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たばこが原因の医療費約1.5兆円 がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気|厚労省研究班推計




【目次】

■たばこが原因の医療費約1.5兆円 がん・脳卒中・心筋梗塞などの病気|厚労省研究班推計

morning smoke.

by Zachary Martin(画像:Creative Commons)

たばこで医療費1.5兆円 がんや脳卒中、厚労省研究班推計

(2018/1/15、共同通信)

05年度の推計と比べると、喫煙率の減少に伴い1千億円余り減少した。ただ受動喫煙に関しては、因果関係が判明した心筋梗塞や脳卒中の患者を新たに対象に加えた結果、医療費が倍以上の3千億円超に膨らんだ。

2016年度(平成28年度)の医療費は41.3兆円|診療報酬改定で薬価が引き下げられたことやジェネリック医薬品の使用割合が増えたことが医療費減少の要因健康保険組合の4分の1超が2025年度に解散危機を迎える試算ー健保連|改善するために必要な2つのプラン国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができることでは医療費負担の問題をこれまでにも取り上げてきましたが、厚生労働省の推計によれば、たばこが原因で2014年度に100万人以上ががんや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、1兆4900億円の医療が必要になり、国民医療費の3.7%を占めることがわかったそうです。

喫煙(医療費の支出・生産性の喪失)による経済損失は約155兆円|WHOで取り上げた世界保健機関(WHO)の報告書によれば、喫煙やたばこ類の使用によって、毎年700万人以上が亡くなっており、たばこによる経済的損失は1兆4000億ドル(約155兆円)に上るそうです。




■タバコを吸わない人が得をする仕組みを作ろう!

受動喫煙対策などタバコ・喫煙者に対する目はどんどん厳しくなっていく一方で、保険業界ではタバコを吸わない人には優遇される仕組みが取り入れられています。

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これまでは、喫煙者に対して厳しくしていく態度をしていましたが、「北風と太陽」の話のように、強い風をふき続けるとかえって禁煙したくなくなる人も出てくるかもしれませんので、これからは、喫煙者に対して厳しくするのではなく、タバコを吸わない人が得をする仕組みを作ることで、喫煙者の人が自然と禁煙したくなるという流れにした方がよいのではないでしょうか?







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#高橋メアリージュン さんの病気は子宮頸がんだった!現在は克服し、女性に子宮頸がん検診にいってほしいという思いで著書で告白!

子宮の入口近くにできるがんである「子宮頸がん」を高橋メアリージュンさんが著書で告白したことが話題になっています。




【目次】

■高橋メアリージュンさんの病気は子宮頸がんだった!現在は克服し、女性に子宮頸がん検診にいってほしいという思いで著書で告白!

Writing

by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)

高橋メアリージュン、子宮頸がん罹患していた 現在は克服、著書で初告白

(2018/1/17、ORICON)

高橋は2016年秋、少しだけ体調に異変を感じ近所の婦人科へ診察に行った際に「ひとつ安心の担保を手に入れよう」という気持ちで、子宮頸がん検査を受診。29歳の誕生日の11月8日に検査結果を聞きに行ったところ、医師から「検査の結果、がんが見つかりました」と告げられた。転移していれば「抗がん剤治療」もしくは「子宮摘出」を考えなければいけない。

高橋メアリージュンさんが、著書『Difficult? Yes. Impossible? …NO. わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』で、29歳の時に子宮頸がんに罹患し、現在は克服したことを告白しているそうです。

抗がん剤についてや子宮を摘出することへの葛藤を含め、自身の経験をきっかけに女性に子宮頸がん検診にいってほしいという思いで書いたそうです。

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■子宮頸がんとは?

#平愛梨 さんの子宮頸がん検診の受診結果は「異常なし」|「子宮頸がん」とはどんな病気?によれば、子宮頸がんとは子宮の入口近くにできるがんです。

子宮頸がんは早期に発見できれば治療負担も軽いのですが、子宮頸がんのほとんどが無症状であるため、検診が早期発見において重要な役割を果たしています。

早期発見して治療を行なえば、妊娠も出産も可能ということですので、20歳以上の方は、2年に一度定期的に子宮頸がん検診を受けてくださいね。




■子宮頸がん検診の現状

日本のがん検診受診率は上昇傾向にあるものの、欧米に比べて低い!?|平成28年国民生活基礎調査によれば、米国では子宮頸がん検診の場合、85.9%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では24.5%にとどまっているそうです。

以前と比べると子宮頸がん検診はアメリカでも日本でも増加傾向にあるのですが、それでも欧米と日本とでは検診受診率に大きな差があることがわかります。

<部位別死亡率>肝臓がんや胃がん大幅減少|子宮頸がんによる死亡率が高まっている原因とは?で紹介した厚生労働省のがん対策推進協議会がまとめた「がん対策推進基本計画」(2012〜16年度)の中間評価報告書にあるがん患者の部位別死亡率の推移によれば、子宮頸がんによる死亡率は増える見通しなのだそうです。

健康に対する意識が高まっているにもかかわらず、子宮頸がんによる死亡率が高まっているのには、何らかの原因があるのではないでしょうか。

●子宮頸がん検診へのハードルが高い

●「関心はあるが検診までは」と思っている人が多い

糖尿病の発見につながる血糖値への意識が低い!?で紹介した糖尿病診断アクセス革命事務局が30~60代の主婦300人を対象に行った「主婦の健診受診状況調査」によれば、自分の健康で心配なことについての質問では、乳がんや子宮がんなどの「女性特有の病気」が71.3%と、高い関心を示しています。

しかし、乳がんに9割関心、しかし乳がん検診を受けた人は約4割によれば、乳がんに対しては9割近くの女性が関心は持っていますが、乳がん検診を受けた人は約4割にとどまっているそうです。

仕事や子育てのために時間に追われてしまい、乳がん検診や子宮頸がん検診を受けてみたいけれども、その時間がないという人も多いのかもしれません。

子宮頸がん対策のための検診の重要性を呼びかけることや場合によっては子宮頸がんワクチンによる予防が必要になるかもしれません。

※子宮頸がんワクチンによる副作用・健康被害が出たことから、国が子宮頸がんワクチン接種の勧奨を中止して数年たちますが、この問題が解決しなければ子宮頸がんワクチンによるがん予防を積極的に推奨していくということも難しいですね。







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紫外線と目の病気(翼状片)|たけしの家庭の医学 7月20日

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2010年7月20日放送のたけしの家庭の医学では、「紫外線がもたらす意外な病気」を取り上げました。

今回取り上げた病気は、「翼状片」。

⇒ 翼状片 について詳しくはこちら。




■翼状片とは

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by Jacopo(画像:Creative Commons)

翼状片とは、目の角膜の部分が炎症を起こし、異常に増殖し、黒目にまで白目が侵入してくる目の病気です。

主に、充血や、乱視、ドライアイなどの症状を伴い、そのまま放置しておくと、徐々に白目の角膜の増殖が大きくなり、視力の低下を招いたり、最悪の場合、失明の恐れもあるそうです。

※現在、翼状片は50代以上のおよそ20人に1人が患っていると言われているそうです。

※紫外線の強い沖縄などでは、40代以上のおよそ30%がかかっていると推測されているそうです。

その大きな原因といわれるのが紫外線なのだそうです。

このブログでも何度か取り上げてきた「翼状片」ですが、これまで大々的に取り上げられたのは初めてではないでしょうか。

翼状片についてまとめてみます。

■翼状片の症状

充血

●乱視

ドライアイ

●視力低下

●最悪の場合は失明

■翼状片の原因

●紫外線

※紫外線は白内障のリスクになるとも考えられています。

■紫外線が目にどのような影響を与えるのか?

目が紫外線を浴びると、角膜の細胞の一部に細胞を破壊する活性酸素が発生。

それが原因で、角膜に炎症が起きます。

通常は、それを修復する機能が働き、元に戻るのですが、長い間紫外線を浴びるなど、目への刺激が続くと、修復が追い付かず炎症が慢性化。

詳しいメカニズムはまだ分かっていないそうですが、その結果、炎症を起こした細胞の性質が変化し、黒目の方へ徐々に移動。

黒目に白目の部分が覆いかぶさるようになってしまうそうです

こうなると完治するには、手術しかないそうです。

■紫外線が目に入りやすい時間は?

朝や夕方は目に紫外線が入りやすい時間。

■紫外線の影響で起きる代表的な3つの目の病気

1.翼状片

2.白内障

3.瞼裂斑(けんれつはん)

たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気。

たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもの。肉眼では良く見えない。

瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血・ドライアイなどの症状が出るそうです。

瞼裂斑は一度出来るとなくならないそうです。

今後は紫外線対策をして、進行しないようにすることが大事。

※紫外線をサングラスが9割カット、メガネも7割カットしてくれるそうです。

※マスカラ&まつ毛エクステは目に入る紫外線を20%カットしてくれるそうです。

■紫外線対策のためのサングラス選びのポイント

1.色

薄い色が良い。

濃い色のサングラスの場合、光が減少するため、瞳孔が開いてしまい、その開いた瞳孔を通して水晶体に紫外線が当たるようになるそうです。

2.形

レンズと顔の隙間が少ないほうが良いそうです。

■紫外線から肌を守る服選びのポイント

1.素材

ポリエステル

紫外線を吸収して、極めて弱い熱に変える

綿やナイロン等は紫外線をあまり吸収せず下に通すそうです。

ただ、どんな生地でも厚ければ紫外線を通しにくくなるそうです。

2.色

黒い服は紫外線を吸収するので、紫外線を通さない。







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芸能活動引退を発表した小室哲哉さんはストレスなどによる突発性難聴を患っていることを告白|耳鳴りや体調の悪さが引退の原因の一つ

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■芸能活動引退を発表した小室哲哉さんはストレスなどによる突発性難聴を患っていることを告白

Piano transition

by Jaro Larnos(画像:Creative Commons)

小室哲哉、釈明会見で引退発表 不倫疑惑報道受け「騒動のけじめとして決意」

(2018/1/19、スポーツ報知)

自身で書いてきたという文書を読みながら、2010年の詐欺事件から妻・KEIKOの病気、7年間の闘病、「女性というよりは女の子になった」「音楽にも興味がなくなってしまった」という現状などを振り返った。KEIKOとは「大人の女性に対してのコミュニケーションが日に日にできなくなっている」とし、「ちょっと疲れ果ててしまった。僕自身は恵まれた環境で、日々仕事が入ってきて幸せな日々が続いた。音楽に向かわなきゃいけない時間が増え、ずっとKEIKOのサポートすることは不可能になり、スタッフ、ご家族の方々たちの支援がないと不可能になってきた」と現状を報告。また、ストレスなどによる突発性難聴を患っていることも明かした。

不倫疑惑報道を受けて芸能活動引退を表明した小室哲哉さんは、ストレスなどによる突発性難聴を患っていることも明かしました。

→ 芸能活動引退の会見で小室哲哉さんが最後にメッセージを伝えた「高齢化社会」「介護の大変さ」「社会のストレス」についてみんなで考えてみよう! について詳しくはこちら

小室哲哉「人生60年、報道引き金に」/一問一答1

(2018/1/19、日刊スポーツ)

小室 (引退が頭に)もたげたのは耳鳴りが消えないから。音楽が作れないわけではないですが、体調が非常に悪くなった。(17年)8月ですね。一般的な定年だと…それくらいですね。

突発性難聴による耳鳴りや体調の悪さが引退の原因の一つになっているようです。

サカナクション山口一郎さん、「右耳聞こえない」2010年突発性難聴にによれば、突発性難聴は、突然耳鳴りやめまいの症状に見舞われる病気で、原因は不明ですが、ストレスや疲労、内耳の循環不全が疑われているそうです。

小室哲哉、謝罪会見で引退発表 不倫疑惑の責任感じ「僕なりのけじめとして決意しました」

(2018/1/19、ORICON)

「2017年の夏前、突発性難聴に近い状態になりまして、今も左の耳がほぼ聞こえないです。原因不明ですが、ストレスによるものだろうと診断されました」と告白。

小室哲哉さんはC型肝炎の治療を行なったり、KEIKOさんの介護があり、会見では自身の音楽のピークからすると下がったような、枯渇したような感覚などあったとおっしゃっていますから、そうした様々なことがストレスとなっているのかもしれません。







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英NHS、BabylonのAIテクノロジーを活用し、病気の症状について質問することができるAIチャットアプリの試験開始




■英NHS、BabylonのAIテクノロジーを活用し、病気の症状について質問することができるAIチャットアプリの試験開始

英NHS、BabylonのAIテクノロジーを活用し、病気の症状について質問することができるAIチャットアプリの試験開始
英NHS、BabylonのAIテクノロジーを活用し、病気の症状について質問することができるAIチャットアプリの試験開始

参考画像:Online Doctor Consultations & Advice – babylon|スクリーンショット

あなたの症状を診察するAIチャットアプリ:英NHSが試験開始

(2017/1/11、WIRED)

『フィナンシャル・タイムズ』の記事によると、このアプリのアルゴリズムは利用者の症状の「緊急性を判断」し、次の行動に関するアドヴァイスを与えるという。「BabylonのAIテクノロジーを使えば、人間よりも素早く、正確に、何十億という症状の組み合わせを理解することができます」とBabylonは説明している

<中略>

Babylonは2016年9月、「研究結果では、Babylonの『症状チェッカー』はトリアージを行う際に医師や看護師よりも優れた結果を出した」と発表した。

以前、FACEBOOKのチャットのやり取りから病気を探せる「症状チェッカーBOT」|MEDLEYでは、Facebook Messengerアプリに対応させ、自身の症状を入力することで該当する病気を調べられる「症状チェッカー」を紹介しましたが、英国営保健サービス(NHS、Natural Health Service)は、病気の症状について質問することができるAIチャットボットの試験を開始するそうです。

Babylon Health

【参考リンク】

『サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る』(著:スティーブ・ケース)では、第三の波(あらゆるモノのインターネット)によって、あらゆるモノ・ヒト・場所が接続可能となり、従来の基幹産業を変革していく中で、企業や政府とのパートナーシップが重要になると書かれています。

サードウェーブ 世界経済を変える「第三の波」が来る (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

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今回紹介したサービスもBabylonは英国営保健サービス(NHS、Natural Health Service)と一緒に取り組んで問題を解決しようとしています。

NHSとの新しい取り組みは、111サーヴィスにかかる負担の減少を目的としている。この電話サーヴィスは医療的な訓練を受けていないスタッフが担当することも多く、批判されることが増えている。

NHSへ連絡をする「111」サービスにおける人手不足やコストの問題をBabylonのAIテクノロジーを活用することで解決しようとしています。

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■まとめ

「症状チェッカーbot」がリリースされた後に、どんな使い心地か試してみましたが、普段Facebook Messengerをするような感覚で病気を検索できるというのはコミュニケーションアプリ世代の人たちにとっては親しみやすいのではないかなと思いました。

ただ、病気や症状を検索する際に気になっていることが一つあって、それは、ユーザー側が自身の不調を言語化できていないと、有効にその機能を使えないのではないかということです。

どんな部位で、どんな症状かを言葉にできていないというのは自身の経験でもよくあります。

そうしたあいまいな言葉を対面する医師にくみとってもらうことで正確な病気や症状を伝えることができるのですが、自分自身で症状を入力する場合には、どうしてもすでにその言葉が言語化できていないと上手く伝わりません。

この痛みは「ズキズキ」「ジンジン」?オノマトペと病名には一定の関係がある!?によれば、どのような痛みかを伝える手段として、「ズキズキ」「ジンジン」といったオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことがありますが、言語学を専門とする竹田晃子・元国立国語研究所特任助教と、痛みの臨床研究で知られる小川節郎・日本大学総合科学研究所教授の研究によれば、このオノマトペと実際診断された病名には一定の関係があることがわかったそうです。

例えば、体の痛みも、子音や母音の違いで感覚的に区別して表現しているそうです。

こうした感覚的に区別して表現しているオノマトペを活用できれば、より正確な治療ができるようになるのではないでしょうか。

また、身体の部位であったり、痛みであったり、というのはその土地・地域の方言で伝えたほうが患者さん自身も伝えやすいはずです。

ただでさえ、感覚的な痛みを伝えるのは難しいのですから、それを標準語に直すとなると、正確に伝えるのはさらに難しくなります。

そこで、AIチャットボットのようなシステムに、オノマトペや方言などが組み合わさることができれば、医療を補助するシステムとしてより活用できるのではないでしょうか。







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