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しじみのオルニチン 継続使用で肝機能改善&ストレス軽減&朝の目覚めがすっきり&落ち込みの気分が改善

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【目次】

■しじみのオルニチン 継続使用で肝機能改善

Shijimi clams

by coniferconifer(画像:Creative Commons)

オルニチン 継続使用で肝機能改善 ストレス軽減にも有効

(2010/4/10、毎日新聞)

では、水に溶けたシジミエキス(オルニチン含有)は肝臓の働きにどう影響するのか。

内沢さんらは地元の病院の協力を得て試験を行った。

肝機能の異常を知る指標として、健康診断でおなじみのγ(ガンマ)-GTPやGOTなどがある。その数値が高いと肝臓の機能が正常でないことを示す。

内沢さんらはγ-GTPが1000を超える41歳の男性に、粉末シジミエキス入りカプセル6錠(計約1・2グラム、シジミ約50個分)を20週間摂取してもらった。その結果、摂取して4~6週間後にγ-GTPが半分の約600に下がり、12週間後に376、20週間後には258まで下がった。

また、γ-GTPが281の38歳男性でも、12週間後に124、20週間後に94に下がった。同様の試験を計10人で行ったところ、もともとγ-GTPが60以下の人にはあまり変化はなかったものの、150以上の人では数値が改善した。

γ-GTPが1000を超える41歳の男性に、粉末シジミエキス入りカプセル6錠(計約1・2グラム、シジミ約50個分)を20週間摂取してもらうという研究によれば、肝機能の数値であるγ-GTPの数値が改善されたそうです。




■しじみのオルニチン 継続使用でストレス軽減&朝の目覚めがすっきり&落ち込みの気分が改善

また、オルニチンはストレスや疲れの軽減にも有効なのだそうです。

津田彰・久留米大学教授(心理学)らは、飲酒習慣があり疲れ気味の勤労者42人を対象に、オルニチン(1日400ミリグラム)を8週間摂取してもらい、オルニチンと見せかけた偽食品(プラセボ)の摂取群と比較する試験を行った。

その結果、オルニチンの摂取グループは、血液に含まれる抗コルチゾールホルモン(ストレスに打ち勝つホルモン)が相対的に増えることが分かった。

また、疲れの度合いを点数化したスコア評価で、朝の目覚めがすっきりし、落ち込みの気分が改善した。

疲れの改善やストレスの軽減にもオルニチンが有効なことを示唆している。

飲酒習慣があり疲れ気味の勤労者を対象にオルニチン(1日400ミリグラム)を8週間摂取してもらったところ、ストレスに強い抗コルチゾールホルモンが増え、疲れの度合いを点数化したスコア評価で、朝の目覚めがすっきりし、落ち込みの気分が改善したそうです。

■まとめ

オルニチンは注目を集めていますよね。

様々な記事でも、「オルニチン」が取り上げられています。

肝臓の健康のためにも、栄養のバランスの取れた食事、十分な休息、適度な運動、ストレス解消を行いたいですね。

オルニチンの効果・オルニチンを含む食べ物・摂取量 について詳しくはこちら







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緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ない!?お茶カテキンで脂肪が減り肝機能が改善!

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■緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ない!?

Green Tea

by JD(画像:Creative Commons)

女性にだけ有益?緑茶が肝臓がんを防ぐ効果

(2015/10/22、メドレー)

中国、日本、シンガポールの対象者について、集まった46万人以上のデータを解析したところ、全体として緑茶の消費量が多い人で肝臓がんが少なくなっていました。

緑茶の消費量が多い人が肝臓ガンが少ないという結果が出ているそうです。

男女別に見ると、女性では緑茶の消費量が多い人で肝臓がんが少ない関連が見られましたが、男性では違いが見られませんでした。

緑茶の消費量が多い女性は肝臓ガンが少ないという結果が出ているそうですが、男性には見られなかったそうです。

性差があるというのは興味深い結果ですね。

→ 肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

■お茶カテキンで脂肪が減り肝機能が改善!

お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善によれば、非アルコール性脂肪肝(NASH)の患者がお茶カテキン飲料を飲んだところ、脂肪が減り肝機能が改善したそうです。

非アルコール性脂肪肝が起きる原因としては、活性酸素が原因なのだそうで、その改善には抗酸化作用の高いものがよいようです。

お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善

非アルコール性脂肪性肝疾患の患者17人を3群に分け、カテキンを1080mg、200mg、0mg含む飲料を12週間飲んだ。1080mgの群だけ肝臓の脂肪蓄積量が正常範囲値になった。(第30回日本臨床栄養学会総会で発表)




■まとめ

ただ、別の研究では違う結果が出ています。

コーヒー・緑茶摂取と肝がんとの関連について|多目的コホート研究|国立がん研究センター

コーヒーは、摂取量の多いグループの肝がんリスクが減少する傾向にありました。一方、緑茶では、高摂取グループで肝がんリスクが低下するというような傾向は見られませんでした。

国立がん研究センターによれば、コーヒー摂取量の多いグループでは肝がんリスクが減少する傾向にありましたが、緑茶は肝がんリスクとの関連はないという結果が出ています。

緑茶はビタミンCを含んでいるが、ビタミンCは、抗酸化物質としての役割を持つのみでなく、鉄吸収を高めることが知られています。鉄過剰は、肝線維化を促進することが知られていますので、緑茶と肝がんに関連が見られなかったのは、ビタミンCの発がん予防作用と鉄を介した作用が共存していたためかもしれません。

緑茶に含まれるビタミンCには鉄吸収を高める効果があり、鉄過剰は肝線維化を促進するため、ビタミンCの発がん予防作用と鉄を介した作用が相殺されてしまったのではないかと考えられるそうです。

NASH・肝硬変・肝がんの進行を抑えるには、酸化・糖化・鉄化を防ぐ食事によれば、C型慢性肝炎やNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)では、鉄が過剰に貯まる(=鉄過剰)により、肝臓の炎症に伴い肝臓に鉄分が沈着しやすくなり、鉄分が多く沈着すると炎症が強くなり、肝臓がんも発生しやすくなります。

肝臓が元気な状態では緑茶は肝臓がんの予防につながる期待がありますが、肝炎などの肝臓の病気になった後ではかえってよくない結果を招く可能性もあるので、ぜひお医者さんに尋ねてみましょう。

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シークワーサーで肝機能改善できる!?|肝臓の解毒作用を増強する効果|シークヮーサーに含まれるノビレチンには血糖値の上昇を抑える効果

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■シークワーサーで肝機能改善できる!?|シークヮーサーには肝臓の解毒作用を増強する効果がある

market Okinawa

by pete(画像:Creative Commons)

シークヮーサー、肝機能改善か 産総研など研究「解毒作用を増強」

(2017/3/10、琉球新報)

人間の細胞には、摂取した食べ物の成分など外からの刺激に応じて、さまざまな機能を入れたり切ったりするスイッチの役割を果たす「受容体」がある。試験では人間が持つ18種類の受容体にシークヮーサーの抽出液をかけたところ、肝臓内でアルコールなどの成分を解毒する能力を持つ受容体が活性化することが確認された。研究者らは「シークヮーサーに肝臓内の解毒作用を増強する効果がある」と見る。

 従来からシークヮーサーの効果として確認されていた脂肪燃焼や血糖値の低下、血圧低下に関する仕組みも、人間の細胞で初めて解明した。

北海道科学技術総合振興センター、産業技術総合研究所(産総研)の研究によれば、シークワーサーの抽出液によって肝臓内でアルコールなどの成分を解毒する能力を持つ受容体が活性化することが確認されたことにより、シークワーサーには肝臓の解毒作用を増強する効果があることが期待されるそうです。

→ 肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値 について詳しくはこちら

■シークワーサーに含まれる「ノビレチン」に期待される健康効果とは?

機能性成分、名護産シークヮーサーがトップ 沖高専博士が解析

(2016/10/4、沖縄タイムス)

市販のストレート果汁8種を解析し、名護産は血糖値や血圧を下げる効果が期待されるノビレチンなどが一番多かったと報告した。品種の影響が考えられるという。花粉症や認知症の症状を和らげるという最新の研究成果も紹介した。

ノビレチンには、血糖値や血圧を下げる効果が期待できるそうです。

ノビレチンとは|東北大学

シークワーサーに含まれるフラボノイドの一種「ノビレチン」には、血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかっています。

ノビレチンには、血糖値の上昇を抑える効果や抗認知症作用もあることが期待されているそうです。




【参考リンク】

【補足】沖縄県に関する健康のニュース

【長寿の質】沖縄は全国最下位 「健康寿命」男47位、女46位|聖徳大教授調査で紹介した茨城県立健康プラザ研究員の栗盛須雅子聖徳大学看護学部教授が2010~14年の5年間について調べたところ、「平均寿命」のうち「健康寿命」が占める割合が沖縄県は男性90・4%で47位、女性は83・7%で46位で、全国最下位だったことがわかったそうです。

沖縄、男女とも中性脂肪値が全国最悪 男性の3人に1人が基準値を超えている!?

全国健康保険協会が公表している2011年度から13年度の健診の結果、沖縄県の男女の中性脂肪の基準値を超えた人の割合は全国ワーストだったそうです。

→ 中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす) について詳しくはこちら。

メタボ「要指導」人口比21・3% 全国最悪 【沖縄】(2009/7/30)によれば、沖縄県で特定健診(メタボ健診)を受けた人のうち、特定保健指導が必要な人が、人口比21.3%で、全国一でした。

沖縄県では、食生活の変化(食生活の欧米化)に伴って、肥満が増加しているというニュースを時々目にしますが、それを裏付ける結果となったようです。

その時のデータによれば、厚生労働省の調査で、沖縄県は、生活習慣病の要因となる肥満者の割合が男女とも全国1位、生活習慣病の代表である糖尿病による死亡率も1位でした。

沖縄県は大腸がんの死亡率が高い!?その理由とは?によれば、沖縄県健康長寿課が調べた2013年の沖縄県内死亡率は、全国で男性が5位、女性が2位と高いそうです。

その理由の一つとして、人間ドックや健康診断の受診率の低さが挙げられています。

大腸がんの受診率は全国平均が19・1%に対し、沖縄県内は13%で、順位も10年から46~43位と低迷が続いているそうです。

【補足】肝機能改善が期待される成分

お茶カテキン

お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善によれば、花王と久留米大学医学部との共同研究によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:non-alcoholic fatty liver disease)の患者がお茶カテキン飲料を飲んだところ、脂肪が減り肝機能が改善したそうです。

NAFLDの発症は、体内に活性酸素が過剰に発生した状態である「酸化ストレス」が発症原因の一つなのだそうですが、高濃度茶カテキン飲料の継続的摂取により、「酸化ストレス」の指標である尿中イソプラスタン値が低減することが認められたそうです。

スルフォラファン

ブロッコリー新芽由来の成分「スルフォラファン」に肝機能改善効果|カゴメによれば、ブロッコリー新芽由来の機能成分「スルフォラファン」が「γ-GTP」といった肝機能の数値を改善したという結果が確認されたそうです。

酒粕ペプチド

酒かすに含まれる成分「酒粕ペプチド」に肝機能保護や肝障害予防の効果がある|月桂冠研究によれば、酒粕を酵素分解して生じたペプチド「酒粕ペプチド」に肝臓内で活性酸素を防御する働きがある「グルタチオン」と同様の酸化抑制作用があることを確認し、肝障害を起こしたマウスに「酒粕ペプチド」の入ったエサをやる実験を行ったところ、肝障害の指標となるGOTとGPTは普通のエサを食べさせたグループに比べて低いという結果が出たそうです。

■まとめ

沖縄県内の男性の4割が生活習慣病になるリスクが高いお酒の飲み方をしているで紹介した全国健康保険協会沖縄支部は、WHOの「アルコール使用障害同定テスト(AUDIT)」を用いて国立病院機構琉球病院と共同で分析した「飲酒に関するアンケート結果と健診結果の分析(中間報告)」によれば、沖縄県内の男性の4割が生活習慣病になるリスクが高い飲み方をしている「問題飲酒群」と分類されたそうです。

「問題飲酒群」は肝機能異常や高尿酸血症、メタボリックシンドロームなどの有病率が高いため、沖縄の果実シークワーサーが肝機能改善が期待できるからと言って飲み過ぎには注意してほしいですね。

最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。

がん最新ニュースまとめによれば、大量飲酒は肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなどのガンのリスクを上げる条件となっています。

がんや生活習慣病を予防するためにもアルコールの飲み方には気をつけましょう!

→ 休肝日の取り方(過ごし方)・ペースの目安・休肝日は必要か? について詳しくはこちら







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肝機能を助けてくれる秋のおつまみとは?

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Grilled Squid (Nakaminato, Ibaraki, Japan)

by t-mizo(画像:Creative Commons)

肝機能を向上させる秋のおつまみ

(2013/9/20、Web R25)

肝機能を向上させ、負担を軽減してくれる栄養素のひとつに、「タウリン」があります。タウリンは今が旬のスルメイカやカツオなどに多く含まれており、胆汁酸の分泌を盛んにしたり、肝細胞の再生を助けたりする働きがあると言われています。

肝機能を助けてくれるタウリンを含むイカやカツオがおつまみにオススメみたいです。

また、秋に旬を迎えるきのこ類は低カロリーなので、飲み過ぎや食べ過ぎになりがちなお酒の席でのおつまみにはうってつけ。食物せんいが豊富に含まれているので、低カロリーでも満腹感が得やすく、さらに肝臓の負担になる脂肪肝の予防に効果が期待できますよ。

きのこ類は食物繊維が豊富で低カロリーであるため、満腹感が得られやすく、また脂肪肝の予防にも効果が期待できるのだそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 についてくわしくはこちら

→ 肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所) についてくわしくはこちら

→ 肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因 についてくわしくはこちら







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健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?|2017-2018

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

現在の健康診断に使われている基準値とはどのようになっているのでしょうか?




【目次】

■2018年4月1日より日本人間ドック学会の判定区分表が一部改訂

【追記(2017/12/26)】

2018年4月1日より日本人間ドック学会で定める基本検査項目表及び判定区分表が一部改訂されるそうです。

判定区分表2018年4月1日改定版|日本人間ドック学会

詳しくはご覧いただくとして、A異常なしについての数値の項目を紹介させていただきます。

BMI 18.5-24.9
腹囲(男性)84.9cm以下 (女性)89.9以下
収縮期血圧 129以下
拡張期血圧 84以下
心拍数(仰臥位)45-85
呼吸機能(スパイロメトリー)一秒率(%)70.0以上 %一秒量80.0以上(一秒率70.0%以上) %肺活量(%) 80.0以上
総たんぱく(g/dL)6.5-7.9
アルブミン(g/dL)3.9以上
クレアチン(mg/dL)(男性)1.00以下(女性)0.70以下
eGFR 60.0以上
尿酸(mg/dL)2.1-7.0
HDLコレステロール(mg/dL)40以上
nonHDLコレステロール(mg/dL)90-149
LDLコレステロール(mg/dL)60-119
中性脂肪(mg/dL)30-149
AST(GOT)(U/L)30以下
ALT(GPT)(U/L)30以下
γGTP(U/L)50以下

■健康診断の新たな基準値(血圧・BMI・肝機能・総コレステロール・LDLコレステロール)とは?|健診基準値が厳しすぎて健康な人でも上限超えてしまう!?

Doctor Themed Cupcakes

by Clever Cupcakes(画像:Creative Commons)

健診基準値、厳しすぎる…健康な人でも上限超え

(2014/4/4、読売新聞)

その結果、例えば最大血圧は、解析したデータの上限は男女とも147で、学会が定めた基準値129を上回っていた。一方、中性脂肪は女性の場合、基準値(30~149)の範囲に収まっていたが、男性は上限が大幅に上回り、男女差が見られた。

また、悪玉と言われるLDLコレステロールや、糖尿病の診断に使われるヘモグロビンA1c(エーワンシー)は、男女とも上限値が基準値を上回った。

いずれの項目も、男性では年齢による差はなかったが、女性は年齢が上がるにつれて数値も高くなった。

日本人間ドック学会と健康保険組合連合会は、健康な人であっても、性別や年齢によっても基準値を超えてしまうことがあり、現在使われている基準値は厳しすぎるとの研究結果をまとめました。

健診を受けることで健康かどうかをわかりやすくするための基準値を設けるというのは重要だと思いますが、現在の検診の状況というのは、本末転倒であって、健診を受けることで、健康な人が不安になってしまい、健康を損ねてしまうという状況を生み出しています。

総合的に判断できるように何らかの方法を考える必要があるのではないでしょうか。




■現行の判断値と新しい基準値の比較

【追記(2014/4/7)】

「健康」基準、緩めます 血圧・肥満度など、学会見直し

(2014/4/5、朝日新聞デジタル)

20140405健康診断の新たな基準範囲(日本人間ドック学会調べ)

参考画像:朝日新聞デジタル

■現行の判断値

収縮期血圧 130mmHg未満

拡張期血圧 85mmHg未満

肥満(BMI値) 25未満(男女とも)

肝機能(ALT<GPT>) 0-30

総コレステロール 140-199

LDLコレステロール 60-119

■新しい基準値

収縮期血圧 88-147mmHg

拡張期血圧 51-94mmHg

肥満(BMI値) 男性18.5-27.7 女性16.8-26.1

肝機能(ALT<GPT>) 男性10-37 女性8-25

総コレステロール 男性151-254 女性(30-44歳)145-238 女性(45-64歳)163-273 女性(65-80歳)175-280 

LDLコレステロール 男性72-178 女性(30-44歳)61-152 女性(45-64歳)73-183 女性(65-80歳)84-190 

健康診断の新たな基準範囲が発表されました。

肝機能は、男性が緩和されているのに対して、女性は少し厳しくなっています。

理由としては、アルコールを分解する肝臓の大きさも男性より小さいため肝障害のリスクが高いからと考えられます。

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→ → NASH(非アルコール性脂肪性肝炎) について詳しくはこちら

【関連記事】

総コレステロール・LDLコレステロールは、男性女性ともに基準値が大幅に緩和されており、女性の場合は、年齢で三段階設けられています。

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