脳卒中(脳梗塞)・心筋梗塞が起こりやすい時間帯は「朝から午前中」。その理由とは?


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【目次】




■脳卒中(脳梗塞)・心筋梗塞が起こりやすい時間帯は「朝から午前中」。その理由とは?

なぜ朝から午前中にかけての時間帯が脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすいのでしょうか?

脳梗塞・心筋梗塞が起こりやすい季節・時間帯はいつ?|PDF

(2012/10、いきいきらいふ)

朝起きると、活動するために身体は交感神経を活発にします。

交感神経が活発になると、血圧が上がり、心拍数が上がります。

血圧が上がることと脳卒中の関係については、以前「いきいきらいふ」に掲載したことがありますが、そこに、最近では、血液の
塊を溶けにくくする物質が午前中に多くなることが分かってきているのです。

つまり、午前中は血液が固まりやすい時間帯とも言いかえることができます。

朝から午前中の時間帯が脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすい理由は2つ。

1.血圧が上がり、心拍数が上がるため

2.午前中は血液が固まりやすいため

そのため、朝からはあまり無理することのないように注意しましょう。




■高血圧と脳梗塞や心筋梗塞の関係

Early in the morning

by Jae C.(画像:Creative Commons)

1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大で紹介した自治医科大学の研究によれば、高血圧と診断された人で、睡眠時間と心血管疾患の発症頻度を観察したところ、睡眠時間が短いと心臓病が発症しやすい傾向にあるようです。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害がある患者は、頚動脈の内壁が分厚くなって血管が狭まっており、動脈硬化を進行させるリスクが高まっていることも明らかになっているそうです。

大阪市立大学の稲葉教授らはこれまでの研究で、糖尿病患者の睡眠障害が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす早朝の高血圧や血糖値の上昇などにつながることも突き止めているそうです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は夜間高血圧や早朝高血圧である可能性があり、これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向にあるそうです。

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を行なうと、ナースコールの回数が減る!?で紹介したトーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

高血圧と診断された人はもちろん、高血圧と診断されなかった人の中には早朝高血圧や夜間高血圧などの隠れ高血圧の人もいることから、心血管疾患リスクを下げるためにも、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことが必要なのかもしれません。

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