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出生時に低体重、生活習慣病の傾向 反動で栄養ためる?|国立循環器病センター




Baby

by Arne Hjorth Johansen(画像:Creative Commons)

出生時に低体重、生活習慣病の傾向 反動で栄養ためる?

(2009/7/12、朝日新聞)

出生時の体重が軽かった人は生活習慣病になりやすい傾向があることを、国立循環器病センター(大阪府吹田市)のチームが明らかにした。

男性は総コレステロール値が高く、女性は高血圧になりやすかった。

胎児のころの低栄養の反動で、栄養を抱え込む性質を持った可能性があるという。

国立循環器病センターによれば、男性の場合は、出生時の体重が軽いほど、総コレステロール値と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)値が高かったそうで、また、女性の場合は、高血圧の傾向があったそうです。

最近はやせ願望をもつ若い女性が増えているためか、未熟児の出産率が上昇し、妊婦の健康に影響していることもあるようです。

太り過ぎもよくないとは思いますが、やせ過ぎも赤ちゃんの健康に影響するそうですので、しっかりと栄養をとるようにしたいものです。

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緑茶の健康効果|メタボ対策・コレステロール吸収抑制・血圧上昇抑制・血糖値の調節

(green) tea for two

by Photo Graphic(画像:Creative Commons)




「緑茶」 健康面の効用、再認識 メタボに効果、コレステロール吸収を抑制

(2009/5/14、MSN産経)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策やコレステロール吸収など健康面でのメリットが改めて再認識されている。

緑茶には、メタボリックシンドローム対策やコレステロールの吸収を抑制してくれる健康効果があるとして、再度注目されている。

緑茶の効用を科学的に実証しようと掛川市では、その実証実験を行なっています。

掛川市は緑茶の効用を科学的に実証する試みを行っている。平成17年に市立病院内に緑茶医療研究センターを開設し、緑茶が健康に与える影響を研究。

今年1月からは市周辺の住民を対象にメタボ予防、改善に緑茶が効果を発揮するかどうかの臨床試験を実施している。

緑茶にはどのような健康効果があるのでしょうか。

「茶の渋み成分のカテキンには血圧上昇抑制や血中コレステロール、血糖値の調節、抗酸化作用など数々の効用が証明されています」と話すのは緑茶飲料トップ「伊藤園」中央研究所(静岡県牧之原市)の野沢歩第四研究室長。

<中略>

野沢室長は「研究で、何種類もあるカテキンの中でも“ガレート型”と呼ばれるカテキンが、総コレステロール低下と同時にLDL(悪玉)コレステロールの低下にも働くことがわかりました」と改めて強調する。

このほかにも抗酸化作用があることから、老化防止に効果的なのだとか。

緑茶の効用の実証実験結果が楽しみですね。

この実験結果によっては、さらなる緑茶ブームが到来するかもしれません。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







「十六ささげ」でメタボ予防 血中コレステロール値大幅減

Green Beans

by Mohammed Mahdi(画像:Creative Commons)




「十六ささげ」でメタボ予防 血中コレステロール値大幅減

(2009/4/23、中日新聞)

愛知、岐阜県の伝統野菜に認定されるインゲンマメの一種「十六ささげ」が、血中のコレステロール値を大きく下げる機能があることを、岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センター(岐阜市)が突き止めた。

同様の機能で知られる大豆タンパク質より効果が高く、メタボリック症候群の予防に期待できるという。

岐阜大と社団法人ぎふクリーン農業研究センターの研究によると、十六ささげには、血中コレステロール値を大きく下げる機能があるそうです。

メタボ予防に期待できそうです。

なぜ、「十六ささげ」を摂取することによって、コレステロール値が下がるのかはわかっていないようです。

記事によれば、

「十六ささげに含まれるタンパク質が、腸のコレステロール吸収を抑制した可能性がある」

そうですが、それだけではないかもしれないようです。

菅野道広九州大名誉教授(食品栄養学)の話 

なぜ、これほどコレステロール値が下がるのかに関心が向く。

腸での吸収抑制も考えられるが、ほかに強い効果の成分があるのではないか。

健康食品開発などにつなげるためにも、メカニズムの解明に期待したい。

今後の研究に注目したいところです。







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野菜・果物とがん:食物繊維とβ-カロテン

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by Michael Stern(画像:Creative Commons)




がんのリスク・マネジメント:(16)野菜・果物とがん:食物繊維とβ-カロテン(2008/11/18、毎日新聞)

記事で大事だと感じた点をまとめてみました。

野菜や果物の食物繊維と大腸がんの関係

野菜と果物が健康に良いといわれる理由の1つに、食物繊維があります。

食物繊維には、グルコースやコレステロールの吸収を抑えることによる糖尿病や心疾患の予防効果があります。

それに加えて、便容積を増大させ、排便を促進し、発がん物質が腸管と接触する時間を短くする、あるいは、腸内細菌叢を変化させ2次胆汁酸などの産生を抑えるなどによる大腸がん予防効果が期待されます。

最近の研究によると、食物繊維による大腸がんの予防効果は認められていないようです。

しかし、食物繊維の摂取量が極端に少ないと、リスクが上昇するという結果は出ているそうです。

そのため、大腸がん予防のためには、食物繊維の量はある程度摂れば十分であり、多く摂ってもその予防効果は変わらない可能性が高いようです。

β‐カロテンとがんの関係

世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による「食事、栄養、身体活動とがん予防の世界評価」の2007年の改訂では、β-カロテンが肺がんリスクを上げるという結果が出ているそうです。

β-カロテンのサプリメントには、前立腺がんと皮膚がん予防効果が期待されていましたが、それほど影響しないという結論を得られているそうです。

■まとめ

この記事の結論としては、野菜や果物は、上部消化管がんや循環器疾患の予防効果は期待されるので、適度に野菜・果物を摂取することを薦めていました。

ある食品ばかりを摂取するよりも、適度な量をバランスよく食事をすることのほうが健康にはよいようです。







不幸な結婚生活は女性の健康を損ねる!?

Broken Hearts Edit

by fractured-fairytales(画像:Creative Commons)




新事実!不幸な結婚生活は女性の健康損ねる

(2009/3/10、新華通信社)

アメリカの最新の研究により、不幸な結婚生活が女性の健康に及ぼす影響は、男性のそれを上回ることが明らかになった。

アメリカの心身医学協会がシカゴで行った年度総会でアメリカ・ユタ州立大学の研究者が発表した報告によると、不幸な結婚生活は女性の健康を損ねるそうです。

その結果、不幸な結婚生活を送っている夫婦は共にうつ状態にあったが、女性の方が男性よりもその症状が出やすく、メタボや高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなっていたという。

不幸な結婚生活を送っていることによって、うつ状態になるなど心に影響するだけでなく、メタボ高血圧、高血糖、高コレステロールに陥りやすくなるなど身体にも影響していたそうです。

双子の研究などで老化と環境の変化は深い関係があると以前テレビで紹介されていましたが、不幸な結婚生活という環境が健康に影響を与えると考えられるのではないでしょうか。

不幸な結婚生活を贈っている女性は、どういった生活習慣を行うことが多いのかが分かれば、その原因を解明するヒントとなりそうな気がします。

今後は、不幸な結婚生活がどうして健康を損なわせるのかについてが、研究課題となりそうです。