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トイレを活用した健康管理システム

Exploitation of the Daleks

by Pascal(画像:Creative Commons)




トイレを活用した健康管理システム

以前のブログで、パソコンや携帯電話に接続して、インターネットを通じて健康管理を行うことを考えている団体について紹介しましたが、その際に1つアイデアを提案していました。

その案について改めて簡単にまとめてみました。

■トイレ型健康管理システム

●このトイレ型健康管理システムの特徴は、1日の生活で必ず使うもので健康管理ができるという点にあります。

現在考えられているのが、体重計や携帯電話を活用した健康管理システムのようですが、もっとも活用してほしい高齢者の方を中心に考えられていないと思います。

健康管理をする上で、その管理をすることが負担になってはいけません。

健康管理することが負担となり、ストレスのもとになっては意味がありません。

健康管理システムは、操作が簡単である必要があります。

私が提案するトイレ型健康管理システムは、トイレの便器に座った際に、体重・血圧・尿などを計測して、その日の健康状態をデータ化し、そのデータをインターネット上で管理するというものです。

そして、明らかに数値に異常があった場合に、その人に連絡があるというシステムを作れば、より簡単に健康管理ができるようになります。

もちろん自分自身でデータを管理することもできます。

海外でも日本のトイレは人気だと聞いてますので、海外のセレブリティから火が付きそうな予感がするのですが、いかがでしょうか。

携帯電話で世界を目指すよりもトイレで世界を目指した方がよりインパクトがありそうな気がするのですが、どうでしょうか。

■まとめ

一番大事なことは、誰もが簡単に利用できる健康管理システムであるということ。

何もトイレにこだわる必要はありません。

このような健康管理システムであれば、お風呂や車、マッサージチェアなどにも活用できそうです。

もっとオープンにして意見を取り入れていってほしいと思います。







【関連記事】

筋肉の活動を可視化する技術「マジックミラー」|健康管理、リハビリ、トレーニングの効果計測、介護教育支援|東大




参考画像:マジックミラー : デイリーヘルスケアをめざすロボット技術(2009/2/27、東京大学IRT研究機構)|スクリーンショット

マジックミラー : デイリーヘルスケアをめざすロボット技術

(2009/2/27、東京大学IRT研究機構)

鏡の前で運動フォームを確認するかのように、カメラ内蔵の大型フラットテレビ(マジックミラー) の前で運動すると、「魔法の鏡」に自分の姿を透かして見るかのようにリアルタイムで筋肉の活動 の様子を見ることがでるようになります。

毎日、筋肉の使い方の変化が起きているかどうか、特定 の筋肉や全ての筋肉を使う運動ができているかどうかなどの確認をすることができます。

また、腕、 胸、腹、腿など身体の各部の質量分布を、同じようにマジックミラーの前で運動することによって 計測することができます。

東京大学IRT研究機構は、筋肉の活動を可視化し、体の各部位の質量分布を可視化する技術を統合した「マジックミラー」と呼ぶアプリケーションを開発しました。

この技術は、どのような分野での活躍が期待されるのでしょうか?

これによって、家庭の居間で手軽にデイリーヘルスケアを行えるほか、リハビリテーションセンタ ー、スポーツジムなどでのトレーニング効果の簡便な評価、医療機関などでの医療効果の診断を支 援する基盤技術の一つとなります。また介護の環境でこれらの情報を提供することで、介護や介護 教育を支援することができます。

この技術によって、健康管理への応用やリハビリ、スポーツジムでのトレーニングの効果評価、介護教育支援などに生かされることが期待されます。

また、この技術はロボット技術にも利用されるそうです。

このリアルタイム技術は、ロボットが人を観察する目として将来のロボットに実装され、人の行動の理解や人に手を差し伸べるきっかけを見つける知能的人支援技術へも展開されます。

あなたは歩き方から感情を読み取ることができますか?(2014/7/20)で紹介した東京農工大大学院のベンチャー・ジェンチャン准教授と筑波大サイバニクス研究センターの門根秀樹助教らの研究チームによれば、「喜怒哀楽」と「恐怖」の5つの感情の歩行パターンをデータ化することにより、歩く速度や頭、胴体の姿勢など動作の一部から約70%の確率で感情を読み取れることに成功したそうで、近い将来、人間の感情を先読みして、日常生活を支援するロボットの開発も期待されているそうです。

人間の行動を理解するための技術はこうして作られているんですね。

【参考リンク】







Google、IBMと「Google Health」で提携

グーグル、IBMと「Google Health」で提携

 (2009/2/5、CNET Japan)

ユビキタスサービスを展開するGoogleが、IBMの新しいソフトウェア製品に関する契約を結んだ。

このソフトウェアはIBMが医療機器の相互接続を促進するContinua Health Allianceという団体の協力を得て開発した製品で、例えば糖尿病患者用の血糖値計測器といった健康管理機器の個人データを抽出し、そのデータを該当する患者の「Google Health」ファイルと直接的に共有する(同じくGoogle Healthを利用していれば患者の担当医と共有することも可能)。

Google Healthとは、健康記録をデータ化するサービスであるそうです。

今回のGoogleとIBMとの提携により、利用者は健康管理機器データへのアクセスがより簡単にできるようになるようです。

便利になりそうだなと感じる反面、少し不安にもなってしまいます。

このサービスは、日本にも上陸するのでしょうか。

上陸した際には、Street Viewのように論争を巻き起こしそうです。

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病気を治すよりも、病気を予防することに力を入れようという動きが進んでいる|ITで健康管理を目指す業界団体

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by Eduardo García Cruz(画像:Creative Commons)




病気を治すより、病気の予防に努めよう–ITでメタボ管理を目指す業界団体

(2009/2/3、CNET Japan)

体重計や血圧計、歩数計などをPCや携帯電話に接続し、インターネットを通じて健康管理ができるようになる–Continua Health Allianceはこうした世界を目指し、IT技術と健康管理機器の相互接続を可能にする標準規格の技術検討と設計ガイドラインを策定すべく、2006年6月に設立された業界団体だ。

パソコンや携帯電話で健康管理ができるようになることを目指しているそうです。

記事の中では、この団体のガイドラインに沿って開発に取り組んでいる企業が紹介されていました。

今回新しい製品などの開発に取り組んでいる企業は、インテル、エー・アンド・デイ、日本電信電話、NTTデータ、NTTドコモ、オムロンヘルスケア、シーエスアール、シャープ、タニタ、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの14社。

この活動に参加しているのは、名の知れた大企業で、新しい企業がないように感じるのですが、どうなのでしょうか。

私が考えるとするならば、1日の生活で必ず使うものでこのような健康管理ができればよいと考えます。

体重計・血圧計・歩数計は必ず使うものではないので、いまいちピンときません。

私が提案するとすれば、トイレではないでしょうか。

1日1回はトイレに座りますし、その際に体重・血圧・尿などからその日の健康状態をデータ化し、インターネット上で管理する。

そこで、明らかに異常があった場合に連絡があるというシステムを作れば、より簡単に健康管理ができると思うのですが、いかがでしょうか。

海外でも日本のトイレは人気だと聞いてますので、海外のセレブリティから火が付きそうな予感がするのですが。

Continua Health Allianceのエグゼクティブディレクター Chuck Parker氏は、「世界には、過剰体重の成人が10億人、慢性疾患の患者が8億6000万人、60歳以上の高齢者が6億人もいて、慢性疾患の医療費は全体の医療費の75%から85%にものぼっている」と指摘、「病気を治すよりも、病気を予防することに力を入れようという動きが進んでいる。

われわれの使命は、人々が健康をより効率的に管理できるようにすることだ」と述べた。

病気を治すよりも、病気にならないように予防することに力を入れるということには賛成です。

ただし、それには、高齢の方であっても簡単に利用することができるようにすることが必要だと思います。

現在の企業の力関係でこのような取り組みをせずに、もっとオープンにして意見を取り入れていってほしいと思います。







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ITによる健康管理市場、2015年には8000億円規模に|富士経済調査

Apple -  Watch Sport

by Yasunobu Ikeda(画像:Creative Commons)




ITによる健康管理市場、2015年には8000億円規模に、富士経済調査

(2008/11/6、ITpro)

富士経済の調査によると、IT(情報技術)や電子機器を使った健康管理事業の国内市場は2007年で1809億円規模。

2015年には約4.6倍の8249億円規模に達する。

とりわけ携帯電話や携帯音楽プレーヤーを使った健康管理サービスが成長し、市場規模は2007年の2億円から2015年には400億円に拡大する見込み。

富士経済の調査によれば、ITによる健康管理市場は、2015年には、2007年の約4.6倍の8000億円規模に達すると予測されています。

注目されているのは、ソフトバンクやNTTドコモ、KDDIによる携帯電話を使った健康管理サービスや携帯音楽プレーヤーによる健康管理サービスのようです。

当初、健康管理システム・サービスは企業の健康保険組合に向けて提案していました。

しかし、最近では、経営難により健保をやめるケースもあることから、今後は個人向け市場に力を入れていきそうです。







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