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忘年会前に要チェック! 肝臓の不調のサイン5つ

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忘年会・新年会でお酒を飲む機会が多い時期ですよね。

肝臓は沈黙の臓器と言われ、調子が悪くても、症状がでないため、気づかない人も多いです。

そこで、今回は、肝臓の不調のサインについて取り上げた記事をご紹介します。




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by tab2_dawa(画像:Creative Commons)

肝臓の悲鳴はココに……忘年会前に要チェック! 危険のサイン5つ

(2011/12/21、エキサイト)

【1】お酒の酔いが早くなった

いつもたくさんお酒を飲む人が、少しの量のお酒で酔うようになった場合、アルコールが分解されて生じるアセトアルデヒドを解毒する肝臓の機能が低下している証拠。

肝臓のケアを心がける必要があります。

【2】キズの治りが遅い、化膿しやすい

肝臓は代謝をつかさどるため、肝臓の調子が悪いと皮膚の再生スピードも遅くなります。

また肝臓の解毒作用も弱まるため、菌が繁殖しやすくなり、結果としてキズが治りにくく、化膿しやすくなります。

【3】ニキビや吹き出物が多くなった

皮脂の分泌を促進するのが黄体ホルモン。

肝臓には余分な黄体ホルモンを破壊してホルモンバランスを整える働きがありますが、肝臓が弱ると、この働きが衰えるため、過剰に皮脂が分泌され、ニキビや吹き出物が多くなります。

【4】顔色がどす黒い

肝臓は、の代謝に重要な役割を果たし、普段から一定量の鉄をたくわえておく場所ですが、肝細胞が破壊されると細胞内の鉄が血液中に出てきて、鉄分が過剰になり、顔がどす黒くなります。

この症状は、男性と閉経後の女性に表れるとのこと。

【5】鼻の先端が赤い

鼻の先が赤くなる「赤鼻」は、鼻の先端部分の毛細血管が赤く浮き上がって拡張している状態

これは、肝臓に異常がなくても起こりますが、肝臓の代謝機能が低下して、女性ホルモンの処理がうまくできなくなることによって現れる場合もあります。

以上、5つのうち、一つでも当てはまれば肝臓は悲鳴をあげているのかも!?

■肝臓の不調を示す5つのサイン

  1. お酒の酔いが早くなった
  2. キズの治りが遅い、化膿しやすい
  3. ニキビや吹き出物が多くなった
  4. 顔色がどす黒い
  5. 鼻の先端が赤い

5つのサインを大きく分けると、「お酒の代謝が悪くなったこと」と「肌の不調」に分けられます。

肝臓に負担がかからないよう、うまく忘年会・新年会の席を乗り切るようにしてくださいね。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら。

→ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) について詳しくはこちら。

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 について詳しくはこちら。

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肉を多く食べる男性は糖尿病を発症する危険性が約4割高い|国立がん研究センター

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【目次】

■肉を多く食べる男性は糖尿病を発症する危険性が約4割高い

flat iron steak

by stu_spivack(画像:Creative Commons)

<糖尿病>「肉食男性」発症の危険性、4割高く

(2013/5/21、毎日新聞)

肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いとの大規模調査の分析結果を、国立がん研究センターなどの研究チームが21日発表した。女性の場合は関連はみられなかった。

国立がん研究センターなどの研究チームによれば、肉類を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べて糖尿病を発症する危険性が約4割高いことがわかったそうです。

今回の記事のポイントは、

  • 肉を多く食べる男性はあまり食べない男性に比べて糖尿病の発症リスクが4割高い
  • 女性との関連がなかった

という点です。

なぜ肉を多く食べる男性が糖尿病の発症リスクが高いのでしょうか?




■なぜ肉を多く食べる男性が糖尿病の発症リスクが高いの?

<糖尿病>「肉食男性」発症の危険性、4割高く

(2013/5/21、毎日新聞)

研究チームの黒谷佳代・国立国際医療研究センター臨床研究センター上級研究員によると、肉に多く含まれる鉄分などが、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるという。女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられる。

肉類摂取と糖尿病との関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

牛肉や豚肉などの赤肉に豊富に含まれる鉄は、酸化ストレスや炎症を引き起こし、インスリン感受性を低下させるという動物実験の結果があり、ヒトにおいても肉類、特に赤肉の摂取による糖尿病のリスク上昇が懸念されます。

今回の研究では、男性において、肉類、特に赤肉の摂取により糖尿病発症のリスクが上昇する可能性が示されました。その理由として、肉に多く含まれるヘム鉄や飽和脂肪酸、調理の過程で生成される焦げた部分に含まれる糖化最終産物(AGEs)やヘテロサイクリックアミンのインスリン感受性やインスリン分泌に対する悪影響が考えられます。これまでの欧米の研究においても、男性では一貫して肉の摂取と糖尿病発症の関連が報告されています。

肉に多く含まれる鉄分(ヘム鉄)は、動物実験において、酸化ストレスや炎症を引き起こし、インスリン感受性を低下させるという結果が出ており、人においてもそれが当てはまると考えれば、肉類、特に赤肉の摂取による糖尿病のリスクが高くなることが考えられます。

また、肉に含まれる飽和脂肪酸、AGEsなども、血糖値を下げるインスリンの効きを悪くしている可能性があるようです。

そして、女性の場合に肉類による影響が少ない理由としては、女性は体内の鉄の蓄積量が少なく、肉類摂取の影響を受けにくいと考えられるようです。

【追記(2017/6/9)】

2017年6月9日放送の「その原因、Xにあり」に出演していた泰江慎太郎院長(銀座泰江内科クリニック)によれば、脂質を多くとることが高血糖につながることがあるそうです。

通常血液中に糖が増えると、インスリンが出て糖の濃度を調節しますが、脂質を摂りすぎると内臓脂肪が増加し、TNF-αという内臓脂肪から分泌されるインスリンの働きを妨げる物質によって、高血糖になる恐れがあるそうです。

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牡蠣に含まれるアミノ酸には、肝障害を抑制するだけでなく、疲労回復効果もある!?

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■牡蠣の疲労回復効果

oysters

by Paul Asman and Jill Lenoble(画像:Creative Commons)

夏疲れ肌には「海のミルク」で肝臓の解毒力を高めてターンオーバーを促進

(2013/9/15、マイナビニュース)

牡蠣には、9種類の必須アミノ酸を含む12種類以上のアミノ酸が含まれています。肝臓は体内に入ってきた毒素を分解して解毒する大切な働きをしています。

この解毒機能をサポートするのがアミノ酸です。

常盤薬品工業株式会社の研究によれば、牡蠣に含まれるアミノ酸は、肝障害を抑制するだけでなく、疲労回復効果もあるそうです。

肝臓の解毒機能をサポートしてくれるのがアミノ酸で、牡蠣には多くのアミノ酸が含まれています。

また、アミノ酸には、肝障害を抑制してくれたり、疲労回復にも効果的なのだそうです。

→ アミノ酸の効果・効能・種類 について詳しくはこちら

→ アミノ酸の多い食べ物・食品|アミノ酸を効果的に摂取するにはアミノ酸スコアを知ろう! について詳しくはこちら

■牡蠣に含まれる栄養素

牡蠣にはアミノ酸のほか、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。生ガキ3個程度で、お肌の健康を保つ働きのあるビタミンB12が厚生労働省の定める1日の推奨量に対して820%、亜鉛が132%、銅が89%、この他、ビタミンA、ビタミンC、葉酸、カルシウム、カリウム、などが含まれています。

牡蠣には、アミノ酸だけではなく、ビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。

→ カキの栄養・牡蠣の健康効果(効能) について詳しくはこちら







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なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのか?

Girl Lying in the Snow February 02, 2013 3

by Steven Depolo(画像:Creative Commons)




■なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのか?

本来、私達人間の体温の平均は36.5℃くらいであり、体温が1℃下がると、免疫力が低下するなど健康に悪影響があるといわれています。

また、体温が低いと、基礎代謝が低下し、新陳代謝が悪いため、太りやすくなるとも考えられます。

【追記】2009年10月27日に放送されたビューティーコロシアムでも、「体が冷えていてやせにくい体質」の女性が紹介されていたことから、やはり体温が低いと、やせにくいようです。

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら

低体温の原因の一つにビタミン・ミネラル不足があるといわれています。

なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのでしょうか?

その前に、まず体温が保たれる仕組みについて簡単にご説明します。

私たちは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーや熱を作り、体温を保っています。

食べ物に含まれる糖質は、体内で消化され、ブドウ糖として吸収されます。

ブドウ糖は、人間に備わる酵素の働きでATP(≒エネルギーや熱)に変化します。
(学生時代に習いましたよね)

こうした体の仕組みによって、私たちの体温は保たれているわけです。

本題に戻ります。

では、なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのでしょうか?

それは、ブドウ糖をATP(≒エネルギーや熱)に変化させるには、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンが必要だからです。

ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。

最近の食事の傾向として、加工精製食品に頼った食事をしているため、タンパク質・脂肪・糖分を過剰に摂取している反面、ミネラル・ビタミンは不足傾向にあります。

また、食べない系ダイエットといった無理なダイエットをする方の場合、更にミネラル・ビタミンは不足してしまいます。

こうした食生活の乱れや無理なダイエットによるミネラル・ビタミンの不足が、低体温を引き起こす重要な原因になっているのです。

低体温を改善するためにも、ミネラル・ビタミンを豊富に含んだ食事にしましょう。

おすすめは牡蠣(カキ)。

カキには、亜鉛などのミネラルやビタミンB1、B2などのビタミンが含まれています。

どうしてもできない場合は、サプリメントなども活用してください。

低体温を改善する方法には、食生活の改善以外の方法もありますので、ぜひこちらも御覧ください。

→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら




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牡蠣に含まれる美肌効果のある栄養素の組合わせ

Oysters

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)




夏疲れ肌には「海のミルク」で肝臓の解毒力を高めてターンオーバーを促進

(2013/9/15、マイナビニュース)

■牡蠣に含まれる美肌効果のある組合わせ 2つ

(1)ビタミンB12と葉酸の組み合わせ

新しい細胞を作る際に欠かせないビタミンが葉酸です。葉酸が不足すると新しい細胞が作られるスピードが遅くなり、お肌のターンオーバーが乱れます。この葉酸の働きを助ける補酵素がビタミンB12です。どちらが欠けても、お肌のターンオーバーに影響してしまいます。

また、葉酸とビタミンB12は赤血球の生成にも関わる重要なビタミンで、不足すると貧血を招きます。

葉酸とビタミンB12の組み合わせが肌のターンオーバーに欠かせないそうです。

また、葉酸とビタミンB12が不足すると、貧血を招いてしまうので、注意しましょう。

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(2)鉄と銅の組み合わせ

鉄は小腸で吸収され貧血を改善します。鉄は吸収率が悪いのですが、銅と一緒に摂ることにより吸収が促されます。また、銅はヘモグロビンの成分ではありませんが、生成には欠かせない成分です。貧血が解消されれば、お肌のすみずみまで血液が行きわたり、ツヤのある健康的な肌が育まれます。

鉄分不足の方は、鉄分だけを摂取すれば良いと思っている人も多いのですが、実は、鉄分は銅と一緒にとることが大事。

ミネラルは1つだけ摂ればよいものではなくバランスが大事というのが、これでわかると思います。

ちなみに、健康な人の場合は、鉄分が不足すると貧血が起こるのですが、C型肝炎NASHの場合は、鉄が過剰に貯まる(=鉄過剰:肝臓にたまった鉄が酸化する⇒肝臓に炎症を引き起こす)ため、C型肝炎/NASHの患者さんの場合には、鉄の摂取を制限します。

→ 脂肪肝 について詳しくはこちら。

→ 肝臓 について詳しくはこちら。

→ 肝臓の病気 について詳しくはこちら。

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら。







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