【目次】
■恋をするとなぜこうなっちゃうの?その理由は脳にあった!
by TheArches(画像:Creative Commons)
恋をしたときの脳の働きが明らかに!!恋愛中は正常な判断力ゼロ、不安感ゼロ、コカイン使用時と似た高揚感を味わうと判明【英大学研究】
(2012/11/13、IRORIO)
MRIを撮りながら被験者に好きな人の写真を見せると、途端に前頭葉が機能しなくなり、人は正しい判断ができなくなると判明した。
<中略>
もう一つ、恐怖やネガティブな感情を司る部分も麻痺状態に陥るため、人は恋をすると浮かれてしまうのもうなずける。
「恋は盲目」を科学するによれば、恋をしていると、恋人に対する否定的な気持ちを生み出す部分と判断力を司る部分の活動が抑制されるそうです。
つまり、人は恋をすると、恋人に対する冷静な判断力を失ってしまうんですね。
人は恋をすると判断力を失ってしまう理由として、今回の実験を行ったロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのSemir Zeki教授によれば、
「人は恋をすると脳の大部分が活性化されるのに、物事を判断する部分は活動を停止する。これは余計な判断で生殖行為が妨げられないようにとの本能なのかもしれない」
のだそうです。
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記事の中では、この他にも人が恋をしている時の脳のメカニズムについて紹介されています。
■恋わずらいはコカイン中毒者と同じ状態
また恋愛中は脳内のドーパミンが盛んに分泌されるようになり、これはコカインを使用したときと同じような高揚感を覚えるらしい。
恋わずらいはコカイン中毒者と同じ状態によれば、恋愛中の脳とコカイン中毒者の脳をMRIでスキャンし、比較したところ、両者には違いがみられなかったそうです。
■好きな人を前にすると緊張する理由
同様にアドレナリンも増えるので、好きな人を前にドキドキしたり、手に汗かいたり、口が渇くのも当たり前だ。
好きな人を前にすると緊張するのは、アドレナリンが増えているから。
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ちなみに、空腹感が消える10秒の裏ワザとは?|ためしてガッテン(NHK)によれば、興奮したり、ストレスがあると、アドレナリンが分泌されますが、アドレナリンには、血糖値を上げるため、脳は錯覚して、空腹感が消えるそうです。
つまり、恋をすると、アドレナリンが分泌して、食事の量が少なくなって、綺麗になるのかもしれません。
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■恋をすると嫉妬深くなったり、心配性になる理由
一方、セロトニンという物質は減少するため強迫性障害の症状に似て、嫉妬深くなったり心配性になる人も多い。
セロトニンは幸せホルモンとも言われれています(冬の危ない習慣(うつ病・ビタミンD・スロージョギング・インフルエンザ・ニオイ)|ホンマでっか 1月18日)が、恋をすると減少してしまうそうで、そのために、嫉妬深くなったり、心配性になってしまう人がいるそうです。
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