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熱ショックタンパク質(ヒートショックプロテイン)の効果|体温アップする方法・温め健康法の注意点|#ためしてガッテン

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2011年5月11日放送のためしてガッテンでは、「大検証!体温アップで超健康の真実」を取り上げました。




【目次】

■体温を1~2度上げれば・・・

体温め健康法の本の帯などに書かれているのは、体を温めると病気が治る、免疫力アップ、がん細胞消滅、インフルエンザ予防、美肌になる、アトピー改善、体温1度上昇で免疫力5倍、便秘解消、うつが治る、ダイエット効果、アンチエイジングなどです。

■HSP(ヒートショックプロテイン・熱ショックたんぱく質)

熱ショックタンパク質は、ほぼすべての細胞に存在し、体温上昇で増えるそうです。

熱ショックタンパク質は、細胞を強化する働きがあるそうです。

札幌医科大学鳥越俊彦教授によれば、熱ショックたんぱく質が免疫機能の制御に重要な役割を果たしているということが分かってきたそうです。

試験管レベルでは、35度のT細胞と39度まで温めたT細胞を比較すると、ヒートショックプロテインは2倍以上に増え、12時間の間にやっつけたガンの割合は14%と44%となったそうです。

熱ショックタンパク質は一定以上の温度変化により増えるそうです。

かぜなどで発熱している時も熱ショックタンパク質は増えるそうです。

■熱ショックタンパク質はどうやって細胞を強化しているの?

熱ショックタンパク質は細胞のタンパク質を修復して強化してくれるそうです。

細胞は、圧力・精神的ストレス・放射線・紫外線・熱・pH・活性酸素などで傷ついています。

■体温を1~2度上げるにはどうしたら良いか?

bathe

by Bea Serendipity(画像:Creative Commons)

番組スタッフの実験によれば、36.2度の女性が38度まで体温を上げるのにかかった時間は、40分だったそうです。

人間は恒温動物なので、体温を一定に保つシステムを持っています。

変温動物とは違い、体温が急激に上がらないように身体が戦っているわけです。

しかし、ある一定の段階を超えると、体温は上がりだします。

そのポイントは汗です。

汗は気化熱で体温を下げるので、水滴状態では効率が大幅にダウンします。

玉のような汗が出ているのは、体温調整の限界といえます。




■温め健康法の注意点

中山健夫教授(京都大学)

「HSPは理論的には事実。ただ人間に効果があるかどうか慎重に検証する必要がある。」

体温をむやみにあげると

  • 「のぼせ」でふらつく。
    のぼせると転倒事故につながることも。高齢者の方は長湯し過ぎに注意。
  • 血栓ができやすくなる
    高温(42度~)で長湯した場合
    熱い湯で体温を2度以上あげると、血小板に偽足(血小板の形が変わり、脚のように飛び出した形になり、ひっかかりやすくなる)ができ、詰まりやすくなる。
  • 熱中症
    高齢者や子どもは体温調整がうまくいかない時があるので要注意。

のおそれがあるそうです。

■和温療法とは

鹿児島大学医学部 鄭忠和教授

「心臓の筋肉にかなりのダメージが来てもう元に戻らない患者さんもいるんです。」

慢性心不全の人の心臓を見ると健康な人の心臓に比べて動きが小さい。

血液循環が滞ってしまい、症状が重くなると、心臓移植が必要になることも。

しかし、和温療法を継続することで日常生活を普通にできるそうです。

【和温療法の方法】

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

和温療法の目的は心臓の完治ではなく、血流を良くして症状を改善すること

血管若返り=血管が柔らかくなること

血管が硬くなると、高血圧になり、心筋梗塞や脳梗塞の危険があるそうです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

●血管が若返る仕組み

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

■和温療法と同じ+1℃はお風呂では何分くらいかかる?

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半、

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

体温を上げる方法 についてはこちら







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脂肪肝の改善・NASH(ナッシュ)|お酒を飲まないのに、なぜ肝臓が悪くなってしまうのか?|#たけしの家庭の医学

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2010年12月14日放送のたけしのみんなの家庭の医学では、「脂肪肝・NASH」を取り上げました。

今回のケースで出てきた肝臓の病気は、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)。

NASHは、非アルコール性とあるように、アルコールなしで発症する肝炎のことをいいます。

NASHは、実は肝硬変や肝臓がんにもなる恐れのある怖い病気です。

推定患者は200万人なのだそうです。




■お酒を飲まないのにもかかわらず、なぜ肝臓が悪くなってしまうのか?

Wonder

by Eric Ward(画像:Creative Commons)

NASHの原因は、カロリーオーバーな食事。

通常、体内に取り入れられた脂肪は、肝臓の中で身体が利用できるエネルギー源として変化。

全身に送り出されます。

しかし、カロリーオーバーの食生活で内臓脂肪が溜まると、そこから常に、大量の脂肪が肝臓へと供給されることに…。

すると、余った脂肪が肝細胞の中に溜まってしまいます。

これが、「脂肪肝」。

こうなった肝臓は、溜り続ける脂肪を燃やそうと奮闘するのですが、その過程で、不完全燃焼から有害な活性酸素が発生。

肝臓の細胞を攻撃し、炎症を引き起こしてしまうのです。

カロリーオーバーの食事が原因で内臓脂肪がたまると、肝臓に溜まってしまい、脂肪肝になってしまうのです。

また、NASHは、閉経による内臓脂肪の増加によって、40代以降の女性に増えているそうです。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら

閉経前の女性は、卵巣からエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンを分泌。

その働きの1つが、出産に備え、脂肪を皮下脂肪の形で貯蔵しておくというもの。

そのため閉経を迎え、エストロゲンの分泌が減少すると、皮下脂肪として蓄えられていた脂肪が、血液中に放出され、内臓脂肪に移行すると考えられているのです。

アルコールを飲んでいないからといって脂肪肝にならないというわけではありませんので、ぜひ食生活に気をつけてくださいね。

 

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはコチラ

脂肪肝の改善方法 について詳しくはコチラ







肝臓関連ワード

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直腸性便秘解消法|治し方(食べ物)・原因|#ためしてガッテン(#NHK)

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2010年4月21日放送のためしてガッテン(NHK)では、「頑固な便秘が治った!腸スッキリ最新対策術」を取り上げました。




【目次】

■直腸性便秘とは

in the crapper

by Erica Kline(画像:Creative Commons)

今回取り上げたのは、「直腸性便秘」

【直腸性便秘と普通の便秘の見分け方】

  • 残便感が続く
  • 強く息んでも出にくい
  • トイレの回数は普通もしくは多い

直腸性便秘の原因の一つに、「骨盤底筋(こつばんていきん)」という筋肉があるそうです。

骨盤底筋とは、骨盤の底で膀胱や子宮、直腸などが下がらないように骨盤から支えている筋肉群なのだそうです。

この骨盤底筋が弱くなると、頻尿や尿もれの原因ともなるそうですが、この骨盤底筋が便秘の原因ともなるそうです。

人間は、便を出すときに、無意識に骨盤底筋を緩めているそうです。

骨盤底筋が緩むことにより、肛門と直腸の角度が真っ直ぐになり、肛門が緩み、便がスムーズに排出されるようになっているそうです。

しかし、直腸性便秘の場合は、逆に骨盤底筋が緊張してしまい、便が出なくなってしまうのだそうです。

この直腸性便秘の場合、便秘解消法としてよく聞く、便のかさを増やす「不溶性食物繊維」や、大腸の働きを活発にする便秘薬は、かえって直腸の負担を増やしてしまい、症状を悪化させてしまう場合があるそうです。




■便秘解消に役立つ食べ物とは?

便秘解消に役立つ食べ物とは、意外や意外「ごはん」なのだそうです。

超意外!効果バツグンのあの食べ物 – ためしてガッテン(NHK)

2007年に発表された論文で、私たちの超身近な食べ物に便秘の予防効果があることが示されました。

それはなんと「ご飯」

4000人近い日本人女性の食生活を調べたところ、ご飯の摂取量が少ないグループ(中央値79グラム)に比べておよそ3倍多いグループ(251グラム)では便秘の割合が4割も少なかったんです。

ごはんの摂取量が少ない人に比べて、3倍ほど多く摂取するグループでは、便秘の割合が4割も少なかったそうです。

なぜ、ごはんが便秘解消に効果があるのでしょうか。

便秘の人の大腸では、便の水分が少なく硬くなっていることが出しにくさの原因の一つです。

便秘解消法として水分を摂取する事がすすめられていますが、水分をそのまま摂取しても多くは胃や小腸で吸収され、大腸まで到達しません。

一方、ご飯は消化されつつも水分を保持したまま大腸に至り、便を軟らかくする効果があると考えられています。

水分をとることが便秘解消方法のひとつとして言われていますが、水分の多くは、途中で吸収されてしまい、大腸まで到達しないそうです。

ご飯の場合は、水分を持ったまま大腸まで到達するので、便の水分が少なく硬くなっている場合の便秘の解消に役立つと考えられるようです。

■直腸性便秘を予防する方法

1.前傾姿勢にする

前傾姿勢にすることで、便がスムーズに直腸に送られます。

2.腹筋だけに力を入れる

お腹の横の筋肉(せきをしたときに動く筋肉)に力を入れる。

3.かかとを上げる

かかとの上げる角度は20度。腹筋の力を腸にかけやすくなるそうです。

※大事なことは強く息まずに出せるようになること。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

→ 頑固な便秘を治す方法|食べ物・ツボ・生活習慣 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラとは|腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら

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【林修の今でしょ講座】内臓脂肪を落とし、アディポネクチンを出して、痩せ体質になる!

健康・美容チェック > 内臓脂肪 > アディポネクチン > 内臓脂肪を落とし、アディポネクチンを出して、痩せ体質になる|林修の今でしょ講座

2015年7月21日放送の林修の今でしょ講座のテーマは「名医が教えるダイエットの新説講座」でした。




■内臓脂肪を落として、最強のホルモンが出して、痩せ体質になる

Woman Running, Jogging - Out for a Jog

by Foodfacts pm(画像:Creative Commons)

最強のホルモンとは、「アディポネクチン」。

アディポネクチンは、中性脂肪の燃焼を助けるホルモンで、内臓脂肪が少ないほど分泌量が増えるそうです。

反対に、メタボリックシンドロームが進行する=内臓脂肪が増えると、アディポネクチンは減少してしまいます。(アディポネクチンの健康効果|中性脂肪を減らす・メタボリックシンドロームの改善・高血圧予防

→ アディポネクチン について詳しくはこちら

→ 「メタボリックシンドローム」を初めてTVで紹介した専門医が開発した長寿ホルモン「アディポネクチン」のサプリメント について詳しくはこちら

ちなみに、内臓脂肪は溜まりやすい一方、落ちやすい性質があります。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら

→ 中性脂肪を下げる食事・運動・サプリメント について詳しくはこちら







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【参考記事】
続きを読む 【林修の今でしょ講座】内臓脂肪を落とし、アディポネクチンを出して、痩せ体質になる!

大腰筋チェック・エクササイズ|高齢者の衰えた筋肉を若返らせるには、遅筋・速筋を鍛える・大腰筋を鍛える|#たけしの家庭の医学

2009年9月22日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学のテーマは、『家庭でデキる身体年齢若返りプロジェクト』でした。

血管・内臓・筋肉・歯とそれぞれを若返らせるプロジェクトを紹介していました。




1.遅筋・速筋の両方を鍛える

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by Fit Approach(画像:Creative Commons)

高齢者の衰えた筋肉を若返らせる運動のポイントは、「ウォーキング」と「筋力トレーニング」の両方を毎日行っていること。

筋肉は、「遅筋(持久力を維持する筋肉)」と「速筋(瞬発力のもとになる筋肉)」という2種類の筋肉から成っています。

筋肉をバランスよく強化するためには、遅筋・速筋の両方を鍛えていく必要があります。

そこで、ウォーキングによって「遅筋」を、筋力トレーニングで「速筋」を鍛えることで、筋肉をバランスよく強化することができるのです。

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2.大腰筋を鍛える

大腰筋は、背骨と太ももの大腿骨をつなぐ筋肉で、「歩く」、「走る」といった基本的な動作に関わっており、大腰筋を鍛えることは、歩く能力の維持や転倒防止につながります。

踏み台昇降運動は大腰筋を効率的に鍛えられる運動ですのでおすすめ。

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※トレーニングは続けることが大事であり、分けて行ってもよいそうです。

【大腰筋チェック】

大腰筋年齢が実年齢より若いかチェック。

■上体起こし

  • あおむけになり、足を肩幅に開く。このとき両膝を90度に曲げる
  • 両腕を胸の前で交差させる
  • 足をしっかり固定する。

1.上半身を肘と両ももが触れるまで起こす

2.肩がしっかりと床につくまで戻す

3.30秒間で何回できるかチェックします。

【大腰筋を鍛えるエクササイズ】

●らくらく開脚

腿の内側に手をそえ、足をゆっくり開き、また元に戻します。

足を戻す時に添えた手で軽く抵抗を加える。

左右10回ずつが目安。

※大腰筋を強化し、股関節を柔らかくする運動。

■大腰筋年齢が実年齢より若い方

椅子の両端をつかみ、両膝をゆっくりと胸に引き付ける。

背もたれによりかからないようにする。

●らくらくモモ上げ

軽く椅子に腰かけ、椅子をつかみ、片膝をゆっくり胸に引き付け、元に戻します。

左右10回ずつが目安。

※大腰筋と腹筋を強化する運動。

■大腰筋年齢が実年齢より若い方

片手を椅子に置きモモをゆっくりあげる。

モモと床が平行になるようにあげる。
 
●らくらくスクワット

椅子の背に手を置き肩幅の広さに足を開く。

つま先はまっすぐまたは外側に向ける。

腰かけるようにお尻を突き出し浅めに膝を曲げる。

膝がつま先より前に出ないようにする。

10回が目安。

大腰筋・太腿・お尻が鍛えられる運動。

■大腰筋年齢が実年齢より若い方

膝を曲げる角度を深くする。