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痩せた女性で筋肉量が少ない人ほど高血糖のリスクが高い|糖尿病予防には食事と運動で筋肉の量と質を高めよう!|順天堂大学【論文・エビデンス】

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■痩せた女性で筋肉量が少ない人ほど高血糖のリスクが高い|糖尿病予防には食事と運動で筋肉の量と質を高めよう!|順天堂大学

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by Mike Baird(画像:Creative Commons)

痩せた女性で筋肉が少ない人ほど高血糖のリスクが高い~ 糖尿病発症予防には適切な食事と運動が重要 ~

(2018/4/18、順天堂大学)

その結果、若い痩せた女性と比較して、痩せた閉経後女性では、糖負荷2時間後に140mg/dL以上となる耐糖能異常*5を来す人が多くおり、測定した人のうち37%(30名中11名)が耐糖能異常であることが明らかとなりました。同年代の女性における耐糖能異常の割合は17%程度であり、それと比較して高い割合となっていました。さらに、痩せた閉経後女性で、どのような人がより高血糖になりやすいかを詳しく解析したところ、インスリン分泌が低いことに加え、除脂肪体重(全身の筋肉の量を反映)が少ない人、筋細胞内に脂肪が蓄積(脂肪筋)している人ほど、血糖値が高いことが明らかになりました(図)。

順天堂大学大学院医学研究科・スポートロジーセンターの河盛隆造センター長、田村好史准教授、染谷由希特任助教、代謝内分泌内科学の綿田裕孝教授らの研究グループは、痩せた女性(体格指数(BMI): 18.5kg/m2未満) のうち、ブドウ糖を経口負荷(75g経口ブドウ糖負荷試験)した2時間後の高血糖の原因として、筋量の低下や筋肉への脂肪蓄積が関連する可能性がわかりました。

このことから、栄養摂取と運動によって筋肉の量と質を改善することにより、痩せた女性の糖尿病の発症を予防できるのではないかと考えられます。

■脂肪筋について

隠れ糖尿病の原因は脂肪肝と脂肪筋|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、体の中には、肝臓と同じように糖(ブドウ糖)を取り込んでくれるものがあります。

それは「筋肉」です。

筋肉は、体を動かすために必要なエネルギーとして糖や脂肪を取り込んでいるのですが、脂肪が多くなりすぎると、脂肪筋となってしまいます。

脂肪筋も脂肪肝と同じで、糖を取り込むスペースがなくなってしまい、高血糖の原因、つまり糖尿病の原因となります。

つまり、今回のことを参考にすれば、やせた女性で筋肉量が少ない人は、ブドウ糖を筋肉に取り込むことができず高血糖を生じやすいと考えられます。

また、筋肉への脂肪蓄積は骨格筋の質の低下(インスリン抵抗性)を引き起こし、ブドウ糖を筋肉に上手く取り込めず高血糖となる可能性があるそうです。

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■まとめ

痩せた女性の糖尿病の発症を予防する方法として2つ提案されています。

1.たんぱく質の摂取

第一に、痩せの原因として栄養摂取不足が背景にあることが多いことから、バランスの取れた食事を適量摂ることが必須です。例えば、若い女性でダイエットのために極端な炭水化物制限を続けていると、身体に必要なブドウ糖を産生・供給するために筋肉が分解されてしまうことや不適切な食事によるタンパク質の摂取量不足により、筋量が低下し、高齢者で認められる筋量の減少(サルコペニア*7)と同レベルにまで筋量が低下するおそれがあります。

ダイエット脂肪肝|減量が肝臓に深刻な異変を起こし、糖尿病・肝硬変・肝臓がんの危険性も!|#ガッテン(#NHK)によれば、極端に食事を減らすような急激なダイエットをすると、体が飢餓状態だと感じて全身の脂肪細胞や筋肉がエネルギー源を放出し、筋肉が減少して代謝が落ち、体が消費するエネルギー量が落ちてしまいます。

その結果、脂肪が肝臓にたまりやすい状態になってしまい、ダイエットのご褒美としておいしいものを食べ過ぎてしまうと、肝臓に脂肪がたまりやすい状態になっているわけですから、余分なエネルギーを脂肪として蓄えてしまい、「脂肪肝」や「糖尿病」になりやすいと考えられます。

そこで、筋肉のもととなるたんぱく質(アミノ酸)を含む食品をとることで、筋量を増やすことが重要です。

2.筋トレと有酸素運動

第二に、正しい食事を摂ることに加えて、主に筋肉の「量」を増やす「レジスタンス運動*8」、「質」を高める「有酸素運動」への取り組みが重要となります。

糖尿病の運動療法の進め方|血糖値の上昇が認められる食後1時間前後に行うのがよいによれば、糖尿病予防のための運動療法としては有酸素運動とレジスタンス運動が挙げられます。

有酸素運動は、酸素の供給に見合った強度の運動を持続して行うことにより、糖や脂肪をエネルギーとして消費します。

レジスタンス運動は、主に抵抗負荷に対して動作を行う運動で、強い負荷強度で行えば無酸素運動に分類されますが、筋肉量の増加による基礎代謝量の増加や加齢に伴う筋委縮予防が期待できます。







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【クロ現プラス】乳酸革命|乳酸は”エネルギー源”|乳酸トレーニングを取り入れた競泳・萩野公介選手の肉体の秘密とは?【論文・エビデンス】

2018年10月11日放送の「クローズアップ現代+」では「乳酸で持久力アップ!意外なトレーニング法▽萩野公介選手」を取り上げます。




■乳酸トレーニングを取り入れた競泳・萩野公介選手の肉体の秘密とは?

乳酸といえば、昔は「疲労物質」というイメージがありましたが、近年では、乳酸値の高さは「全力を出し切ったかどうか」を示す数値という考え方に変わってきているそうです。

→ 疲れの原因は「乳酸」ではない?|「乳酸」の蓄積と疲労は直接の関係がない!

Jリーグで首位争いを繰り広げるサンフレッチェ広島は、乳酸に精通したコーチを招き、選手全員の乳酸値を測定し、トレーニング方法を一新したところ、スプリント回数(時速24kmのダッシュ回数)が2017年126回→2018年142回で、走行距離は2017年111.2km→2018年113.0kmに上昇し、試合終盤になっても走り負けないサッカーができるようになりました。

2016年9月19日放送の「アスリートの魂」の「水の覇者になる 競泳 萩野公介」では、萩野公介選手の肉体の秘密を取り上げていました。

番組では練習後に萩野選手の乳酸値を測定したところ、その数値は20.5ミリモル(ミリモルは乳酸濃度)で、この数値は他の日本代表選手の2倍に近い数値です。

つまり、萩野選手はそれだけ自分自身を限界まで追い込んでいるということが分かります。

乳酸が一定以上たまると、脳が筋肉の動きを抑制し、10ミリモルを超えるとアスリートでも思うように体を動かせなくなるそうですが、萩野選手は、通常の選手の限界値を超えても体を動かすエネルギーを作り出せるのです。

【参考リンク】

■乳酸はエネルギー源である!

RIMPAC 2012 international swim meet [Image 8 of 13]

by DVIDSHUB(画像:Creative Commons)

番組で解説をされる八田秀雄さん(東京大学大学院教授)の記事によれば、乳酸とは老廃物ではなく”エネルギー源”なのだそうです。

乳酸の基本

乳酸は糖を利用する途中でできるものですから、老廃物ではなくエネルギー源です。スポーツドリンクなどにも乳酸が入っています。肉、魚、ヨーグルト、ワイン、漬け物等、いろいろな食品にも入っていて、乳酸は食事でも多く摂取されています。そして乳酸を摂ることはエネルギー源を摂ることです。乳酸がエネルギー源ということはミトコンドリアで使われるということです。特に運動中には遅筋線維や心筋で多く使われています。一方運動中には速筋線維から乳酸ができています。そこで速筋線維で乳酸ができて、それが遅筋線維や心筋で使われています。また同じ一つの筋細胞の中でもまず糖から乳酸ができて、それがその細胞にあるミトコンドリアに入って使われるということもいわれています。







【参考リンク(論文・エビデンス)】

脂肪肝になると胆石が増えるメカニズム解明|肝臓の低酸素(酸素不足)が引き金になる|東北大【論文・エビデンス】

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■脂肪肝になると胆石が増えるメカニズム解明

脂肪肝に伴う胆石形成メカニズム
脂肪肝 血流減少→低酸素 HIF-1α活性化→アクアポリン8→肝細胞からの水排出→濃縮した脂質濃度の高い胆汁→胆石形成

参考画像:メタボで胆石が増えるメカニズムを解明‐脂肪肝で生じる肝臓内酸素不足の意外な影響‐ (2017/1/25、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

メタボで胆石が増えるメカニズムを解明‐脂肪肝で生じる肝臓内酸素不足の意外な影響‐

(2017/1/25、東北大学プレスリリース)

肝臓内脂肪蓄積により、肝細胞では、酸素不足が生じ低酸素誘導因子(HIF-1α)注1が誘導・活性化されることで、胆汁への水分を供給するタンパク質(アクアポリン 8)注2が減少し(図 1)、その結果、胆汁が濃縮されてコレステロールが析出し、胆石形成が促進される事が明らかとなりました(図 2)。さらに、メタボリックシンドロームに伴った脂肪肝を有する患者の肝臓生検サンプルを用いた検討でも、胆石を有する患者では、肝臓の HIF-1α が増加していることも発見しました。このことから、マウスの結果がヒトでも裏付けられ、ヒトの胆石の原因として、脂肪肝に伴う肝臓の酸素不足が重要であることが解りました(図 3)。

東北大学大学院医学系研究科の山田哲也准教授らの共同研究によれば、メタボリックシンドロームで、肝臓に脂肪が蓄積し、脂肪肝になると胆石が増えるメカニズムを解明したそうです。




■より詳しく!

肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝になると、肝臓内の血流が減少し、肝細胞では酸素不足が引き金となり低酸素誘導因子HIF-1α(Hypoxia-inducible factor 1α: 酸素不足に対して細胞が反応する際に中心となって働く分子)が誘導・活性化されることで、アポクリン8(肝細胞と胆管との間の細胞膜に存在し、胆汁中への水の排出量を規定している。)が減少し、胆汁中への水の排出が低下することが原因となって胆汁が濃縮されてコレステロールが析出(せきしゅつ:液状の物質から固体成分が分離して現れること)し、胆石が増えることがわかりました。

正常な肝細胞と脂肪の蓄積した肝細胞
正常な肝細胞と脂肪の蓄積した肝細胞

参考画像:メタボで胆石が増えるメカニズムを解明‐脂肪肝で生じる肝臓内酸素不足の意外な影響‐ (2017/1/25、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

ヒトの胆石の原因として、脂肪肝に伴う肝臓の酸素不足が重要であることがわかったことから、肝臓の低酸素に対処することによって、脂肪肝に伴う胆石の治療につながる可能性があるそうです。

→ 胆石の症状(痛み)・原因・チェック について詳しくはこちら

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

→ 脂肪肝の改善方法 についてはこちら







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マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|#世界一受けたい授業

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■マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業

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by Ilmicrofono Oggiono(画像:Creative Commons)

2010年12月4日放送の世界一受けたい授業で「干物(ドライフード)と健康」について家森幸男先生が紹介していました。

家森幸男先生によれば、高血圧高脂血症糖尿病などに関係しているのはマグネシウムタウリンであることが研究でわかっているそうです。

→ タウリンを含む食品 については詳しくはこちら

→ マグネシウムを含む食品 については詳しくはこちら

そして、マグネシウムとタウリンというこの2つの成分は、海産物の乾物に多く含まれているそうです。

塩が体に溜まることは悪いと言われますが、細胞の中から塩をポンプのように吐き出す役割をするのがマグネシウムなのだそうです。

世界中で調べたところによれば、マグネシウムもタウリンも多く摂取している人は高血圧・高脂血症・肥満が少ないのだそうです。

甲殻類に多く含まれるタウリンには、悪玉コレステロールを減少させる効果があるそうです。

→ コレステロールを下げる食品 についてはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす食品 についてはこちら

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【補足】健康と長寿に深く関与する2大栄養素は、タウリンとマグネシウム

affインタビュー 第44回|農林水産省

「タウリンは魚介類に含まれるアミノ酸の一種です。タウリンを摂取すると、交感神経の働きが抑えられて血圧が下がり、血管に脂肪がつきにくくなることが分かりました。

マグネシウムは塩分の排出に重要な役割を果たし、血糖値を調節するインスリンの働きを助け、また最近では動脈硬化の予防にも役立つことが分かってきました。私たちの体内のマグネシウムは加齢とともに減っていくので、食事で補わなくてはいけません。マグネシウムが足りなくなると、血管の壁にナトリウムがたまって水分で壁が厚くなり、血圧が上がりやすくなるからです」

家森幸男(京都大学名誉教授)さんは人が1日に排泄した尿を調べることで栄養評価をする方法を考案し、WHO(世界保健機関)の協力を得て、25年間に25カ国61地域の人々の尿を採取しデータを分析し、食事と栄養、病気との関係を解明する調査を行なった結果出た結論は、健康と長寿に深く関与する2大栄養素は、タウリンとマグネシウムだったそうです。

マグネシウムが豊富に含まれているのは海藻類や魚介類。雑穀や豆類、ナッツ類、野菜類にもマグネシウムが多く含まれています。

豆類には、マグネシウム以外にも食塩を腎臓から追い出し、血圧を下げる働きがあるカリウムが豊富ですし、大豆に多いイソフラボンは、血管を拡げ、血管内に血栓を作りにくくする一酸化窒素を活性化してくれます。豆類は積極的に取るようにしましょう。

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【参考リンク(論文・エビデンス)】
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階段を一段飛ばしで昇るよりも、一段ずつ登ったほうが消費カロリーが多い?【論文・エビデンス】

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■階段を一段飛ばしで昇るよりも、一段ずつ登ったほうが消費カロリーが多い?|英ローハンプトン大学

Employees experience firefighter training

by Fort Rucker(画像:Creative Commons)

【意外な事実!?】階段は1段飛ばしで駆け上がるよりも、1段ずつ上った方がよりカロリーを消費できるらしいゾ!!!

(2012/12/17、IRORIO)

英ローハンプトン大学の研究によれば、階段を一段とばしで昇るよりも、一段ずつ登ったほうが消費カロリーが多いそうです。

5階建てのビルの階段を週5回1段1段登った場合と、一段飛ばしで登った場合の消費カロリーを比べると、一段飛ばしで登った場合が206kcalだったのに対し、1段1段登った場合は平均で302kcal消費できたのだそうです。

イメージでは、一段とばしのほうが体の筋肉に負荷がかかり、消費カロリーが多いのではないかと思っていましたが、違っていたようです。

これは、階段は1段ずつ上った方が時間がかかる(=継続運動時間が長い)のと、筋肉の伸縮速度が速まり、エネルギーのターンオーバーが促進されるためだと考えられるという。

一段飛ばしで階段を上る方がエネルギー消費率は高いものの、階段を一段ずつ登ったほうが運動時間が長くなることにより、結果として消費カロリーが多くなるだと考えられるそうです。

消費カロリーを増やしたい方は階段は一段飛ばしではなく、一段ずつ登りましょう!

老化のスピードが速い大腿筋を鍛える方法によれば、階段の登り降りは、老化のスピードが早い大腿筋を鍛えるには良いそうです。

ちなみに、階段を降りるのが怖くなってきたら、筋量が落ちているサインであり、非常に危険な状態なのだそうですので、ひとつの目安にしてくださいね。







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