「Fitness」カテゴリーアーカイブ

運動はダイエットに向いてない?|運動することで以前よりも多くの食事をしてしまう人がいる!?

ダイエット > 運動はダイエットに向いてない?|運動することで以前よりも多くの食事をしてしまう人がいる!?




Asbury Park Yoga Festival

by Shawn Perez(画像:Creative Commons)

驚愕の新事実! 運動はダイエットに向いてないらしい

(2011/4/23、ロケットニュース24)

運動は体重を減らすのには向いておらず、場合によっては体重の増加をもたらすことさえあるのだ。

これは米ニュース雑誌「TIME」によって紹介され、世界に衝撃を与えている。

TIMEによると、確かに運動はカロリーを消費し、そしてカロリーの消費は体重の減少をもたらすのだが、運動にはある問題がある。

それは私たちを空腹にしてしまうこと。

ダイエットの基本といえば、バランス良い食事を適量摂り、運動でカロリーを消費するということですよね。

しかし、今回の記事によれば、運動は場合によっては、太る原因となってしまうそうです。

それは、運動は空腹をもたらしてしまうということ。

運動をして空腹になり、運動以上のカロリーの食事をしてしまうとかえって太ってしまうということです。

 

これを示す例として、TIMEは科学雑誌「PLoS ONE」とティモシー・チャーチ博士が共同で行った実験を紹介している。

彼らは普段運動しない464人の肥満女性を対象に、次のような実験を行った。
1)464人を4つのグループに分ける。
2)グループAには専属トレーナーと共に一週間に72分、グループBには一週間に136分、グループCには一週間に194分運動してもらう。グループDは今までどおりの運動量を維持してもらう。
3)4グループとも食習慣は変えず、また一ヶ月ごとに健康診断アンケートに答えてもらう。
4)この生活を6ヶ月間続けてもらう。

6ヵ月後、平均してすべてのグループで体重が減っていたのだが、体重が減った量に関して、グループA、B、CとグループDにそれほど大差がなかったのだ。グループDの体重が減った理由としては、定期的な健康アンケートによって、被験者が自分が食べているものを意識し始め、その結果被験者の食べる量が減ったからだと予測されている。

また、すべてのグループに実験前より体重が増えた人がおり、中には10ポンド(約4.5キログラム)以上太った人たちもいた。つまり運動を始めたことによって、たくさんの人が実験前より多くの食事をとるようになった、もしくは運動したご褒美として実験前より家で動かなくなったということだ。チャーチ博士はこの現象を「compensation(代償作用)」と呼んでいる。

運動をすることで以前よりも多くの食事をしてしまう人がいるようです。

これは、運動をすればダイエットできるという偏ったダイエットへの知識が招いたことなのではないでしょうか。

健康的なダイエットには、食事+運動の両輪がうまく回らないといけません。

片方の車輪ばかりが大きくなっても、同じところをぐるぐる回ってしまうということにもなりかねません。

場合によっては、体調を崩すということもありうるでしょう。

だが、そうやって自分の中にある欲望に負けるのは、ダイエットの意志が弱いからだという人もいるかもしれない。しかし、心理学上人間は自分の欲望を長期間抑えることができないのだ。2000年に心理学者のマーク・ムレイブン氏とロイ・バウマイスター氏が発表した論文によると、人の自制心は筋肉に似ているらしい。なぜなら自制心も使った後は弱くなるから。

よって、ダイエットのために自分を奮い立たせて1時間ジョギングをしても、その後自制心は低下し、お昼はサラダではなく自分の好きな脂っこい食べ物や甘い食べ物をついつい食べてしまうのだ。

誰もがこの記事に書かれているとおり、運動の後食べ過ぎてしまう人に対しては、ダイエットへの意思が弱いからと答えるでしょう。

いかに頑張ることなくダイエットを継続できる仕組みを創り上げるかがポイントなのではないでしょうか。

その一方で、運動をすれば脂肪が筋肉に変わり、そして筋肉が増えれば基礎代謝が上がるのではという声もあるだろう。確かに、筋肉の増加によって基礎代謝量は増えるのだが、2001年にコロンビア大学が割り出した数値によると、1パウンド(約0.45キログラム)の筋肉は1日に6キロカロリー、1パウンドの脂肪は1日に2キロカロリーを基礎代謝として消費している。

つまり、頑張って10パウンド(約4.5キログラム)の脂肪を筋肉に変えたとしても、1日の基礎代謝量は40キロカロリー(バター小さじ一杯分)しか増えないのだ。

基礎代謝を上げればやせやすくなるのは現実的には難しことだと以前ためしてガッテンで紹介されていました。

基礎代謝よりも活動代謝を上げることがダイエットの近道|ためしてガッテン 1月5日

■基礎代謝

筋肉をつけて、基礎代謝を上げて、太りにくいからだがつくりましょうとダイエットの常識としていわれていますよね。

ところが筋肉ムキムキの女性とちょっと太目の女性の基礎代謝を測ったところ・・・
なんと太目の女性の方が基礎代謝が高いことが判明!

実は基礎代謝は横になってジーッとしているときのエネルギー消費量のこと
そのとき一番エネルギーを消費しているのは内臓、筋肉の消費エネルギーの割合はたった20%程度なのです。
だから筋肉をいくら鍛えても、基礎代謝量が増えるのはごくわずかだったんです。

“基礎代謝を上げてダイエットにつなげる”ことは理論としては正しいのですが、現実的には難しいことだったんです!

この情報は結構驚いた人も多いと思います。

理論的には正しくても、現実的には難しいことだったんですね。

●基礎代謝が低いのに、食べても太らないのか?

その理由として考えられるのは、普段からよく動いているのではないかということ。

「ぞうきんがけ」「皿洗い」「駅の階段登り」なども
積み重ねれば大きなエネルギー消費量になります。

つまり「基礎代謝」ではなく
日頃からちょこまか動く「活動代謝」を上げること

ダイエットの近道だったんです。

基礎代謝を上げると考えるよりも、ちょこまか動きを増やしたほうがダイエット成功の近道だったんですね。

【関連記事】

正しい食への知識を身につけ、それを実践し、そして活動代謝を増やすことがダイエット成功の近道といえるかもしれません。

【関連記事】







⇒ あなたにあった ダイエット 方法の選び方 はこちら

ダイエットの基礎知識 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング

【年代別ダイエット関連記事】
続きを読む 運動はダイエットに向いてない?|運動することで以前よりも多くの食事をしてしまう人がいる!?

エクササイズ後の疲れを軽くする方法|黒酢飲料の継続摂取によって運動後の疲労感が軽減することを確認|伊藤園




【目次】

■黒酢飲料の継続摂取によって運動後の疲労感が軽減することを確認|伊藤園

黒酢飲料の継続摂取が運動後の疲労感を軽減することを確認|伊藤園
過去1年間に、習慣的な運動を実施しておらず、日常的に酢飲料を摂取していない、30歳以上45歳以下の健常な男女26名を対象に、黒酢を用いて酢酸量が660mgとなるよう黒酢配合飲料を1日1本(200ml)7日間毎日摂取して、7日目に自転車こぎ運動による運動負荷試験を実施し、これにより高まった疲労感が翌日にかけて、どのように回復するか調査したところ、酢酸660 mgを含有する黒酢配合飲料を7日間継続摂取することにより、運動後の身体的な疲労感が軽減することが確認されました。

参考画像:黒酢飲料の継続摂取が運動後の疲労感を軽減することを確認(2018/9/6、伊藤園ニュースリリース)|スクリーンショット

黒酢飲料の継続摂取が運動後の疲労感を軽減することを確認

(2018/9/6、伊藤園ニュースリリース)

臨床試験の結果、試験飲料の7日間継続摂取により、身体的疲労感が運動30分後と就寝前で、プラセボ(※)飲料に比べて有意に減少しました(下図を参照)。また興味深いことに、評価項目の一つである“肩こり”に関しても、就寝前と翌日起床時において軽減しており、試験飲料の寄与が示唆されました。

伊藤園によるヒトを対象とした臨床試験によれば、黒酢飲料の継続摂取が運動後の疲労感を軽減することがわかったそうです。

また、肩こりについても同様の結果が期待されそうです。

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)によれば、キックオフの10分前にナトリウム、炭水化物、タンパク質が少量入った薄いスポーツドリンクにアルギニン(アミノ酸の一種)を加えたスペシャルドリンクを飲むとよいといわれています。

カラダに嬉しいアミノ酸・BCAAの効果まとめ|グリコによれば、運動中には体内のアミノ酸がどんどん使われてしまうため、運動の30分前に摂ると運動中に吸収されて、疲労を軽減してエネルギーを持続的に使う効果が期待でき、また、長時間の運動をする際には、1時間に1回アミノ酸を補給するとよいとアドバイスされています。

今回の実験では、黒酢に含まれるどのような成分が運動後の疲労感の軽減に効果的だったのかはわかりませんでしたが、疲労を軽減するためにも、運動する前に黒酢を飲むといいのではないでしょうか?




■運動後にも栄養補給をしよう!

そして、運動後にも、エネルギー補給と筋肉の補修のために栄養補給が重要です。

インターバル速歩で老化防止!|インターバル速歩とは・インターバル速歩の効果・やり方によれば、運動後には、エネルギーとなるグリコーゲンが消費され、また筋肉組織が傷んでしまいます。

藤田 聡教授(立命館大学スポーツ健康科学部)によれば、アミノ酸が不足していると傷んだ筋肉の修復ができないため、エネルギー補給と筋肉の補修のためにも、アミノ酸バランスのいいたんぱく質またはアミノ酸を摂取する必要があります。

BCAAは運動後の筋肉痛や疲労感に効果があるの?|大塚製薬によれば、BCAAを摂取することで、筋損傷が軽減でき、BCAAを継続的に摂取することで疲労感、筋肉痛も軽減できるそうです。

運動後45分がプロテイン摂取のゴールデンタイム|ウィダーによれば、タンパク同化作用(体内のアミノ酸がタンパク質へ変わり筋肉を形成する作用)が高いタイミングである運動後45分以内にプロテインを摂取すると筋肉へのアミノ酸輸送量が多いため、筋力アップにつながるそうです。

つまり、運動する前にアミノ酸の補給が足りないなという人は運動の30分前に補給し、長時間の運動の際には1時間に1回補給し、運動後にもアミノ酸を補給するとよいということですね。

→ アミノ酸の効果・効能・種類・アミノ酸を含む食べ物 について詳しくはこちら







【参考文献】
続きを読む エクササイズ後の疲れを軽くする方法|黒酢飲料の継続摂取によって運動後の疲労感が軽減することを確認|伊藤園

クリスティアーノ・ロナウドの筋肉(腹筋・背筋)を作るトレーニング・鍛え方

風間八宏(当時川崎フロンターレ監督)さんがコメントしているクリスティアーノ・ロナウド選手の体幹についての話が大変興味深いので紹介したいと思います。

【目次】




■クリスティアーノ・ロナウドの武器は「上半身の強さ」

Cristiano Ronaldo free Kick

by Jan S0L0(画像:Creative Commons)

<欧州最高のアタッカーを斬る>風間八宏のロナウド、イブラヒモビッチ、ルーニー鑑賞術

(2012/6/14、Number)

「ロナウドが体を前に傾けてドリブルをしているのは、ほとんど見たことがないですよね。前傾になると足の前面の筋肉に無駄に力が入るので、スムーズに踏み出せない。ブレーキをかけているようなもの。一方、背筋が伸びていると、前面の筋肉に不必要に力が入らないので、足がなめらかに出る。ロナウドは自分の体を自由に扱えるという点で、突出した選手です」

クリスティアーノ・ロナウド選手のドリブルシーンを思い出してみると、特徴的なのがそのドリブル姿勢です。

Cristiano Ronaldo

by Jan S0L0(画像:Creative Commons)

いわゆるドリブラーと言われる選手は前傾姿勢のイメージがありますが、ロナウド選手は背筋をピンと立てているのが特徴です。

この姿勢が、ドリブル・シュート・パス全てにおいてメリットがあるようです。

「足をスムーズに出せると、振りかぶらずにシュートを打てる。だからロナウドはドリブルをしながら、そのまま同じ歩幅でシュートできる。GKはいつボールが飛んでくるかタイミングを計れないので、ものすごく取りづらいんですよ」

<中略>

「ドリブルのときに前傾すると目の前しか見えないけど、ロナウドは姿勢がいいので広い範囲を見られる。ドリブルをしていても、質の高いパスを出せちゃうのも彼のすごさです」

ロナウド選手よりも足が速い選手がいても、ボールを扱いながら、トップスピードで走ることができ、そして決定力もあり、なおかつ周りも見れるという選手はそうはいないということです。

つまり、ロナウド選手の武器とは、「上半身」の姿勢・強さにあるのです。

風間はロナウドの武器として、“上半身の強さ”をあげた。

「背筋がピンと伸びていることからわかるように、とにかく体幹が強い。だから左右に動いてもバランスが崩れないし、正確にボールを扱える。あのトップスピードの中で技術がぶれない選手は、そんなにいないですよ」

■クリスティアーノ・ロナウドの肉体の作り方


クリスティアーノ・ロナウド選手のあの肉体はどのようにして作られているのでしょうか。

クリスティアーノ・ロナウド選手といえば腹筋が有名ですが、以前腹筋を1日3000回しているというニュースを見たことがあります。

【レアル】C・ロナウドの屈強な肉体は、1日3000回の腹筋の賜物

(2009/12/4、WOWOW)

鋼鉄の鎧のようなボディを誇るC・ロナウドが、その屈強な肉体をどのように維持しているのかが、『AS』紙によって明らかにされた。同選手は、腹筋3000回というハードなメニューを日課としており、恥骨炎の予防のために、腰回りのトレーニングだけで1時間を費やすとのことだ。

また、以前ニュースで、C・ロナウド選手(現レアル・マドリード)が、マンチェスター・ユナイテッドの一員として来日し、浦和レッズと対戦した際、浦和の選手が、C・ロナウド選手の肩甲骨まわりの筋肉に驚いていたというのを思い出しました。

No days off💪🏽👍

Cristiano Ronaldoさん(@cristiano)が投稿した写真 –

インスタグラムで懸垂のようなトレーニングを行ない、背中の筋肉(背筋)を鍛えている姿を投稿しています。

【関連記事】




■クリスティアーノ・ロナウドの食事

また、クリスティアーノ・ロナウド選手は食事にも気をつけているようです。

クリスティアーノ・ロナウドの食生活

(2012/3/26、サッカーのための筋トレと栄養(from mixi))

(CRISTIANO RONALDO WORKOUT & TRAINING ROUTINEより)

<1日の食事パターン例>

朝食:フルーツジュースとシリアル(小麦・穀物)など。

昼食:サラダと一緒に、鶏肉や色々な肉を食べる。加えて、ジャガイモや小麦パスタ、野菜などから炭水化物を摂る。

間食:ツナロールなどを食べる。

夕食:昼食と同じパターン

<重要ポイント>

・炭水化物をよく食べる

・脂質を控える

・かなりの量のタンパク質

・食生活に厳しい

クリスティアーノ・ロナウド選手はトレーニングにも食事にも厳しい選手であり、そうしたことが現在のパフォーマンスの秘訣なのだと思います。

サッカーにおけるコンディショニングの大切さ|栄養補給のポイント(試合前日・試合当日・キックオフ前・ハーフタイム)錦織圭選手のコンディショニング戦略(栄養管理・ピリオダイゼーション・ケガの予防)でも紹介しましたが、アスリートにとって最も重要なのは、試合や練習までに、いかに多くのエネルギー源=糖質を蓄えておけるかであり、そのためには、炭水化物を適度に摂ることは欠かせません。

また、エネルギーに変えるためには、ビタミン・ミネラルが必要になるので、野菜も必要です。

→ クリスティアーノ・ロナウド(CRISTIANO RONALDO)の一日の食事(食生活)のパターンとは?







【関連記事】
続きを読む クリスティアーノ・ロナウドの筋肉(腹筋・背筋)を作るトレーニング・鍛え方

病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!




病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!
病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた!行動変容を促すヒントがここにある!

カレブウッズ

病院の医師にいわれても運動習慣がつかなかった人が「フィットボクシング」で運動習慣がついた人のツイートを見かけたんですが、これこそが健康的なライフスタイルへの行動変容を促す方法なんじゃないかなと思います。

■行動変容を促すには?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、

デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の人の行動の、じつに40%がその場の決定ではなく習慣

なのだそうです。

習慣の力 The Power of Habit

新品価格
¥2,052から
(2017/1/22 17:05時点)

また、「スイッチ 変われないを変える方法」(著:チップ・ハース ダン・ハース)によれば、セルフ・コントロールは消耗資源であり、例が挙げられています。

スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

新品価格
¥886から
(2017/1/22 17:06時点)

例:ウェディングレジストリ(アメリカで結婚時に新郎新婦が作る結婚祝儀のほしいものリスト)の作成やコンピュータの購入など複雑な選択や検討をさせられた人々はさせられていない人々よりも集中力や問題解決能力が落ちる事が分かっている。

例:ある研究によると、感情を抑えるように支持された被験者は、自由に涙を流した被験者と比べて、その後の身体持久力が低下することがわかった。

私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。

つまり、反対に考えると、変化を起こしたいときには、自動化された行動=習慣を変えなくてはならないのです。

では、どのようにすれば習慣を変えることができるのでしょうか?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、人間の心理には、2つの基本原則があるそうです。

1.シンプルでわかりやすいきっかけを見つけること

2.具体的な報酬を設定すること

新しい習慣作りには、「きっかけ」と「報酬」が重要です。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)では、「きっかけ」と「報酬」についての具体的な例が紹介されています。

新しい運動習慣を身につけるのに成功した人々の研究では、職場から帰宅した直後にジョギングに行くといった特定のきっかけと、罪悪感から解放された夜のテレビ鑑賞やビールといった具体的な報酬を設定した人のほうが続きやすいことがわかっている。

食餌療法についての研究では、挫折せずに新しい食習慣をつくり上げるのには、前もってメニューを作成しておくなど、事前にきっかけを決め、シンプルな報酬を設定する必要が有ることも判明した。

あるグループでは、92%の人が、気持ちが良いから習慣的に運動すると話している。運動で分泌されるエンドルフィン等の神経伝達物質を期待し、求めるようになるのだ。

毎朝、走りたければ、シンプルなきっかけと明確な報酬を選ぶ必要がある。

ゲームはまさに「きっかけ」と「報酬」が明確ですよね。

例えば、任天堂スイッチ&リングフィットが目の前にあることが「きっかけ」となり、人気声優を起用したインストラクターとの楽しいエクササイズが「報酬」となる感じです。

また、なぜSNS上で変な絡み方の人に反応することが『報酬』になるのか?|世の中は「報酬系」で回ってる!?で紹介した「『無意識』があなたの一生を決める 人生の科学」(著:デイヴィッド・ブルックス)では「報酬系」について取り上げました。

人生の科学: 「無意識」があなたの一生を決める

新品価格
¥2,484から
(2018/1/19 13:20時点)

報酬系とは、欲求が満たされた時に活性化し、快感をもたらす神経系のことである。快感が得られるのは、ドーパミンという物質が放出されるためだ。報酬系の働きにより、私たちは何か一つのことに集中することもあるし、何かに強く憧れ、それをひたすら追い求めることもある。強く、狂おしいまでの欲望に駆られることもある。報酬を獲得し、欲望が満たされれば、ドーパミンが放出されて快感が得られるため、私たちは報酬を求めて行動するようになるのだ。報酬が特定の行動を促すわけである。

以前スマホゲームを試しにやってみたことがあるのですが、実に「報酬系(≒ご褒美)」について考えられている印象を受けました。

ゲーム初心者向けに、経験値を多くくれたり、カードをくれたり、グッズをくれたり、ゲーム内で達成した感覚を与えてくれたりと、快感になりそうなことがたくさん与えてくれることにより、ハマってしまう人がでてくるのもわかる気がしました。

その記事では、スマホゲームの手法を健康のための行動変容に活かすことができればよいのかもしれないと書きましたが、ゲームというのは、「きっかけ」と「報酬」がはっきりしていて、ゲームをすることが「きっかけ」となり、ゲームを遊ぶことで「報酬」が得られる、健康的な習慣に変えることができる2つの要素が入っているものになります。

それに加えて、フィットボクシングには、「デュエットモード」「バーサスモード」は協力&競争というダイエットを継続させるために重要な要素も含まれています。

●協力

女性の場合は一緒にダイエットをしてくれる仲間を探すことがダイエット成功の近道なのだそうです。

女性の脳の特徴を活かしてダイエット|ためしてガッテン(NHK)によれば、友達と一緒に運動をしたり、ダイエット情報(体重グラフ分析)の交換をすると、楽しくダイエットが出来るそうです。

【関連記事】

また、女同士のウラの顔|ホンマでっかTV 4月25日によれば、女子にはグループで目標を立てて皆で協力した方が成績が伸びやすいそうです。

NASAの男女混成チームを見ると、成功の要因はチームのコミュニケーションがとれていること。

コミュニケーションを円滑にする女性特有の能力。

そして、目標を達成しようという男性が得意な能力。

それらがうまく組み合わさるとき、最強の力を発揮するチームが生まれるのではないか。

男性だけだと、競争が優先されるため、より遠くまで探査できるが、人命救助がおろそかに。

女性だけだと、お互いを気遣うあまり、探査が思うように進まない。

(「だから、男と女はすれ違う」より)

だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎

中古価格
¥106から
(2017/3/30 09:45時点)

一緒の目標を持って互いに協力して励まし合いながら行うことがダイエット成功の秘訣と言えそうです。

また、自撮り(SELFIE)を活用してダイエットの成功率を上げる!?では、社会的絆がダイエットを成功に導く鍵であると紹介しました。

近くに住んでいる人よりも社会的な絆が強い人の影響を人は受けやすいので、ダイエットを一緒に努力しているメンバーが時にはライバルとして、時には応援する人として、社会的絆が強くなればそれだけダイエットへの影響を強く与えることができるということですね。

【関連記事】

●競争

米マサチューセッツ工科大(MIT)のチームがネイチャー・コミュニケーションズに発表した論文によれば、人はSNS上で共有されているウェアラブルデバイスで記録したジョギングの距離や速さのデータを見ると、走る距離やスピードが増すということが分かりました。

今回の研究によれば、男性は男性・女性の両方から影響を受けるのに対して、女性は他の女性から影響を受けるということがわかったということです。

男性の方が競争を意識しやすいということなのではないでしょうか。

薬指の長さと男性ホルモンの関係とは?によれば、男性ホルモンのテストステロンにさらされると、男性的で、強い警戒心または注意力と素早い反応、高い自信、リスクを好む行動、積極性または攻撃性、迅速な意思決定といった特性をもつ傾向があるそうです。

今回の研究結果を合わせると、男性ほどワークアウトのデータを共有したほうが競争意識がかきたてられることによって、運動する機会が増えると考えられます。

【関連記事】

■まとめ

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)

しかし、その後の無数の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はないとわかった。脳が報酬を期待するようになってはじめて、つまりエンドルフィンや達成感を求めるようになってはじめて、毎朝、ジョギングシューズのヒモを無意識のうちに結ぶようになるのだ。きっかけはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはならない。

「きっかけ」と「報酬」は新しい習慣を作るうえで欠かせないものですが、「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となるのです。

一番の課題はゲームに飽きたら、健康的なライフスタイルが終わってしまうということ。

つまり、長続きするためにはゲーム以外に「変わりたい!」という感情をいかに生み出すのか=「動機づけ」をいかに行うかがポイントになってくるのではないでしょうか?







「筋肉がつきやすい体質」はある?|どうすれば筋肉はつくの?




Low key male model

by Liam Somerville(画像:Creative Commons)

筋肉がつきやすい体質ってあるの?

(2012/8/14、Web25)

「たしかに、遺伝的に筋肉がつきやすい人というのはいます。たとえば、もともと寒い地域にいたアングロサクソンは、熱を発生する筋肉が多いほど有利であったため、自然と筋肉の多い人たちの遺伝子が受け継がれてきました。概して私たちモンゴロイドよりも筋肉がつきやすい体質といえます」

NSCA公認パーソナルトレーナー、坂詰真二さんによれば、遺伝的に筋肉がつきやすい体質というのがあるそうです。

アングロサクソンはモンゴロイドよりも筋肉がつきやすい体質みたいですね。

また、同じ日本人であっても、その体質には差があるようです。

坂詰氏によれば、同じ日本人であっても、筋線維の数や成長ホルモンの分泌量には、先天的な差が存在するという。

順天堂大学のDempoらが行なった分析によれば、筋力に対する遺伝的要因と環境的要因の影響が同等であることが分かったそうです。

つまり、筋力は遺伝だけで決まるわけでなく、適切な筋トレや栄養摂取による環境的要因も大きく影響しているのです。

また、この研究では、環境要因の役割は年齢とともに増加していることから、年齢を重ねるにつれて、トレーニングのやり方や量、栄養の摂り方が影響してくるということです。

Moore DRらの論文によれば、骨格筋量を維持するには、筋原繊維タンパク質合成(MPS)の適切なタンパク質摂取媒介刺激が必要なのですが、加齢によってたんぱく質への感受性が低くなってくるため、筋肉量を維持・増強するためには、たんぱく質の摂取量を増やす必要があるそうです。

→ なぜ筋肉をつけるにはタンパク質(アミノ酸)の摂取が必要なの?【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら

まとめると、筋肉のつきやすさに遺伝による差はあるものの、適切な筋トレをして、適切な栄養と休養をとれば、しっかりと筋肉はつくようです。

ただ、同じ運動を行なっても、状態によっては同じ効果が得られないという研究もあります。

肝臓から分泌されるホルモン「ヘパトカイン」であるセレノプロテインPが運動の効果を無効にする|運動効果に個人差がある原因の一つを解明|金沢大学【論文・エビデンス】によれば、肝臓から分泌されるホルモン「ヘパトカイン」であるセレノプロテインPが骨格筋に作用することで、運動を行なってもその効果を無効にしてしまうことがわかりました。

セレノプロテインPの血中濃度は、2型糖尿病や脂肪肝の患者、高齢者で上昇していることが報告されており、このような方たちは、セレノプロテインPが過剰にあるため、運動を行ったにもかかわらず、その効果が起こらないという病態が身体の中で生じている可能性があります。







P.S.
続きを読む 「筋肉がつきやすい体質」はある?|どうすれば筋肉はつくの?