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糖尿病の3つの運動療法|ストレッチ・有酸素運動・レジスタント運動

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■糖尿病の3つの運動療法

Stretching

by Earl McGehee(画像:Creative Commons)

続・糖尿病50話:第28話 運動は欠かせない

(2008/10/7、毎日新聞)

糖尿病において食事療法の次に重要なのが運動療法です。運動によりインスリンの効き方が良くなり、血糖降下に結びつきます。また、運動療法は糖尿病だけでなく、高血圧脂質異常症(高脂血症)などほとんどすべての生活習慣病の予防・治療やストレス解消にも有用です。

記事の中から糖尿病の運動療法における運動の種類3種類をまとめてみました。

1. ストレッチ運動

ストレッチ運動によって体の柔軟性を高める。

2. 有酸素運動

心肺機能を増強させ、余分な脂肪を減らす効果がある。

例えば、ウォーキング、ジョギング、自転車運動、エアロビクスなど

3. 無酸素(レジスタント)運動

例えば、腕立て伏せやウェートトレーニングなど

筋肉を鍛えることで、インスリンの危機も良くなり、多くの糖分を消費することができるそうです。

また、筋組織が増強されることで、筋内部へより多くの糖分を貯蔵することができるようになり、血糖値が下がりやすくなるそうです。

糖尿病の運動療法を行う上で大事なことはこの3種類の運動をすべて組み合わせて行うことです。

現在糖尿病で医師に診ていただいている方は、相談の上、運動を行うようにしてください。

また、あまり無理をして始めないように気を付けてくださいね。

糖尿病の食事療法と運動を組み合わせて糖尿病を予防しましょう。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

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20歳の時に痩せている女性が妊娠すると、妊娠糖尿病になる危険性が高まる?

sara 31 weeks pregnant

by Jonny Hunter(画像:Creative Commons)

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<妊娠糖尿病>20歳「痩せすぎ」は注意…筑波大分析

(2012/6/27、毎日新聞)

20歳のときに痩せている女性が妊娠すると、妊娠糖尿病になる危険性が高まることが、筑波大水戸地域医療教育センターの谷内洋子博士研究員らの分析で明らかになった。欧米の研究で肥満が妊娠糖尿病を起こしやすいことは知られていたが、痩せていることとの関連が確認されたのは初めて。英糖尿病学会誌電子版に発表した。

筑波大水戸地域医療教育センターの谷内洋子博士研究員の分析によれば、女性の20歳時の体重を聞き、BMIが18未満の「痩せている」に該当している女性は、BMIが18以上で肥満でない女性と比べ、妊娠糖尿病を発症する可能性が約5倍高かったそうです。

なぜ20歳のときに痩せている女性が妊娠すると、妊娠糖尿病になる危険性が高まるのでしょうか?

痩せている女性は、青年期に必要な栄養の不足や筋肉量が少ないことが血糖値を高めている可能性があるという。

青年期に必要な栄養が不足していることや痩せていることで筋肉量が少ないことが血糖値を高めている可能性があるそうです。

【参考】

■妊娠糖尿病とは

妊娠をきっかけにインスリンの働きが落ち、インスリン分泌量が十分に増えずに血糖値が高くなる状態を妊娠糖尿病という。妊娠糖尿病になると、胎児が大きくなりすぎたり、早産や妊娠高血圧症候群を起こす恐れがある。







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■糖尿病の運動療法|運動療法により得られる効果とは

Jogging

by Dragan(画像:Creative Commons)

糖尿病講座:(19)運動療法とは

(2009/1/9、毎日新聞)

糖尿病の発症は食べ過ぎだけが原因でしょうか?

意外に思われるかもしれませんが、実は日本人のエネルギー摂取量は戦後間もない1950年代から現在まで約2,000kcalで大きな変化はありません。

しかし、摂取エネルギーに占める脂肪の割合は、1950年に7.7%だったのが現在では約26%と大幅に増加しております。

また自動車保有台数も年々増加しています。

実は糖尿病患者数の増加とこの脂肪摂取量の増加・自動車保有台数の増加の様子は非常によく一致します。

つまり食事の欧米化や自動車の普及による運動不足が糖尿病発症の大きな原因であると推測されるのです。

したがって糖尿病や肥満の予防および治療には食事療法だけではなく、運動不足を解消することは非常に重要な意味があると考えられます。

糖尿病の発症は食べ過ぎだけが原因ではなく、食事の欧米化(脂肪の多い食事)や運動不足も糖尿病が発症する大きな原因であると考えられるそうです。

そのため、糖尿病を予防するためにも、食事の量だけでなく、食事の内容を改善し、運動不足を解消する必要があります。

運動療法で得られる効果には短期間のうちにその効果が表れる急性のものと、運動療法を継続することで効果の表れる慢性のものがあります。

◇ 急性効果

急性効果で最も大きなものは血糖値の改善です。

運動時には筋肉がエネルギーを必要とするため、そのエネルギー源であるブドウ糖の血液中から筋肉中への取り込みが促進されます。

結果として血液中のブドウ糖量、すなわち血糖値が低下します。

食後に運動を行えば、食後の急激な血糖上昇を抑えることができ、糖尿病のコントロールをよくすることが期待できます。

運動によって爽快感を得られたりストレスを解消したりすることで生活の質を向上させることができるのも急性効果の一例です。

運動をすることでまず効果が得られるのが、血糖値が改善されること。

運動によって、血糖値の上昇を抑えることができるため、糖尿病のコントロールをすることができます。

また、ストレス解消になることも良いようです。

例えば、極端な例になりますが、1か月のハイキング生活で体はどのように変化するか?によれば、29日間で1日8~10時間のハイキングをした人は、ストレスホルモンともいわれるコルチゾールの値は平常が10-23μg/dLのところ、ハイキング前17.8μg/dL→ハイキング後10.8μg/dLと、コルチゾール濃度の正常範囲の最高値に達したそうです。

◇ 慢性効果

慢性効果として大切なのは、継続的な運動によりエネルギー消費が多くなることで減量を実現できることです。

しかも運動しながらの減量ですから、単に食事制限しただけの時と異なり、筋肉量を維持しながら脂肪だけを選択的に減少させることができます。

余分な脂肪が減少すればインスリンの効きも良くなり、血糖値の改善につながります。

また体力や心肺機能の向上、骨粗鬆症の予防、脂質異常症(高脂血症)の改善なども期待できます。

運動療法を続けることで得られるのが、減量に対する効果です。

脂肪が減少することによって、インスリンの効きがよくなり、血糖値の改善につながるようです。

糖尿病の予防には、食事だけに気をつけるのではなく、運動も取り入れましょう。

→ 糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動 について詳しくはこちら







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自律神経のバランスを整える4つの方法とツボ!ポイントは「ゆっくり」を意識すること!

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【目次】

■自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識すること

Big Swing Girl

by swong95765(画像:Creative Commons)

自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経 → 血管を収縮・アクティブ

副交感神経 → 血管を拡張・リラックス

男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり高血圧むくみ便秘になりやすく、場合によっては、脳梗塞心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

また、更年期になり、エストロゲンが減少することによって、ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れてしまい、様々な更年期症状が現れます。

今注目されている「冷えのぼせ」の状態は、交感神経と副交感神経が通常よりも頻繁に働くため、「自律神経失調症型の冷え」とも言えます。

→ 冷えのぼせの症状・原因・改善・対策・やってはいけないこと について詳しくはこちら

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、さまざまな症状の原因が実は交感神経と副交感神経のバランスが崩れたことにあるのではないかと考えられ、反対に考えると、交感神経と副交感神経のバランスを上手にコントロールできるようになれば、病気になりにくくなると考えられるということです。

自律神経のバランスを整えるポイントは、「ゆっくり」なのだそうです。

「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きる。

そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、様々な不調が改善していくと考えられるそうです。




■自律神経のバランスを整える4つのポイント

では、どのようにすれば自律神経のバランスをコントロールすることができるのでしょうか?

具体的な方法としては、小林先生は4つのポイントを挙げています。

良質な睡眠のための自律神経の整え方 4つのポイント

(2015/10/20、日経グッデイ)

1 リラックスできる環境づくり

自分にとってリラックスできる環境づくりを行ないましょう。

例えば、音楽(気持ちが落ち着く)や運動(ストレッチ)、リラックスできる締め付けない服など。

2 首を緩める

大事なことは全身を温めることですが、首を温めると効率的に体を温めることができます。

首の冷えが身体を冷やす?によれば、皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。

3 腸内環境の改善

腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるそうです。

→ 便秘とは?|便秘解消方法 について詳しくはこちら

4 呼吸を深くゆっくりする

呼吸をゆっくりすることを意識して行いましょう。

吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイントです。

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■井穴(せいけつ)|自律神経を整えるツボ

爪をつまんで10秒もむだけ?! シンプルすぎる!と話題の健康法「爪もみ」をご存じですか

(2016/1/31、.dot)

手には内臓に直結したツボが多くありますが、爪の生え際の両角にある「井穴(せいけつ)」は、自律神経のバランスをととのえるツボとして知られています。ストレスで交感神経が緊張状態にある人は、もう一方の副交感神経を刺激することで 自律神経のバランスを調整し、病気を予防したり症状を改善したりすることができるのです。

爪の付け根にある「井穴(せいけつ)」は自律神経のバランスをととのえるツボなのだそうです。

指の爪の生え際にある両側の角を反対の手の親指と人差し指でつまむようにしてもむだけです。

ただ、記事によれば、薬指は交感神経を刺激するそうなので、揉まないほうが良いそうです。







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横綱・照ノ富士 糖尿病の影響で10キロ減!なぜ糖尿病になるとやせるの?




横綱・照ノ富士 糖尿病の影響で10キロ減 夏巡業は3日連続で取組外れるも「左膝は大丈夫」(2024/8/25、スポーツ報知)によれば、横綱・照ノ富士は持病である糖尿病の影響で体重は約10キロ減ったそうです。

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糖尿病になるとなぜ食べているのにやせてしまうのでしょうか?

体重の減少|なぜ食べているのにやせるの?|糖尿病の症状によれば、インスリンは、体の中で唯一血糖を下げるホルモンで、食後に血糖が上がらないように、調節する働きがあります。

また、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込んで、エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンに変えて、エネルギーとして蓄えておくようにする働きがあります。

ブドウ糖をコントロールしているインスリンが不足したりうまく作用しないと、ブドウ糖が細胞に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖が使えなくなってしまいます。

そのため、血糖値が上がってしまい、そして、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれないため、全身のエネルギーが足りなくなってしまいます。

つまり、食べているのにやせるのは、食べてもブドウ糖が正常に利用されずに、慢性的なエネルギー不足になるためです。

食べているのにやせてしまうという方は、糖尿病のサインかもしれません。

糖尿病の症状かどうかをチェックしてみましょう。

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気になる方は一度病院で診てもらうことをおすすめします。




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■糖尿病の予防

亜鉛

糖尿病の人はインスリンの作用が十分でないため、細胞が十分な量のブドウ糖を血液中から取り込むことができません。

その結果、体のエネルギーが不足し、疲れやすくなります。

すい臓でインスリンを作る際には、亜鉛が欠かせません。

亜鉛にはインスリンの働きを持続させる働きもあります。

→ 亜鉛を含む食品 についてはこちら

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タウリン

タウリンには、すい臓機能を高め、インスリンの分泌を良くする働きがあると言われ、糖尿病の予防に良いとされています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ないそうです。

タウリンを含む食品 についてはこちら

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■まとめ

「食べているのにやせてしまう(体重が減少してしまう)」という方は、糖尿病のサインかもしれません。

糖尿病のその他の症状に当てはまるかどうかをチェックし、気になる人は病院で診てもらいましょう。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

気になる方は一度病院で診てもらうことをおすすめします。







【糖尿病の症状】
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