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【家庭料理の視点から】亜鉛が不足している2型糖尿病患者は全死亡および心血管疾患リスクが高い!




2025年に発表された研究によれば、亜鉛が不足している2型糖尿病患者は全死亡および心血管系合併症リスクが明らかに高いことがわかりました。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

■背景

2型糖尿病の人は、心臓や血管の病気(心血管疾患)になりやすく、命に関わるリスクが高いため、体内の亜鉛が不足している(亜鉛欠乏症)と、そういう病気のリスクがさらに上がるのかについて調べた研究です。

亜鉛は体に大事なミネラルで、免疫や傷の治り、血糖コントロールに関わっています。糖尿病の人は亜鉛が不足しやすいと言われています。

■結果

全体の死亡率:亜鉛欠乏群は正常群の約2倍(HR 2.08)リスクが高かった(統計的にすごく有意、p < 0.001)。

心血管疾患全体:約15%リスクアップ(HR 1.15)。

具体的な心臓トラブル:不整脈:20%アップ(HR 1.20)

炎症性心疾患:54%アップ(HR 1.54)

その他の心臓障害(心不全など):23%アップ(HR 1.23)

つまり、この結果から亜鉛不足の2型糖尿病患者は心臓病や死亡のリスクが高いことがわかりました。

■まとめ

亜鉛が不足している2型糖尿病患者は全死亡および心血管系合併症リスクが明らかに高いことがわかりました。

2型糖尿病と診断された人は亜鉛の状態をチェックし、補うことが病気のリスクを減らすことにつながることが期待できます。

ただ、亜鉛不足が直接の原因と証明されたわけではなく、あくまでも関連性があるということがわかっただけなので、今後の研究が必要です。

■家庭料理の視点から

亜鉛は牡蠣やお肉、ナッツに多く栄養が含まれています。

糖尿病の人は医師と相談しながら、亜鉛を含む食品を取り入れるといいかもしれません。

亜鉛を多く含む食品 についてはこちら

■補足

【#たけしの家庭の医学】亜鉛を含む食品(卵・粉チーズ・ゴマ)で血管年齢改善!血管の老化防止で動脈硬化予防!で紹介した番組による野菜をたくさん食べる、間食をあまりしない、カロリーを調整して肥満予防、減塩、食物繊維の摂取、カロリーに気をつけるといった、栄養に気を配っている14人の方の亜鉛の量を測定すると、6名中5名が基準値を下回っていたということがわかったそうです。

亜鉛が多く含まれている食材は、カキ、プロセスチーズ、ナッツ、肉類。

→ 牡蠣(カキ)の栄養 について詳しくはこちら

東京慈恵会医科大学の柳澤裕之先生によれば、潜在的な亜鉛不足の人が増加していて、特に高齢者に亜鉛不足が多いそうです。

その理由は、亜鉛が含まれる肉を高齢になると食べなくなったり、吸収が悪くなることが関係していると考えられるそうです。

また、糖尿病の原因の1つに亜鉛の分泌量不足の可能性が浮上|順天堂大などによれば、順天堂大学は、理化学研究所、杏林大学、慶應義塾大学との共同研究によれば、これまで糖尿病の原因は、「膵β細胞からのインスリン分泌の低下」と「末梢組織でのインスリン感受性の低下」により説明されていましたが、「亜鉛分泌が少ないことによって起こる肝臓におけるインスリン代謝の亢進」も糖尿病発症に関わることを明らかにしました。

亜鉛不足チェック についてはこちら

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【補足】

肝臓に良い食事で一番いいのは体に良くておいしいものを続けていくことですよね。

それこそが無理なく続くコツだと思います。

それって家庭料理と同じなんですよね。

家庭料理の考え方については、こちらの記事でまとめています。

→ なぜ「ばあちゃんの料理」は体にやさしいの?─家庭の知恵から考える、食と健康

※ばあちゃんの料理が続いてきた理由は、特別な栄養学ではなく、“無理なく続く味”だったからです。







【参考論文】

「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

2型糖尿病と診断された人、飲み物で死亡リスクや心血管疾患の発症リスクに差がつく!




アメリカの医療従事者約1万5千人で、2型糖尿病と診断された人たちが日常的に飲む飲み物(コーラなどの甘いジュース、ダイエット飲料、果汁、コーヒー、お茶、水、牛乳など)が、早死にのリスクや心臓病・脳卒中などの心血管疾患(CVD)の発症・死亡にどう影響するかを調べた研究によれば、飲み物で死亡リスクや心血管疾患の発症リスクに差がつくことがわかりました。

→ 糖尿病の症状・初期症状チェック はこちら

※数字は「ハザード比」で、1より大きいとリスクが高く、1より小さいとリスクが低いことを示します。

●砂糖入り飲料(SSB:コーラ、スポーツドリンクなど)
たくさん飲むと死亡リスクが20%アップ(ハザード比1.20)。心血管疾患の発症リスクも25%アップ、死亡リスクも29%アップ。糖尿病の人には特に悪い影響大!

●人工甘味料入り飲料(ASB:ゼロカロリーのダイエット飲料)
ほとんど影響なし(ハザード比0.96)。

●フルーツジュース
影響ほとんどなし(ハザード比0.98)。

●全脂肪牛乳
少しリスクが高くなる傾向(ハザード比1.20)。

●良い影響があった飲料(たくさん飲むと死亡リスクダウン!)
コーヒー:リスク26%ダウン(0.74)
紅茶:21%ダウン(0.79)
普通の水:23%ダウン(0.77)
低脂肪牛乳:12%ダウン(0.88)

この研究で興味深いものは、糖尿病診断後に飲料の変更や置き換え、具体的には砂糖入り飲料をコーヒー・紅茶・水に変える → 死亡リスクが大きく下がることがわかりました。

つまり、この研究からわかることは2型糖尿病と診断された人は、砂糖入りの甘い飲み物を減らして、コーヒー・紅茶・水に変えることで、早死にや心血管疾患のリスクを下げられる可能性があるということですね。

【参考リンク】

■まとめ

砂糖入りの甘い飲み物の健康へのリスクはいろんな研究で行われています。

【関連記事】

糖尿病のリスクを下げるためにもぜひ置き換えてくださいね。

→ 糖尿病の症状・初期症状チェック はこちら







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

中川安奈さん、血糖値スパイクが見られ、糖尿病を疑われるほどの数値!糖化年齢も高い!【主治医が見つかる診療所】




2025年12月8日放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」に出演した中川安奈さんは糖尿病の疑いがあると診断されました。

→ 糖尿病の症状・初期症状チェック はこちら

十穀米、明太子、みそ汁を食べた際に血糖値が108→192と、血糖値スパイクが見られました。

朝食を抜くことによって血糖値が上がりやすい状態になっていると考えられるそうです。

またラーメンと一緒にライスも一緒に食べる食べ方で、血糖値が140→215となり、その後も血糖値が下がらない状態が続きました。

理由としては、「炭水化物(糖質)の重ね食い」「炭水化物(糖質)から先に食べる」によって血糖値が上がりやすいと考えられます。

番組で糖尿病の疑いがあることから病院で検査を受けることを勧められた中川さんが検査を受けたところ、糖化年齢が32歳に対して、48歳ということがわかりました。

■朝食を抜く

血糖値スパイク(グルコーススパイク)が危ない!~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~|#NHKスペシャル

朝食を抜くと、インスリン拮抗ホルモン(血糖値を上げるホルモン)が働き、血糖値を下げないようにします。

その状態で丼ものやラーメンなどの糖に変わりやすい炭水化物が多い昼食をとると、食後血糖値が高くなり、血糖値が下がりにくくなってしまうそうです。

また、これは朝食だけに限ったことでなく、昼食と夕食の食べる間隔が長い場合も同じであるため、グルコーススパイク対策としては、できるだけ決まった時間の感覚で食べたほうが良いようです。

糖尿病になりにくい県ナンバーワン愛知県の食習慣から学ぶ糖尿病予防の方法|赤味噌(メラノイジン)・アサリ(マグネシウム)・喫茶店のモーニング(セカンドミール効果)|#サタプラによれば、朝食を食べることで、昼食時以降の血糖値に影響を及ぼすという「セカンドミール効果」が糖尿病予防のカギになるそうです。

「セカンドミール効果」とは、朝食(ファーストミール)を食べることで昼食以降(セカンドミール)の食後高血糖を上がりにくくしてくれる効果なのだそうです。

朝食を抜くということは、前日の夜の食事から何も食べていない状態が昼まで続くことになり、そのことによって、小腸が糖分を積極的に吸収してしまい、食後に血糖値が上がりやすくなるそうです。

【関連記事】

■炭水化物(糖質)の重ね食べ

<大阪の食文化>粉もん+ごはんを食べる頻度はやせている人より太っている人の方が高いによれば、米・パンと麺類や「粉もん」を一緒に食べる頻度は、男性の約6割、女性の約半数が週1食以上で、男女とも4人に1人が1日1食以上と答えており、週1食以上の割合を肥満度を示す体格指数(BMI)別でみると、肥満の人は63.9%で、普通(51.6%)、やせ(44.6%)の人より高かったそうです。

炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度について、簡単にまとめます。

糖尿病の食|循環器病研究センター

たんぱく質は体の中でアミノ酸に分解され、それが筋肉などをつくる材料になります。アミノ酸からは、脂肪酸と糖とグリセロールがつくられます。

ですから、たんぱく質を摂取すると、時間を経て糖がつくられ、エネルギーができます。しかし、食後に血糖を上げることはありません。

●炭水化物(糖質)

  • 100%が糖に変換される
  • 食後の血糖を上昇させる(たんぱく質や脂質に比べて、最も早く血糖に変わる)

●たんぱく質

  • 一部が糖に変換される
  • しばらく(数時間から半日)たってから糖に変換される

つまり、炭水化物(糖質)が、最も血糖値に影響を与え、最も早く血糖に変わるということです。

【関連記事】

■炭水化物(糖質)から先に食べる

お米より先に魚や肉などを食べると血糖値が抑制される!?|関西電力医学研究所【論文・エビデンス】で紹介された関西電力医学研究所によれば、お米よりも前に魚や肉を食べると、血糖値の急上昇が抑制されるそうです。

関西電力医学研究所の研究グループは、、お米よりも前に魚や肉を食べるという「食べる順番」により、胃の動きがゆるやかになり、食後の血糖上昇が抑制することを明らかにしました。

また、血糖値を下げる方法|たけしの家庭の医学によれば、食物繊維の多い野菜から先に食べることで、糖分が食物繊維に絡まり、通常よりゆっくりと吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができるそうです。

【関連記事】

■糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!

中川さんは食後高血糖であり、糖化年齢が高いという結果でしたが、糖化のトリセツ/糖化測定器で寿命が予測できる?/糖化度チェックリスト/糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!【トリセツショー】によれば、糖化測定器で「糖化年齢が実年齢よりも高い」と判定された方5人に、血糖値を24時間モニタリングできる機器をつけて調べてみたところ、5人中4人が食後高血糖(食後に血糖値が急上昇する)であることが分かったそうです。

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら

■まとめ

中川さんは体型維持に気を遣っているといっていて、食事の内容は意識をしていても、食べ方(朝食抜き、炭水化物の重ね食べ、炭水化物を先に食べる)にまでは意識をしていないことが、糖尿病のリスクが高くなっている要因でしたね。

元木大介さんが糖尿病治療のために20キロの減量&血糖値を抑えることに成功した食生活とは?を参考にするのも糖尿病を予防する一つの方法と言えそうです。

→ 糖尿病の食事 について詳しくはこちら







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病を予防する方法

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因

糖尿病の検査

糖尿病の合併症

糖尿病の食事

糖尿病の運動療法

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

「糖尿病が強く疑われる人」が1,100万人に!8年で100万人増加!

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【目次】

■「糖尿病が強く疑われる人」が1,100万人に!8年で100万人増加!

「糖尿病が強く疑われる者」「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数の年次推移|平成 28 年国民健康・栄養調査結果の概要
「糖尿病が強く疑われる者」「糖尿病の可能性を否定できない者」の推計人数の年次推移|平成 28 年国民健康・栄養調査結果の概要

参考画像:平成 28 年国民健康・栄養調査結果の概要(2017/9/21、厚生労働省)|スクリーンショット

糖尿病疑い全国で1100万人、8年で100万人増…厚労省推計(2025年12月2日、読売新聞)で紹介された厚労省の2024年国民健康・栄養調査によれば、糖尿病が強く疑われる人は推計で約1100万人に上ることがわかりました。

「糖尿病が強く疑われる人」が調査以来初めて1000万人(推計)に到達|厚生労働省調査(2017年)から糖尿病のリスクを抱えている人が増加していることがわかります。

糖尿病・糖尿病予備群は約20年で3倍近くに増加している|厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、1990年には糖尿病が強く疑われる人が409万だったのが、2007年には糖尿病が強く疑われる人が890万人となっていました。

【関連記事】

食べすぎや運動不足などライフスタイルの変化、高齢化の進行が関係していると考えられます。

糖尿病の増加の主な要因は高齢化にある!?高齢化除けば有病率変わらず|埼玉医大で紹介した野田光彦埼玉医大教授(内分泌・糖尿病内科)らのチームによれば、日本人の糖尿病有病率について、人口の高齢化の影響を除いて分析する「年齢調整」と呼ばれる計算法で推計したところ、糖尿病の有病率は過去20年でほとんど変わっておらず、糖尿病の増加の主な要因は高齢化ではないかと考えられ、日本の糖尿病対策では高齢患者に重点を置いたほうがよいと指摘しています。




【補足】「糖尿病が強く疑われる人」、「糖尿病の可能性を否定できない人」の定義・判定基準

平成 28 年国民健康・栄養調査結果の概要(2017/9/21、厚生労働省)

①「糖尿病が強く疑われる者」とは、ヘモグロビン A1c の測定値がある者のうち、ヘモグロビン A1c(NGSP)値が 6.5%以上(平成19 年まではヘモグロビン A1c(JDS)値が 6.1%以上)、又は「糖尿病治療の有無」に「有」と回答した者。

②「糖尿病の可能性を否定できない者」とは、ヘモグロビン A1c の測定値がある者のうち、ヘモグロビン A1c 値が 6.0%以上、6.5%未満(平成 19 年まではヘモグロビン A1c(JDS)値が 5.6%以上、6.1%未満)で、「糖尿病が強く疑われる者」以外の者。

糖尿病を強く疑われる者とは、HbA1c(NGSP)値が 6.5%以上(平成19 年まではHbA1c(JDS)値が 6.1%以上)、または「糖尿病治療の有無」に「有」と回答した人が当てはまっています。

■まとめ

糖尿病が強く疑われる人が1100万人に達しました。

まずは自分でできる生活習慣の改善から始めましょう。

糖尿病の症状(初期症状)チェック についてはこちら







【糖尿病の症状】
続きを読む 「糖尿病が強く疑われる人」が1,100万人に!8年で100万人増加!

糖尿病の合併症を患うコージー冨田さん(58歳)、弱視で、神経障害で足の感覚がなく、腎臓が機能していないので人工透析を受けている!




「もうほとんど目が見えない」ものまね芸人・コージー冨田が明かす“ビールが永遠に飲める”糖尿病の恐怖とそれでもポジティブに闘病できているワケ(2025年4月12日、集英社オンライン)ではコージー冨田さん(58歳)の糖尿病の症状・合併症が詳しく書かれています。

  • 25-26歳のころ、やたら喉が渇いて、糖尿病を疑い、血糖値を測定したところ270(基準が110)で糖尿病と診断される。原因は食べすぎ。
  • 40歳ごろから足の神経障害、目の衰え、腎臓が悪くなり、インスリン注射を行う
  • 58歳の今は、弱視で、神経障害で足の感覚がなく、腎臓が機能していないので人工透析を受けている

[コージー冨田さん](上)糖尿病でほとんど目が見えず…「恐ろしい病気とわかっていても目を背けていた」 発覚後に浴びるほど酒を(2025年8月17日、読売新聞)によれば糖尿病と診断された26歳(1993年)から2007年まで病院から薬が出ても飲んだり飲まなかったりと何もせず、また26歳まで飲んでいなかったビールをのどが渇いているからどんどん飲むようになったそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

■有名人で糖尿病の合併症に悩まれていたケース

■森永卓郎さんと糖尿病

🍅夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?|梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト|#その原因Xにあり(2017年)によれば、森永卓郎さんは糖尿病を告白しており、血糖値は400mg/dL、HbA1cは11.4%で、のどの渇きをコーラやジュースで水分補給をしたり、一口だけならいいかとお菓子をつまんだ生活を送っていたそうです。

その後「脚のかゆみ」という症状・違和感を感じて病院で診てもらったところ、森永さんの空腹時血糖値は600mg/dLだったそうで、森永さんに起こった脚のかゆみのような違和感は、高血糖により起こった神経障害と考えられ、神経障害があると感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなり、ひどい時には壊死を起こしてしまい、脚を切断しなければならない場合もあるそうです。

→ 糖尿病性神経障害 について詳しくはこちら

理想的な血糖値の幅は空腹時70mg/dL~満腹時140mg/dLなのだそうですが、つまみ食いをしたときの血糖値の変化は血糖値が下がらないことで、常に高血糖の状態が続き、膵臓が疲弊し、インスリンの分泌や働きが悪くなるそうです。

■元近鉄&中日の佐野慈紀さんと糖尿病

ピッカリ投法で人気だった元近鉄&中日の佐野慈紀さん、糖尿病からの感染症が進み、右腕切断手術へ

元近鉄&中日の佐野慈紀さんは糖尿病の影響で感染症が進み、右腕を切断する手術を行なうそうです。

これまでにもブログによれば、2023年4月に「重症下肢虚血」による感染症で緊急入院し、右足中指を切断し、24年1月には「心臓弁膜症の発覚 血流の悪さに懸念が増える。動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい。これ以上感染を広げない為に洗浄の繰り返し。毎回激痛が走る」と説明しています。

■まとめ

糖尿病を長い間治療などを行なわず、そのままにしておいた結果、ひどくなると糖尿病の合併症が起こります。

糖尿病の症状ははじめのうち、痛みなどの自覚症状がないため、検査で血糖値が高かったり、治療が必要といわれたことがあっても、そのまま治療を受けない人が多いです。

しかし、糖尿病を長い間そのままにしておき、ひどくなると糖尿病の合併症を引き起こします。

【糖尿病の合併症の例】

〇糖尿病神経障害

糖尿病による腎臓障害で人工透析を始める人も多く、また糖尿病が原因の視覚障害や糖尿病神経障害(手足のしびれ・壊疽など)が発生することもあります。

糖尿病の合併症の中で最も早く出てくるのが「糖尿病神経障害(とうにょうびょうしんけいしょうがい)」です。

糖尿病神経障害の初期症状として、「足の裏のしびれ」や「疼痛(とうつう)」(ズキズキとうずくような痛み)が起こります。

その後、「手の指の先のしびれ」の症状が現れます。

人によって症状はさまざまで、ひどくなるとケガや火傷の痛みに気づかなくなることもあります。

痛みに気づかなくなるというのは怖いことで、足の痛みが感じなくなることで靴擦れや足の傷ができても気づきにくく、また、細菌の感染への抵抗力が弱くなることによって、足が壊死してしまい、切断にまで至ってしまうこともあるそうです。

特に足の冷えを感じて、糖尿病の人は、危険なのだそうです。

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、糖尿病の三大合併症の一つ。

糖尿病網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症を3大合併症と呼びます。

糖尿病網膜症は、日本の中途失明原因の第2位で、年間約3000人がこの疾患で失明しているともいわれるそうです。

アメリカの糖尿病患者の約3割が糖尿病網膜症にかかっている!?で紹介した米疾病対策センター(CDC)などの研究チームによれば、アメリカの糖尿病患者のうち3割近くが糖尿病網膜症にかかっているそうです。

糖尿病腎症

糖尿病性腎症になると、尿を作る腎臓の「糸球体(しきゅうたい)」の毛細血管が悪くなり、だんだんに尿が作れなくなります。

すると人工透析(機械で血液の不要な成分をろ過して、尿を作る)を行なわなければなりません。

週に2~3回、病院などで透析を受けるようになるので、日常生活に大きな影響を及ぼします。

現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病性腎症です。

糖尿病は怖い病気なので、まずは予防を、そして糖尿病と分かったら早めに治療を行ないましょう。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」