究によれば、日常的に温泉に入浴する人は、5歳未満の男性でLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の平均値が低く、65歳以上の女性でHDLコレステロール(善玉コレステロール)の平均値が高いことから、動脈硬化につながる脂質異常症(高脂血症)になりにくい可能性があるという調査結果が得られたそうです。

→ 脂質異常症の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ 高脂血症(高コレステロール血症)の食事・症状・原因・ガイドライン について詳しくはこちら

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

温泉に入ることは脂質異常症になりにくい可能性があるというだけではなく、温泉入浴の習慣があると高血圧になりにくい可能性があるで紹介した熱海市が東京都市大人間科学部の早坂信哉教授(温泉医学)に依頼した調査によれば、自宅に温泉が引かれていると高血圧症の割合が低い可能性があるそうです。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




■和温療法

ヒートショックプロテイン(熱ショックたんぱく質)の効果|体温アップする方法|ためしてガッテンで紹介した鹿児島大学医学部 鄭忠和教授によれば、慢性心不全の人の心臓を見ると健康な人の心臓に比べて動きが小さく、血液循環が滞ってしまい、症状が重くなると、心臓移植が必要になることもあるそうですが、和温療法を継続することで日常生活を普通にできるそうです。

【和温療法の方法】

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

和温療法の目的は心臓の完治ではなく、血流を良くして症状を改善すること

血管若返り=血管が柔らかくなること

血管が硬くなると、高血圧になり、心筋梗塞や脳梗塞の危険があるそうです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

●血管が若返る仕組み

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

■和温療法と同じ+1℃はお風呂では何分くらいかかる?

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半、

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

■まとめ

日常的に温泉に入浴する人は脂質異常症になりにくい可能性があるということですので、温泉地の方にとっては大変うれしいニュースですね。

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