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「背が縮んだ」「腰が痛い」「背中が丸くなった」は実は「いつの間にか骨折」のサインかも?骨粗しょう症予防をしましょう!

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■「腰が痛い」は実は「いつの間にか骨折」のサインかも?骨粗しょう症予防をしましょう!

ばあちゃん(母)の骨粗しょう症→骨折(いつの間にか骨折)を経験して思ったのは、実はサインがあったのではないかということ。

例えば、

  • よく「腰が痛い」というようになった
  • 背中が曲がってきていた
  • 背が縮んでいたこと

腰の痛みは筋肉が傷んだから起きているわけではなく、転倒したり、怪我をしているわけでもないのに腰痛を訴えるようになった時は実は「いつの間にか骨折」のサインだったりするのかもしれません。

→ 腰痛(腰が痛い)の原因・予防・解消法(ストレッチ・体操) について詳しくはこちら

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《閉経後、骨密度は減少!》加齢によりリスク高まる「骨粗しょう症」のメカニズムと50~65才の間に一度は検診を受けた方がいい理由(女性セブンプラス)では骨の危険度チェックで、1)若いころに比べて身長が縮んだ、2)背中や腰に痛みを感じる、3)背中が丸くなってきた、4)やせている、5)飲酒・喫煙の習慣がある、6)運動習慣がない、と言うチェック項目を挙げており、一つでも当てはまる人は骨粗しょう症予備軍の可能性があるそうです。

ばあちゃん(母)の場合、1)若いころに比べて身長が縮んだ、2)背中や腰に痛みを感じる、3)背中が丸くなってきた、6)運動習慣がない、の4つが当てはまっており、骨粗しょう症の症状のサインが出ていたんですね。

若いころと比べて身長が縮むというのは、骨粗鬆症により骨密度が低下し、骨がもろくなると、骨の一部がつぶれてしまい、身長が縮むそうです。

背中が丸くなるのも同様に、骨粗しょう症により、骨折(圧迫骨折)を起こし、背中が丸くなる症状が現れます。

運動習慣がないと、骨粗しょう症になりやすい理由としては、その前にスクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法(ランニング・水中ウォーキング・ヨガ・ストレッチ)のコツと注意点|#NHKスペシャル #人体を参考に、骨が作り替えられるメカニズムについて簡単にまとめてみたいと思います。

骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっています。

骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているます。

作り替えのペースを指示するのが「骨細胞」であり、「骨細胞」が骨を作る・骨を壊すという「メッセージ物質」によって作り替えの指示を行なっているのですが、作り替えのバランスが崩れると骨粗鬆症を起こしてしまいます。

「スクレロスチン」はメッセージ物質の一つで、「骨を作ることをやめる」というメッセージを持っており、通常は骨の量が増え過ぎないように「スクレロスチン」によって「骨芽細胞」の数を減らしているのですが、この「スクレロスチン」が大発生すると、骨量が減ってしまうのです。

それでは、なぜ「スクレロスチン」をたくさん出すということが起きてしまうのでしょうか?

骨細胞には骨にかかる衝撃を感知するという働きを持っており、その衝撃があるかないかによって、骨を作るペースを決めているそうです。

骨に衝撃がかからない生活をすると、骨を作らないでよいと考えてしまい、骨細胞が「スクレロスチン」を大発生させることによって、骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまい、骨量が減ってしまうのです。

骨に衝撃がかからない生活というのは、運動をしないで一日中座っているような生活です。

つまり、運動習慣がないというのは、骨粗しょう症になりやすいということになります。

骨粗しょう症

「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」とは、骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。

骨粗しょう症は、転倒から骨折、寝たきりになる危険性が高まることで知られていますが、自覚症状に乏しく、骨折してはじめて病気に気づく人も少なくありません。

60代女性の3人に1人がかかるとされる骨粗鬆症であり、骨粗鬆症の潜在患者は1千万人以上といわれるそうですが、自覚症状に乏しいため、実際に治療を受けている人は1割程度なのだそうです。

閉経後の女性の場合、女性ホルモン(エストロゲンは骨の形成に関わる細胞の働きを促進し、骨吸収を抑制する働きがある)の分泌が低下して骨量が急激に減るので、注意が必要です。

骨粗しょう症を未然に防ぐためにも、若いうちから骨密度を高めるために、骨を健康に保つ6つの栄養を摂るようにしましょう。

  1. カルシウム
  2. タンパク質
  3. ビタミンD
  4. ビタミンK
  5. マグネシウム
  6. 亜鉛

2019年2月5日放送の「たけしの家庭の医学」では「骨粗しょう症」を取り上げました。

骨が折れやすくなる原因である骨粗しょう症の街の人の対策はカルシウムの摂取ですが、中村幸男先生(信州大学医学部附属病院)によれば、栄養を適切に摂取し運動をしても骨折する患者がいるそうです。

中村先生によれば、カルシウム、ビタミンDの他に骨の健康に欠かせない重要な栄養素があり、それが「亜鉛」!

亜鉛の摂取を指導したところ、骨密度が大幅に改善し、また、何歳でも骨密度は上がるそうです。

→ カルシウムの多い食べ物 について詳しくはこちら

→ 亜鉛の多い食べ物 について詳しくはこちら

また、日を浴びることや運動をすることも骨を強くすることになるので、天気のいい日は運動をするように心がけましょう。

骨密度が治療が必要なほど低い場合には、薬や注射による治療を行なう必要があります。

骨折をしないためにも、また骨折治療をした後も骨粗しょう症治療をしていた患者さんの方が治りやすいので、しっかりと骨粗しょう症の治療を行ないましょう。

■まとめ

腰が痛いは、実は骨粗しょう症や骨折のサインかも?

本人に限らず、ご家族やご友人に「腰が痛い」という方がいらっしゃったら、機会がある際に骨密度検査を受けるようにおすすめしてみて下さいね。

骨密度検査の結果を受けて、数値が低い場合にはしっかりと治療に取り組みましょう。(結果が出づらいそうなので、じっくりと取り組むことが必要ですね)

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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ホットヨーグルト(蜂蜜入り)で体を温める|体温を上げるのに役立つ3つの栄養素とは?

健康・美容チェック > 低体温> ホットヨーグルト(蜂蜜入り)で体を温める|体温を上げるのに役立つ3つの栄養素とは?

2011年2月14日放送のDONでは、冬を乗り切る ほかほかレース 2011!!を特集していました。




■ホットヨーグルト(蜂蜜入り)で体を温める|体温を上げるのに役立つ3つの栄養素とは?

Vegan Yogurt

by Mattie Hagedorn(画像:Creative Commons)

Q. 飲んで20分後一番体が温まるのは?

1.ホットヨーグルト(ハチミツ入り)

2.ホットアップル

3.ホット豆乳(ハチミツ入り)

【ルール】

身長、体重が同じ3人が飲んだ20分後の体温を比較する

【結果】

ホットヨーグルト(ハチミツ入り)が1位となりました。




●なぜホットヨーグルト(ハチミツ入り)が一番体を温めたのか?

「糖質」には、すぐに体温を上げる働きがある。

今回それぞれの糖の量はほぼ同じだったがリンゴには、他の成分が少なく、吸収が早かったので最初の10分の時点では、一番早く温まった。

そのため、飲んですぐ体を温めたい人は、ホットアップルを選ぶと良いようです。

【糖質】の次に大切なのはタンパク質。

3つの中ではヨーグルトが一番多く、さらにヨーグルトは発酵しているのでよりタンパク質の吸収が良かった。

そしてさらに、カルシウムも関係している。

最新の研究によるとカルシウムも熱を作るのに役立つことが分かってきた。

体内で脂肪分を燃やすのを促すそうそのカルシウムが一番多いのがヨーグルト。

糖質、タンパク質、カルシウムと3つが含まれているので、20分後にからだが1番温まった。(体温の上がり方には個人差があります)

糖質・たんぱく質・カルシウムを摂ることにより、一番体を温めることができるようです。

※ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうといわれています。

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「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンが妊娠中うつ症状と予防的な関連がある可能性|愛媛大

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■「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンが妊娠中うつ症状と予防的な関連がある可能性|愛媛大

Sushi of tofu skin and tuna

by Takashi Hososhima(画像:Creative Commons)

「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンと妊娠中うつ症状との予防的な関連

(2017/9/22、愛媛大学プレスリリース)

各食事パターンの度合いを 4 等分して解析すると、「健康型」食事摂取パターンの度合いの最も低い群に比較して、2 番目、3 番目、4 番目いずれの群でも有意に妊娠中うつ症状の有症率が低下していました。「日本型」食事摂取パターンでは、3 番目と 4 番目の群で有意に妊娠中うつ症状有症率の低下と有意な関連を認めました。

「Journal of Affective Disorders」の電子版に掲載された、愛媛大学が主導する共同研究チーム(愛媛大学、国立保健医療科学院、東京大学、琉球大学)の研究によれば、妊娠中の「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンが妊娠中うつ症状と予防的な関連がある可能性があるそうです。

「健康型」「日本型」「西洋型」の食事パターンとはどういったものなのでしょう。

「健康型」は野菜、きのこ類、豆類、海藻、いも類、魚介類、みそ汁、砂糖類の摂取が多く、菓子類、パン類の摂取が少ない。

「日本型」は米、みそ汁の摂取が多く、コーヒー、乳製品、砂糖類、菓子類、パン類の摂取が少ない。

「西洋型」は肉類、植物油脂類、卵、調味料の摂取が多く、パン類の摂取が少ない。

この研究を参考にすれば、「健康型」および「日本型」にあって、「西洋型」にはないものがうつ病と関連があるのかもしれません。




■食事の栄養とうつ病との関係

「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンと妊娠中うつ症状との予防的な関連

(2017/9/22、愛媛大学プレスリリース)

これまでの我々の研究で、魚介類、ヨーグルト、海藻、大豆、魚介類由来 n-3 系不飽和脂肪酸、カルシウム、ビタミン D、イソフラボン及びマンガン摂取が妊娠中うつ症状と予防的な関連を認めました。

●牛乳

世界初! 妊娠中の牛乳摂取が、産後うつ症状の予防効果を示唆

(2016/6/16、愛媛大学)

総乳製品について、牛乳、ヨーグルト、チーズに分けて解析したところ、世界で初めて妊娠中の牛乳摂取が産後うつ症状に予防的であることを報告しました。カルシウムやビタミン D 摂取とは関連がありませんでした。

●ヨーグルト・カルシウム

研究によれば、ヨーグルトとカルシウムの摂取量が多いほど妊娠中の抑うつ症状の罹患率が低いことが示唆されています。

●ビタミンD

ビタミンD摂取量が多いほど妊娠中の抑うつ症状の罹患率が低いことが示唆されています。

●海藻

日本の女性では海藻の消費が妊娠中のうつ症状の有病率と逆相関することが示唆されています。

●マンガン

日本人の女性ではマンガン摂取量が多いほど、妊娠中の抑うつ症状の罹患率が低いことが示唆されています。

●大豆イソフラボン

妊娠中のうつ病リスク、味噌と豆乳以外の大豆製品、イソフラボン摂取が減らす|愛媛大・東大で紹介した愛媛大や東京大などの共同研究チームによれば、大豆製品をたくさん食べる妊婦ほど、あまり食べていない妊婦に比べて、妊娠中のうつ病になるリスクが減ることがわかったそうです。

豆腐、豆腐製品、発酵大豆、茹でた大豆、味噌汁、イソフラボンの摂取量が増加すると、妊娠中の抑うつ症状の罹患率が低下するという関連がみられたそうです。

このほかにも、妊娠中のうつ症状とは直接関連していませんが、食事の栄養や食事パターンとうつ病との関連について研究が行なわれています。

●魚介類・n-3不飽和脂肪酸

魚介類・n-3不飽和脂肪酸摂取とうつ病のリスク
魚介類・n-3不飽和脂肪酸摂取とうつ病のリスク

参考画像:魚介類・n-3不飽和脂肪酸摂取とうつ病との関連について|多目的コホート研究スクリーンショット

魚介類・n-3不飽和脂肪酸摂取とうつ病との関連について|多目的コホート研究

1日に57g(中央値)魚介類を食べるグループと比較して、1日に111g(中央値)魚介類を食べるグループでうつ病リスクの低下がみられました。同様にn-3系脂肪酸摂取とうつ病との関連では、エイコサペンタエン酸(EPA)を1日に200mg(中央値)摂取するグループと比較して、1日307mg(中央値)摂取するグループ、また、ドコサペンタエン酸(DPA)を1日に67mg(中央値)摂取するグループと比較して、1日123mg(中央値)摂取するグループでうつ病リスクの低下がみられました(図)。

この研究によれば、魚介類を多く食べるグループは、少ないグループと比較すると、うつ病のリスクが低下しており、また、オメガ3脂肪酸摂取とうつ病との関連では、EPA(エイコサペンタエン酸)とDPA(ドコサペンタエン酸)の摂取量が多いグループで、それぞれうつ病のリスクが低下しているという研究結果が出ています。

今回の検討から魚介類・n-3系脂肪酸摂取とうつ病には、とればとるほどリスクが下がる、というような関連ではなく、ある量でリスクが下がり、それ以上とると影響がみられなくなることが示されました。

ただ、魚介類やオメガ3脂肪酸摂取とうつ病との関連性としては、摂取量を増やせば増やすほどうつ病のリスクが下がるというものではなくて、ある一定の量でうつ病リスクが下がり、それ以上の摂取では影響がないということが示唆されています。

食事パターンと自殺との関連について|多目的コホート研究

今回の研究では、男女ともに、野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶などが関連した健康型食事パターンにより自殺のリスクが低下するという結果が得られました。この理由として、この食事パターンのスコアが高い群では、葉酸や抗酸化ビタミン(ビタミンCやカロテン)の摂取が多いことによると考えられます。

■まとめ

妊娠中の方は特に生まれてくる赤ちゃんのための栄養について勉強されていることだろうと思います。

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ただ、やはりママ自身の心と体の健康こそが赤ちゃんにとっても重要なことだと思いますので、ぜひ今回の研究を参考にして、食事パターンをチェックしてみてはいかがでしょうか。







【参考リンク】
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ビタミンA・カルシウム・ビタミンB1 日本人に足りていない栄養素ベスト3(佐藤秀美)|#世界一受けたい授業




la piccola massaia #1

by Matteo Bagnoli(画像:Creative Commons)

2015年10月10日放送の世界一受けたい授業では、”ビタミン・カルシウム・食物繊維 日本人に足りていない栄養2015”について取り上げるそうです。

講師 佐藤秀美(日本獣医生命科学大学客員教授)

Yahoo!テレビ番組予告

“3食食べているのに栄養失調になってしまう“隠れ栄養失調”の人が増えている!?
日本人が足りていない栄養ベスト3を発表!”

日本人に足りていない栄養について取り上げました。

主要な栄養21項目のうち日本人は12項目ほど足りていないそうです。

第3位 ビタミンB1

ビタミンB1が不足してしまうと、疲れやすくなるそうです。

また、ビタミンが不足した例で言えば、間違ったダイエットでビタミンB12が欠乏するとどうなるか?によれば、ビタミンB12が欠乏することによって、貧血・神経障害・ふるえ・歩行困難などといった症状が出るそうです。

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第2位 カルシウム

カルシウムはほうれん草やいわしなどに含まれていますが、ベーコンと一緒に食べると、リン酸塩によって吸収が妨げられてしまうそうです。

ビタミンDを含む鰹節などを一緒に食べると良いそうです。

カルシウム、女性の99%超が不足 やせ傾向、朝食抜く人ほど

女性の99%がカルシウム不足なのだそうです。

やせ傾向の人に不足が目立ち、朝食を抜いたり夕食を外食で済ませることが多い人ほど不足していたそうです。

⇒ カルシウムの多い食品 について詳しくはこちら

第1位 ビタミンA

ビタミンAには、細胞組織が新しく生まれ変わるのを助ける効果があり、不足してしまうと風邪をひきやすくなるそうです。

コーネル大学の研究によると、ビタミンAが不足することで糖尿病を引き起こす可能性があるそうです。

ビタミンAを含む食べ物はにんじんや鶏肉、うなぎなど。

ニンジンは油で炒めて食べると最も吸収率が高いそうです。

■まとめ

日本人に足りていない栄養ビタミンB1、カルシウム、ビタミンAの不足を補うことができる食品は「ひじき」。

ひじきと人参、油揚げと一緒に煮物にして食べるのがおすすめ。

■年代別必要な栄養素

<10代に必要な栄養素>

カルシウム・鉄分

カルシウムは骨粗しょう症予防のためで、鉄分は貧血予防のため。

オススメは、抹茶豆乳オレ。

豆乳と牛乳を半分づつ入れ、抹茶を加える。

<30代~40代に必要なのは栄養素>

抗酸化成分(ビタミンCやビタミンE、βカロテン、ポリフェノールなど)

抗酸化食品には、老化の原因となる活性酸素の増加を抑える働きがあります。

オススメは、ドライフルーツのヨーグルト漬け。

<50代以上に必要な栄養素>

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えることで白血球の働きを活性化、免疫力を高めることにつながるそうです。

オススメは納豆。

とろとろネバネバの納豆・メカブと発酵食品のキムチを混ぜて食べると良いようです。

■食物繊維

肥満やメタボの第3の要因に腸内細菌叢が関係している?和食を食べて予防しよう!によれば、肥満やメタボリックシンドロームを引き起こす第三の要因として腸内細菌叢(腸内フローラ)が関係しているのではないかと考えられています。

食物繊維を摂って糖尿病改善|ためしてガッテン 6月10日によれば、腸内細菌の中には、腸でインスリンを分泌するように指令を出すスイッチを増やすものがあるそうで、その腸内細菌(「バクテロイデス」の仲間の細菌)を元気にすることで、血糖値が下がりやすい=糖尿病になりにくい体質を手に入れられるそうです。

慶應義塾大学の伊藤裕先生によれば、血糖値を下げる腸内細菌を元気にするためには、エサを与えてやる必要があるそうです。

そのエサとは、善玉菌の餌となるイヌリン。

イヌリンは、水溶性食物繊維である、ごぼう、にんにく、納豆、大麦入り玄米など根菜類(根っこ野菜)、キノコ類、海藻に含まれています。

つまり、腸内細菌を元気にして血糖値が下がりやすい体質にする方法は、水溶性食物繊維を含む食品を一品増やすこと。

⇒ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

食事に水溶性食物繊維を含む食品を加えることで、腸内細菌が元気になり、腸にあるインスリンを出すように促す、すい臓に指令を送るスイッチが増えるそうです。

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BMI値が低い人ほど骨粗しょう症になりやすい!?|カルシウムと骨粗鬆症の関係

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■誤った栄養知識を持っている人が多い

Girls

by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)

ローカロリーな食生活こそ不健康の始まり?【独女通信】

(2009/5/28、独女通信)

実は「ダイエットのための食生活」が「健康のためにいい食生活」と勘違いしている人がとても多いのだという。

ダノン健康・栄養普及協会が2009年3月に全国の20代から50代の女性722人を対象に「現代女性の栄養知識調査」を実施した結果、「誤った栄養知識を持っている人が多い」ということがわかった。

記事によれば、誤った栄養に関する知識を持っている人が多かったそうです。

ダイエットのために低カロリーの食事が様々なメディアで紹介されていますが、その食事がビタミンやミネラルなどの栄養バランスが崩れた食事だった場合、体調を崩す恐れがあります。

栄養に関する知識を身につけていく必要があるようです。

■骨粗しょう症のリスクは若い人もある!

記事の中では、栄養バランスについて、カルシウムと骨粗鬆症の関係を例にあげて、紹介しています。

「骨粗しょう症は若いうちは関係ない」と思いこんでいる人も非常に多いそうだが、骨粗しょう症の危険性が若い人にも十分にある。

それはカロリーを気にするあまり冒頭のような食事の摂り方をして、栄養不足を招いていることが原因だ。

特に調査によると肥満度の判定方法の一つにBMI値が低い人ほど3食きちんと食べなかったりするため、骨粗しょう症になりやすいという。

血中のカルシウム濃度は一定で、不足し始めると骨のカルシウムから補填をするようになる。

すると、血中のカルシウムが不足すればするほど骨のカルシウムも減っていき、骨がもろくなり、骨粗しょう症につながっていくのだ。

若い女性であっても、骨粗しょう症を予防するために、カルシウムが必要なのだそうです。

■カルシウムチェック

簡易版カルシウムチェック表がチェックしてみましょう。

簡易版カルシウムチェック表(監修:女子栄養大学教授 上西一弘氏)

1・□牛乳をあまり飲まない
2・□ヨーグルトをあまり食べない
3・□チーズをあまり食べない
4・□納豆をあまり食べない
5・□豆腐、大豆製品はあまり食べない
6・□ほうれん草、小松菜などの野菜をあまり食べない
7・□しらす、ししゃもなどの小魚はあまり食べない
8・□朝食を抜くことが多い
9・□ダイエットをしている

チェック数:
0-2個 適量摂取できている
3-4個 不足気味
5-6個 不足
7-9個 大きく不足

カルシウムの多い食品

●牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品

●納豆・豆腐などの大豆製品

●ほうれん草、小松菜などの野菜

●しらす、ししゃもなどの小魚

●ごま

■まとめ

カルシウムチェックでカルシウム不足の方は骨粗しょう症のリスクが高いので、カルシウムを含む食品を積極的にとっていきましょう。

→ 骨粗しょう症 について詳しくはこちら

→ カルシウム について詳しくはこちら







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