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Uber Healthが力強い成長!ウィズコロナ時代に「健康」と「移動」の価値が見直される!?




Uber Healthが力強い成長!ウィズコロナ時代に「健康」と「移動」の価値が見直される!?
Uber Healthが力強い成長!ウィズコロナ時代に「健康」と「移動」の価値が見直される!?

Victor Xok|unsplash

Uber 2Qの決算を見ると注目されたのは、Uber Eats (フードデリバリー)の伸びが配車(モビリティ)の減少を支えたこと、そして、Uber Healthが力強い成長をしていることです。

アクセンチュアのCOVID-19によるトレンド行動として「全ての事業は健康事業」が挙げられていますが、ウーバーもその企業の一つになっていくのではないでしょうか?

新型コロナを受けて、人々の健康意識は変化しています。

ただ新型コロナ以前から企業による健康投資や社員の健康を守ることが企業の成長に欠かせないとする「健康経営」への注目が高まる中で、ますます社員の健康をいかに守るかが重要になりました。

Uber Health は、交通機関がないために診療に来られない患者(交通弱者)の悩み、そのことによって治療の継続が難しくなり健康を悪化する恐れがある患者の悩み、そして医療機関にとっては予約したのに診察に現れないノーショー(予約キャンセル)の悩みを解決してくれるものでした。

もしかすると、ウィズコロナ時代に今後この仕組みは変化していくのではないでしょうか?

Uberが企業と提携し、社員の健康を守るため、社員自身や物資を安全に送り届けることがサービスになったり、Uberが医療機関と提携し、患者が移動することなく医師や看護師が移動して向かうようになるかもしれません。

ウィズコロナ時代には「移動」に求める価値が変化し、本質的に必要な意味ある移動にシフトすると考えられます。

どちらが(人が、物が、患者が、医師が、病院が、会社が)移動したほうがいいのか、そもそも移動する必要があるのかなど一つ一つの「移動」が見直され、新しい形になっていくでしょう。

その時に「移動」を担うUberのような配車サービス、デリバリーサービスの存在感は増していくのではないでしょうか?







筋トレ(体を鍛える箇所)に合わせて、バイトを選ぶマッチングアプリというアイデア




今回考えたのは、体を鍛える箇所に合わせて、バイトを選ぶマッチングアプリというアイデアです。

ジムで体を鍛えている人が、虫が出てきて逃げ回っているというのは、そもそも何のために体を鍛えているんだろうかとふと疑問に思いました。

体を鍛えることがサバイバル能力のアップにつながっていないというのはもったいないと思うのです。

そのアイデアの一つが農業とエクササイズを組み合わせたもの。

最近では「ライフスタイルモデル」や「パーソナルトレーナー」に注目が集まり、エクササイズを提案していますが、農業×エクササイズで農作業で体を鍛えながら、育てた農作物で体にいいものを取り入れることができれば、もっといいんじゃないかと思ったからです。

→ 「農業×エクササイズ(筋トレ)」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

今回考えたのは、労働力が不足しているお店や会社と体を鍛えたい人をマッチングさせるというアイデアです。

例えば、背筋を鍛えたいという人は、その項目を選ぶと、鍛えたい箇所に合わせたバイトが表示されます。

自分のスキマ時間と地域が合えばそのバイトを選択します。

ユーザー側は、自分が鍛えたい筋肉が鍛えられると同時に、副業としての収入が得られます。

会社側は、敬遠されがちな体に負担がかかる仕事を筋肉を鍛えるという考え方に変換することで、3K的なイメージをなくすことができます。

このアイデアは労働人口の減少という社会問題を労働力の流動性を上げることで解消につなげると同時に、カッコいいカラダづくり+健康づくりができることで、医療費の削減にもつながります。

■まとめ

unsplash-logoAnna Samoylova

任天堂の宮本茂さんが考えて、任天堂の岩田聡さんとほぼ日の糸井重里さんが広めた次のフレーズがあります。

「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」
“something which solves multiple issues at once”.

いつもモヤモヤした考えがありました。

それは、体を鍛えたい人がこんなにたくさんいる一方で、労働力が不足している問題です。

会社でデスクワークをして、早朝にジョギングするってなんか矛盾しているように感じます。

だからこそもっと働くことをポジティブなものに転換するアイデアが必要だと思ったんです。

食料問題を解決する2つのアプローチ|「90億人の食」をどう生み出すか?によれば、世界の人口は、2050年までに、約70億人から90億人以上に拡大すると予想されています。

それだけの人口が増えるということは、もっとたくさんの食料が必要になるということです。

今は物よりもお金の価値が高いですが、30年先には物の方が圧倒的に価値が高くなる時代が来ます。

つまり、自分たちで食料を生み出す能力が高い人こそが生き残れる可能性が高いというわけです。

30年も先のことなんて考えられないですが、人生100年時代ともいわれるように、人生は長くなりますから、30年先を見据えて、サバイバル能力を身につけることは立派な投資になることでしょう。

園児の紐を結べない、箸が使えないといった日常生活の技能が低下|手を動かすことが、いかに脳を使うことにつながっているかで紹介した全国国公立幼稚園・こども園長会が公表した調査によれば、幼稚園に通う子供たちに、紐(ひも)を結ぶ、箸(はし)を正しく持って使うといった日常生活の技能の低下が起きているそうです。

ITスキルを学ぶのが早い子供たちは紐を結ぶというような能力が低下しているのです。

極端な例ですが、最近は強風などで家が飛ばされる映像をよく見ますが、その時に必要なのはITスキルよりもロープでブルーシートを家にくくり付ける能力だったりします。

どんなに頭が良くても、どんなにジムで鍛えていても、それが生活力・サバイバル能力に紐づいていなければ、思ったように体を動かすことはできません。

だからこそ、これからの時代を考えるうえで、生活力に紐づいた体づくりをすることは重要なことなのです。

TwitterやYouTubeで見かけるミニマリストはモノを持たないことを強調しがちですけど、それは自分の家の中にモノを持っていないだけで、ほとんどを企業や行政機関が作り上げたインフラに守られていることに気づいてないだけです。

もし地域のコンビニが24時間営業をやめたり、閉店したら。

自治体が貧しくなり、水道・電気の提供ができなくなったら。

そんなことはあり得ないと思うかもしれないけど、もしサバイバルが必要な状況が訪れたら…。

災害だけではなく、今の生活を支えている企業の力が衰えたら、途端に単純に無駄なモノを持たないだけの生活をしている人には危機が訪れます。

生活力・サバイバル能力を向上させることはこれからのキーワードになっていきます。

動乱の時代には「サバイバル」がキーワードとなり、民藝的なモノの価値が見直され、コミュニティを軸とした小さな経済圏が生まれ、経済圏同士が交易を行なう「豪族」が生まれる!







電気ショックを与えるリストバンド「Pavlok」を活用した砂糖の摂取量を減らす方法|アメとムチで生活習慣を変える!

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■砂糖と健康の関係に注目!

最近では砂糖と健康の関係に注目が集まっています。

WHOが体重の増加による肥満の数が増加傾向にあることや虫歯など健康上のリスクを防ぐため「一日の糖類25グラムまで」とする新指針を2015年に正式決定しました。

【関連記事】

世界全体で肥満の数は増加しており、また肥満は、糖尿病脂肪肝高血圧などの生活習慣病だけでなく、脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっています。

そして、医療費もそれに合わせて増加しています。

砂糖入り飲料を習慣的に飲むと糖尿病リスクが上昇する!?によれば、英・ケンブリッジ大学の今村文昭氏らの大規模な調査によれば、砂糖入り飲料を習慣的に飲むことで糖尿病のリスクが高くなることがわかったそうです。

徳島県が糖尿病死亡率最下位脱出|徳島県はどんな糖尿病対策を行なったのか?で紹介した徳島大学大学院心臓血管病態医学分野の島袋充生特任教授によれば、徳島県が糖尿病死亡率が高い理由として、「肥満」と「糖質摂取」を挙げており、食習慣として、ご飯に砂糖をかけて食べたり、饅頭のあんこの量が全国的にも多いなど「甘党」であることが関係しているようです。

アメリカの炭酸飲料離れ 10年連続で販売量減|健康志向の高まり(2015/3/30)によれば、健康志向の高まりが影響しているのでしょうか、アメリカでの炭酸飲料の販売量が10年連続で減少しているそうです。

アメリカの2〜5歳の子供の肥満率が低下によれば、子供の肥満率が減少した理由として、CDCは、理由は明確ではないとしながらも、食生活の改善や運動、糖分の多い飲料を控える傾向などが寄与しているとの見方を示しています。




■電気ショックで砂糖の摂取量を減らす方法がある!?

こうした流れを受けて、行政側は砂糖の摂取量減少と税収アップを目指して砂糖の入った食品・飲み物に対して税金をかけるようにしたり、企業は砂糖を減らす方法を開発しています。

しかし、どうしても砂糖の摂取がやめられないという人もいます。

そこで、見つけたのが電気ショックで砂糖の摂取量を減らしたという女性の動画です。

How Tasha Used Pavlok to Quit Eating Sugar

Tasha Stopped Eating Sugar

(2015/3/11、Pavlok)

Tashaは疲れているときに気分を良くするために砂糖の入った食べ物を食べていたそうですが、その習慣をやめたいと思い、意思の力ではどうもならなかったので、充電式の電気ショックを与えるリストバンド「Pavlok」でピーナッツバターやクリームパイといった砂糖の入った食べ物を食べた時に電気ショックを与えるという方法を試したところ、砂糖の量を減らした新しい習慣を手に入れたそうです。

【参考リンク】

Pavlok Bracelet Zaps You to Break Bad Habits

砂糖とアルコールを1ヶ月摂らなかったら体はどうなるのか?によれば、糖分をとらなくなることで、血糖値が上昇し、血糖値を下げようとインスリンが出てくるため、体が甘いものを欲して、イライラしてくると考えられますが、砂糖とアルコールを摂らないことに徐々に慣れていくことで、血圧やコレステロール値、血糖値も低くなったそうです。

■まとめ

Peanut Butter Muffins-2

by jules(画像:Creative Commons)

電気ショックを受けるくらいなら砂糖が多く含まれている食べ物を選ばないという方法はあまりに強制的すぎる方法だと思いましたが、アメリカ人は摂取するカロリーの約6割、砂糖の9割を「超加工食品」から摂取している!?で紹介した英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の調査結果によれば、アメリカ人は摂取するカロリーの約6割、砂糖に至っては9割を「超加工食品」から摂取していることがわかったそうで、そうした食品に対する誘惑に意志の力で立ち向かうことができない人も多いのではないでしょうか。

砂糖の入った食べ物を食べた時に電気ショックを与えるという今回の方法は行動科学を活用したダイエット方法だといえます。

行動科学を活用して、ダイエットが継続しやすい状態を作る!のポイントは、結果ではなく、行動・プロセスに着目して行う点にあります。

  • ハードルを下げる
    ポイントは「わざわざ」ではなくついでに
    楽に楽しく、徐々に回数を増やす
    例)冬にジョギングするのは億劫になりがち。そこで、外に出る前にウォーミングアップして体を温めるようにする。
  • 小さなゴールを多くつくる。
    ダイエットは簡単に結果が出ないもの。そこで、小さなゴールを作ることで、小さな達成感を積み重ねることで継続しやすい状態を作る。
    例)エクササイズをしたら、カレンダーにシールを貼るなど
  • 使うものは目のつくところに
    ジョギングやウォーキングをする方は、道具を出しておく。
  • ごぼうびと罰を設定
    例)行動を○回続けたら、自分にご褒美を与える。
    例)行動を一度休んだら、罰を与える。自分のお小遣いを妻に渡す。
  • 行動契約書を作る
    ⇒ 目につくところに貼る。
  • サポーター(家族)
    周りにダイエットを宣言する。
  • 誘惑に対して、手間がかかるようにする。
    例)テレビを見ると運動する時間が無くなる場合は、テレビを見ないように、主電源を切る、または録画する。
  • 誘惑に対して、行動のハードルを高くする
    例)必要以上にお金を持たないようにする。
  • 最終目標(ゴール)をより具体的にする
    数値と期限を設ける。
    例)○月●日までに▲kgダイエットする。

【アメとムチ 関連記事】

ダイエット中に甘いものを食べてしまうのは、ダイエットをしていることを忘れてしまっているから!?で紹介した英アバディーン大学の研究によれば、ダイエットを継続できないような本人が思っている以上に甘いお菓子を食べてしまっている人は、計画通りに物事を進められず、どうしても衝動を抑えられない傾向にあるようです。

ダイエットが続かない人の中には、鍵をかけ忘れたり、友達との約束を忘れたり、手紙を出し忘れたりというような「ついうっかり」が多い「展望的記憶」が欠如している人がいて、ダイエットをしていても「ついうっかり」忘れてしまう人がいるそうです。

自分が日頃、計画通りに物事を進められず、どうしても衝動を抑えられない傾向にあると感じている人は、ダイエットをしていることを常に思い出せるような仕組みとして、今回のケースのように砂糖を多く含む食品を食べた時には電気ショックを与えるというような「ムチ」を用意しておくとよいのかもしれません。

甘いものの食べ過ぎがやめられないという人は、電気ショックを与えるリストバンド「Pavlok」で砂糖の入った食べ物を食べた時に電気ショックを与えるという方法を試してみましょう!







【肥満 関連記事】
続きを読む 電気ショックを与えるリストバンド「Pavlok」を活用した砂糖の摂取量を減らす方法|アメとムチで生活習慣を変える!

Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携




【目次】

■Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携

Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携
Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携

参考画像:Apple Heart Study launches to identify irregular heart rhythms(2017/11/30、Apple)|スクリーンショット

以前、APPLE WATCHの心拍数を表示する機能によって、17歳の青年の命が救われた!?というニュースを取り上げましたが、Appleは、スタンフォード大学と提携して、Apple Watchの心拍センサーを使って不規則な心臓リズムに関するデータを収集し、心房細動(AFib)を経験しているユーザーに通知するアプリ「Apple Heart Study」アプリを発表しました。

Appleによれば、脳卒中の主な原因である心房細動(AFib)は、毎年アメリカで約13万人の死者と75万人の入院患者の原因となっているそうです。

以前「HEARTILY」|東大とドコモ、RESEARCHKITで脈の揺らぎを測定するアプリを開発 不整脈と生活習慣病の関連性解析では、Appleが提供している医学・医療研究向けに設計したオープンソース・ソフトウエアフレームワーク「ResearchKit」とiPhoneのカメラを活用して、脈を検知し、脈拍を定期的に収集することによって脈の揺らぎを簡単に測定・記録するiPhoneアプリ「HearTily(ハーティリー)」を公開し、臨床研究を開始したというニュースを取り上げましたが、この考え方に近いものですね。

スタンフォード大学の医学部長であるロイド・マイナー(Lloyd Minor)さんによれば、「Apple Heart Studyを通じて、スタンフォード大学医学部は、Apple Watchの心拍センサーのようなテクノロジーが、Precision Healthアプローチの中心的な予防的ヘルスケアの新しい時代を導く助けとなるかどうかを探求します。」とあります。




■Precision Healthとは?

Precision Healthとはどのような考え方なのでしょうか?

スタンフォード大学医学部では「Precision Health(直訳すると、精密医療・高精度医療でしょうか?)」をスローガンとして掲げているようで、プレシジョン・ヘルスとは、病気の予防、病気の発症予測、健康とQOL(生活の質)をできる限り維持することを目的とし、データサイエンスツールを活用して膨大な研究と臨床データを患者や医師が利用できるようにすることを考えているようです。

スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大で紹介したスタンフォード大学のマイケル・スナイダーの研究によれば、フィットネスモニターや他のウェアラブルバイオセンサーが心拍数、肌の温度などの異常が起きているかを知らせてくれることにより、病気になっていることを伝えてくれることについて取り上げており、現在進行中の研究の重要な要素は、正常値またはベースライン値を確立することということでした。

つまり、スタンフォード大学はAppleと提携することで、予防医学を前に進めようと考えていることではないでしょうか。

■スタンフォード大、Apple Heart Studyの結果発表

Apple Heart Study demonstrates ability of wearable technology to detect atrial fibrillation(2019/3/16、スタンフォード大)によれば、参加者40万人のうち0.5%が不規則な心拍(心房細動などの兆候である恐れがある)の通知を受信したそうです。

【参考リンク】

■まとめ

フィットネストラッカーのデータから心房細動は脳卒中によるものと判断され救われたケースがあるによれば、すでにフィットネストラッカーをつけている人の心拍数のベースラインと異常値のデータを参考に病気を判断したケースがありました。

Fitbitのおかげ。世界初、フィットネストラッカーが人命救助

(2016/4/20、ギズモード)

患者の検査の際に、腕に付けるアクティビティトラッカー(Fitbit Charge HR)を着用していることが確認されました。それは患者のスマートフォン上のアプリケーションと同期されており、フィットネス・プログラムの一環として彼の心拍数が記録されていました。このアプリケーションを患者のスマートフォンを通じて閲覧したところ、彼の心拍数のベースラインが毎分70から80回であり、脳卒中が発生した大体の時間において突如、持続して毎分140から160回の幅へと上昇していたことが分かりました。心拍数はジルチアゼムを投与するまで上昇した状態が続きました。

Fitbitのデータのおかげで、心房細動は脳卒中によって引き起こされたものであり、電気的除細動を行って良いことが確認されたということです。

フィットネストラッカー「Fitbit Charge HR」に記録されている心拍数のデータを参考に、医師は心房細動は脳卒中によって引き起こされたと判断し、電気的除細動を行なったそうです。

ウェアラブルデバイスで得た生体データによる病気の予兆を検知することで運転手の突然の体調変化による死亡事故を未然に防ぐシステムによれば、リストバンド型の血圧測定デバイスを運転手につけてもらい、脈拍、心電図、体温、呼吸数、血中酸素濃度をクラウド上でモニターすることで、病気の予兆を検知するサービスが考えられています。

また、福井の京福バスではIoTで交通事故を防ぐシステムの実証実験が行われているそうで、運転手がNTTと東レが開発した機能素材を使った衣類を着用することにより、心拍数をリアルタイムでチェックし、また運転手の動作(急ハンドル・急ブレーキ)や車の動きを総合して分析し、事故を未然に防止することを目的としています。

今後、様々な生体データのベースラインを見つけることができれば、スマートウォッチでの健康管理にもっと活かせるようになるのではないでしょうか。







【参考リンク】
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朝の鼻・のど・肌の乾燥が気になるあなたに!「パーソナル保湿機」を活用して予防しよう!




【目次】

■口呼吸のデメリット

Be quiet...

by ZLC(画像:Creative Commons)

風邪や花粉症で鼻づまりのために口呼吸になっている人もいると思いますが、鼻呼吸ではなく口呼吸になると、病気になりやすくなるといわれますが、なぜ口呼吸は健康においてよくないのでしょうか?

●鼻呼吸には、エアコン機能とフィルター機能がある

  • 鼻にある鼻腔(びくう)には、吸う空気を温め、適度な湿度を与える天然のエアコン機能があります。
  • また、鼻腔には、ゴミ(ほこり・粉塵)や細菌、ウイルスなどをブロックし、肺などを守るフィルター機能があります。
  • 鼻呼吸のほうが集中力が長く続き、睡眠の質が高い。

●口呼吸には、エアコン機能とフィルター機能がない

口呼吸では、鼻呼吸と違い、エアコン機能とフィルター機能がないため、ゴミやウイルスが除去されておらず、冷たく乾燥した空気がのどに直接襲います。

その結果、風邪やインフルエンザなどの細菌やウイルスに感染してしまうなど様々な病気も引き起こしてしまうのです。

●口の乾燥で咽頭炎になりやすくなり、口臭がひどくなる恐れがある

弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を

鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥する。

すると、「粘膜保護作用が低下して、ちょっと硬い食べ物でも傷付き、病原菌も増殖して、咽頭炎になりやすい。

古い粘膜層が唾液(だえき)で洗い流されず、カビが生じたり舌苔(ぜったい)が増えたりして口臭の原因にもなる」。

つまり、口呼吸になると、口の中が乾燥してしまうため、粘膜による保護ができずに、咽頭炎になりやすくなったり、口臭がひどくなる恐れがあるそうです。

また、口呼吸の人は口臭やイライラ、肌荒れなどに悩んでいる人が多かったそうです。

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

●睡眠時無呼吸症候群の原因に

口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群の原因の一つともいわれているそうです。

鼻呼吸なら気道を確保できても、口呼吸は口をぽかんと開けているため、口の周りの筋肉が弛緩し、舌が気道を塞いでしまうのだ。

悪くすると心臓に負担をかけ高血圧や突然死をも誘発しかねないというから、聞き捨てならない。

さらには、舌の粘膜の乾燥による味覚障害、鼻の機能低下による嗅覚障害の可能性も示唆されている。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームが関係しているといわれています。

そして、頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性があり、いびきによって血圧が上昇と降下を繰り返す危険があるため、心筋梗塞になるリスクが高くなります。




■「パーソナル保湿機」で風邪やのどの乾燥を予防

口呼吸でのどが乾燥しやすい(扁桃腺が腫れやすい)方や風邪を予防したい方の中には、加湿器を利用している人も多いと思います。

ただ、寝るときに加湿器の音が気になるという人や部屋全体を加湿するため結露が気になるために加湿器の使用をやめてしまったという人もいるのではないでしょうか?

そこで、注目を集めているのが「パーソナル保湿機」です。

オムロン HSH-101-W パーソナル保湿機」を例にその特徴を紹介してみたいと思います。

参考画像:オムロン HSH-101-W パーソナル保湿機|スクリーンショット

●睡眠中に約45℃の低温スチームが顔周りをピンポイントに保湿してくれる!

一般的なスチームファン式加湿器は天井に向かってスチームが上昇するのですが、独自の吹き出し構造によって、下の段から噴霧される約45℃の低温スチームの上昇を、上の段から出る常温の風が抑えることで、約50cm~75cm先まで水平方向にスチームを届けてくれます。

適温のスチームによって、睡眠中の乾燥による鼻やのどの乾燥を予防し、また肌や髪の毛の乾燥を防いでくれます。

●眠りを妨げない「滑らか運転」

運転音はささやき声(※ささやき声は30dB)よりも静かな27dBとなっています。

また、最大8時間のタイマー設定が可能なので、一晩中安心して使用できます。

●結露を抑える

部屋全体を保湿するわけではないので、一晩中使っても窓の結露を抑えます。

●保湿が必要なタイミングを教えてくれる「保湿ナビ」

運転が「切」の状態で、内蔵の温度・湿度センサーが部屋の温度・湿度環境を検知し、肌やのどの保湿が必要なタイミングになると、「保湿ナビ」ランプが点灯して知らせてくれます。

●ベッドサイドに置いても邪魔にならない、コンパクトなデザイン

加湿器の水タンクのサイズで置き場所に困った経験のある人もいたと思いますが、水タンクの小型化によって、本体サイズの幅が15センチになり、ベッドサイドに置いても邪魔になりません。

■まとめ

鼻やのどの乾燥、肌のうるおいが気になる人は「パーソナル保湿機」を活用してみませんか?

また、睡眠が大事で病気にも注意したい受験生の健康管理にもいいかもしれません。







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