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猛暑の中でウォーキングする時、熱中症を防ぐには中高年は若い世代に比べて1.7倍の水分補給が必要

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■猛暑の中でウォーキングする時、熱中症を防ぐには中高年は若い世代に比べて1.7倍の水分補給が必要

Hydration Bottles

by Rubbermaid Products(画像:Creative Commons)

中高年は若者より水必要…猛暑ウオーキング

(2010/8/14、読売新聞)

猛暑の中でウオーキングする時、熱中症を防ぐには中高年は若い世代に比べて1・7倍の水分補給が必要なことが、滋賀県立大学の寄本明教授(運動生理学)の調査でわかった。

滋賀県立大学の寄本明教授によれば、中高年(40~79歳)は、若年(18~39歳)に比べて汗をかきやすく、熱中症を予防するためには、中高年は若者に比べ、1.7倍の水分補給が必要なのだそうです。

■熱中症対策(応急処置)

それでは、熱中症になったら、どうすればよいのでしょうか?

(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる

建物が近くにない場合には日陰で休ませましょう。

建物が近くにあればエアコンの効いた部屋で休ませましょう。

(2)首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡ることで、クールダウンします。

(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる

(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる

水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

(7)意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長によれば、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えるとよいそうです。

ただし、行う順番はつづりとは逆の順番で行なうそうです。

E(Emergency call:救急車を呼ぶ)

→R(Rest:涼しい場所に運んで安静にする)

→I(Icing:首筋、脇の下、脚の付け根など血管が皮膚に近い場所を冷やす)

→F(Fluid:水分補給)

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら







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海水浴を楽しむための健康面でのアドバイス




■海水浴を楽しむための健康面でのアドバイス

We are the beach boys

by Emran Kassim(画像:Creative Commons)

これから海水浴シーズンが本格化します。

政府広報オンラインで海の事故に合わないための健康面でのアドバイスがありましたので、ご紹介いたします。

こうして防ごう! 海の事故(政府広報オンライン)

健康状態が悪いときやお酒を飲んだときは泳がない

体調が優れないときや睡眠不足で疲れているときは、水泳や釣りなどは控えましょう。体に負担がかかり、事故につながる危険が高くなります。

体調が悪くなったとき、睡眠不足などで疲れているときは、海の中に入るのは避けたほうが良いようです。

■適度に水分を補給しましょう

適度に水分を補給し、日陰で休息するようにしましょう。

熱中症予防には水分補給が重要だということはご存じの方も多い方と思います。

熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

しかし、汗をかくと、水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

【関連記事】

熱中症・かくれ脱水|みんなの家庭の医学 7月17日

経口補水液は、スポーツ飲料に比べると、塩分が多く糖分が少ないために、味覚的にはあまり美味しくないのですが、経口補水液を飲んで美味しいと感じるときがあるそうです。

実はこういうときこそが、脱水症状の疑いがある、すなわち「かくれ脱水」だと考えられるそうです。

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お酒を飲んだら海に入らない

飲酒後や飲酒しながらの水泳や釣りも、事故につながりやすく危険ですので、絶対にやめましょう。

お酒を飲んでしまうと、判断力が低下すると考えられるので、飲んだ後は、海に入らないようにしましょう。

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風鈴の音を聴くと、本当に涼しくなるのか?




昨日と同じ?

by Konstantin Leonov(画像:Creative Commons)

みなさん、夏の暑さにバテていないでしょうか?

熱中症夏バテには気をつけてくださいね。

ところで、以前から気になっていたんですけど、なぜ風鈴の音を涼しさを感じるのでしょうか?

音を聞いただけで、体の体感温度が変わるというのはよくよく考えると大変不思議ですよね。

このことについて調べてみると、2012年6月9日放送の所さんの目がテン!で「風鈴の音を聴くと、本当に涼しくなるのか?(夏を涼しく(秘)エコ作戦」を調べていたようなので、ご紹介したいと思います。

「脳は、思い込みによって末梢神経の活動に変化を与えるため、体表面温度が下がったと考えられる」そうです。なんと、脳が風鈴の音を聴き、「涼しい」とイメージすることで、実際に体まで涼しい時と同じ状態になるというんです。

脳は思い込みによって末梢神経の活動に変化を与えることができるそうで、風鈴の音を聴いて、「涼しい」とイメージすることで、実際に涼しくなるそうです。

ただしこれは、「脳が涼しいとイメージできなければ、起こらない現象」だそうです。

番組では、日本に来て間もない風鈴を知らない外国人の方でも実験したところ、風鈴の音を聴いても涼しいとイメージできず、体表面温度が下がらなかったそうです。

また、日本人の実験でも20代の男性だけ体表面温度が下がらなかったそうですが、風鈴に馴染みがないことが関係していたかもしれないそうです。

思い込み・イメージすることで自分の体の体表面温度を下げることができるなんて、人間の体ってすごいですよね。







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犬の熱中症や肉球のやけどに注意|シーズー、チン、ペキニーズ、フレンチブルドッグなどが特に注意が必要

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■犬の熱中症や肉球のやけどに注意|シーズー、チン、ペキニーズ、フレンチブルドッグなどが特に注意が必要

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by localpups(画像:Creative Commons)

犬の熱中症 シーズー、チン、ペキニーズが要注意と獣医警告

(2011/8/7、NEWSポストセブン)

節電の夏、人間だけではなく、熱中症にかかるペットが急増しているという。

赤坂動物病院の柴内晶子副院長によると、

「うちの病院でいうと、今年は前年比2割増しくらいです。特に多いのは犬ですね。猫はもともと砂漠の動物ともいわれていて、暑さや渇きに強いのですが、犬は冷涼な地域の出身種が多く、暑さに弱いんです」。

犬の熱中症が増えているそうです。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

■なぜ犬が熱中症になりやすいのでしょうか?

「人間は、汗腺があって熱を放出できますが、犬の場合は口からハァハァと呼吸するか、四肢の肉球で汗を出すしかないので、非常に体温調節がしづらいんです。それに人間より体が地面に近いので、地面からの反射熱も受けやすくなります」(柴内副院長)

犬は口から熱を放出するか、肉球で汗を出すしか体温調節する方法がなく、また人間よりも身体が地面に近いため、地面からの放射熱も受けやすいために、熱中症になりやすいそうです。

■特に熱中症に気をつけたい犬の種類

特に熱中症にかかりやすいのは、短頭種といって鼻の短い犬種だという。

「気道が短かったり、曲がっているため、換気が難しくなりやすいんです。シーズー、チン、ペキニーズ、フレンチブルドッグなど、いま人気の犬種は要注意ですね」(柴内副院長)

鼻の短い犬種は、換気が難しいそうなので、特に注意してあげたいですね。

■年齢との関係

「犬の場合、5才を超えると人間でいう35才を過ぎた中年で、熱中症に限らず日々の健康管理が重要になります。ぐったりしていても、熱中症なのか持病なのかわからない場合は、早めに獣医師に相談してください。5才以上の犬は、年2回以上、健康診断を受けたほうがいいですね」

年をとると人間と同様、健康管理が重要になります。

■夏場のアスファルトによるやけどにも注意

また、地面の熱さには気をつけないといけない点がまだあります。

夏場のアスファルトは、昼間だと50度を超える熱さになる。地面に近いだけにその影響は大きく、そのまま歩かせると熱中症だけではなく、肉球を火傷する危険性も。

夏場のアスファルトやマンホールなどでやけどするといったことも聞いたことがあります。

十分にケアして散歩したいものです。

【追記(2015/8/11)】

熱中症、犬も注意を 外出時の車中、温度・日差し対策

(2015/8/8、朝日新聞)

■車での外出をするときに気を付けたいこと

車内温度を十分下げてから乗せ、エアコンの冷気が届くか、日差しが当たり過ぎないか、移動中もこまめに確かめよう。犬をケージに入れるのが安全のためには良いが、熱がこもることも。水入りのペットボトルを凍らせてタオルをまき、置くといい。保冷剤はかじって液体をなめてしまうこともあり、要注意だ。

犬は体温調節が苦手なため、暑さには要注意。

そのために犬の熱中症対策はしっかりと行っていただきたいものです。

手作りの簡易クーラーというアイデアもあるので検討してみてもいいかもしれません。

夏休み工作 ダイソーのクーラーボックスで簡易クーラー 作ってみた

ただ、凍らせても固まらないタイプの保冷剤にはエチレングリコールが入っています。遊んでいる間に噛んで中身が出るとエチレングリコールの甘い味に誘われて食べてしまい中毒をおこして死に至るそうです。

■注意のサイン

呼吸が荒く、よだれや目の充血があれば黄信号。びしょびしょにぬらしたバスタオルで体をくるみ、凍ったペットボトルを首やわきに当てて体を冷やしながら、すぐに病院へ向かおう。

  • 呼吸が荒い
  • よだれ
  • 目の充血

このようなサインが出たら、様子を見て体を冷やす対策をしながら、病院で診てもらいましょう。

愛犬との楽しい夏の思い出のためにも、対策はしっかりと行ってくださいね。

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【#熱中症】クールダウンには、脈拍のとれる位置を冷やすといい?

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■クールダウンには、脈拍のとれる位置を冷やすといい?

Dreams of summer

by martin.mutch(画像:Creative Commons)

夏のアチチな体にはクールダウンスポットを冷やすといいらしい

(2010/6/29、ライフハッカー)

■血管が皮膚に近い位置を冷やす

手首と首を冷やすのが全身のクールダウンにつながるのは、脈拍のとれる位置だからです。脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡るので、結果的に全身がクールダウンするそうです。

脈拍のとれる位置は、手首と首だけではありません(首元が最も冷却効果があるようですが)。肘の内側や膝の裏、足の甲、足首(くるぶしの近く)、太ももの付け根にもあります。クールダウンによくオデコを冷やしますが、皮膚に近い血管はコメカミと耳の間あたりにあるので、そこを冷やすほうが、より冷却効果が得られます。

<中略>

暑い中で運動している場合は、ぬらしたバンダナやタオルを、手首・肘・首などに巻く(保冷剤などを忍ばせておくと冷却の持続時間がアップ)と良いです。

効率よく体を冷やす方法が紹介されています。

ポイントは、血管が皮膚に近い位置を冷やすということ。

血管が皮膚に近い位置とは、脈拍のとれる位置なのだとか。

記事によれば、首、手首、肘の内側、膝の裏、足の甲、足首(くるぶしの近く)、太ももの付け根なのだそうです。

冷やす方法としては、濡れたタオルを先ほど紹介した部分に巻くのが良いようです。

試してみてくださいね。

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