《専門医解説》ヒートショックによる入浴死「50代でもあり得る」閉経後の女性は特に要注意(2024年12月23日、週刊女性PRIME)で紹介されている東京都市大学人間科学部教授の早坂信哉さんによれば、お風呂場で亡くなった中山美穂さんや白川由美さん、平幹二朗さん、野村克也さんが亡くなった理由としてヒートショックの可能性があるそうです。
ヒートショックは高齢者だけでなく、血圧が高い方、コレステロールや中性脂肪が高い方、糖尿病でも治療をしていない方、動脈硬化のリスクが高い方、喫煙者の方、肥満の方もリスクが高いそうです。
また女性だけの注意点もあります。
「動脈硬化の予防効果がある女性ホルモンが減る閉経後は、血圧が上がることがありますので注意が必要です」
【モーニングショー】閉経後の女性でLDLコレステロールの数値が上がったら、どのように食事に気を付けたらいいの?
によれば、ある人(当時56歳)のBMI20.7(標準は22)なので肥満ではなく、また週2日以上ジムに通い、喫煙なし、お酒は1日1合未満と生活習慣に一見問題はなかったのですが、LDLコレステロールの経年変化をチェックすると気になるところが出てきました。
54歳 112 → 56歳 136
LDLコレステロールが急上昇して、基準値の120を超えていました。
本当に血管が若返る!コレステロール調節術|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、女性ホルモンには、“悪玉コレステロール”値を下げる作用をはじめ、血管を保護する様々な効果があります。
そのため、40代までの間、女性の血管は男性よりはるかに若く保たれています。
女性ホルモンの値が下がってくる 50才前後になると“悪玉コレステロール”値が急上昇して、男性より高くなることも多くなります。
つまり、女性は閉経のタイミングでこれまでよりも意識的に健康をチェックする必要があるわけですね。
→ 悪玉コレステロールを下げる食事・食べ物|LDLコレステロールが高い原因 について詳しくはこちら
女性は、閉経後LDLコレステロールの数値が上がったら、コレステロールや飽和脂肪酸が多い食品を食べ過ぎないようにした方がいいようです。
コレステロールが多い食品は、たらこ・かずのこなどの魚卵や白子、レバー、鶏卵など。
飽和脂肪酸が多い食品は、牛乳・バター・チーズ・ヨーグルトといった乳製品など。
LDLコレステロール値を下げるには、食物繊維も積極的に摂りましょう!
【#たけしの家庭の医学】食後高脂血症・隠れ中性脂肪を改善し動脈硬化を予防する方法(水溶性食物繊維&運動)によれば、水溶性食物繊維は、腸に入るとゲル状に変化し、腸の内壁に付いて、脂肪分などの吸収を抑える効果があるそうです。
また、中性脂肪を分解するリポ蛋白リパーゼの働きを活性化してくれるそうです。
そのため、水溶性食物繊維を食事の最初に食べておくと、中性脂肪の急上昇を防ぐことができるそうです。
【水溶性食物繊維を含む食品】
●ネバネバした食品
納豆・オクラ・なめこ・なめたけなど
●海藻類
ノリ・ワカメ・寒天・昆布など
●根菜類
大根・人参・ゴボウなど
→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら
→ イヌリンとは|イヌリンの効果・効能|イヌリンの多い食品・食べ物 について詳しくはこちら
→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら
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