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背中側に差し込むような痛みと胃の痛み・違和感があって「胃カメラ検査」を受けた方にインタビューすることができましたので、ご紹介したいと思います。
【目次】
■胃カメラ検査をするに至ったきっかけ
私が検査を受けるきっかけとなったのは、背中側に差し込むような痛みと胃に違和感があり、夜も眠れないほどでしたので、急いで診てもらうことにしました。
その日は祝日だったため、救急の当番となっている病院が限られているようでしたので、現在かかっている病院に尋ねて診ていただける病院を紹介していただきました。
病院では痛みの状態や現在服用している薬などについての問診を受け、背中側の痛みということで膵臓がんなどの膵臓の病気や胆石が疑われたのでしょうか、エコー検査を受けた後に、CT検査を受けることになりました。
エコー検査・CT検査を受けたところ、生存率が低いといわれる膵臓がんでもなく、胆石も見当たらなかったので、ひとまずはホッとしました。
しかし、胃の辺りの痛み・違和感が残ったままなので、また、これまで「胃カメラ検査」を受けたこともありませんでしたので、医師からも「これまで受けてきていないのであれば良い機会ではないですか?」といわれ、週明けに「胃カメラ検査」を受けることにしました。
胃カメラ検査を受ける際には、のどに麻酔をかけるため承諾書を書く必要があり、また、検査前日と当日の心得や注意事項の書かれた紙が渡されました。
■検査前日と当日の心得や注意事項
- 検査前日の食事は午後9時までに済ませること(検査ができないこともある)
9時以降も水分摂取は可能 - 検査前日の午後9時以降も普段の薬は服用可能ですが、私の場合は胃薬は飲んでよいが他の薬は飲まないように指導を受けました。
- 検査当日の朝食は食べないこと(摂取した場合は胃カメラ検査はできない)
朝からも水分はコップ1杯程度は飲むことができる - 血圧や心臓の薬は朝6時に飲むこと
当日の朝の分の糖尿病薬は飲まないこと
現在飲んでいる薬を全部持参すること - 病変の組織を採取し、検査に出す(結果まで10日から14日かかる)ことがありますが、抗凝固剤・高脂血症薬を内服している方は、事前に休薬しなければ病変を採取できないので、かかりつけ医(薬の処方医)の指示のもと休薬を行ないます。(休薬を忘れてしまった場合には胃カメラができない。)
組織を採取した当日は出血しやすくなっているため、飲酒・刺激物を避ける。 - 部分入れ歯・総入れ歯を使用されている方は、誤飲・カメラ破損防止のため、検査前に外して検査を行なう。
- 鎮静剤を使用する場合には、安全確認のため、1から2時間ほど安静を促します。
長時間の眠気やフラフラ感が続くことがあるため、当日の運転は避けてください。
そして、「胃カメラ検査」を受けた後は麻酔が効いているので、2時間ほどベッドで休みました。
ベッドには「胃内視鏡検査」を受けられた方への案内の紙が置かれていました。
■「胃内視鏡検査」を受けられた方へ
経口カメラの方は、上記の時間になりましたら、水分を摂りむせないようでしたら、食事をとってもよいとのことで、また、経鼻カメラの方は、経口カメラの時と同様ですが、鼻血が出やすくなっているので注意するように書かれていました。
また、胃の動きを抑えるための薬の副作用についての説明がありました。
- ミンクリア(まれに、腹痛・下痢・膨満感)
- ブスコパン(目がチラチラする・動悸・尿が出にくい・口が渇く)
- グルカゴン(頭痛・空腹感・脱力感・冷や汗)
点滴を受けながら2時間ほどベッドで休んだ後、お医者さんから検査の内容が伝えられました。
検査の結果は幸いなことに「胃がん」や「胃潰瘍」などの怖い病気は見つからず、「胃炎」と「良性のポリープ」が見つかったということでした。
今回の「胃カメラ検査」では背中側の差し込むような痛みや胃の違和感の原因はわかりませんでしたが、胃カメラ検査前は少し怖い印象を持っていたものの、胃カメラ検査の流れは非常にスムーズでした。
その後の食事の指導もなかったので、特に注意することはないようでした。
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