ある研究によれば、認知症になる人は、認知症と診断される10年前までにBMIとウエスト周囲径が急速に低下したこと、またHDL(善玉コレステロール)は高くなった後、認知症前の4年間でわずかに低下しました。
さらに、追跡期間中、血圧と中性脂肪(トリグリセリド)値が低下し、LDLコレステロール値と総コレステロール値が上昇したことが示されました。
これらの知見は、体重減少が認知症リスクの増加と関連していること、および認知症の早期指標である可能性があることを示した以前の研究に追加され、拡張するものである。
These findings add to and extend previous work that has shown that weight loss is associated with increased dementia risk6-8,17 and that it may be an early indicator of dementia.
12の危険因子を知って認知症を予防しよう!では、肥満が認知症のリスク要因として紹介しましたが、体重減少が認知症リスクの増加と関連があり、また早期のサインである可能性もあるようですね。
また、HDLが低下することは、中性脂肪値が低下していることとも関連して、認知症の進行に伴う身体活動や食物摂取量の減少、不適切な食事と栄養状態の低下を反映している可能性があるようです。
この研究を参考にすれば、これらの変化が認知症を予測するサインになるかもしれません。
→ 認知症の症状・改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら
〇オメガ3
魚介類・オメガ3の摂取量が多いと認知症リスクが低下によれば、魚介類の摂取量が多いほど認知症のリスク低下がみられたそうです。
魚介類の摂取量が多いほど認知症のリスクが低かったのは、DHA、EPA、DPAの摂取量が多い場合にも、認知症のリスク低下と関連がみられたことから、オメガ3が認知症リスクの低下に役立っているのではないかと考えられます。
→ オメガ3脂肪酸の効果・効能・食べ物 について詳しくはこちら
〇EPA
【ガッテン】善玉コレステロールの吸う力をアップする方法!EPAを含む青魚(サバ缶)!ナッツ&緑茶!ウォーキング!によれば、善玉コレステロールの量が重要ではなく、HDLが細胞に過剰に蓄積したコレステロールを引き抜く能力(コレステロール引き込み能・コレステロール取り込み能)が重要だと考えられているそうです。
善玉コレステロールの吸う力をアップする方法としては、EPAを豊富に含む青魚(サバ缶)、ナッツ&緑茶、一日30分のウォーキングを紹介しました。
→ EPAの効果・効能 について詳しくはこちら

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【参考リンク】
- Wu Z, Cribb L, Wolfe R, et al. Cardiometabolic Trajectories Preceding Dementia in Community-Dwelling Older Individuals. JAMA Netw Open. 2025;8(2):e2458591. doi:10.1001/jamanetworkopen.2024.58591
- Lai HTM, Chang K, Sharabiani MTA, et al. Twenty-year trajectories of cardio-metabolic factors among people with type 2 diabetes by dementia status in England: a retrospective cohort study. Eur J Epidemiol. 2023;38(7):733-744. doi:10.1007/s10654-023-00977-7
- Wagner M, Helmer C, Tzourio C, Berr C, Proust-Lima C, Samieri C. Evaluation of the concurrent trajectories of cardiometabolic risk factors in the 14 years before dementia. JAMA Psychiatry. 2018;75(10):1033-1042. doi:10.1001/jamapsychiatry.2018.2004
- Singh-Manoux A, Dugravot A, Shipley M, et al. Obesity trajectories and risk of dementia: 28 years of follow-up in the Whitehall II study. Alzheimers Dement. 2018;14(2):178-186. doi:10.1016/j.jalz.2017.06.2637
- Buchman AS, Wilson RS, Bienias JL, Shah RC, Evans DA, Bennett DA. Change in body mass index and risk of incident Alzheimer disease. Neurology. 2005;65(6):892-897. doi:10.1212/01.wnl.0000176061.33817.90
「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」
この街を初めて訪れた方へ
この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。
この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。
ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。
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▶ 料理から見る健康
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