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グルコラファニンの含有量が、従来種より数十倍多いケールの新品種「ハイパール」を共同開発|長野県とキリンホールディングス

A Chiffronade of Kale

by Don LaVange(画像:Creative Commons)

※こちらの画像は「ケール」ですが、「ハイパール」ではありません。




<ケール>がん予防…有効成分数十倍の品種、長野県など開発

(2009/11/26、毎日新聞)

長野県とキリンホールディングス(HD)は、がん予防につながる成分グルコラファニンの含有量が、従来種より数十倍多いケールの新品種を共同開発した。

ケールは、青汁の原料に使われるアブラナ科の野菜で、収穫量も多く、成分の大量摂取が期待できる。

ケールの機能性成分高含有系統「ハイパール」を育成~独自の分析技術を活用し、短期間での育種素材の選抜に成功~

(2010/10/23、キリン)

ブロッコリー、ケールなどのアブラナ科植物の特徴的な成分の一つであるグルコラファニンは、第二相解毒酵素誘導作用※1を有するとの知見が報告されているスルフォラファンの前駆体※2ですが、今回、ケールのグルコラファニン含量を測定する独自の分析法を開発し、多くの系統から効率的に選抜、掛け合わせを行った結果、グルコラファニン高含有のケール新品種「ハイパール」の育成に成功しました。
※1 生体内の解毒反応は二段階に分かれており、二段階目の解毒反応(第二相)で働く酵素の生成量を増やす作用。この酵素は肝臓の細胞に存在しており、体内に摂取された発がん物質を無毒化する機能を持つ。
※2 生合成経路上、ある物質の前に位置する物質。A→B→Cの経路でAはBの前駆体、BはCの前駆体となる。

長野県とキリンホールディングスは、がん予防につながる成分として注目される「グルコラファニン」の含有量が従来種よりも数十倍多いケールの新品種「ハイパール」を共同開発しました。

ケールには、ガン予防につながる成分グルコラファニンが含まれているそうで、ケールは、青汁として摂取できるので、注目が集まるかもしれません。




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<消化器がん>少量の血液でがんの検出率を9割まで上げる診断方法を開発|金沢大グループ

blood test

by Markus Spiske(画像:Creative Commons)




<消化器がん>少量の血液で9割検出 金沢大グループ開発

(2009/11/20、毎日新聞)

少量の血液から遺伝子群の変化を調べ、従来より極めて高い確率で消化器がんを診断できる方法を、金沢大の金子周一教授(消化器内科)らのグループが開発、19日に発表した。

血液を用いた従来の方法ではがんを検出する確率は20%程度だが、9割にまで上げることができ、人間ドックや健康診断に導入すれば早期発見につながる。

同大学は既に特許を出願しており、来年には検診に応用したいとしている。

金沢大の金子周一教授(消化器内科)らのグループは、少量の血液から遺伝子群の変化を調べ、消化器がんの検出率を9割まで上げる診断方法を開発したそうです。

この方法を人間ドックや健康診断に導入すれば、ガンの早期発見につながりそうです。

今後、この方法が、がん検診などで利用されるようになるかもしれませんね。







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最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

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■最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙|WHO報告

最大の健康リスクは高血圧=先進国では喫煙-WHO報告

(2009/10/28、時事通信)

世界保健機関(WHO)は27日、健康を害するリスク要因を分析した報告書を公表した。2004年時点の分析で、死に至るリスクが最も高かったのは高血圧で死者全体の12.8%を占め、喫煙(8.7%)、高血糖値(5.8%)などが続いた。

先進国では喫煙がトップで、高血圧、肥満など心臓疾患やがんにつながる要因が上位を占めた。 

WHOの報告書によると、高血圧が最大の健康リスクだったそうです。

ただし、先進国では、喫煙が最大の健康リスクだったのだそうです。

高血圧対策・禁煙がまず健康を維持する一番の方法といえるかもしれません。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







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米俳優パトリック・スウェイジさん、すい臓がんで死去

健康・美容チェック > すい臓がん > 米俳優パトリック・スウェイジさん、すい臓がんで死去

米俳優パトリック・スウェイジさん、すい臓がんで死去

(2009/9/15、ロイター)

映画「ゴースト/ニューヨークの幻」などで知られる米俳優パトリック・スウェイジさんが14日、すい臓がんのため死去した。57歳だった。

<中略>

スウェイジさんは、2008年1月に医師から末期のすい臓がんの診断を受け、がんが肝臓に転移していたことを明らかにしていた。

映画「ゴースト」で日本でも有名な俳優パトリック・スウェイジさんがすい臓がんのため亡くなったそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

→ すい臓がん について詳しくはこちら

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【がん治療】ウイルス療法(がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、がん細胞を死滅させる)|東大が臨床研究 

Herpes-infected squamous cells, ThinPrep

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)




「ウイルス療法」東大が臨床研究 がん治療に新たな選択肢

(2009/8/24、フジサンケイビジネスアイ)

悪性脳腫瘍(しゅよう)の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めると、東京大の藤堂具紀特任教授らが発表した。

東京大の藤堂具紀特任教授らは、悪性脳腫瘍の患者に対し、がん細胞にヘルペスウイルスを感染させ、ウイルスが増殖してがん細胞を死滅させる「ウイルス療法」を臨床研究として始めるそうです。

遺伝子組み換え技術が可能にした、最新「ウイルス療法」

(2015/3/8、プレジデント)

東京大学医科学研究所の藤堂具紀教授は、ウイルス療法を「手術、放射線、薬物療法に並ぶ治療の選択肢」と位置づけ、「近い将来、がん種や進行度によって抗がん剤を使い分けるように、がん治療用ウイルスを使い分ける時代が来る」と断言する。

ウイルス療法が、放射線治療や抗がん剤による治療に加えて、がん治療の新たな選択肢になるかもしれません。