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動脈硬化、腹囲との関連少ない|高血圧や高血糖、高脂血症と動脈硬化の相関は強い

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by Adams999(画像:Creative Commons)

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「動脈硬化、腹囲との関連少ない」 

(2008/11/25、読売新聞)

腹囲と動脈硬化の関連は少なく、おなかが出ているからメタボリックシンドロームというわけではない――。

メタボと動脈硬化のこんな関係が、24日に福島市で開かれた、あづま脳神経外科病院(同市)を運営する医療法人・秀公会の学術研究発表会で報告された。

あづま脳神経外科病院を運営する医療法人・秀公会の学術研究発表会によると、メタボリックの基準として重視されている腹囲と動脈硬化には関連性が少ないそうです。

一方、血圧や血糖、コレステロールと動脈硬化の相関は強いという結果が出たようです。

その結果、腹囲と動脈硬化の相関は弱く、例えば腹囲120センチの人と80センチの人がPWVが同様の数値だったり、腹囲80センチ以下の人が120センチの人よりPWVが高く、動脈硬化が進んでいたりした。

一方、血圧や血糖、コレステロールと動脈硬化の相関は強く、高血圧高血糖高脂血症が動脈硬化につながることが改めて確認できたという。

腹囲ばかりに気を取られることなく、血管年齢を定期的に調べて、動脈硬化を予防する必要があるようです。

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知識次第で健康が選べる時代|女性の閉経後、虚血性心疾患(CHD)が増える

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by LID(画像:Creative Commons)




知識次第で健康が選べる時代<2>

(2008/9/11、読売新聞)

女性の閉経後にぐーんと増えてしまう疾患に、虚血性心疾患(CHD)があります。

CHDの危険因子に性差が明らかにあるのをご存じですか?

男性の危険因子の順位は、1位:高血圧 2位:喫煙 3位:糖尿病 4位:家族歴 5位:高コレステロール血症です。

それに比べ女性は、1位:喫煙 2位:糖尿病 3位:高血圧 4位:高コレステロール血症です。

男性と女性でこれほど虚血性心疾患(CHD)の危険因子に違いがあるとは知りませんでした。

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特に閉経後は、これまで血管を守っていた女性ホルモンであるエストロゲンが、急激に低下し、内皮障害を受けやすくなってしまうため、急に血管病変が進行します。

女性は、ライフスタイルの選択で、喫煙をしないことがとても大切です。

また、甘いものは幸せ感を味わえるので、「別腹」と言ってついつい食べすぎてしまうのにも要注意ですね。

女性がCHDを予防するためには、禁煙することが重要のようです。

また、甘い物の摂りすぎにも注意が必要なようです。

また、男性は高コレステロール血症の中のLDLコレステロールの厳密な治療が大切ですが、女性は、どちらかというと高トリグリセライド血症(中性脂肪)に注意を払わなければいけないということを、是非忘れないでほしいです。

これは、脂質だけでなく、総カロリーが大切で甘いものの食べすぎも赤信号です。

ジャンクフードに多く含まれるトランス型脂肪酸は、特に血管の酸化ストレスを増やし、粛々と動脈硬化を引き起こしていきます。

オメガ6系 オメガ3系の油の摂取比率(オメガ6:オメガ3=4:1)がとても大事になりますので皆さんよく覚えておいてくださいね。

油(脂質)の摂り方も重要ですね。

最近よく聞くようになりました。

オメガ6:オメガ3=4:1がポイントです。

しかし、現代人の食事はほとんどがオメガ6を多く摂る食事をしています。

オメガ3を多くとる食事に変えていく必要があります。

【トランス脂肪酸 関連記事】

やせているから安心ではないのです。

生活習慣病の怖さは、サイレントキラーと呼ばれるように、知らないうちに忍び寄ってくる点にあります。

ダイエットで細くなった女性でも、栄養バランスを崩して脂肪肝になっていると、脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)→非アルコール性脂肪肝炎(NASH)→原発性肝臓癌(HCC)発生も報告されています。

ですから皆さんぜひ、健康を守るため、食事の重要性・ライフスタイルの改善・良い思考習慣、毎日の排便チェックをしてくださいね。

やせているからといって安心してはいけないという言葉、重要ですね。

脂肪肝や肝臓の病気にならないためにも、栄養バランスを保った食事をとるという生活習慣を身につけましょう。

野菜を沢山食べて、運動し、水に浮くくさくない(食物繊維が多く善玉菌に作られた)便を作ってくださいね。

食べたら出す便のチェックは、健康のバロメーターですよ!!

便秘をしないように、野菜を多く食べるようにしたいですね。

便のチェックで健康チェック!







鶏の足、高血圧の抑制に役立つ可能性|日本ハム中央研究所・広島大学

chicken feet at triple eight palace

by Nicholas Noyes(画像:Creative Commons)

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鶏の足、高血圧の抑制に役立つ可能性=研究

(2008/10/10、ロイター)

鶏の足から抽出したコラーゲンを高血圧のネズミに摂取させたところ、食塩水を摂取させたネズミとの比較で、8時間後に血圧がはっきりと降下。4週間後にも血圧の大幅低下が確認できたとしている。

日本ハム中央研究所と広島大学の共同研究によれば、鶏の足から高血圧の抑制をかけると考えられる4つのたんぱく質を特定したそうです。

【参考リンク】

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

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ブドウに血圧下げる効果、マウス実験で確認=米研究

Grapes

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ブドウに血圧下げる効果、マウス実験で確認=米研究

(2008/10/30、ロイター)

米国の研究チームが29日、マウスを使った実験で、ブドウに血圧降下と心機能向上を助ける効果がみられたと明らかにした。

米ミシガン大学心臓血管センターの研究チームが行なったマウスの実験によれば、ブドウに血圧を下げる効果と心臓機能向上を助ける効果があることが分かったそうです。

ブドウを摂取することでなぜ高血圧予防につながるのでしょうか?

1.果物の摂取が余分な塩分を排出させる

高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは?によれば、DASH食という立保健研究所などが提唱している高血圧患者のための食事療法が注目を集めています。

DASH食の基本は2つ。

1 野菜・果物・低脂肪の乳製品を充分摂る

2 肉類および砂糖を減らす

カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維には、増えすぎた塩分を効率よく体外へ排出させる効果があります。

カリウムは、血液での濾過装置である腎臓に作用すると考えられており、余分な塩分をより多く体外へ排出すると考えられています。

ブドウが高血圧予防に良いと考えられる一つの理由として、果物を摂取することにより余分な塩分を体外に排出させる効果があることが考えられます。

2.ポリフェノールには血圧を下げる効果があるといわれている

また、ポリフェノールには血圧を下げる効果があるともいわれており、そのことにも関係があるかもしれません。

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この研究の結果が、高血圧の人に役立つといいですね。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

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「蜂屋柿」の皮のエキスにメタボ改善を促す効果がある「アディポネクチン」を発見、事業化目指す

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■「蜂屋柿」の皮のエキスにメタボ改善を促す効果がある「アディポネクチン」を発見、事業化目指す

Dried persimmons

by coniferconifer(画像:Creative Commons)

「蜂屋柿」の皮にメタボ改善効果 県バイオ研など発見、事業化目指す

(2008/10/4、中日新聞)

美濃加茂市特産の渋柿「堂上(どうじょう)蜂屋柿」の皮に、内臓脂肪型肥満や高血圧 などのメタボリック症候群を改善する効果のあることが分かった。

県国際バイオ研究所などが発見し、民間企業と共同で健康食品素材として事業化を目指す。

<中略>

バイオ研は、加工の過程で大量に捨てられる皮の有効な利用法を研究。皮から抽出したエキスに、抗メタボ作用を持つ物質「アディポネクチン」の分泌を促す効果があることを突き止めた。

アディポネクチンは血糖値や血圧を下げ、糖尿病や動脈硬化を抑制するとして注目を集めている。現在はマウスの細胞実験段階で、今後、人への効果を確認し、新しい健康食品素材に応用する。

渋柿「堂上蜂屋柿」の皮のエキスに内臓脂肪型肥満や高血圧などのメタボリックシンドロームを改善する効果がある成分「アディポネクチン」の分泌を促す効果があることがわかったそうです。

アディポネクチンはメタボリックシンドローム対策・糖尿病予防・高血圧予防・動脈硬化抑制するとして注目されている成分です。

アディポネクチンに今後も注目です。

*なお、写真の柿と堂上蜂屋柿とは違う柿だと思われますので、ご了承ください。







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