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飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなる

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■飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなる

Whisky

by Phil Long(画像:Creative Commons)

がんのリスク・マネジメント:(11)飲酒はがんの原因なのか

(2008/9/2、毎日新聞)

飲酒はがんの原因なのでしょうか。

大勢の人を飲酒習慣や量で分けて、がんの発生や死亡のリスクを比較する研究は、欧米を中心に数多く行われています。前回紹介した最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

これらのがんについて、日本国内のがん予防法開発に関する研究班で、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については確実と判定しています。

最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。

がん最新ニュースまとめによれば、大量飲酒は肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなどのガンのリスクを上げる条件となっています。

→ 大腸がんの症状・初期症状・原因 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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糖尿病の診断基準であるヘモグロビンA1cの数値が高い人ほど、がんの発症リスクが高まる!|国立がん研究センターと東京女子医大

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【目次】

■糖尿病の診断基準であるヘモグロビンA1cの数値が高い人ほど、がんの発症リスクが高まる|国立がん研究センターと東京女子医大

Needle

by Melissa Wiese(画像:Creative Commons)

<がん発症リスク>糖尿病の診断指標の数値とリンクしアップ

(2015/12/22、毎日新聞)

「ヘモグロビンA1c」と呼ばれる糖尿病の診断指標の数値が高い人ほど、がんの発症リスクが高まる傾向があるとの研究結果を国立がん研究センターと東京女子医大のチームが21日、発表した。

国立がん研究センターと東京女子医大のチームによれば、糖尿病の診断基準の数値であるヘモグロビンA1cの値が高い人ほど、がんの発症リスクが高まる傾向があるそうです。

糖尿病ほど高くない「予備軍」の人でもがん発症のリスクが高まることが示されたのは初めて。

糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いで紹介した日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告によれば、糖尿病の人はそうでない人に比べて1.2倍がんになりやすく、特に、大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓ガンは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いそうです。

糖尿病の人がなぜがんになりやすいのかについてのメカニズムははっきりとわかっていないそうですが、インスリンは細胞を成長させ増殖させるホルモンなので、インスリンが増えると細胞のがん化につながるのではないか、また高血糖による炎症ががんを招いているのではないか、などが考えられるようです。

しかし、今回取り上げたニュースによれば、糖尿病予備軍の人でもがん発症のリスクが高まるということですので、糖尿病予防をすることが、がん予防につながると考えられるので、しっかりと対策を行いましょう。

→ 糖尿病の診断基準|血糖値・HbA1c(ヘモグロビンA1c) について詳しくはこちら

→ がん最新ニュースまとめ について詳しくはこちら




■ヘモグロビンA1cとは?

HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できます。

→ 糖尿病の診断基準 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







【関連記事】
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【#世界一受けたい授業】 エクオール|健康な血管を作る為の3つの習慣|最新のがん予防法

2015年5月2日放送の世界一受けたい授業は「大人も子どもも要チェック!GWに健康になろうSP」です。




エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|世界一受けたい授業 5月2日

Family jump

by Emergency Brake (画像:Creative Commons)

上原万里子先生

■エクオールとは?

大豆イソフラボン=体にいい

大豆イソフラボンのままだと弱い

イソフラボンはエクオール産生菌によってエクオールになる。

エクオールは女性ホルモンに似た働きがある

【参考リンク】

エクオールとは?|ハマサイトクリニック

大豆イソフラボンが腸内細菌のチカラでつくられるスーパーイソフラボン『エクオール』。

■エクオールの効果

●肌のシワの改善

12週間摂取で目尻のシワが改善

●更年期症状の軽減

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多い

エクオールとは?によれば、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

●死亡リスクの低下

7年後までに要介護認定/亡くなった人の割合によれば、エクオールを作れない人のほうが多い

●動脈硬化・糖尿病などのメタボリックシンドロームのリスクを低下

●抜け毛が抑制

過剰な男性ホルモンの働きを抑制(直接的なデータはないが、エクオールの効果が期待できるのではないか)

●骨粗しょう症の予防

エクオールとは?によれば、女性は更年期以降女性ホルモンの分泌量が減少するに伴い、骨量が減少します。

大豆イソフラボンを摂取することによって、骨からカルシウムが溶け出すことを抑えることができるのですが、エクオールを作れる人は作れない人に比べて、豆乳を飲んだ場合に、より骨密度に対して高い効果を示すことがわかったそうです。

その他にも、骨粗鬆症の予防や、中性脂肪悪玉コレステロールの低減、肌にハリ・ツヤを与えるなどが期待できるそうです。

●エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?

エクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌が、食べた大豆イソフラボンからエクオールに変換してくれます。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

日本人の50%がエクオールを作れるそうです。

【追記(2017/6/5)】

第15回日本抗加齢医学学会総会たった3割?エクオール産生者減少の可能性。

(2015/5/29、浜松町ハマサイトクリニック)

2015年5月29日に開催された第15回抗加齢医学会総会での発表によれば、エクオール産生能力者は約3割の結果が出ているとのことで、エクオール効果の恩恵にあずかれる女性は、これまで知られていた以上に減少している可能性があります。

【!追記終わり】

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。

エクオールを作れるようになるかどうかはわかっていませんが、エクオールを含むサプリメントは販売されています。

【関連記事】

子どもも動脈硬化予備軍!?健康な血管を作る為の3つの習慣 "良い血管、悪い血管とは?

高沢謙二 先生

  • 脳梗塞・心筋梗塞の原因は悪くなった血管
  • 健康な血管とは、血管が柔らかく、厚くない。
  • 動脈硬化
    外膜と中膜が硬くなる→動脈の硬化
    プラークができる→粥状硬化
  • 健康な血管の目安
    血管の内側(内膜と中膜)の厚さが1.1mm未満
  • 血管の中にある悪玉コレステロールがプラークを作る
  • 甘いモノを食べるなら、チョコレートORはちみつ?
    チョコレート→血圧を下げる
  • 果物を食べるなら、バナナOR梨?
    バナナ→カリウムはナトリウムを排出する作用がある
  • ウォーキングの頻度は、毎日ウォーキングOR晴れた日だけウォーキング?
    濡れると血管が縮まって血圧が上がる
  • 血圧の測り方で正しいのは、朝起きてすぐORトイレを済ませてから?
    トイレを済ませてから測る

【予習編】

血圧らくらく下げる14秘策 野菜優先 食後にバナナ効果大!

(2014/9/23、zakzak)

●減塩

高血圧を防ぐ食事(厚生労働省)によれば、食塩をとり過ぎると血圧を上げることは、多くの研究や統計などから指摘されています。

【関連記事】

●野菜を優先的に食べる

豊富な植物繊維により、血糖値の上昇が緩やかになり、血管が傷つけられることを防ぐ効果もあります

血糖値を下げる食品・食事方法によれば、食物繊維の多い野菜から先に食べると、糖分が食物繊維に絡まり、通常よりゆっくりと吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができるそうです。

【関連記事】

●カリウム

バナナに豊富に含まれるカリウムは、ナトリウム(塩分)のキレート作用(体の外に排出)があり、血管を開く酵素の働きを活性化してくれる。

カリウムには、塩分を排出する働きがあり、また、血管を開く酵素の働きを活性化してくれるそうです。

【関連記事】

●適度な運動

運動すると血管は拡張し、血圧は下がってきます。ただし、激しい運動は逆効果。体内で大量に発生した活性酸素が、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を酸化させて動脈硬化を進行させる。それによって血管の老化が進みます

適度な運動をすると血圧は下がるのですが、激しい運動をすると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を酸化させて、動脈硬化が進行することによって、血管の老化が進んでしまうそうです。

●ふくらはぎを鍛える

心臓が血液を全身に送るポンプなら、ふくらはぎは足の方の血液を心臓に戻すポンプです。

すきま時間にかかとの上げ下げを10回程度繰り返すようにするとよいそうです。

【関連記事】




■国立がん研究センターが教える最新のがん予防法!

津金昌一郎 先生

  • 遺伝が原因でがんになる人はがん患者の約5%
  • 1.喫煙
    2.アルコールの飲み過ぎ
    3.太り過ぎ
  • 喫煙(リスク確実)
    肺がん・食道がん・胃がん・すい臓がん・子宮頸がん
  • 過度の飲酒(リスク確実)
    肝臓がん・大腸がん・食道がん
  • 肥満(リスク確実)
    乳がん・肝臓がん(ほぼ確実)・大腸がん(ほぼ確実)
    太り過ぎの女性は乳がんに気をつける
  • 食道がんになるリスクを高める食事の仕方
    熱いものを食べる・飲む
    粘膜を傷つけるため
  • 食道がんは野菜と果物を食べるとリスクが下がる
    1日400gでがん予防効果
  • 40歳以上の中高年男性でガンのリスクが低い体型は、ぽっちゃり体型
    糖尿病や高血圧がなければやせる必要なし
    がんリスクが低いBMI値
    体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI値
    男性21.0から27.0(最もリスクが低いのは25.0から27.0)
    女性21.0から25.0
  • 大腸がん予防には、赤肉・加工肉の摂取量を一日平均100g以下にする
  • 大腸がんをほぼ確実に予防できることは、運動。
    1日8000歩を目安
    週に60分程度の運動
  • 肝臓がんの原因8割以上はウイルス
  • 肝臓がんを予防する飲み物はコーヒー

【予習編】

国立がん研究センターが出したニュースについてまとめてみました。

がんにかかる人、今年の予測は98万人 大腸がんが1位|国立がん研究センター

国立がん研究センターの予測によれば、今年国内でがんにかかる人が98万人となる予測で、部位別では、昨年3位だった大腸がんが、胃がんや肺がんを抜いて一位になるそうです。

肝臓がん:青魚やウナギでリスク4割低下

国立がん研究センターによれば、青魚やうなぎなどをよく食べる人は、あまり食べない人に比べて肝臓がんになるリスクが約4割低下するそうです。

魚の油に含まれるDHAなどの不飽和脂肪酸を多く取っているグループほどリスクが低下しているそうです。

運動すると乳がんリスクが低下-国立がん研究センター

国立がん研究センターはこのほど、「積極的に運動する女性は、しない人に比べて乳がんになりにくい」とする研究結果を発表しました。

塩分とりすぎが生活習慣病・がんに影響 厚労省8万人調査

塩分の多い生活習慣を続けると、がんや循環器疾患(心筋梗塞(こうそく)、脳卒中など)を発症しやすいことが4日、厚生労働省研究班の大規模調査で分かったそうです。

研究班の津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長は「日本人の塩分摂取量は国際的にも多い。調味料の塩分を減らし、塩漬け食品を食べる回数を減らすことで、多くの生活習慣病を予防できるだろう」と話す。

がんになっても長生きできる生活習慣|たけしの本当は怖い家庭の医学からがんのリスクを上げる条件・下げる条件について紹介したいと思います。

がんのリスク問診

がんのリスクを上げる条件は、「はい」の点数だけグラフが上がっていく

がんのリスクを下げる条件は、「はい」の点数だけグラフが下がっていく

がんのリスクを上げる条件

  1. 年齢が50代以上である
  2. 両親・兄弟姉妹の中でがんにかかった人がいる
  3. 今たばこを吸っている(2点)
  4. 過去に一年以上たばこを吸っていたことがある=今吸っている方も含む
  5. 毎日2合以上に相当する飲酒をしている
  6. 味付けは濃いほうが好き
  7. 肥満体である
  8. 糖尿病にかかっている

がんのリスクを下げる条件

  1. 野菜を毎日小鉢で5皿以上食べている
  2. 果物を毎日1皿以上食べている
  3. 週2回以上息がはずむ程度の運動をしている
  4. コーヒーを毎日飲んでいる
  5. 大豆製品を毎日食べている
  6. 1日2回以上歯を磨いていいる
  7. 緑茶を毎日5杯以上飲んでいる

問診の点数(合計2点以上)が高いと、生活習慣を改善しないと、がんになったら長生きできない可能性が高い人なのだそうです。

がんのリスクを上げる条件

1.加齢

がん全般

2.家族歴

大腸がん乳がん・子宮体がん・卵巣がん・前立腺がんなど

3.4.喫煙

肺がん・胃がん・食道がん・肝臓ガンすい臓がん・口腔がん・膀胱がんなど

5.大量飲酒

肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなど

※1日1合以内に抑える

6.濃い味

胃がん

7.肥満

乳癌(閉経後)・肝臓がん・大腸がん

8.糖尿病

肝臓がん

がんのリスクを下げる条件

1.野菜

食道ガン・胃がん

2.果物

食道ガン・肺がん胃がん

3.運動

大腸ガン・乳癌(閉経後)・子宮体がん

4.コーヒー

肝臓がん

※カフェイン以外のコーヒー特有の成分が関係していると考えられる

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5.大豆

乳癌・前立腺がん

6.歯磨き

食道ガン・咽頭癌・口腔がん

※がん発生にかかわる物質を作る常在菌を洗い流すため

【関連記事】

7.緑茶

胃がん(女性)







赤血球の値が低いといわれたばあちゃん(母)はもしかするとガンかもしれないということで検査を受けてきました。その結果とは?




皮膚科に通っているばあちゃん(母)がアレルギー検査(血液検査)を受けたところ、先生がそのデータを見て「赤血球の数値が気になる。年齢的に生理による貧血とは考えられないので、こういう数値がある場合で最悪頭に浮かぶのが「がん」の可能性がある」とおっしゃいました。

先生から内科でもう一度詳しく検査してもらうようにと紹介状を書いていただき、翌週に胃カメラの検査を受けることになりました。

※より詳しく説明すると、その先生は、ほかの先生によってはそのまま様子を見たりとか気にしないという人もいるけど、(気づいちゃったので)自分はそれができないので、一度詳しく診てもらうことをおすすめします」といわれて、紹介状を書いていただきました。

胃カメラ検査の前日は夜9時以降はご飯を食べないように、朝からもご飯を食べないように、というような説明を受けましたが、皮膚科を受診し突然このようなことを言われたばあちゃんは最初はあまりこのことを理解できていないようでしたが、次第に事態を飲み込み、ショックを受け、涙を流していました。

なんとなく検査のことを心配する日々が続き、訪れた検査日の当日。

検査についての説明を受け、検査を受けたところ、検査結果は「何もなし」でした。

今後は定期的に検査(血液検査を含む)をして変化がないかをチェックしていきましょうということになりました。

ばあちゃん(母)はほっとした様子でした。

■まとめ

今回一つ勉強になったのは赤血球の値ががんの恐れがあるかもしれないサインの一つだということ。

赤血球の値が低いとまず浮かぶのが貧血、そして生理によるものなのですが、この年齢では考えられないので、体の中に何らかの出血があり、そのうちの一つにガンが考えられるということなんですね。

結果的に何もなかったのですが、一つのデータがサインとなって病気の恐れがあると判断してくれる先生が身近にいたのは心強いですね。







アルコール(お酒)にたばこ並みにがんリスクの警告することを勧告/米HHS




酒に発がんリスク明記を 適量基準見直しも勧告―米当局(2024年1月4日、時事通信)によれば、米・保健福祉省(HHS)のマーシー医務総監は「国民の大多数は(アルコール摂取の)リスクを認識していない」として、アルコール飲料のラベルにがんの発症リスクが高まるとする警告を表示するよう勧告し、また、1日の適量に関する現行基準も見直すよう求めました。

飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるで紹介した最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。

がん最新ニュースまとめによれば、大量飲酒は肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなどのガンのリスクを上げる条件となっています。

【関連記事】

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