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■平昌オリンピックのカーリング女子の「もぐもぐタイム」が話題!|なぜ「おやつタイム」が必要なの?🍌
by Chase N.(画像:Creative Commons)
カーリング女子の「おやつタイム」が話題 バナナ、チョコをほお張ってきた彼女たちが次に食べるものとは?
(2018/2/19、ハフィントンポスト)
カーリングは「氷上のチェス」とも呼ばれ、相手の作戦をいかに読むかの頭脳戦。長丁場の試合時間とあいまって、選手らの心身の消耗は激しいため、5エンドの終わりにハーフタイムを設定。選手らは水分や糖分を補給して体力を回復しつつ、作戦を話し合う。
サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)によれば、サッカーでは60分から70分で蓄えられたエネルギーはなくなるため、ハーフタイムに炭水化物の量を増やしたドリンクで補給しているのですが、カーリングの競技時間は2時間半ほどかかり、心身の疲れがあるため、ハーフタイムが設けられており、その際に水分や糖分を補給することで体力回復や作戦の話し合いを行なっているそうです。
錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)によれば、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、運動で空になった糖質と、筋肉の材料となるたんぱく質をいかに素早く摂取できるかという点にあるそうです。
そして、特に気を付けたのが、運動直後の栄養補給。
身体に備わっている回復力が最も発揮されるこのタイミングで、十分な糖質とタンパク質を取れていれば確実な回復ができますが、そうでなければ回復できる幅が狭くなってしまうそうです。
マンチェスター・シティでは血液検査をして選手に食品のアドバイスや栄養ドリンクを準備しているによれば、マンチェスター・シティでは、血液検査を行なって、必要な食品のアドバイスを行ったり、選手一人ひとりに合わせて作られた栄養ドリンクを用意しているそうです。
「練習・試合における栄養補給」はパフォーマンスを維持する・高めるだけでなく、ケガをしづらい体を作るためにも重要であり、そのスタンダードができつつあるそうです。
■おやつ(間食)とダイエットの関係
by Ralph Daily(画像:Creative Commons)
スイーツ好きほどスリム?|お菓子をよく食べる人ほど、ウエストが細く、体重も軽いで紹介したダイエットにはスイーツは禁物というようなイメージがありますが、ルイジアナ州立大学農業センター研究員のキャロル・オニール氏の調査によれば、スイーツをよく食べる人ほど、スリムであるということがわかったそうです。
キャロル・オニール氏は1999年から2004年にわたる1万5,000人以上の成人女性のデータを調べたところ、チョコレートやキャンディをよく食べる人は、食べない人と比べて、高血圧になるリスクが14パーセント低く、メタボリックシンドロームになるリスクは15パーセントも低いことがわかったそうです。
なぜこのような結果が出たのかといえば、スイーツを我慢することに原因があるようです。
スイーツを我慢する人に、ジャンクフードをよく食べる人が多く、ジャンクフードはカロリーが高く、栄養が偏っているためというのが理由として考えられるようです。
また、ダイエット中も好きなおやつを食べ続けた方がヤセる!?によれば、ダイエット成功者の86%はおやつを食べていたそうで、そのうちの91%はダイエット前と同じ量のおやつを食べていたそうです。
私たちはスイーツが体型や健康に良くないと考えがちですが、大事なことは、スイーツを食べたとしても、適量であれば問題なく、大事なことは反動が起きないように変化を小さくすることです。
ではどんなおやつ(間食)を摂るといいのでしょうか?
ダイエット中は間食して良い?良くない?|ダイエットに効果的な間食のポイント(食べ物・食べる時間帯)によれば、
- 適切な食べ物
- 適量
- 食べる時間
などを守れば、ダイエット中であっても、間食してもいいと思います。
■適切な食べ物
ミス・ユニバース・ジャパンの栄養士を務めるエリカ・アンギャルさんによると、アーモンドには、繊維質、タンパク質、抗酸化物質が豊富に含まれており、腹もちもよいので、ダイエットに最適なのだそうです。
アーモンドは、5~6粒ほどで間食として満足できる量なのだそうです。
また、高カロリー・高脂肪のおやつを選んでいいわけではなく、抗酸化物質が豊富なおやつを選ぶとよいそうです。
カカオの多いチョコレートをはじめ、アーモンドやくるみ、ドライフルーツなどがいいのではないでしょうか。
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■食べても太りにくい時間
食べても太らない魔法の時間帯とは、「午後3時」!
BMAL1という脂肪をため込むホルモンは、太陽の光と関係が深く、時間でその量が増減しているそうです。
BMAL1は、日が出ている昼間は少なくなり、日が出ていない時間帯が多くなるそうです。
そして、そのBMAL1が最も少なくなるのが、「午後3時」なのだそうです。
つまり、午後3時は、食べても太りにくい時間帯だということ。
さらに、午後3時は、最も体脂肪を燃焼しやすい時間だということでダイエットにも最適かもしれません。
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