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ローヤルゼリーは糖尿病予備群の初期症状であるインスリン抵抗性の予防に効果がある

Stages of development - Dwarf Honey bee

by Vipin Baliga(画像:Creative Commons)

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ローヤルゼリーが糖尿病予備群の初期症状を予防 – 山田養蜂場

(2009/9/1、マイコミジャーナル)

山田養蜂場はこのほど、岡山大学大学院 川崎博巳教授との共同研究で、ローヤルゼリーが糖尿病になる一歩手前(糖尿病予備群)の初期症状であるインスリン抵抗性(インスリンが効きにくくなる異常状態)の予防に効果があることを明らかにした。

研究成果は、日本薬学会が発行している学術誌『Biological Pharmaceutical Bulletin』に掲載されている。

山田養蜂場と岡山大学大学院 川崎博巳教授との共同研究によれば、ローヤルゼリーには、糖尿病になる前の糖尿病予備軍の初期症状であるインスリン抵抗性の予防する可能性があるそうです。

今後の研究に注目したいですね。

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メタボ健診見直しへ、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象

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by Takashi Hososhima(画像:Creative Commons)

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■メタボ健診見直しへ、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象

<メタボ健診>見直しへ…腹囲以外に血圧など判断 厚労省

(2016/5/10、毎日新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防に着目した特定健診・保健指導について、厚生労働省は10日、腹囲を第一条件に指導対象者を選んできた現行制度を見直し、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えれば、指導対象とする方針を決めた。

厚生労働省は特定健診・保健指導(通称メタボ健診)について、腹囲が基準未満の場合も血圧などの検査値が基準を超えた場合には指導対象とするように制度を見直すそうです。

肥満ではない人でも高血圧糖尿病などの生活習慣病になることが科学的なデータで明らかになり、指導を実施することが必要と判断した。

「隠れメタボ」914万人|厚生労働省研究班(2016/3/7)で紹介した厚生労働省研究班(代表=下方浩史・名古屋学芸大教授)によれば、肥満ではない(BMI25未満で腹囲もメタボの基準未満)のにもかかわらず、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上の異常を持つ「隠れメタボリックシンドローム」の患者は全国で914万人に上るとする推計されるそうです。

メタボ健診、非肥満でも危険大 厚労省研究班が大規模調査(2009/4/16)によれば、厚生労働省研究班が全国の40~69歳の男女約3万人を対象に実施した大規模調査で、肥満でなくても血圧や血糖値など血液検査値に異常があれば、死亡の危険性が高まることが明らかになっています。

細身の体型なのに、内臓脂肪が多い?内臓脂肪を減らすには?日本人は欧米人より内臓脂肪がたまりやすい?によれば、日本人は欧米人に比べて内臓脂肪がつきやすい性質があるようです。

日本人はヤセ型でも糖尿病になりやすいといわれていますが、糖尿病“やせ”の人こそ要注意によれば、日本人は、欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいため、たとえやせていたとしても糖尿病になる可能性があるそうです。

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メタボリックシンドロームの診断基準

メタボリック症候群の診断基準はウエストが男性85cm以上、女性90cm以上(内臓脂肪の面積が100平方センチ以上になっている目安)またはBMI(25以上)が基準以上で、それに加えて

1.中性脂肪(トリグリセライド)150mg/dl以上かつ/またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)40mg/dl未満、

2.収縮期血圧(上の血圧)130mmHg以上かつ/または拡張期血圧(下の血圧)85mmHg以上

3.空腹時血糖110mg/dl以上

の脂質代謝、血圧、血糖の3項目のうち、2つ以上あてはまればメタボリック症候群だということになっています。

■まとめ

今回の議論は数年前からなされており、腹囲OKの非メタボ、高血圧などあれば保健指導(2012/4/8)によれば、腹囲が基準値未満だと、体格指数(BMI)が25未満なら、高血圧、高血糖、脂質異常の危険因子があっても、特定保健指導の対象外だったのですが、今後は、腹囲が基準値未満のため「メタボ」とみなされない人でも、高血圧や高血糖などの危険因子を持つ場合、特定保健指導の対象となるとお伝えしています。

議論自体はすでに行われていたので、今回は根拠となるデータが集まっていたことで、このこと自体を制度に盛り込むようにようやくできたということなのでしょうか。

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メタボ改善を促す保健指導の成果に応じてポイントがもらえる!?その仕組みとは?

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by Dylan(画像:Creative Commons)




成果に応じてポイントがもらえる保健指導が登場

(2015/4/9、日経デジタルヘルス)

 ハピルスチェンジは、国民健康保険組合や健康保険組合などの保険者に対し、メタボリックシンドロームの予防や改善を促す指導プログラム。今回開始する成果連動型の保健指導サービスでは、サービス受診者の生活改善成果に応じたインセンティブとして「健康ポイント」を付与。参加者のモチベーションと成果の向上を図る。

ベネフィットワン・ヘルスケアは、成果に応じてポイントを付与する成果連動型の保健指導サービスを始めるそうです。

大企業の健保組合 生活習慣病予防に特典―厚生労働省によれば、健康保険組合では、加入者が適度な運動を続けたり、規則正しい食生活を送ったりするなどして、生活習慣病の予防に心がけた場合の特典を設ける動きが出ているそうです。

今回紹介した指導プログラムは、成果に応じたインセンティブとしてポイントを与えて、そのポイントに応じて商品を交換するという仕組みです。

 健康ポイントは、特定保健指導中の「体重および生活改善の記録回数」、前回の健診結果と特定保健指導後の健診結果の「体重減少率5%以上」を達成することで最大1万ポイント(1ポイント=1円)を付与。達成した成果ごとに付与され、たまったポイントは7000点以上の商品から市場価格より安価に交換できる。

行動科学を活用して、ダイエットが継続しやすい状態を作る。によれば、結果ではなく、行動・プロセスに着目して行うことがポイントです。

  • 小さなゴールを多くつくる。ダイエットは簡単に結果が出ないもの。そこで、小さなゴールを作ることで、小さな達成感を積み重ねることで継続しやすい状態を作る。例)エクササイズをしたら、カレンダーにシールを貼るなど

  • ごぼうびと罰を設定
    例)行動を○回続けたら、自分にご褒美を与える。例)行動を一度休んだら、罰を与える。自分のお小遣いを妻に渡す。

大企業の健保組合 生活習慣病予防に特典―厚生労働省でも書きましたが、小さな達成感を積み重ねることで継続しやすい状態を作るためにも、生活習慣病に役立つことをしたら1ポイントというようにポイント制にしていくとよいのではないかと提案しましたが、それを形にしたのが今回の指導プログラムといえそうです。

また、大企業の健保組合 生活習慣病予防に特典―厚生労働省では、この取り組みに参加している人同士が共有するとさらによいのではないかと書きましたが、その仕組みも取り入れられているようです。

指導員と意見のやり取りができる「Time Line機能」(アプリのみ)、受診者同士で情報交換ができる「グループSNS機能」、ダイエット運動情報などの動画配信、指導開始時と現在の体形などを比較できる「姿写真比較機能」を利用可能とする。

利用者同士で情報交換ができる仕組みが役立つ理由は3つ。

1つ目は、友達と助けあうことがダイエット成功への近道!?によれば、友達と食生活の記録を共有しているユーザーはそうでないユーザーよりも体重を2倍以上減らすことに成功したから。

2つ目は、ダイエットは仲間と一緒に取り組むと成功しやすい!?によれば、ダイエットのモチベーションを保つのは一人では難しいから。

3つ目は、社会的な「つながり」をダイエットに活用するによれば、近くに住んでいる人よりも社会的な絆が強い人の影響を人は受けやすいから。

生活習慣の改善を一緒に努力しているメンバーが時にはライバルとして、時には応援する人として、社会的絆が強くなればそれだけダイエットへの影響を強く与えることができます。







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調理済み食品対象に「健康な食事」認証制度を導入ー政府、来年度にも

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「健康な食事」認証制を導入 政府、来年度にも調理済み食品対象

(2014/7/21、イザ!)

政府がスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売される総菜などの調理済み食品を対象に、栄養バランスなど一定の基準を満たす食品について、「健康な食事」として認証する制度を導入することが20日、分かった。

政府は国民の「健康寿命」を延ばすことを目的に、調理済み食品を対象にした健康な食事を認証する制度を導入することがわかったそうです。

政府は6月に閣議決定した新成長戦略で、2020年までに国民の健康寿命を1歳以上延ばすことや、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)人口を08年度比25%減少を掲げている。

この新成長戦略を実現し、医療費の抑制などを行なっていくためにも、具体的な対策として、今回の認証制度を導入するようですね。

新たに導入する制度では、炭水化物を多く含む米や麦などの主食▽タンパク質や脂質の供給源である肉や魚介類を使ったおかず類▽ビタミンや食物繊維を補給するサラダや煮物などの野菜を使った料理-の3分野に分けて、それぞれ1食当たりの摂取量の基準を設定。

これまでにも「食事摂取基準」としてカロリーや食塩含有量などの目安が設けられていましたが、今回導入する制度の認証を受けたものであれば、一食分の栄養バランスを確保できる仕組みとなるそうです。

将来的には、糖尿病患者などを対象にした特別食や介護が必要な高齢者向けの食事でも同様の基準を作ることも検討する。

糖尿病患者のための食事や高齢者のための食事の基準を作るというのは良いことだと思いますが、今回の「健康な食事」を認証するというのは広く受け入れられていくのでしょうか。







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アボカドを食べている人はスリムでメタボになるリスクが低い!?

Avocado

by cyclonebill(画像:Creative Commons)

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アボカドを毎日食べている人はスリムでメタボになるリスクが低いことが判明:米調査

(2013/2/28、IRORIO)

米Nutrition Journalに発表された調査結果によると、アボカドを定期的に食べている人は全く食べていない人と比べると、痩せていて健康的で、メタボリック症候群になるリスクが低く、動脈硬化を防ぐ働きのある善玉コレステロール値が高いことが判明した。

<中略>

アボカドは食物繊維、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、マグネシウム、カリウム、葉酸などが豊富。また脂肪分が多いのが特徴だが、この脂肪分は血液をサラサラにしたり、コレステロールを減らしたりする作用がある不飽和脂肪酸が主体なので、メタボリック症候群や心臓病に罹るリスクを減らしてくれる。

アボカドを定期的に食べている人は、スリムでメタボになるリスクが低く、善玉コレステロール値が高いことがわかったそうです。







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アボカドダイエット|デヴィ夫人ダイエット|ビューティーコロシアム

●アボカドは森のバターと言われるくらい、いい油がたくさん含まれており、たんぱく質、糖質、各種ビタミンやミネラルが豊富。
また、満腹感が得られるためアボカドはダイエットに良い。
●アボカドの脂肪は中性脂肪になりにくい。
●アボカドには、オレイン酸がたっぷりで、代謝をよくし、脂肪を燃焼しエネルギー化してくれるそうです。
●アボカドには、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富で、代謝が良くなるので、解毒作用も活発になり、体の中からキレイに。

肌に良い10の食べ物はカキ・アボカド・マンゴーなど

アボカドに含まれる良質の油とビタミンB群が肌をキレイにしてくれるそうです。

スーパー美人朝食レシピ(ライ麦パン アボガドのせ)|エリカ・アンギャル(ミス・ユニバース日本代表 栄養士)

■アボカドの良い点

悪玉コレステロールを減らす効果

●オレイン酸が入っているので、中性脂肪を減らすといわれている。

動脈硬化を予防するαリノレン酸(オメガ3)が入っている。

抗酸化成分が豊富

※ 『アボカドは食べる美容液』 by エリカ・アンギャル