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メタボの新常識|肥満は伝染する?|スロートレーニング|たけしのニッポンのミカタ!

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by Olgierd Rudak(画像:Creative Commons)




たけしのニッポンのミカタ!(テレビ東京系、2009年6月5日放送)では、「もうダイエットは必要ない!良いデブになろう!」というテーマでメタボについて取り上げていました。

■メタボの新常識とは

番組の内容としては、メタボ健診におけるメタボリックの診断基準に異論を唱える内容となっていました。

【関連記事】

そこでたてた仮説が、ちょいデブが長生きに良いというものでした。

■肥満は伝染する?

アメリカ・ハーバード大の研究によれば、肥満は伝染する!?そうなのです。

その研究によれば、配偶者が太ってきた場合、同居する相手も太る確率は37%上昇するそうです。

また、友人が太っている場合、太る確率は57%上昇するそうです。

そして、これは近くにいることは関係なく、遠くに離れていても、親しい人がいれば、肥満は伝染するそうです。

これは、太っている人を見ると太ることへの危機感が薄れることと、親しい人をまねる心理が働くことから肥満が伝染するのではないかと考えられています。




スロートレーニング

番組では、3つのエクササイズ方法を紹介していました。

1日10分・3つのトレーニングを週2回でよいそうですので、気になる方はやってみましょう。

(1)ワイドスクワット

腰を落として、戻るのを1セットとして、一日4セット。

  1. 足は肩幅より広く開き、両手を胸の前で押し当て力を入れる。
  2. 押し当てた手を上にあげながら、8秒間かけてゆっくりと腰を落とし、
    手を下げながら8秒間かけてもどる。

ポイントは、お尻を突き出すように腰を落とし、膝をつま先より前に出さないこと。

(2)ブーストアップ

足踏みと腕の動きを組み合わせた有酸素運動。手の上げ下げを1セットとして、1日8セット。

  1. 両腕をまっすぐ上に押し上げてから下に押し下げるという腕の動きをやりながら、足踏みを行います。

ポイントは、腕にしっかり力を入れて、胸を張って背筋を伸ばして行うこと。

このエクササイズにより、足の動きがヒップラインを引き締め、腕の動きが二の腕を引き締めてくれるそうです。

また、腕を上下させる動きには、バストアップ効果もあるそうです。

(3)表情筋エクササイズ

左右にステップを踏みながら、両腕を胸の前に引き寄せるという有酸素運動をしながら、「あ・い・あ・う」と表情を動かすトレーニングです。

「あ・い・あ・う」を1セットとして1日8セット







【参考リンク】

【関連リンク】

公開日時: 2009年6月6日 @ 05:22

体内時計を制御する時計遺伝子、太った人は働き異常 減量で正常化|日本大医学部など

California dial PAM Radiomir homage

by Guy Sie(画像:Creative Commons)




体内時計制御する遺伝子、太った人は働き異常 減量で正常化

(2009/11/13、NIKKEI NET)

肥満の人は、体内時計を制御している時計遺伝子の働きに異常があるとの研究結果を、日本大医学部などの研究グループが7日までにまとめた。

大幅に減量すると正常化することも確認。

メタボリック症候群や糖尿病、肥満症などの治療に結び付く成果だとしている。

日本大医学部などの研究グループによれば、肥満の人は、体内時計を制御している時計遺伝子の働きに異常があるそうです。

ただし、減量するとその働きは正常化するのだそうです。

メタボや糖尿病の治療に役立つといいですね。







公開日時: 2009年11月17日 @ 14:13

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)はどんな人が注意したい病気!?

The Thinker

by mendhak(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 肝臓の病気 > 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) > NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)はどんな人が注意したい病気!?




■NASHとは

【検証 メタボリックシンドローム】NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)

(2010/1/13、msn産経)

「同じ肝障害でもアルコール性肝炎と違って急変する病気ではない。

NASHは、内臓肥満をベースとした脂肪肝が何十年とかけ徐々に進行して、肝硬変から最後には肝臓がんにも至る可能性もある怖い病気なのです」と西原教授は警告する。

アルコールを普段飲まない人でも脂肪肝になることがあります。

それが、非アルコール性脂肪性肝炎、通称NASHとよばれる肝臓の病気です。

NASHは、肝硬変へと進行し、さらには肝臓がんになるおそれのある怖い病気です。

 

■どれくらいの方がNASHにかかっているのでしょうか?

西原教授によると、全国各地の報告を集計すると、「NASH」の罹患(りかん)者は、成人の1%超、約150万人と推定される。

米国では成人人口の約3%とされており、BMI(体格指数)30以上だと、10%がNASHの危険群だといわれる。

成人の1%、約150万人がNASHにかかっているそうです。

 

■NASHはどのように発症するのでしょうか?

西原教授によれば、ちょっと太めで脂肪肝のある人が要注意。

血液検査では、肝細胞が壊れて血液に流出する酵素「ALT」の値が高く、空腹時にもかかわらず、血糖値を下げるインスリン値が上昇している。

この段階は脂肪肝であり、日本肝臓病学会のガイドラインでは、脂肪がたまった肝細胞が、100個の細胞のうち10個あれば、脂肪肝と判定することになっている。

体重を3キロほど落とせばよくなる可能性が高い。

少し太めで脂肪肝のある方が要注意なのだそうです。

しかし、この段階では体重を3キロほど落とせばよくなる可能性が高いそうですので、そういった方は是非注意して体重を落とすようにしましょう。

ただし、そのままにしておくと、病気が進行していきます。

さらに、肥満状態が続くと、肝臓に炎症が起きてくる。

そういう慢性肝炎の状態が、『NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)』といわれる。

こうした慢性肝炎が何年も続くと、肝細胞が風船みたいに膨らんだり、線維化が進むNASHに移行し、肝硬変に行き着く。

その途中でC型肝炎のように、肝がんを発症することもある。

NASHの人が、体重を落とさずに、肥満の状態が続くと、肝臓に炎症がおき、慢性肝炎となる。

そして、慢性肝炎 ⇒ NASH ⇒ 肝硬変肝臓ガン となるおそれもあるそうです。




■NASHとメタボリックシンドローム

西原教授は「いずれにしても内臓肥満がベースになっていることは間違いありません。

40代後半から50代のメタボリックシンドロームの人には、NASHが隠れていると考えていい。

NASHは、メタボリックシンドロームの肝臓での表現型といえるわけです」と話す。

NASHの指標であるALTなどの検査値は、ほとんど生活習慣病の検査値異常と重なる。

つまり、生活習慣病の進行と同時に、肝障害も進んでいるわけだ。

日本では、BMI25以上の肥満患者では、6~7割がNAFLDの範囲に入る脂肪肝とされ、そのうちほぼ2割がNASHといわれている。

NASHもメタボリックシンドロームも内臓肥満がベースとなっており、40代から50代のメタボリックシンドロームの人は、NASHが隠れていると言っても過言でないようです。

■NASHを予防するにはどうしたらよいのでしょうか?

治療法というと-。

「BMIが増えるのが最初のステップなので減量するのが一番です。まずメタボリックシンドロームを解消すること。

糖尿病では、少しぐらい体重を落としても効果はないが、NASHでは、3キロ減でも随分、ALTなどの数値がよくなります。

肝臓は沈黙の臓器ともいわれ、黙々と働きつづけますが、いったん壊れてしまったら後戻りはできないので、その前にしっかりした対策が肝心なのです」と西原教授。

まずはメタボリックシンドロームを解消することが大事。

NASHの場合には、3キロの減量でも数値が改善されるようです。

まず食事と体重管理が大切。

糖尿病の人は別にして、1日1500キロカロリー。

1日体重50グラムずつ減る勘定で1カ月1キログラム強の減量がベストだ。

運動についても毎食前後に、とにかく15分くらい体を動かすこと。

強い運動でなくて、それぐらいでも体にたまった脂肪の燃焼には効果がある。そして、高血糖、脂質異常などの生活習慣病の改善。

とにかくメタボを解消して体重を落とすことが大事なのだ。

メタボを解消するためにも、運動と食事の改善でダイエットすることが大事ですね。

しかし、自分で、体重管理ができず、ALTの数値が上がってくるような場合には、薬物治療が追加されるそうです。

メタボリックシンドロームでNASHが気になる方は、予防するためにも、まずは、1ヶ月1キロのペースで3キロのダイエットを行いましょう。

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら







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脳卒中のリスクを高める動脈硬化は男性の場合35歳から増加する?

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by Matt Borden(画像:Creative Commons)

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男性の「子作り分岐点」は40歳? 40代のEDには、“知られざる”リスクも

(2009/3/19、ダイヤモンド・オンライン)

男性は40代になると、高齢の人々と同様に、喫煙や高血圧、コレステロール値や血糖値のような原因が脳卒中のリスクを高めるという研究結果を、先日、フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームが報告しました。

<中略>

加えて、脳卒中などのリスクを高める動脈硬化症も、男性では35歳から増加し始めることもわかりました。

フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。

35歳から動脈硬化が増加し始めるそうですから、その前からの生活習慣の改善が大事になりそうです。

また、糖尿病などの生活習慣病になるリスクを高めるメタボリックシンドロームの診断を行うメタボ健診も40歳からですので、やはり、40代前から生活習慣の改善を行いましょう。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら







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公開日時: 2009年4月26日 @ 02:09

メタボ予防のための5つの食習慣

Cooking sardoni

by Luca Vanzella(画像:Creative Commons)




e-ヘルスネット情報提供(厚生労働省)のページ「メタボリックシンドロームを防ぐ食事」を参考にした記事が話題になっているそうですので、ご紹介します。

メタボを防ぐために改めるべき5つの食習慣

(2009/5/4、Garbagenews)

1.朝食を抜くなど不規則な食事
[改善策]1日3食規則正しく

2.おなかいっぱい満足するまで食べる
[改善策]腹八分目で切り上げる

3.早食いである
[改善策]よく噛んで、ゆっくり食べる

4.寝る前に食事や飲酒をする
[改善策]床につく前3時間は飲食をしない

5.よく間食をする
[改善策]おやつは時間と量をきちっときめて

記事では、メタボ予防するための食習慣について紹介しています。

  1. 1日3食規則正しく
  2. 腹八分目で切り上げる
  3. よく噛んで、ゆっくり食べる
  4. 床につく前3時間は飲食をしない
  5. おやつは時間と量をきちっときめて

これらの食習慣はよく言われることですが、継続することは難しいものです。

ちょっとずつでもよい食事の生活習慣に改善していきたいものです。