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■脂肪肝の改善方法とは|ためしてガッテン・たけしの本当は怖い家庭の医学
by Joel Olives(画像:Creative Commons)
先日放送された2つのテレビ番組で肝臓の病気である脂肪肝の改善方法について紹介されていたので、まとめてみます。
隠れ糖尿病の原因は脂肪肝と脂肪筋|ためしてガッテン(NHK)
■脂肪肝・脂肪筋の簡単改善法とは
脂肪肝や脂肪筋はどのようにすれば改善できるのでしょうか。
脂肪肝は、数日間低脂肪食にするだけでも改善することがわかってきているそうです。
また、脂肪筋は、以前番組で紹介したスロージョギングを1時間行うだけでも改善できるそうです。
つまり、脂肪肝・脂肪筋はなりやすいけれども、改善しやすいとも言えます。
また、番組に出演した専門家によれば、初期の糖尿病であれば、簡単に元の状態に戻すことも可能であり、多少食べすぎても、数日単位・週単位で体をリセットすることを考えればよいそうです。
■内臓を若返らせるプロジェクト
横浜ベイスターズの工藤さんは、暴飲暴食がたたり、肝臓が悪くなっていたそうです。
※過度のアルコール摂取によるアルコール性肝炎、カロリーオーバーの食事による脂肪肝、それと同時にほかの内臓にも脂肪がたまり内臓脂肪の炎症で肝炎を引き起こしていたと考えられる。
そこで工藤さんの奥様が肝臓を回復させるため、たどりついた食事とは、出来る限り多くの食材を使うようにすることだったそうです。
さまざまな食材の組み合わせのキーワードは「まごわやさしい」。
- 「ま」は、豆類。
- 「ご」は、ゴマ類。
- 「わ」は、わかめなど海藻類。
- 「や」は、野菜類。
- 「さ」は、魚(魚介類)。
- 「し」は、しいたけなどきのこ類。
- 「い」は、いも類。
この食事は、肝臓にどのような影響をもたらすのでしょうか。
脂肪抑え目でミネラル・ビタミン・繊維質が多く、脂肪肝の治療になると考えられるそうです。
また、中性脂肪を抑えるために効果的なEPA・DHA等を含む良質なたんぱく源を多く摂っていることもよいそうです。
そして、継続しやすいように炭水化物をしっかり摂っていたこともポイントでした。
しかし、毎日こうした食事を続けるのは難しいこと。
忙しい人が青汁やサプリメントで不足分を補うのは良い健康法なのだそうです。
※ミスユニバース日本代表の宮坂絵美里さんは、ミスユニバースジャパンの専属栄養士エリカ・アンギャルさんからすすめられたマルチビタミンやオメガ3のサプリメントを摂っているそうです。
【関連記事】
脂肪肝を改善・予防するには、低カロリー・低脂肪食を心がけるのが一番のようです。
しかし、外食や日ごろの付き合いなどがある人は、毎日低カロリー・低脂肪食を続けることができません。
先日の放送によれば、毎日続けなければならないと考えるのではなく、数日単位・週単位で食事をみていけばよいようです。
数日、高カロリー・高脂肪の外食が続いたら、数日間低カロリー・低脂肪の食事を行なって、体(肝臓)をリセットさせましょう。
そして、食事の内容としては、キーワード「まごわやさしい」に合わせて、食材の組み合わせを考えていけばよいようです。
しかし、毎日こうした食事を続けるのは難しいことですので、青汁やサプリメントで栄養の不足分を補っていけばよいようですね。
→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら
→ 脂肪肝の改善方法 について詳しくはこちら
【追記(2009/12/14)】
「脂肪肝メダカ」できた 脂肪肝が肝炎、肝硬変へ進行する仕組みの解明に期待
このメダカに、脂肪をつきにくくするとされる魚の脂肪分「エイコサペンタエン酸(EPA)」を高脂肪食と同時に与えると、肝臓で脂肪を合成したり、分解したりする作用が、健康なメダカと同程度に戻った。
脂肪肝のメダカを使った研究が、ヒトの治療薬の選別に役立つ可能性があることがわかったという。
EPAが脂肪肝によいということがいえるかもしれません。