ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ

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ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ

(2011/12/2、AFPBB)

男性がノートパソコンで無線LANを使うと精子が損傷するかもしれない、とする研究結果が前週、医学誌「Fertility and Sterility(生殖能力と不妊)」に発表された。

先日、えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?という記事をご紹介しましたが、今回の記事によれば、男性がノートパソコンで無線LANを使うと精子が損傷するかもしれないという研究が発表されたそうです。

今回の研究内容は以下のとおり。

アルゼンチンの研究チームは仮説を証明するため、データをダウンロード中のノートパソコンの近くに健康な精液を置いた。

4時間後、精液中の精子の25%が活動を停止していた。

ノートパソコンから離れた場所に置かれた対照群では、活動停止は14%にとどまった。

また、ノートパソコンに近い精子では、対照群の3倍以上にあたる9%がDNAに損傷を受けていた。

この原因は何なのでしょうか?

無線インターネットから放出される電磁波だと同研究は指摘している。

ただし、現段階での結果は最終的なものではなく、さらなる研究が必要だという。

電磁波が関係あるかもしれないそうですが、まだはっきりとはわかっていないようです。

一方、同誌に同時掲載された米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)のチームの研究では、男性被験者29人の陰嚢のそばに温度センサーを設置し、膝の上でノートパソコンを使ってもらう実験を行った。

10~15分後にセンサーを確認したところ、温度は精子の生産を阻害するレベルに達していたという。

精子の生産を最大にするためには、睾丸の温度を体温より1~2度低く保つ必要がある。

同研究によると、ノートパソコンを膝の上で1時間使うと、睾丸の温度が2.5度上がる可能性があるという。

精子の生産を最大にするためには、睾丸の温度を体温より1~2度低く保つ必要があるそうですが、ノートパソコンを膝の上で1時間使うと、睾丸の温度が2.5度上がる可能性があるそうです。

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【感想】

先日、えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?で、日本やデンマークの若い男性の精子数が減少しているという話題を紹介しましたが、もしかすると、世界的に同じようなことが起こっているため、こうした研究が行われているのかもしれませんね。







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アルツハイマー病予防には焼き魚を|米ピッツバーグ大学

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アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究

(2011/12/6、AFPBB)

魚を食べると認知能力低下やアルツハイマー病を予防し、脳の健康増進に役立つ可能性があるという研究が前週、北米放射線医学学会(Radiological Society of North America、RSNA)で発表された。

魚を食べると、アルツハイマー病の予防に役立つ可能性があるという研究が発表されたそうです。

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今回の実験内容は以下のとおり。

米ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)の研究チームは、心臓血管に関する国の研究「Cardiovascular Health Study」の被験者から260人を抽出した。

うち163人が毎週魚を食べており、その多くは週1回から4回食べていることが分かった。

脳の健康を調べるため、磁気共鳴画像撮影装置(MRI)を用いて、被験者の脳の灰白質の位置と大きさを調べた。

その後、モデルを使って灰白質と魚の摂取との関係を分析し、10年後の脳の構造を予測した。

その結果、少なくとも週1回、焼いた魚を食べている人は、アルツハイマー病の発症にかかわる脳の領域の灰白質が大きいことが分かった。

乾燥させた魚には認知能力の低下を予防する効果は見られなかったという。

研究チームによると、脳の構造とアルツハイマー病の直接的関係を発見したのは、今回の研究が初めてという。

灰白質の大きさは、脳の健康にとって極めて重要で、健康な脳ほど灰白質が大きい。

灰白質の減少は、脳細胞が縮んでいることを意味する。

米ピッツバーグ大学の研究によれば、少なくとも週1回、焼いた魚を食べている人は、アルツハイマー病の発症にかかわる脳の領域の灰白質が大きいこと(灰白質の大きさは、脳の健康にとって極めて重要で、健康な脳ほど灰白質が大きい)が分かったそうです。

魚を食べる機会がない人は、ぜひ食べるようにしたいですね。







高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

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■高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

高リスクで肝癌に進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは

(2011/12/15、NEWSポストセブン)

肝硬変肝がんは、B型やC型肝炎ウイルス感染、アルコールの過剰摂取が原因といわれている。

近年肥満糖尿病高血圧などの生活習慣病を高頻度に合併した脂肪肝で、炎症や線維化を伴う非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変、肝がんでの死亡が増加している。

健康診断で脂肪肝と診断され、年々肝臓の数値が悪化している場合は専門医による早期の受診が不可欠だ。

健康診断で脂肪肝を指摘されても、症状もないため放置することが多い。

しかし、肝硬変や肝がんのリスクが高い脂肪肝もある。

これまで、肝硬変や肝臓がんの原因は、B型やC型肝炎ウイルスの感染や過剰なアルコール摂取だと思っている人が多かったと思います。

しかし、最近は、ウイルスに感染していない人やアルコールをあまり摂取していない人の脂肪肝、通称NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)の中で、炎症や線維化を伴うNASH(非アルコール性脂肪肝炎)からの肝硬変・肝がんが増加しているそうです。

→ NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因 について詳しくはこちら

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら

NASHの多くは肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合がある。

大阪府済生会吹田病院の岡上武院長に話を聞いた。
「NAFLDは現在約1000万人いるといわれ、予後が比較的良好な単純性脂肪肝と、予後が悪いNASHに分かれます。NAFLDのうち20~30%がNASHと推計され、NASHは10年以内に10~30%が肝硬変や肝がんに進展します」

NASHの多くは、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合があるそうです。

■まとめ

最近「NASH」「NAFLD」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、こうした病気の人が増加傾向にあるため、取り上げられる機会が増えているのかもしれません。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら







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男は女の“誘い”を断るべからず

(2012/1/5、R25)

「要は、その気になれないタイミングでパートナーから求められた時、どのような対応をとるかが問題です。

これについては、米マイアミ大学の心理学者マーガレット・ライト氏が、興味深い調査を行っています。

ライト氏は270人の大学生を対象に、“エッチしたくなった時に、恋人から拒絶されたらどう思うか?”というアンケートをとりました。

その結果、男性に最も多く見られた回答は『気にしない』。

これに対して女性は『気分を害する』、あるいは『それでも求める』という回答が多数を占めました」

エッチしたくなった時に、恋人から拒絶されたらどう思うか?というアンケートをとったところ、男性に最も多くみられた回答は「気にしない」というものだったのに対して、女性は、『気分を害する』、あるいは『それでも求める』という回答が多数を占めたそうです。

このデータからすれば、男性の方が拒絶されることに対して抵抗が少ない、と解釈できる。

それはなぜか?

「簡単にいってしまえば、女性よりも男性の方が、性欲が高まる機会が多いので、欲求が満たされないことに慣れている側面はあるでしょうね。

女性は月経周期に応じて気持ちを高める傾向がありますから、“エッチしたい”と思う頻度は男性より少ないはず」

つまり、男性はそれだけ拒絶されることに対して免疫がある、と内藤先生は補足する。

「ですから、男性は女性から求められた際、多少無理をしてでも応じてあげる寛容さを持てればベスト。それが円満な関係の秘訣にもなるはずです」

男性は女性よりも性欲が高まる機会が多く、欲求が満たされないことに慣れているため、拒絶されることに慣れているそうです。

以前「夫婦円満の秘訣は旦那がベッドの上で妻に尽くすこと!?」という記事でも、男性は、女性よりも、「愛情ある抱擁をするよりも、愛のない性行為の方を好む」傾向が強いと思われていたのですが、研究結果によれば、長期的な関係を望む男性の場合は抱擁を重視しているそうです。

長期的な関係を意識している男性は女性よりも、ハグやキスをすることに幸せを感じ、重要視している。

肌と肌が触れ合うような性行為を好む女性の場合、キスや抱擁だけだとあまり幸せを感じない。

<中略>

今回のレポートの著者であるジュリア・ヘイマンによると、女性は年をとると共にプレッシャーが減ってゆくため、女性の性的な満足度は、年令と共に増してゆくのだという。

長期的にみると、年令を重ねるごとに、二人の関係は徐々に変化(ホルモンの変化なども関係してくると思います)していくので、円満な関係を築くためには、男性は女性から求められた際、多少無理をしてでも応じてあげることが大事なようです。

喫煙者4割減を目標 厚労省案、がん対策の柱に

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喫煙、4割減を目標 厚労省案、がん対策の柱に

(2012/1/23、朝日新聞)

国や地方自治体のがん対策の今後5年間の基本となる厚生労働省の次期計画案に、喫煙率削減の数値目標が初めて明記される。

喫煙者を4割近く減らす目標になる見通しだ。

厚労省は、現計画に盛り込めなかった喫煙率削減をがん対策の柱の一つにしたい考え。

厚生労働相のがん対策の柱の1つとして喫煙者4割減を目標にすることが計画されているようです。

【参考リンク】

日本人のためのがん予防法|国立がん研究センター

国立がんセンター がん予防・検診研究センターが提供している「日本人のためのがん予防法」でも禁煙をすすめています。







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