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筋肉を鍛えるとLDLコレステロールが下がる!|筋トレが肥満の閉経後女性のコレステロールを下げる治療法になる可能性【論文・エビデンス】

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■筋トレをして筋肉を鍛えるとLDLコレステロールが下がる!?

Weight Training Crossfit Fitness Models - Must Link to https://thoroughlyreviewed.com

by ThoroughlyReviewed(画像:Creative Commons)

筋肉を鍛えれば「心配性」も改善する

(2015/1/4、日本経済新聞)

肥満の閉経後の女性(平均年齢65.9歳)を対象に、10種類の筋トレ(レジスタンス運動)を週3回行なう研究をおこなったところ、12週間後にはBMIに変化はなかったものの、筋力がアップし、総コレステロールやLDLコレステロールが下がるという結果が出ました。

つまり、筋トレは肥満の閉経後の女性における薬以外のコレステロールを下げる治療法になる可能性があるということです。

コレステロールが高い中高年にとって適度な運動は必要不可欠!でも紹介しましたが、コレステロールや血中脂質量が高い中高年にとっては、散歩やエクササイズ、そしてガーデニングなど適度な運動をすることは、死亡率を下げるのに効果的なのだそうです。

「筋トレはちょっと・・・」という人は少しでも体を動かす趣味や習慣をもちましょう!

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







【参考リンク(論文・エビデンス)】
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低栄養の原因はアルブミン不足|ためしてガッテン(NHK)

2010年4月28日放送のためしてガッテン(NHK)では、「まさか私が?急増する新型・栄養失調の恐怖」を取り上げました。

食べ物であふれるこの日本で栄養失調(低栄養)の人が増えているそうです。

ダイエットをしすぎて「栄養失調」になっているわけではなく、3食普通に食べている人や痩せていない人も栄養失調になっているそうです。

なぜ栄養失調(低栄養)の人が増えているのでしょうか?




【目次】

■低栄養の原因はアルブミン不足|ためしてガッテン(NHK)

Stripes

by Aisyah Hifni(画像:Creative Commons)

またそれは年代別に分けられる問題でもなく、70歳以上の6人に1人が栄養失調であり、若い女性にも増えているそうです。

そして、この状態のままにしておくと、貧血や骨折、肺炎、さらには脳出血まで引き起こす恐れがあるそうです。

■なぜ栄養失調が増えているのでしょうか?

この栄養失調は、血液中の「ある物質」が不足することによってなるそうです。

この物質が足りないと、血管や免疫細胞、筋肉などの組織がスムーズに作られなくなり、体にさまざまなトラブルが起こってしまうそうです。

このある物質とは、「アルブミン」。

アルブミンとはタンパク質の一種で、血液を流れている血清タンパク質のおよそ6割を占めています。

つまり低栄養とは「タンパク質不足」のことなのです。




■たんぱく質が不足すると、どうなるのでしょうか?

赤血球の材料が少ない→「貧血」

血管を作る材料が少ない→「脳出血」

免疫細胞を作る材料が少ない→「肺炎」「結核」

筋肉を作る材料が少ない→「転倒」→「骨折」

■なぜたんぱく質が不足してしまうのでしょうか?

低栄養になった人の食事を見てみると、食に偏りがありました。

以前は、家族のために栄養を考えて、肉や卵などを使って料理をしていたのですが、一人暮らしになってから、自分が好きなものだけを食べるようになり、肉や卵を使った料理を食べなくなってしまい、たんぱく質が不足してしまったようです。

高齢者の孤食が「低栄養」になるリスクを高めてしまうようです。

■まとめ

糖尿病高血圧などの生活習慣病を予防する食事をすることが、高齢者の食事として必ずしも良いというわけではないのですね。

簡単にバランス良い食事をすることが大事といってしまいがちですが、それぞれの食品・栄養素が持つ役割を知った上で、その年代に合わせた食事をしていきたいですね。

→ アルブミンを上げる食事|肉を食べてアルブミンを上げたグループは死亡リスクが低い!? について詳しくはこちら




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続きを読む 低栄養の原因はアルブミン不足|ためしてガッテン(NHK)

アキレス腱の厚さを測ると、全身の動脈硬化(家族性高コレステロール血症)がわかる!?|太さの測り方

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【目次】

3.アキレス腱の厚さを測る→全身の動脈硬化

Street Feet #1

by Raúl González(画像:Creative Commons)

オランダでは、アキレス腱の厚さを測ることで全身の動脈硬化を見つける方法が行なわれているそうです。

全身の動脈硬化には、家族性高コレステロール血症という生まれつき遺伝の影響でコレステロールが下がらない病気があります。

■家族性高コレステロール血症とは

家族性高コレステロール血症とは、肝臓内にあるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を取り込む受容体(LDL受容体)が欠損し、血中に悪玉コレステロールがたまりやすくなる病気のことで、若いうちから心筋梗塞などを発症しやすくなります。

家族性高コレステロール血症(FH)の患者は、急速に動脈硬化が発症・進行する危険性があります。

早く家族性高コレステロール血症(FH)と診断を受けて適切な治療(LDLコレステロールのコントロール)を受けはじめ、動脈硬化の進行を抑えることです。

LDLコレステロールが180mg/dl以上、または家族に若くして(男性55歳未満、女性65歳未満)冠動脈疾患になった人は注意が必要です。




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■チェック方法

血管を修復しようとコレステロールがたまることでアキレス腱の厚さが太くなるそうです。

1.アキレス腱が横から見てくびれがなく盛り上がっている

2.アキレス腱の厚さが2センチ以上ある

アキレス腱をつまんでみて、厚さが2cm以上あれば危険なのだそうです。

かかりつけ医に相談のうえ、循環器内科の受診をお勧めします。

【追記(2018/8/7)】

2018年8月7日放送の「この差って何ですか」では「高コレステロールの人の差はアキレス腱の太さ」であると紹介しました。

アキレス腱をつまみ、1.5cm以上ある人は高コレステロールの可能性があるということです。

また、目の近くに「黄色腫」が出ていることも、高コレステロールのサインであると考えられるそうです。

【追記(2018/12/19)】

家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2017|日本動脈硬化学会によれば、アキレス腱肥厚は視診、触診にて診断し、診断に迷う場合にはX線撮影を行い、アキレス腱の最大径を測定し、9mm以上で肥厚ありと診断するとあります。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら




→ 家族性高コレステロール血症 について詳しくはこちら




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【主治医が見つかる診療所】最新コレステロールの真実!善玉アップ悪玉ダウン作戦|悪玉コレステロールを減らす2大食材は「海苔」と「杜仲茶」|善玉コレステロール改善プロジェクト|3月15日

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2018年3月15日放送の「主治医が見つかる診療所」は『最新コレステロールの真実!善玉アップ悪玉ダウン作戦』がテーマです。




【目次】

■日本動脈硬化学会は健常者の場合コレステロール制限の必要はないとの声明

コレステロールについては様々な意見があり、健康な人はそもそもコレステロールを制限する必要がなく、日本動脈硬化学会は健常者の場合コレステロール制限の必要はないとの声明を出しています。

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■動脈硬化の予防に大事なのは「血圧」「血糖」「コレステロール」

ただ、番組では、動脈硬化の予防に大事なものが血圧、血糖、コレステロールと説明した上で、悪玉コレステロールが増えすぎるとプラークを作り、血栓ができ、その血栓がはがれると脳梗塞心筋梗塞になると紹介しました。

【補足】LH比

コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とはによれば、動脈硬化が進んでいるかどうかの目安として、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率「LH比」と呼ばれる新しい指標が注目されています。

悪玉コレステロールは、肝臓から全身に運ばれるコレステロールで、善玉コレステロールは細全身から肝臓に戻るコレステロールです。

善玉が少ないと悪玉コレステロールが血管内に残ることになり、動脈硬化を起こしやすくなると考えられており、悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスが重要だというのが「LH比」の考え方です。

LH比は、「LDL(悪玉コレステロール)」÷「HDL(善玉コレステロール)」で求められます。

LH比はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値をHDLコレステロール(善玉コレステロール)値で割った数値で、2を超えてくると、動脈硬化のリスクが高くなります。

2・0以下が基準値で、それ以上は動脈硬化を起こしやすくなり、2.5以上になると、心筋梗塞などのリスクが急増します。




■悪玉コレステロール値が基準値をオーバーしていた石倉三郎さんの食生活をどのように改善したらいいの?
  • 1日1食。
  • ある日の昼食は品数豊富な和食。
    塩サバと大根おろし、漬物が大好物。
  • 別の日は牛タン定食とビール。
    仕事のない日は昼からお酒を飲む。
  • 週5回の晩酌
    夜は酒が主で、つまみを少し。
  • タバコ

悪玉コレステロールを上げる要因は、甘いもの・アルコール・脂っこいものであるため、石倉さんの場合は、アルコールとたばこを減らすことによって悪玉コレステロールが下がると考えられるそうです。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

■悪玉コレステロールを減らす2大食材は「海苔」と「杜仲茶」

They see me rollin’...

by Dennis van Zuijlekom(画像:Creative Commons)

慶応義塾大学の渡辺光博教授が紹介した悪玉コレステロールを減らす2大食材は「海苔」と「杜仲茶」。

渡辺教授によれば一日に食べる量の目安は海苔を2~3枚(平均的な大きさ)。

【補足】

胆汁酸の排出で肥満や糖尿病が改善|モズクやコンニャクを食べるとメタボ予防ができる?で紹介した慶應義塾大学大学院の渡辺光博教授とスイスのローザンヌ工科大学の研究チームによる研究によれば、肝臓から腸に分泌される「胆汁酸」の体外排出を促し、高コレステロール血症治療薬として使われている「胆汁酸吸着レジン」が肥満や2型糖尿病などを改善するメカニズムを解明したそうです。

胆汁酸吸着作用のあるもずくやこんにゃくなど食物繊維を含む食材を日頃から食べることで、肥満糖尿病高コレステロール血症メタボリックシンドロームが予防できれば、脳梗塞心筋梗塞といった日本人の死因の30%を占める血管疾患の発症抑制につながるかもしれないそうです。

■湯山玲子さんの場合
  • 朝は食べない。
  • 昼食はのり弁当。
  • その2時間後にかき揚げそば。
  • 夕食は仕事仲間と飲み会。
    タンパク質が中心。
    煮込みが大好物。
    お酒は糖質が少ないもの。
    〆は焼きそば。

湯山さんの場合は糖質の摂り過ぎで、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らす要因は「糖質」であり、糖質が中性脂肪に変わり、中性脂肪が増えると善玉コレステロールが減ってしまうそうです。

→ HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法 について詳しくはこちら

■小沢真珠さんの場合
  • ある日の朝食はトーストにアマニ油、手作りの煮リンゴなど。
  • 夕食はとんかつやさつまいもご飯など。
    1杯の白ワイン。

中性脂肪を下げる働きを持つオメガ3を含むアマニ油は善玉コレステロール値を上げる効果が期待できるそうです。

目標摂取量はアマニ油大さじ1杯。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

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■花田虎上さんの場合
  • ある日の朝食は野菜サラダとベーコンエッグなど。
  • 昼食はベーグルとカキスープ。昼は少なめ。
  • 昼食後は有酸素運動でカロリー消費。
  • 夕食は牛ステーキ400gとブロッコリーなど。野菜とタンパク質中心。いつでも野菜から順番に食べる。
  • 甘いもの好き。

善玉コレステロールを減らす必要があり、糖質は善玉コレステロールを減らすため、いかに甘いものを減らすことができるかがポイント!

■善玉コレステロール改善プロジェクト

TKOの木下隆行さんは中性脂肪が基準値オーバー、善玉コレステロールはギリギリ基準値内ということで行なった善玉コレステロール改善プロジェクト。

【善玉コレステロールを改善する極意3か条】

  1. ビール1杯とチューハイ1杯まで
  2. ご飯の大盛りとおかわり禁止
  3. 1日15個のミニトマト

トマトに含まれる「リコピン」で善玉コレステロールが増える!?によれば、トマトに含まれる「リコピン」という成分に善玉コレステロールを増やす作用が期待できるそうです。

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中性脂肪を減らす大豆製品も摂るようにと追加のアドバイス。







■コレステロール関連ワード
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【たけしの家庭の医学】「大麦」は悪玉コレステロールを減らして動脈硬化予防に役立つ食材!慈恵大学病院の大麦レシピ

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2016年6月14日放送のみんなの家庭の医学では「動脈硬化の原因の一つである悪玉コレステロールを減らす方法」について取り上げました。

解説 椎名一紀さん(東京医科大学病院循環器内科)

「動脈硬化やコレステロール値が心配」という悩みを抱えていると毎日不安ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせて長生きすることができますので、悪玉コレステロールを下げる食品・食事で予防を行ないましょう!




【目次】

■動脈硬化とは

血管は、加齢とともに傷つきやすくなり、体中の血管が動脈硬化によって傷だらけになると、傷ついた部分から悪玉コレステロールが侵入し、血管の内側にプラーク(コブのような膨らみ)を形成します。

そして、徐々に血管の壁は厚くなり、血管内のプラークが破れて血栓ができると、血流に乗って、血管が詰まってしまい、心筋梗塞脳梗塞になる恐れがあります。

【補足】アテローム性動脈硬化症

アテローム性動脈硬化症とは、高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり、アテローム(粥状の塊)と呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態で、血管のしなやかさが失った状態です。

50歳以上の約3割が、悪玉コレステロール過多などの脂質異常症の疑いがあるというデータがあるそうです。

また、年間約31万人が動脈硬化が原因で起こる脳疾患や心疾患で亡くなっているそうです。

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

■「大麦」は悪玉コレステロールを減らす食材

365.240: Lamb and barley redux

by Jessica Spengler(画像:Creative Commons)

悪玉コレステロールを減らして、動脈硬化を予防する食材として番組が紹介したのは「大麦」

江戸時代に75歳まで生きた徳川家康も「大麦」を主食にしていたそうです。

アメリカ農務省の2004年の研究報告によれば、30代~50代のコレステロールが高めの人に大麦を中心とした食生活を5週間続けてもらった結果、悪玉コレステロールの値が13.8~17.4%も減少したそうです。

アメリカ・ミネソタ大学の2007年の研究によれば、155名の悪玉コレステロールが高い方に大麦を6週間食べてもらった結果、悪玉コレステロール値が9~15%減少したそうです。

大麦に豊富に含まれている「大麦βグルカン」という水溶性食物繊維は、コレステロールを材料とする胆汁酸を体外に排出してくれる働きがあるそうです。

胆汁酸の排出で肥満や糖尿病が改善|モズクやコンニャクを食べるとメタボ予防ができる?によれば、肝臓から腸に分泌される「胆汁酸」の排出を促すことで、肥満糖尿病メタボリックシンドロームの改善が期待できるそうです。

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「大麦βグルカン」は腸に入ると水に溶け、ゲル状に変化し、胆汁酸を包み込み、便といっしょに体外へ排出してくれる働きがあるそうです。

そうなると、足りなくなった胆汁酸を補おうと、肝臓は血液中からコレステロールを集めて、新たな胆汁酸を作ろうとする結果、血液中の悪玉コレステロールが減少し、動脈硬化の予防が期待できるのだそうです。

→ 食物繊維の多い食品|水溶性食物繊維・不溶性食物繊維 について詳しくはこちら

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■「大麦」は食後の血糖値を抑える

大麦には、食後の血糖値を抑える働きもあるそうです。

大麦を3割混ぜた麦ごはんを食べた場合は、血糖値の上がり方は非常に緩やかになるそうです。

それは、「大麦βグルカン」が糖質と混ざり合うことで、消化吸収が緩やかになり、食後の血糖値の急上昇が抑えられるからなのだそうです。

→ 血糖値を下げる食品 について詳しくはこちら

■動脈硬化予防に必要な大麦の摂取量とは?

悪玉コレステロール値の低下が期待できるのは、大麦βグルカンを1日3g摂取した場合で、麦ごはん(白米に3割大麦を混ぜた)4杯分に相当するそうです。

水溶性食物繊維が多いネバネバ食材を一緒に摂取するとよいそうです。

ネバネバ食材には、長芋、納豆、めかぶ、オクラなどがあります。

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■慈恵大学病院の大麦レシピ

毎日麦ごはん4杯分を摂取するのは大変なので、慈恵医大病院が出している大麦レシピなどを参考にすると良さそうです。

■大麦入りネバネバ小鉢

【材料(2人前)】

  • 長芋(すりおろし) 60g
  • ゆでた大麦 60g
  • めかぶ 1パック
  • 納豆 20g
  • ゆでたオクラ 60g
  • うずらの卵 2個

【作り方】

  1. すり下ろした長芋に、ゆでた大麦を加えて混ぜます。
  2. お茶碗に1を盛り付けて、その上に、納豆、めかぶ、ゆでたオクラを乗せて、うずらの卵を乗せて完成です。

※大麦ごはん1/2杯分の大麦がとれます。

※水溶性食物繊維が豊富なネバネバ食材を加えて、さらに相乗効果が! 
■大麦の豆乳スープ

【材料(2人分)】

  • ニンジン 20g
  • チンゲン菜 100g
  • ゆでた大麦 60g
  • 大豆の水煮 50g
  • 鶏がらスープの素 顆粒5g
  • 豆乳 150cc
  • 水溶き片栗粉 適量

【作り方】

  1. お湯を沸騰させて、適当な大きさに切ったニンジンとチンゲン菜の軸を煮ます。
  2. 煮えたら、ゆでた大麦と大豆の水煮、鶏ガラスープの素を加えます。
  3. 豆乳を入れて、ひと煮たちさせます。
  4. 残りのチンゲン菜を加えて、塩コショウで味を調えます。
  5. 火を止めて、水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がりです。

その他にも、大麦ミートソース(ひき肉の量を減らしてゆでた大麦を代わりに加える)や大麦キーマカレー(ひき肉と大麦を炒める)を紹介していました。

慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ

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→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







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