> 健康・美容チェック > 目の病気 > 紫外線と目の病気 > 翼状片 > 紫外線と目の病気(翼状片)|たけしの家庭の医学 7月20日
2010年7月20日放送のたけしの家庭の医学では、「紫外線がもたらす意外な病気」を取り上げました。
今回取り上げた病気は、「翼状片」。
⇒ 翼状片 について詳しくはこちら。
■翼状片とは
by Jacopo(画像:Creative Commons)
翼状片とは、目の角膜の部分が炎症を起こし、異常に増殖し、黒目にまで白目が侵入してくる目の病気です。
主に、充血や、乱視、ドライアイなどの症状を伴い、そのまま放置しておくと、徐々に白目の角膜の増殖が大きくなり、視力の低下を招いたり、最悪の場合、失明の恐れもあるそうです。
※現在、翼状片は50代以上のおよそ20人に1人が患っていると言われているそうです。
※紫外線の強い沖縄などでは、40代以上のおよそ30%がかかっていると推測されているそうです。
その大きな原因といわれるのが紫外線なのだそうです。
このブログでも何度か取り上げてきた「翼状片」ですが、これまで大々的に取り上げられたのは初めてではないでしょうか。
翼状片についてまとめてみます。
■翼状片の症状
●充血
●乱視
●視力低下
●最悪の場合は失明
■翼状片の原因
●紫外線
※紫外線は白内障のリスクになるとも考えられています。
■紫外線が目にどのような影響を与えるのか?
目が紫外線を浴びると、角膜の細胞の一部に細胞を破壊する活性酸素が発生。
それが原因で、角膜に炎症が起きます。
通常は、それを修復する機能が働き、元に戻るのですが、長い間紫外線を浴びるなど、目への刺激が続くと、修復が追い付かず炎症が慢性化。
詳しいメカニズムはまだ分かっていないそうですが、その結果、炎症を起こした細胞の性質が変化し、黒目の方へ徐々に移動。
黒目に白目の部分が覆いかぶさるようになってしまうそうです
こうなると完治するには、手術しかないそうです。
■紫外線が目に入りやすい時間は?
朝や夕方は目に紫外線が入りやすい時間。
■紫外線の影響で起きる代表的な3つの目の病気
1.翼状片
2.白内障
たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気。
たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもの。肉眼では良く見えない。
瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血・ドライアイなどの症状が出るそうです。
瞼裂斑は一度出来るとなくならないそうです。
今後は紫外線対策をして、進行しないようにすることが大事。
※紫外線をサングラスが9割カット、メガネも7割カットしてくれるそうです。
※マスカラ&まつ毛エクステは目に入る紫外線を20%カットしてくれるそうです。
■紫外線対策のためのサングラス選びのポイント
1.色
薄い色が良い。
濃い色のサングラスの場合、光が減少するため、瞳孔が開いてしまい、その開いた瞳孔を通して水晶体に紫外線が当たるようになるそうです。
2.形
レンズと顔の隙間が少ないほうが良いそうです。
■紫外線から肌を守る服選びのポイント
1.素材
ポリエステル
紫外線を吸収して、極めて弱い熱に変える
綿やナイロン等は紫外線をあまり吸収せず下に通すそうです。
ただ、どんな生地でも厚ければ紫外線を通しにくくなるそうです。
2.色
黒い服は紫外線を吸収するので、紫外線を通さない。
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