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【#母乳育児】母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えた|2015年度乳幼児栄養調査




【目次】

■【母乳育児】母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えた|2015年度乳幼児栄養調査

Breastfeeding (www.pusteblumenbaby.de)

by Maja(画像:Creative Commons)

「母乳で育てた」5割超 生後1・3カ月、厚労省調査

(2016/8/24、日本経済新聞)

厚生労働省が公表した「2015年度乳幼児栄養調査」によれば、母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月でともに5割を超えたそうで、5割を超えたのは、1985年度の調査開始以来初めてのことだったそうです。

■母乳育児のメリット

授乳に関する現状|厚生労働省

母乳育児には、1.乳児に最適な成分組成で少ない代謝負担、2.感染症の発症及び重症度の低下、3.母子関係の良好な形成、4.出産後の母体の回復の促進などの利点があげられる。

近年、母乳栄養とその後の健康への影響との関連を検討した研究では、母乳栄養児のほうが人工栄養時に比べ、肥満となるリスクが低い、収縮期血圧及び拡張期血圧ともにわずかに低いと推定されたが心血管疾患による死亡リスクの検討では有意な結果はみられていない、2型糖尿病の発症の検討では小児及び成人での糖尿病の発症リスクが低いという報告がみられている。

母乳育児による子どもへの健康の影響に関する知識が広まったことから、母乳のみまたは粉ミルクと母乳の併用で育てる割合が増えているのかもしれません。

母乳育児された子どもは行為障害が少ない、南ア研究

(2016/6/22、AFPBB)

1500人以上の子どもを対象に南アフリカで実施されたこの研究で、母乳育児の期間と、7歳から11歳までの子どもの行為障害の兆候との間に強い関連があることが分かったという。

 論文によると、世界保健機関(WHO)が奨励するように生後6か月間に母乳のみで育てられた子どもは、母乳育児が1か月未満だった子どもと比べ、行為障害が56%低かった。

生後6か月間に母乳のみで育てられた乳児は小学生になった時の行為障害が少ないとする論文が出されたそうです。

■授乳についての悩み

赤ちゃんに授乳するうえでの悩みは、「母乳が足りているかどうかがわからない」「母乳が不足気味」「授乳が負担」というものがありますが、お母さんたちにとっては母乳が出ないという悩みはつらいものがあると思います。

わたしが母乳育児を選んだわけ

(2014/1/5、foodisco)

母乳がでないです。そういうママさんいると思います。

私も実際そうだったんですよ。

最初の子供のときは1週間たっても一回にとれる母乳が20CCくらいで赤ちゃんには全然足りなかったです。

産院では記録を取るのですが、母乳が出ていない、子供の体重が減っていますと言われて、

お腹がすいている我が子にミルクを与えようかと何度も泣いたものです。

「母乳が足りているかどうかがわからない」「母乳が不足気味」と言葉にすると短いですが、おなかがすいているかもしれない赤ちゃんに対して母乳が出ていないお母さんにとっては涙が出てしまうほどつらいことのようです。

母乳を出す方法のアドバイスや授乳を楽にする方法などを様々な方法で解決していくことによって、もっとお母さんたちの不安が解消していくのではないでしょうか。

母乳育児推進の問題点――粉ミルクは本当に悪いのか!?

(2016/1/14、ハフィントンポスト)

日本でも医師、助産師、栄養士を中心に母乳育児に対する指導が加熱しています。その一方で、母乳育児推進には問題点も見られるようになってきました。

小児科専門医の森戸やすみさんによれば、母乳育児が推進される一方で、1.専門家が少なくデマが多いこと、2.情報提供が偏っていること、3.無理な完母にはリスクがあること、といった問題点もあるようです。

じつは「母乳育児成功のための10か条」の発表以降、母乳性高ナトリウム血症や低血糖脳症の報告が増えています(※6)。赤ちゃんが母乳の不足から、脱水や高ナトリウム血症になると、播種性血管内凝固症候群、脳浮腫、けいれん、腎不全、頭蓋内出血、血栓塞栓症などの致死的合併症が起こったり、神経学的後遺症が残ったりすることがあるのです。また、低血糖脳症になると、易刺激性や傾眠、無呼吸発作、低体温などの急性症状が生じたり、発達障害や皮質盲などの後遺症が残ったりすることもあります。

(※6)大橋敦他「日本小児科学会雑誌」2013 117(9)p1478-1482

母乳育児の良さをどんなに理解していても、すべてのお母さんが同じように母乳が出るわけではありません。

その日の体調によっても母乳が出ない日もあるでしょう。

母乳育児を過度にすすめることや粉ミルクのリスクを過剰に伝えてしまうことによって、母乳育児にこだわり過ぎてしまい、母乳が不足してしまい、赤ちゃんの健康に影響を与えるケースもあるようです。




■液体ミルク

Last bottle of formula

by Brian Hart(画像:Creative Commons)

液体ミルク、20年販売目標…五輪海外客に対応

(2017/2/2、読売新聞)

欧米では液体ミルクが普及しており、政府と都は「五輪観戦で来日する育児中の親のニーズは高い」(内閣府幹部)との認識で一致している。一方、業界内には設備投資による採算性などを理由に慎重論もある。

政府は、液体ミルクの国内販売について、2020年の東京五輪・パラリンピックで来日する海外客に対応するため、2020年の開始を目標とする方針なのだそうです。

なぜ海外で一般的になっている液体ミルクは普及しなかったのでしょうか?

日本産の液体ミルクはどのようなものになる? 粉ミルクメーカーに聞いてみた

(2016/11/22、マイナビニュース)

1.液体になる栄養成分の減りが早くなる

液体になると、成分の減りが粉に比べてさらに早くなってしまうので、その点を解決する技術が必要となってくるでしょう。

2.流通コストがかかる

粉に比べて流通コストがかかること、少子化が進んでいる中で、液体ミルクを作るための新しい設備にどれだけ投資できるのかという課題もあります。

3.長期保存を可能とする食品添加物が日本で使用できるかどうかわからない

液体ミルクの長期保存を可能にするために、海外で使われている食品添加物が日本で乳児用液体ミルクに使用できるかは分かりません。

4.日本では「ミルクは白い」という概念がある

常温保存が可能な液体ミルクを作るためには、ミルクに強い熱をかけて殺菌する必要があるのですが、そうすると、どうしても褐色に近い色になります。

乳児用液体ミルク、今夏にも解禁…災害備蓄に利用も

(2018/3/12、読売新聞)

液体ミルクは、欧米では広く普及しており、11年の東日本大震災や16年の熊本地震の際には緊急支援物資として届けられ、被災者に重宝された。こうした経験から、政府は、液体ミルクは日常の育児だけでなく、災害時にも有効とみて販売解禁を目指すことにした。

政府は、乳児用液体ミルクの国内販売を今夏にも解禁する方針で、育児負担の軽減や災害備蓄への利用につなげたいと思っているそうです。

厚生労働省が専門家部会で、液体ミルクの規格基準を新たに定める省令改正に向けて手続きを始める方針を示しています。

■まとめ

母乳育児の良さについてここまで紹介してきましたが、人によっては母乳で育てたくても育てることができない人がいることも事実です。

そうしたママたちにとってはこうした母乳育児の良さを伝えるニュースはストレスにもなってしまうかもしれません。

周りの人たちは母乳で育てたくても育てられないママたちがいるという現状を知ることで、より良い接し方ができるようになるのではないでしょうか。







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「ミルクで育つと排便少ない?」「母乳と人工乳でどちらがよく眠る?」スマホアプリのビッグデータ解析で子どもの成長、発達、生活習慣の実態を研究|国立成育医療研究センター




■「ミルクで育つと排便少ない?」「母乳と人工乳でどちらがよく眠る?」スマホアプリのビッグデータ解析で子どもの成長、発達、生活習慣の実態を研究

Feeding

by Joshua Ganderson(画像:Creative Commons)

スマートフォンアプリを使った子どもの成長・発達・生活習慣についてのビッグデータ解析研究

(2017/1/31、国立成育医療研究センタープレスリリース)

ユーザー17万人以上のスマートフォン育児メモアプリ『パパっと育児@赤ちゃん手帳』のビッグデータを使い、子どもの成長、発達、生活習慣の実態を明らかにする世界的に前例のない研究です。

国立成育医療研究センターは、スマホ育児メモアプリで集めた膨大な赤ちゃんに関するデータを解析し、子供の成長・発達に生活習慣がどのくらい関係をしているかを研究していくそうです。

具体的にどのようなことを研究するのでしょうか?

例えば、1か月児の排便回数は「3日に1回」という子もいれば「1日に6回」という子もいて、個人差が大きいことが知られています。排便回数は栄養方法(母乳主体か人工乳主体か)により影響を受け、時間的にも変化してゆくことが経験的に知られていますが、その詳しい実態は不明です。

例えば、赤ちゃんの排便回数に個人差が大きいそうですが、排便回数が栄養方法(母乳かミルクか)によって影響を受けているのかどうかについて調べるそうです。

そのほかの例も挙げられています。

  • 「寝る子は育つ」といわれますが、睡眠時間と背の伸び方に関係があるのか
  • 発達のはやさには男女差があるのか
  • 母乳と人工乳でどちらがよく眠るのか

このようにこれまで受け継がれてきた子育てに関する知識が実際本当なのかどうかが明らかになるので、意外なことがわかるかもしれませんね。







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AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|#富士通 #日本トイレ研究所

Airport diaper change

by Shane Adams(画像:Creative Commons)

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■AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|富士通・日本トイレ研究所

AIを活用した赤ちゃん便秘チェックの実証実験を開始

(2017/6/23、株式会社富士通九州システムサービス)

ファーストステップでは、保護者は、スマートフォンを利用して撮影した赤ちゃんの便の画像を、SNSシステムを通してニフティクラウドへ送信します。次に医師が便の画像データを確認し、便の健康状態を分類・登録、保護者は結果を確認します。

セカンドステップでは、ニフティクラウドに蓄積された便の画像データをもとにAIが便の状態の分類結果を医師に提案し、医師はそれをもとに分類を決定、保護者は結果を確認します。AIにより医師の負担は大幅に軽減されます。

富士通九州システムサービスは、NPO法人日本トイレ研究所と共同で、赤ちゃんの便秘チェックに関する実証実験を実施するそうです。

この背景には、赤ちゃんの時に便秘を発症することが多い傾向にあることが分かったことにあるそうです。

NPO法人日本トイレ研究所に寄せられた相談内容によると、0歳児に便秘を発症する赤ちゃんが多い傾向にあることがわかりました。

そこで、排便状態の悪化を防ぐためにも、赤ちゃんの便の画像を医師が確認し、その画像データを基にAIによるうんち分類を行ない、健康サポートを行なっていくことが目的なのだそうです。

「ミルクで育つと排便少ない?」「母乳と人工乳でどちらがよく眠る?」スマホアプリのビッグデータ解析で子どもの成長、発達、生活習慣の実態を研究|国立成育医療研究センターによれば、例えば、1か月児の排便回数は「3日に1回」という子もいれば「1日に6回」という子もいて、個人差が大きいことが知られており、排便回数は栄養方法(母乳かミルクか)により影響を受け、時間的にも変化してゆくことが経験的に知られていますが、その詳しい実態は不明であるため、国立成育医療研究センターは、スマホ育児メモアプリで集めた膨大な赤ちゃんに関するデータを解析し、子供の成長・発達に生活習慣がどのくらい関係をしているかを研究していくというニュースを以前紹介しました。

富士通と日本トイレ研究所の実験データと組み合わせると、よりよいデータとなるのではないでしょうか?




■まとめ

母乳なのに便秘するのはどうして?|花王メリーズ赤ちゃんの便秘:便秘に対処する|パンパースのように赤ちゃんの便秘で悩んでいるママ・パパからの相談が寄せられているようです。

今回の研究によって赤ちゃんの便を調べることで便秘など排便状態の悪化を防ぐことにより健康サポートを行なっていくというのはママ・パパの悩みを解消してくれるといいですね。

小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくり|厚生労働省によれば、厚生労働省は、小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくりを行なうそうですが、今回の研究も小児救急電話相談のためのデータとなるといいですね。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

→ 頑固な便秘を治す方法|食べ物・ツボ・生活習慣 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラとは|腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら




【関連記事】

若返り|ホンマでっかTV 5月25日




2011年5月25日放送のホンマでっかTVでは「若返りの裏常識」を紹介していました。

 

●産んで3日以内の母乳を飲むと10歳若返る効果がある!? (産経新聞)

母乳に含まれるアラキドン酸には、神経の伝達をスムーズにさせるというデータがあり、結果、母乳を飲むと脳が活性化すると考えられるそうです。

アラキドン酸は年をとるにつれて減っていくので、摂取すれば、年をとっても脳が若返る可能性があるそうです。

 

●母乳を飲むと内臓脂肪が燃焼する!?

ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認によれば、ライオンは、京都府立医科大学の西野輔翼教授、京都市立病院の吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院医学研究科の飯郷正明客員教授らと共同で行った臨床試験により、牛乳や母乳に含まれる「ラクトフェリン」が内臓脂肪を低減させる効果があることがわかったそうです。

●ラクトフェリンは、大腸のポリープを縮小させ、がん予防になる!?

母乳に含まれるラクトフェリンは、大腸のポリープを縮小させ、がん予防になるとも考えられるそうです。

大腸ポリープの成長抑制 牛乳に含有ラクトフェリン|47ニュース

牛乳などにわずかに含まれるタンパク質「ラクトフェリン」に、大腸ポリープの成長を抑える作用があるとする研究結果を、国立がんセンターがん予防・検診研究センターの神津隆弘室長と森永乳業がまとめた。

国立がんセンターと森永乳業の研究によれば、ラクトフェリンに大腸ポリープの成長を抑える作用があることがわかったそうです。

どのような仕組みでポリープが縮小しているかはこの研究ではわかっていないものの、ラクトフェリンを毎日3グラム摂取することにより、血中のラクトフェリン濃度が上昇し、免疫が増強していることを示すNK細胞の活性が上がっていたことから、ラクトフェリンとNK細胞の活性化に何らかの関連性があるのではないかという仮説が立てられます。

ラクトフェリン 免疫力維持、整腸作用も

(2016/3/27、毎日新聞)

大きく分けると(1)抗菌・抗ウイルス作用(2)免疫調節作用(3)脂質代謝改善作用(4)鉄分の吸収調節作用(貧血の改善)(5)腸内細菌の調節作用(6)歯周病の症状の改善作用(7)痛みの軽減など鎮痛作用(8)抗がん作用−−などとしている。

「日本ラクトフェリン学会」によれば、ラクトフェリンには、次のような機能性があるそうです。

※ただし、この結果には、動物実験の結果も含まれるため、科学的な証拠(エビデンス)のレベルが低いものも含まれているそうです。

●抗菌・抗ウイルス作用

抗菌・抗ウイルス作用では、細菌の細胞膜に作用することでたとえば、胃がんの危険因子といわれるピロリ菌を減らしたという研究結果もある。

ラクトフェリンが胃癌のリスク要因であるピロリ菌を減らしたという研究結果があるそうです。

ラクトフェリン|森永乳業

大腸菌やブドウ球菌、ピロリ菌などの病原菌や腐敗菌、いわゆる悪玉菌は、増殖する際に鉄を必要とします。ラクトフェリンは悪玉菌から鉄を奪いとり、生育を抑制します。

ラクトフェリンは、悪玉菌が増殖する際に必要とする鉄を奪い取ることで、生育を抑制するそうです。

●免疫調節作用

●脂質代謝改善作用

海外の研究では、血液中のラクトフェリン濃度が高い人ほど中性脂肪や血糖値が低いという報告もある。

ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認によれば、ライオンは、京都府立医科大学の西野輔翼教授、京都市立病院の吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院医学研究科の飯郷正明客員教授らと共同で行った臨床試験により、牛乳や母乳に含まれる「ラクトフェリン」が内臓脂肪を低減させる効果があることがわかったそうです。

●鉄分の吸収調節作用(貧血の改善)

●腸内細菌の調節作用

ラクトフェリンの摂取は乳児の腸内に多くいる善玉のビフィズス菌を増やす作用がある。

ラクトフェリンを摂取すると腸内のビフィズス菌を増やす作用があるそうです

つまり、腸内環境をよくする整腸作用があると考えられるそうです。

●歯周病の症状の改善作用

歯科医師らで組織した臨床ラクトフェリン研究会によると、歯茎のはれなど歯肉の炎症を改善する作用が報告されている。

確実なエビデンスにはなっていないものの、ラクトフェリンには歯茎の腫れなど歯肉の炎症を改善する作用があるそうです。

●痛みの軽減など鎮痛作用

ロタウイルスが引き起こす小児の胃腸炎で下痢や嘔吐(おうと)の症状が緩和された報告もある。

ラクトフェリンがロタウイルスによる胃腸炎で下痢や嘔吐の症状が緩和されたとする報告があるそうです。

●抗がん作用

●母乳は歯周病も治してくれる!?

※注意※母乳の成分を含むサプリメントも販売されているが、摂取しすぎるのは危険。

 

●母乳には未知の成分が含まれている!?

母乳は初乳から1年間くらいかけて成分変化する。

母乳で育てると栄養が良いため、IQが7%UPするというデータがある。

 

●頭が良くなると長生きする!?

長生きに関係する遺伝子の多くは知能に関係している。

長生きと頭の良さは遺伝子的に関連している(共進化してきた)。

一般知能が高い人が長生き。

 

●子どもの知能で祖父母の寿命が分かる!?

IQの遺伝性は80%。

IQの高い子どもを持つ祖父母は長寿の遺伝子を持つ可能性が高い。

知能とは、「勉強ができる」ではなく、反応が良い・勘が利くを指す。

 

●腐らないリンゴの美容液で若返る!?

海外セレブの間では、スイス産の4か月間腐らないリンゴから作られた美容液が流行中。

4ヶ月間腐らない理由とは、特殊な幹細胞で細胞を急速に再生するため、新鮮さを保つことができる。=若返り効果が期待される。

シワ・たるみを改善してくれる。

ミシェル・オバマ、ジェニファー・ロペスも愛用しているそうです。

 

●肌に穴を開けて若返り!?

剣山をすごく細かくしたようなCo2フラクショナルレーザーを当てると毛穴がきれいになったり、ニキビ跡がすごくキレイに治るそうです。

1センチ平方メートルあたり1000~1500くらいの細かい穴を皮膚に開ける

⇒治るときにコラーゲンが多く出る

個人差もあるが1回で15%の皮膚が入れ替わる。4,5回でワンクール。

シワ・シミにも良い。

 

●見た目が若いと実際に長生き!?

見た目が若いとポジティブになり、ホルモンにも良い影響を与えるかもしれない。

 

●直射日光は肌にとって百害あって一利無し!?

紫外線除去が肌の若々しさを保つ良い方法。

【関連記事】

 

●一生シミが嫌なら直射日光1日3分!?

スッピンなら直射日光浴びていい時間は3分。

 

●一生シミが嫌なら日傘で直射日光1日6分!?

SPF20の日焼け止め⇒1時間

SPF50の日焼け止め⇒2時間

日本では、母子手帳からも10年前から日光浴推奨の記載がなくなった。

 

●窓ガラスを通過する年中危険な紫外線!?

UVA波は1年中降り注ぐ上に、窓ガラスを通過する。

※UVB波は夏に多い。

シミの原因UVA波はヨーロッパより日本のほうが2倍多いと言われている。

UVA波は真皮まで届く。

UVA波を防ぐにはPA指標が高い日焼け止め(ツープラス、スリープラス)を使用する。

シミなどは、美白剤なども進化してきており、レーザーなどで除去することも可能。

【関連記事】

 

●オーストラリア一部の都市 皮膚ガン発症率は大阪の約100倍!?

 

●脳科学的に危険な若返りとは

光を浴びないで生活するとうつ的傾向になりやすい。

アンチエイジングからヘルスエイジングへ。

光がいけないというわけではなく、直射日光がいけない。

 

●ビタミン補充には15分木陰で魚を食べる!?

魚にはビタミンDがすごく多い。

ビタミンD合成のためなら木陰で15分くらいで良い。

 

●電気を点けて寝ると病気になり易い!?

光の刺激(視交叉上核にうけた光の刺激)によって体内時計が動く

⇒細胞が働き、新陳代謝が営まれる

体内時計を司るクロック遺伝子(時計遺伝子)

⇒代謝・ガン抑制にも関連

日中、光を浴び、徐々に暗くしていくと、クロックが切り替わり、睡眠の質が良くなる。

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●若返る為の秘薬がある!?

食べ物だったら、亜鉛系が良い。

【関連記事】

 

●カルニチン&αリポ酸が若返りの秘薬!?

最も良い組み合わせは、カルニチン&アルファリポ酸。

カルニチン&αリポ酸を与えた高齢ラットが若返った。

2002年以降否定される論文は発表されていない。

 

●若返るレタスが開発された!?

抗酸化作用・若返り効果があるチオレキシディンを大量に含むレタスがされた。

京都大学の研究によって開発され、今後市場に出る可能性もあるそうです。

マウスの実験で平均30%寿命が延びた。

 

●一日2食が一番太る!?

一食抜くというダイエットしている人は多いが、一日2食が一番太る。

 

●1日5食~6食が痩せ易い!?

一日2食だと吸収が高くなり、インシュリンが大量に出て、短命につながり、肥満になりやすい。

一日6食の場合は、食欲が抑えられ、食べる量も減り、吸収も減少する。

 

●毎日同じ時間の食事は太る!?

同じ時間に食事をすると直前にインシュリンが出て血糖値が下がる。

⇒お腹がすき、食べてしまう。

 

●午後3時24分が一番おやつを食べたくなる!?

毎日規則正しい時間帯に食事をすることが過食につながる。

毎日少しずつ時間をずらして食事をすると過食が抑えられる。

 

●空想で食べるだけで痩せられる!?

脳で満腹に食べることをイメージすると、食事の摂取量が減る。

●日本の20代女性は先進国で最も痩せている。

若いうちに過度なダイエットをすると、生理周期が無くなる恐れも。

 

●肥満と痩せは死亡率が同じ!?

BMI値と死亡率との関係を見ると、同じようなグラフになる。

肥満⇒心筋梗塞やがんリスクが上昇

ヤセ⇒呼吸器系の病気リスクが上昇

 

●ナッツを食べると長生きに効果的!?

ナッツを摂取すると、悪玉コレステロール中性脂肪値が下がる傾向がある。

ひと握り程度のナッツを食べる⇒過食が抑えられる

【関連記事】

 

●特にクルミが長生きに効果的!?

いろんなナッツの中で、クルミは、抗酸化作用が強い。

高齢者は噛むことによって脳が活性化する。

【関連記事】

 

●寝るだけで若返る枕カバー!!?

アメリカで若返る枕カバーが大人気。

海外では睡眠は美容にとって重要視されている。

若返る枕カバーの素材は、高級シルクで、アミノ酸とプロテインが入っている。

発売してまもなく100万枚売れたそうです。

寝ているときにできるシワがそのまま定着してしまう。

肌に良い枕を使うことがシワを防ぎ、若返りやすくなる。

 

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アンチエイジング@ホンマでっか!? TV いかがでした??Dr川田浩志のアンチエイジングワールド・リポート(2011/5/25)

見た目が若いほど実際に長生きする
→ 研究者:Christensen Kほか. 発表医学誌:BMJ 2009;339:b5262.

1日2食が一番ふとる/むしろ、もっと食事回数を増やした方がふとりにくい
→ 研究者:Metzner HLほか. 発表医学誌:Am J Clin Nutr. 1977;30(5):712-5

ナッツを食べるほうが むしろ悪玉コレステロールや中性脂肪が下がる
→ 研究者:Sabate Jほか. 発表医学誌:Arch Intern Med. 2010;170(9):821-827

やせている人とふとっている人の死亡リスクは同じ
→ 研究者:Prospective Studies Collaboration. 医学誌:Lancet 2009; 373: 1083–96