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若返り|ホンマでっかTV 5月25日




2011年5月25日放送のホンマでっかTVでは「若返りの裏常識」を紹介していました。

 

●産んで3日以内の母乳を飲むと10歳若返る効果がある!? (産経新聞)

母乳に含まれるアラキドン酸には、神経の伝達をスムーズにさせるというデータがあり、結果、母乳を飲むと脳が活性化すると考えられるそうです。

アラキドン酸は年をとるにつれて減っていくので、摂取すれば、年をとっても脳が若返る可能性があるそうです。

 

●母乳を飲むと内臓脂肪が燃焼する!?

ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認によれば、ライオンは、京都府立医科大学の西野輔翼教授、京都市立病院の吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院医学研究科の飯郷正明客員教授らと共同で行った臨床試験により、牛乳や母乳に含まれる「ラクトフェリン」が内臓脂肪を低減させる効果があることがわかったそうです。

●ラクトフェリンは、大腸のポリープを縮小させ、がん予防になる!?

母乳に含まれるラクトフェリンは、大腸のポリープを縮小させ、がん予防になるとも考えられるそうです。

大腸ポリープの成長抑制 牛乳に含有ラクトフェリン|47ニュース

牛乳などにわずかに含まれるタンパク質「ラクトフェリン」に、大腸ポリープの成長を抑える作用があるとする研究結果を、国立がんセンターがん予防・検診研究センターの神津隆弘室長と森永乳業がまとめた。

国立がんセンターと森永乳業の研究によれば、ラクトフェリンに大腸ポリープの成長を抑える作用があることがわかったそうです。

どのような仕組みでポリープが縮小しているかはこの研究ではわかっていないものの、ラクトフェリンを毎日3グラム摂取することにより、血中のラクトフェリン濃度が上昇し、免疫が増強していることを示すNK細胞の活性が上がっていたことから、ラクトフェリンとNK細胞の活性化に何らかの関連性があるのではないかという仮説が立てられます。

ラクトフェリン 免疫力維持、整腸作用も

(2016/3/27、毎日新聞)

大きく分けると(1)抗菌・抗ウイルス作用(2)免疫調節作用(3)脂質代謝改善作用(4)鉄分の吸収調節作用(貧血の改善)(5)腸内細菌の調節作用(6)歯周病の症状の改善作用(7)痛みの軽減など鎮痛作用(8)抗がん作用−−などとしている。

「日本ラクトフェリン学会」によれば、ラクトフェリンには、次のような機能性があるそうです。

※ただし、この結果には、動物実験の結果も含まれるため、科学的な証拠(エビデンス)のレベルが低いものも含まれているそうです。

●抗菌・抗ウイルス作用

抗菌・抗ウイルス作用では、細菌の細胞膜に作用することでたとえば、胃がんの危険因子といわれるピロリ菌を減らしたという研究結果もある。

ラクトフェリンが胃癌のリスク要因であるピロリ菌を減らしたという研究結果があるそうです。

ラクトフェリン|森永乳業

大腸菌やブドウ球菌、ピロリ菌などの病原菌や腐敗菌、いわゆる悪玉菌は、増殖する際に鉄を必要とします。ラクトフェリンは悪玉菌から鉄を奪いとり、生育を抑制します。

ラクトフェリンは、悪玉菌が増殖する際に必要とする鉄を奪い取ることで、生育を抑制するそうです。

●免疫調節作用

●脂質代謝改善作用

海外の研究では、血液中のラクトフェリン濃度が高い人ほど中性脂肪や血糖値が低いという報告もある。

ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認によれば、ライオンは、京都府立医科大学の西野輔翼教授、京都市立病院の吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院医学研究科の飯郷正明客員教授らと共同で行った臨床試験により、牛乳や母乳に含まれる「ラクトフェリン」が内臓脂肪を低減させる効果があることがわかったそうです。

●鉄分の吸収調節作用(貧血の改善)

●腸内細菌の調節作用

ラクトフェリンの摂取は乳児の腸内に多くいる善玉のビフィズス菌を増やす作用がある。

ラクトフェリンを摂取すると腸内のビフィズス菌を増やす作用があるそうです

つまり、腸内環境をよくする整腸作用があると考えられるそうです。

●歯周病の症状の改善作用

歯科医師らで組織した臨床ラクトフェリン研究会によると、歯茎のはれなど歯肉の炎症を改善する作用が報告されている。

確実なエビデンスにはなっていないものの、ラクトフェリンには歯茎の腫れなど歯肉の炎症を改善する作用があるそうです。

●痛みの軽減など鎮痛作用

ロタウイルスが引き起こす小児の胃腸炎で下痢や嘔吐(おうと)の症状が緩和された報告もある。

ラクトフェリンがロタウイルスによる胃腸炎で下痢や嘔吐の症状が緩和されたとする報告があるそうです。

●抗がん作用

●母乳は歯周病も治してくれる!?

※注意※母乳の成分を含むサプリメントも販売されているが、摂取しすぎるのは危険。

 

●母乳には未知の成分が含まれている!?

母乳は初乳から1年間くらいかけて成分変化する。

母乳で育てると栄養が良いため、IQが7%UPするというデータがある。

 

●頭が良くなると長生きする!?

長生きに関係する遺伝子の多くは知能に関係している。

長生きと頭の良さは遺伝子的に関連している(共進化してきた)。

一般知能が高い人が長生き。

 

●子どもの知能で祖父母の寿命が分かる!?

IQの遺伝性は80%。

IQの高い子どもを持つ祖父母は長寿の遺伝子を持つ可能性が高い。

知能とは、「勉強ができる」ではなく、反応が良い・勘が利くを指す。

 

●腐らないリンゴの美容液で若返る!?

海外セレブの間では、スイス産の4か月間腐らないリンゴから作られた美容液が流行中。

4ヶ月間腐らない理由とは、特殊な幹細胞で細胞を急速に再生するため、新鮮さを保つことができる。=若返り効果が期待される。

シワ・たるみを改善してくれる。

ミシェル・オバマ、ジェニファー・ロペスも愛用しているそうです。

 

●肌に穴を開けて若返り!?

剣山をすごく細かくしたようなCo2フラクショナルレーザーを当てると毛穴がきれいになったり、ニキビ跡がすごくキレイに治るそうです。

1センチ平方メートルあたり1000~1500くらいの細かい穴を皮膚に開ける

⇒治るときにコラーゲンが多く出る

個人差もあるが1回で15%の皮膚が入れ替わる。4,5回でワンクール。

シワ・シミにも良い。

 

●見た目が若いと実際に長生き!?

見た目が若いとポジティブになり、ホルモンにも良い影響を与えるかもしれない。

 

●直射日光は肌にとって百害あって一利無し!?

紫外線除去が肌の若々しさを保つ良い方法。

【関連記事】

 

●一生シミが嫌なら直射日光1日3分!?

スッピンなら直射日光浴びていい時間は3分。

 

●一生シミが嫌なら日傘で直射日光1日6分!?

SPF20の日焼け止め⇒1時間

SPF50の日焼け止め⇒2時間

日本では、母子手帳からも10年前から日光浴推奨の記載がなくなった。

 

●窓ガラスを通過する年中危険な紫外線!?

UVA波は1年中降り注ぐ上に、窓ガラスを通過する。

※UVB波は夏に多い。

シミの原因UVA波はヨーロッパより日本のほうが2倍多いと言われている。

UVA波は真皮まで届く。

UVA波を防ぐにはPA指標が高い日焼け止め(ツープラス、スリープラス)を使用する。

シミなどは、美白剤なども進化してきており、レーザーなどで除去することも可能。

【関連記事】

 

●オーストラリア一部の都市 皮膚ガン発症率は大阪の約100倍!?

 

●脳科学的に危険な若返りとは

光を浴びないで生活するとうつ的傾向になりやすい。

アンチエイジングからヘルスエイジングへ。

光がいけないというわけではなく、直射日光がいけない。

 

●ビタミン補充には15分木陰で魚を食べる!?

魚にはビタミンDがすごく多い。

ビタミンD合成のためなら木陰で15分くらいで良い。

 

●電気を点けて寝ると病気になり易い!?

光の刺激(視交叉上核にうけた光の刺激)によって体内時計が動く

⇒細胞が働き、新陳代謝が営まれる

体内時計を司るクロック遺伝子(時計遺伝子)

⇒代謝・ガン抑制にも関連

日中、光を浴び、徐々に暗くしていくと、クロックが切り替わり、睡眠の質が良くなる。

【関連記事】

 

●若返る為の秘薬がある!?

食べ物だったら、亜鉛系が良い。

【関連記事】

 

●カルニチン&αリポ酸が若返りの秘薬!?

最も良い組み合わせは、カルニチン&アルファリポ酸。

カルニチン&αリポ酸を与えた高齢ラットが若返った。

2002年以降否定される論文は発表されていない。

 

●若返るレタスが開発された!?

抗酸化作用・若返り効果があるチオレキシディンを大量に含むレタスがされた。

京都大学の研究によって開発され、今後市場に出る可能性もあるそうです。

マウスの実験で平均30%寿命が延びた。

 

●一日2食が一番太る!?

一食抜くというダイエットしている人は多いが、一日2食が一番太る。

 

●1日5食~6食が痩せ易い!?

一日2食だと吸収が高くなり、インシュリンが大量に出て、短命につながり、肥満になりやすい。

一日6食の場合は、食欲が抑えられ、食べる量も減り、吸収も減少する。

 

●毎日同じ時間の食事は太る!?

同じ時間に食事をすると直前にインシュリンが出て血糖値が下がる。

⇒お腹がすき、食べてしまう。

 

●午後3時24分が一番おやつを食べたくなる!?

毎日規則正しい時間帯に食事をすることが過食につながる。

毎日少しずつ時間をずらして食事をすると過食が抑えられる。

 

●空想で食べるだけで痩せられる!?

脳で満腹に食べることをイメージすると、食事の摂取量が減る。

●日本の20代女性は先進国で最も痩せている。

若いうちに過度なダイエットをすると、生理周期が無くなる恐れも。

 

●肥満と痩せは死亡率が同じ!?

BMI値と死亡率との関係を見ると、同じようなグラフになる。

肥満⇒心筋梗塞やがんリスクが上昇

ヤセ⇒呼吸器系の病気リスクが上昇

 

●ナッツを食べると長生きに効果的!?

ナッツを摂取すると、悪玉コレステロール中性脂肪値が下がる傾向がある。

ひと握り程度のナッツを食べる⇒過食が抑えられる

【関連記事】

 

●特にクルミが長生きに効果的!?

いろんなナッツの中で、クルミは、抗酸化作用が強い。

高齢者は噛むことによって脳が活性化する。

【関連記事】

 

●寝るだけで若返る枕カバー!!?

アメリカで若返る枕カバーが大人気。

海外では睡眠は美容にとって重要視されている。

若返る枕カバーの素材は、高級シルクで、アミノ酸とプロテインが入っている。

発売してまもなく100万枚売れたそうです。

寝ているときにできるシワがそのまま定着してしまう。

肌に良い枕を使うことがシワを防ぎ、若返りやすくなる。

 

【関連記事】

アンチエイジング@ホンマでっか!? TV いかがでした??Dr川田浩志のアンチエイジングワールド・リポート(2011/5/25)

見た目が若いほど実際に長生きする
→ 研究者:Christensen Kほか. 発表医学誌:BMJ 2009;339:b5262.

1日2食が一番ふとる/むしろ、もっと食事回数を増やした方がふとりにくい
→ 研究者:Metzner HLほか. 発表医学誌:Am J Clin Nutr. 1977;30(5):712-5

ナッツを食べるほうが むしろ悪玉コレステロールや中性脂肪が下がる
→ 研究者:Sabate Jほか. 発表医学誌:Arch Intern Med. 2010;170(9):821-827

やせている人とふとっている人の死亡リスクは同じ
→ 研究者:Prospective Studies Collaboration. 医学誌:Lancet 2009; 373: 1083–96

 







イギリスで肥満の家族向けにスーパーで買い物レッスン

Nov 20 - SNAP - Grocery Shopping

by U.S. Department of Agriculture(画像:Creative Commons)




イギリスで肥満の家族向けにスーパーで買い物レッスン

(2011/4/29、らばQ)

イギリスのマンチェスターでは、子供まで肥満でという家族向けに、スーパーで食品の買い方のレッスンを実施するようです。

健康的な食品を選んで買うことを目的としたこのレッスンは、30家族ほどを対象にNHS(国民保険サービス)と自治体が共同出資して計画されています。

貧困な地域へ無料支援とのことで、「ヘルシー・ライフスタイル・プログラム」の一環として推進していくとのことです。

どんな食事がダイエットに効果的かということを説明してもらうということはあっても、スーパーで健康的な食品を選ぶ買物の仕方を教えるということは初めて聞きました。

お得な買い物の仕方というのは聞いたことありましたが、健康的な買い物の仕方というのは珍しいですよね。

果たしてどんなレッスンなのでしょうか。

内容は、栄養についてやバランスのとれた食事についての体験を通した10週間のコースとなっており、両親は減量の目標値を設定し、子供たちはゲームなどを通して進めていくことになります。

スーパーへのツアーも行われ、子供たちには探偵になってもらい、食品類の成分を確認させるなどして学んでいくそうです。

これまで無節操に食べてきたジャンクフードなどは、出来るだけ避けるように指導し、体重が減るごとに自信も付きやすくなるため、健康的な生活を身につけることを促したいとのことです。

子供にはゲームなどを通して栄養のバランスのとれた食事を理解してもらうという内容のようです。

これっていいですね。

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時間をできるだけゆっくりとかけて食べることでやせられる理由とは?

Duck Fillet - Annie Smithers Bistrot

by Alpha(画像:Creative Commons)




ゆっくり食べると痩せられる理由 (2008/12/26、lifehacker)

体重を減らしたり、健康的な食事でちょうどよい体重をキープする要因や、その方法はたくさん紹介されています。

そんな中、ブログ「HealthAssist」では、今まで思っていた以上に「ゆっくり食べる」ことは利点があると指摘しています。

人間が満腹感を得るのは食事の量ではなく、血糖値が上がるかどうかです。

早食いだと血糖値が上がらず満腹感を得るのに時間がかかってしまうため、食べ過ぎてしまうと考えられています。

身体は、満腹感を得るまで時間が必要なので急いで食べてはいけない、とかというよく聞く話に加え「インスリン耐性」と他の要因が、ゆっくり食べることの重要性を裏付けているとのこと。

食べる量とスピードは有名な「フレンチ・パラドックス(フランスの逆説)」の理由のひとつです。この逆説は、同じようにカロリーが高く脂肪分が多い食事をしているにもかかわらず、アメリカ人よりフランス人のほうが心臓病や肥満が少ないという現象です。それに関して「フランス人はアメリカ人より長い時間をかけて少ない量を食べる」という報告があります。また、日本人の研究者が、最近、食べるスピードとBMIや肥満との強い関係を明らかにしました。

時間をできるだけゆっくりとかけて食べることで食事がより少ない量で済むようになるというわけですね。

また、他にも日本人の研究で、早食いは糖尿病と心臓病の可能性を高めるインスリン耐性と関連があることが明らかになっています。また、早食いはメタボリック症候群になるリスクも高めるとか。

早食いは糖尿病・心臓病・メタボリックになる可能性もあるとのこと。

食べる量(カロリーなど)だけでなく、食べ方も注意が必要なようです。

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米国人はカロリー知らずにダイエット、減量が目的なのに|IFIC

Starbucks calories

by Eric Mueller(画像:Creative Commons)




米国人はカロリー知らずにダイエット、減量が目的なのに-IFIC

(2010/7/7、Bloomberg)

米国で自分に必要なカロリーを知っているのは成人の8人に1人だけ-。

食品業界の支援を受けて実施された調査でこんなことが分かった。

一方で、ほぼ3分の2の人が主として体重を減らすこと目的に最近食生活を見直したという。

国際食品情報会議財団(IFIC)が7日、調査結果を公表した。

アメリカでは、肥満が社会問題になっています。

肥満を解消したいと思い、食生活を見なおして、ダイエットを行なっているようですが、国際食品情報会議財団によれば、自分に必要なカロリーを知っている人は成人の8人に1人だったそうです。

オバマ米大統領のミシェル夫人も、食生活や摂取カロリーを視野に、より健康的な食品の提供をゼネラル・ミルズやクラフト、ペプシコなどの企業に働き掛けている。

材料や製法を変えることや1回分の量を減らすことでカロリーを低くするのが目標だ。

【関連記事】

■公共政策

国民の肥満を減らすために、ソーダ類への課税から外食店のメニューへのカロリー記載などの公共政策が提案されているが、国民が栄養価や自身に適した摂取量について知らなければ意味がないと、IFIC栄養・食品安全性担当の上級バイスプレジデント、マリアンヌ・スミス・エッジ氏は指摘。「情報があふれているにもかかわらず、依然として理解されていない」と述べた。

【関連記事】

アメリカでは、なんとか肥満問題を解決しようと、様々な政策を提案しています。

この記事で紹介されている、IFIC栄養・食品安全性担当の上級バイスプレジデント、マリアンヌ・スミス・エッジ氏は「国民が栄養価や自身に適した摂取量について知らなければ意味がない」と指摘しています。

ただ、以前紹介した記事(カロリー表示は効果なし?=メニュー選びに変化出ず-米調査)によれば、

ニューヨーク市が市民の肥満対策として始めたファストフード店でのカロリー表示について、来店客の食習慣改善に目立った効果は表れていないことが、米誌ヘルス・アフェアーズ(電子版)に6日掲載された調査結果で明らかになった

そうです。

カロリー表示に気付いたものの、注文選びに影響はあまり与えないという調査結果がでていました。

もしかすると、アメリカ政府がカロリーにもっと関心を持ってほしいと思っている人達自身がカロリー自体にあまり関心をもっていないのかもしれません。







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糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め

Soybean Research in a Lab

by United Soybean Board(画像:Creative Commons)




糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め

(2011/3/2、47ニュース)

肥満に伴い、インスリンが効きにくくなって起きる2型糖尿病では、糖分の最大の貯蔵庫である筋肉で毛細血管に異常が生じ、筋肉に糖分を蓄えることができなくなることをマウス実験で突き止めたと、東京大の門脇孝教授(糖尿病学)らが2日付米科学誌セルメタボリズムに発表した。

門脇教授は「血管の働きに着目して糖尿病の原因に迫った画期的な成果だ」と強調。

毛細血管の機能を回復させる薬の臨床試験を始めている。

2型糖尿病では、毛細血管に異常が生じ、筋肉に糖分を蓄えることができなくなることがわかったそうです。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら。

実験でマウスを肥満状態にすると、筋肉が取り込む糖分の量は正常なマウスの約半分になった。

肥満マウスはインスリンの分泌量は変わらないが、毛細血管で必要な分子が合成されなかったり酵素が活性化されなかったりして、血管から出て筋肉に届くインスリンが少なくなっていると判明した。

酵素の働きを活発にさせる薬を投与すると、筋肉の糖分量は正常なマウスの約8割に回復した。

この薬は、閉塞性動脈硬化などの治療薬として承認され使われている。

今回の臨床試験では、動脈硬化と糖尿病を併発した患者に投与している。

酵素の働きを活発にさせる薬を投与すると、筋肉の糖分量は回復したそうです。

今回の発見により、糖尿病の新たな治療法が見つかるかもしれません。







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

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糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品