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「十六ささげ」でメタボ予防 血中コレステロール値大幅減

Green Beans

by Mohammed Mahdi(画像:Creative Commons)




「十六ささげ」でメタボ予防 血中コレステロール値大幅減

(2009/4/23、中日新聞)

愛知、岐阜県の伝統野菜に認定されるインゲンマメの一種「十六ささげ」が、血中のコレステロール値を大きく下げる機能があることを、岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センター(岐阜市)が突き止めた。

同様の機能で知られる大豆タンパク質より効果が高く、メタボリック症候群の予防に期待できるという。

岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センターの研究によると、十六ささげには、血中コレステロール値を大きく下げる機能があるそうです。

メタボ予防に期待できそうです。

なぜ、「十六ささげ」を摂取することによって、コレステロール値が下がるのかはわかっていないようです。

記事によれば、

「十六ささげに含まれるタンパク質が、腸のコレステロール吸収を抑制した可能性がある」

そうですが、それだけではないかもしれないようです。

菅野道広九州大名誉教授(食品栄養学)の話 

なぜ、これほどコレステロール値が下がるのかに関心が向く。

腸での吸収抑制も考えられるが、ほかに強い効果の成分があるのではないか。

健康食品開発などにつなげるためにも、メカニズムの解明に期待したい。

今後の研究に注目したいところです。







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野菜・果物とがん:食物繊維とβ-カロテン

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by Michael Stern(画像:Creative Commons)




がんのリスク・マネジメント:(16)野菜・果物とがん:食物繊維とβ-カロテン(2008/11/18、毎日新聞)

記事で大事だと感じた点をまとめてみました。

野菜や果物の食物繊維と大腸がんの関係

野菜と果物が健康に良いといわれる理由の1つに、食物繊維があります。

食物繊維には、グルコースやコレステロールの吸収を抑えることによる糖尿病や心疾患の予防効果があります。

それに加えて、便容積を増大させ、排便を促進し、発がん物質が腸管と接触する時間を短くする、あるいは、腸内細菌叢を変化させ2次胆汁酸などの産生を抑えるなどによる大腸がん予防効果が期待されます。

最近の研究によると、食物繊維による大腸がんの予防効果は認められていないようです。

しかし、食物繊維の摂取量が極端に少ないと、リスクが上昇するという結果は出ているそうです。

そのため、大腸がん予防のためには、食物繊維の量はある程度摂れば十分であり、多く摂ってもその予防効果は変わらない可能性が高いようです。

β‐カロテンとがんの関係

世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による「食事、栄養、身体活動とがん予防の世界評価」の2007年の改訂では、β-カロテンが肺がんリスクを上げるという結果が出ているそうです。

β-カロテンのサプリメントには、前立腺がんと皮膚がん予防効果が期待されていましたが、それほど影響しないという結論を得られているそうです。

■まとめ

この記事の結論としては、野菜や果物は、上部消化管がんや循環器疾患の予防効果は期待されるので、適度に野菜・果物を摂取することを薦めていました。

ある食品ばかりを摂取するよりも、適度な量をバランスよく食事をすることのほうが健康にはよいようです。







不幸な結婚生活は女性の健康を損ねる!?

Broken Hearts Edit

by fractured-fairytales(画像:Creative Commons)




新事実!不幸な結婚生活は女性の健康損ねる

(2009/3/10、新華通信社)

アメリカの最新の研究により、不幸な結婚生活が女性の健康に及ぼす影響は、男性のそれを上回ることが明らかになった。

アメリカの心身医学協会がシカゴで行った年度総会でアメリカ・ユタ州立大学の研究者が発表した報告によると、不幸な結婚生活は女性の健康を損ねるそうです。

その結果、不幸な結婚生活を送っている夫婦は共にうつ状態にあったが、女性の方が男性よりもその症状が出やすく、メタボや高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなっていたという。

不幸な結婚生活を送っていることによって、うつ状態になるなど心に影響するだけでなく、メタボ高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなるなど身体にも影響していたそうです。

双子の研究などで老化と環境の変化は深い関係があると以前テレビで紹介されていましたが、不幸な結婚生活という環境が健康に影響を与えると考えられるのではないでしょうか。

不幸な結婚生活を贈っている女性は、どういった生活習慣を行うことが多いのかが分かれば、その原因を解明するヒントとなりそうな気がします。

今後は、不幸な結婚生活がどうして健康を損なわせるのかについてが、研究課題となりそうです。







なぜ喫煙によって虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)リスクが上がってしまうのか?

Smoking

by Ricardo Liberato(画像:Creative Commons)




【目次】

■喫煙は虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の一つ

続・高血圧と脳・心臓病50話:第43話 喫煙と心臓病

(2009/1/21、毎日新聞)

喫煙は、糖尿病・高血圧・脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞<こうそく>)の4大危険因子の一つです。

喫煙は、糖尿病高血圧脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の1つなのだそうです。

■なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのか?

なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのでしょうか。

喫煙によって、直接血管の壁が傷害され動脈硬化が促進されます。

それだけでなく、喫煙は、血清脂質に悪影響を及ぼし、善玉のHDLコレステロールを減少させ、悪玉のLDLコレステロールを増加させたり、ニコチンを介して血圧上昇させたりすることによって動脈硬化促進を助長させます。

また、フィブリノーゲンなどの凝固因子を増加させ、血小板の粘着及び凝集を高め血栓が形成されやすい(血が固まりやすい)状態となり、血管も収縮しやすくなるので、心筋梗塞の引き金となります。

血管がぼろぼろになる、血液がどろどろになるというのは、決して食事や運動などだけの問題ではないのです。

喫煙が健康への影響について記事の中から簡単にまとめてみました。

■喫煙によってどれくらい虚血性心疾患のリスクは上昇するのか?

では、喫煙によってどれほど虚血性心疾患のリスクは上昇するのでしょうか。

厚労省研究班による研究によりますと、喫煙により虚血性心疾患のリスクが男女ともに約3倍になり、心筋梗塞に限った場合、男性では約4倍のリスクになることがわかりました。

また、心筋梗塞のリスクを1日の喫煙本数別に解析したところ、1~14本で3・2倍、15~34本で3・6倍、35本以上で4・4倍と、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかりました。

逆に、禁煙により2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが明らかに低下することがわかりました。

喫煙により虚血性心疾患のリスクは約3倍になるそうです。

また、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかったそうです。

逆に、禁煙すると、2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが低下したそうです。

■まとめ

たばこを吸わないということは、がんの予防だけでなく、虚血性心疾患の予防にもつながりそうです。







ダイエット・減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK|米国立衛生研究所(NIH)

Foody Goodness, Part Two

by Jocelyn Kelly(画像:Creative Commons)




減量はカロリー次第、炭水化物や脂肪はOK…米研究所

(2009/2/26、読売新聞)

米国立衛生研究所(NIH)の研究チームが、「豊富な食物繊維など心臓に良い食事ならば、体重の減量は摂取カロリー次第で、炭水化物が多くても脂肪が多くても変わらない」という実験結果を、26日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表した。

国立衛生研究所(NIH)の研究チームが行なった実験は、食物繊維が多く、心臓に悪い飽和脂肪酸とコレステロールが少ない食事で、脂肪、たんぱく質、炭水化物の3大栄養素の割合を変えたもので行ない、その実験結果として、減量効果は、3要素の割合には関係なく、カロリーの摂取量と消費量の差に左右されることがわかったそうです。







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